・春分は初候の頃

　
　”スズメ始めて巣くう”ころ、という。スズメばかりでなくカラスが巣作りの材料を求めてあちこち
飛び回っている。きょうは可燃ごみの回収日であったが近くの集積場ではカラスがごみを引っ張り出し
て散らかしていた。都内ではカラスもスズメも数が減ってきた…と、新聞記事はいうが、我が家の周り
はそんな気配はなくカラスは一年中うるさく厄介ものである。

　一年で最高の季節というのに毎年花粉に悩まされて、この時期は外出も気が重くなる。くしゃみが出
ると決まって１０回ぐらい連発しないと治らない。油断すると腰に衝撃が走るので要注意だ。
　
　都内の桜は開花宣言。やっと春らしくなり、庭の草花もいろいろ顔を出してきた。

＜撮影２０１７．３．２２＞

　シラユキゲシに…

　諏訪生まれのスミレは形が整って…

　梅花オウレンの花…先月ネットで購入して鉢に移したものだが、花は散った後だった。
　今年はもうダメかと思っていたが、小さな花が一輪開き始めました。

　ムスカリの花と…

　アカバナオダマキが咲き出しました。

　このボケは同じ木に紅色と白色の花、そして紅白の花びらを持つものもあり、興味深いです。

・啓蟄の候

　きょうはやっと春めいてきた。啓蟄も末候に入り、鉢植えの小さなさくらの固いつぼみも
やっと膨らんできた。都内のさくらの開花がいよいよ秒読みに入ったようだ。

　　庭で眠っていた草花も起き出してきました。

＜撮影２０１７．３．１６＞

　アンズの花も競って開き…

　ヒメオドリコソウに…

　諏訪育ちのスミレも顔を出してくれました。

　
　これは鉢植えのアネモネです。

・三月の花

　
　最近、住宅の新築で賑わっています。わが町のあちこちで馴染みの店が取り壊され工
事の幕が張られています。近くの知り合いの立派な家が２軒、立て続けに破壊されてし
まいました。
　今も工事の建機が入り、廃材の粉砕と地ならしで震度２ぐらいの地響きが続いてます。　
　近くでやられると参ってしまいます。私には関係ないが、今の時勢でも潤っている人
たちが結構いるものですね。

　＜今月の花たち＞

　春はこの歌が大好きです。
　♪春の日の花と輝く　うるわしき姿の　いつしかにあせて移ろう　世の冬は来るとも
　わが心は　変わる日なく　御身をば慕いて　愛はなおみどり色濃く　わが胸に生くべし♪
　アイルランド民謡：堀内敬三　訳詩

　・ミニアイリスが控えめに佇んでいます。

　・小さなスイセンですが数を増して、

　・あんずの花が開き、

　・ハルリンドウの花も増えました。