山歩き中に、霧がかかってきました。付近にある杉の巨木が黒々として、曇り空のぼんやりとした光に霧が乱反射。ここはどこだよと。@大岳山荘付近
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今月も山歩きをしてきました。天気が悪くなりそうで最後まで迷いましたが決行。今回は御嶽駅前~御岳山~奥の院~大岳山~鋸山~奥多摩駅 20kmちょいあるのかなぁ?全部歩きです。バスにケーブルカーにリフトと交通機関3点セットがあるんだけどね。やっぱり歩きじゃなきゃって。
朝5時にTXで6時に秋葉原で7時に立川で8時過ぎに御嶽駅。下調べはしていたけれど地図は持ってこず。ということでビジターセンターで地図をもらったんだけど、「どこに行くの?」と聞かれて「とりあえず御岳山方面。あとは体力とと天候次第ですねー。歩きですよ。」とかいってると、おたくさんの足だと予定より早く着くだろうね、なんて言われましたが・・・そんな健脚そうに見えるのかなぁ。
ま、全体的に推奨された時間より1割くらいずつ速く歩いていったみたいです。ただ、今回のルート、あんまり登山になれてないワタシだとかなり怖くて。
最初に怖いと思ったのが奥の院→大岳山の、大岳山山頂直前。岩場で横を見たらオーバーハングしてて、それを見たら足がすくんで動けなくなったりとか。「滑落」という言葉、普段はそんな危ないところ通るから、なんて思っていたけれど、そんなところにしか道がないってどういう事よ、と。
そして最後の手前にも。鋸山を越えて奥多摩駅へ向かうところ。ってかさ、なんかさ、歩いてるところ、異様に狭いよね、でさ、遙か下まで見えるよね。足を踏み外したら・・・・・・想像力をたくましくしている場合じゃないぞ、なんて思ってると、
鎖。 脇に逃げました。
足一歩分。 泣く泣く壁にすがりながらおそるおそる歩き(這い)ました。
・・・・・・・・・・・・・・。
前に足を出すのが怖い所って。っていうのが続いて怖い怖い。慣れるとそうでもないんだろうなぁ。でも、20km近くを歩いてきていてだいぶ疲れているところにこの細いのとアブナイのはかなり参りました。疲れてふらふらなんてできないですね。でもまぁ、無事乗り切って奥多摩駅へ到着。15時30分でした。7時間?わぉ。心配していた雨も落ちてこず、逃げ切れました。さすがにちょっとパラパラし始めていましたが。
下調べでは、距離的にはこの前の高尾山~陣場高原とそこまでかわらないかなーなんて甘く考えてましたが、距離はともかく内容については全然レベル違うでやんの。その証として立川からの青梅線の電車。乗客の装備がみなマジ。若いにーちゃんからおばさま方までみなさんマジ装備。ジーンズ姿なんてほとんどいないでやんの。ひゃー。って。みんながみんな同じ行程じゃないけれど、それにしてもねぇ。でも、今回のコースはちょっと装備が欲しいのかも、と思いました。
見晴らしの良さをちょっと期待していたのですが、見込み違いでした。雨の前という事もあってもやもや。霧がかかってたりして全滅。それ以前にどうも見晴らしの良いところが少なかったように思いましたね。もっかい行く?と言われたら、ちょっと遠慮・・・かも。