大月山山頂にはフラッグが立っていました。見通しが効きづらい雪山の中での目印はありがたい限りですね。肝心の山頂は見通しがなくて残念なんですけれども。>三角点で我慢。
/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄
大月山の山頂にはフラッグが立っていて、遠目に見てもあそこが目的地だとわかりました。ほんとにたどり着けるのか心配していただけに、非常にありがたかったですね。
ということで、「四国自然歩道14 高縄山探鳥のみち」を歩いて大月山~高縄山をつないで、北条へ下ろうということを画策してお出かけしていました。が、まさかこんなに雪が残っていようとは・・・。昨年の感じから日陰に凍結が残ってる程度かな、とすっかり油断していました。登りと下りで全く別の場所へ行くので、今回はバスを使います。北条側はバスがないんですけれども、がんばって駅まで歩きましょうかね。
松山市→五明まで、朝一(市駅を07:25発)の城山行きバスに乗車。始発にもかかわらず遅れるってどういうことやねん。幸先が悪いなぁ。バスに乗り込む前に、駅前のコンビニで小口弁当×2と水と電池とおやつと・・・。いろいろ買いましたね(^^;
30分ほどで五明バス停に到着(¥600)。結構登ったなぁ・・・。でも、もう一つ先の五明農協前のバス停まで乗っておけばよかったかな、とちょっとだけ後悔したとかしないとか。>ほんの100m程度だったけどね。県のHPによれば、自然歩道は、この五明のバス停が起点のようですが、現地の案内板によると、五明小学校が起点。随所にある行き先が示している案内によると、起点はは五明集会所。この齟齬、なんとかならないかなぁ・・・。>小学校も集会所もバス停も半径100m以内だから別にどーでもいいけど
はじめこそ簡易舗装やダートながら車両が通れるくらいの幅がある道を歩いて行きましたが、養鶏所を過ぎたあたりから山道に。だけどここまでで3カ所、ノーヒントな分岐があって、うち一カ所は致命的な感じが・・・。地形図を見れば問題はないんだけど,道の感じを見ただけでは判別ができないですね。そこまで行けばもう幸次が峠なんですけれども。
幸次が峠からは本格的な山道・・・ではなく、なんと石畳。風情があるのはいいけど凍結が怖いですね。って、標高を稼いでいくと、凍結どころか積雪に・・・。ってかさ、ここはほんとに松山市ですか(笑)
完全に雪山モードです、はい。このあたりまでは足跡が上り下り一人分あったので、誰かが往復したのかなぁ、なんて思いながらそれをたどって歩いていたんですが、このあと、何でもないところで途絶えました。はい?よくよく見ると、あきらめて折り返したようです・・・。ここまで来て折り返すなんて・・・。でもこの雪だしなぁ。そこから10分ほどで、大月山の看板が出ている地点に到着しました。が、この大月山の看板、ちょっとまずいですね。山頂はここじゃないでしょう、と地形図を見つつ看板にダメだし。ほんとは自分の感覚が合ってるのに誤った看板があることで自分が間違ったと思ってしまうと、現在位置を誤解して遭難につながるよね。地形図の大月山(三角点)は東側に結構行かなければたどり着けなかったはず。ただでさえ雪深くて現在位置をロストしそうなのにねぇ。>初見キラーですかね。
で、雪をかき分けかき分け進んでいくので、大月山の山頂とおぼしきところにフラッグが立っていたのは大変ありがたかったわけです。この大月山山頂で一服。すでに五明をたって2時間半が経過。予定を大幅に超過しています。大丈夫かなぁ。>特に体力
またルートに戻って雪をかけ分けながら進みますが、積雪って容赦なく体力を奪いますね。このあたりですら40cm程度(軽く膝上まで)積もっているところもあって、進むのに難儀しました。凍結はしていないようだったので、アイゼンを装着するには至らず。その点は幸いでした。
しばらく進むと展望台はこちら、の案内があったので、体力を減らすとわかってもほいほいと進んで行くのであります。そうすると、山の中にどうしてこんな設備が?と思うような立派な展望台が現れました。眺め、いいですね。でも高縄山と景色がかぶってるような気分。ふと下を見やると、四阿がまるで漫画のように倒壊していました。
昔は休憩所だったんだろうな、という雰囲気満載ですが、何だろう、この平面感は(^^; このあと、最深積雪ポイントを通過して車道に出ます。腰まではまったよ・・・(ーー; この車道は高縄山まで車で上がれる車道なので、スタッドレスを履かせているなら行けますね。でもこんな凍結だらけでカーブがガンガンあって急傾斜なところって、たとえ冬タイヤでも行きたくないなぁ。そうこうしているうちに高縄山山頂に到着。五明を出てから4時間半が経過しています。ここで景色を堪能しながら2ndお弁当です。
食後は展望台に上がって景色を眺めつつ・・・。先客と談笑。院内コースから来た方のようだったので、去年院内コースを使ったときの感想を話してみたり。こう言う話ができるのっていいよね~。
さて、下りは猿川コースです。院内コースを使った方が市街地に早く出られるんですけれども、やっぱり別ルートをたどりたいかな。この猿川コースは作業車両が通れるくらいの幅と傾斜を終始担保しているので、非常に歩きやすい道ですね。ただ、それだけに単調で登りだとだるくなるかも。疲れている足にとってはこの下りは非常に歩きやすかったですね。ただし、怒濤の雪で埋まりながら、というのは登りと変わらずでしたけれども。集落まで降りると、バスも何もないので北条の町まで1時間以上かけて歩いて行きます。これが足にひどいダメージを与えるわけで・・・。やっぱりアスファルトってきついよう。
北条駅には16時過ぎに到着しました。とりあえず駅で時刻表確認。たくさんあることを確認してシーパでお風呂です。露天の眺めがいいんだよなぁ。結局1時間以上も堪能(長風呂過ぎ)。上がってのんびりしていると警察が来てなにやらフロントで話をしているようです。なにやら客が財布を盗まれたとかなんとか。盗まれた財布は出てきたけれど、中身が抜かれていて被害届を出した、とのこと。そういえば先日今治の方に行ったときも、似たような手口が流行しているって注意書きがあったような。ロッカーを使うならきちんと鍵をかけて、それ以上に貴重品はフロントに預けるのがいいのかな、やっぱり。