野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載





・前回に続き嬬恋鹿沢からの帰り道、上田駅からしなの鉄道で小諸駅に下車。
 駅の周辺を散策した。天候に恵まれた暖かな秋の日和。嬬恋鹿沢では林の中でベンチに腰掛け休んでいた時、
 思いもかけずアサギマダラがあっと云うまに腰近くを横切った。置いてあったカメラを取ったが間に合わず、
 どこかに去ってしまった。
 周辺を探したが見当たらず残念な思いを残してきた。小諸駅の標高は660mほど。
 1400mの高地であまり見られなかった蝶やアサギマダラにも出会うことができた。

<2022.09.27>
・秋の七草、フジバカマに憩うアサギマダラ。

・翅の一部がめくれているようだ。
    


 
・アカタテハが現れ……、

    




・ウラギンスジヒョウモンに……、(ヒョウモンの名がつく仲間はおなじみのツマグロヒョウモンを除いて手持ちの
 「フィールドガイド日本の蝶」誠文堂新光社2013.5版には14種類載っているが似ているので素人には判別が難しい。
  ウラギンスジヒョウモンと観たが準絶滅危惧種とある。)
    

・キタテハが現れた。
    

・これはなおなじみのベニシジミ。



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・残暑を引きずった日が長く続いたが、なんとこの2〜3日気温は下がり雨模様。
 セータを着るようになったが変化は急激だ。これから毎年ゲリラ台風に低気圧の停滞前線、大雨警報に
 翻弄され、こんな気象になるのであろうか。二十四節気の情緒ある移ろいは昔の話になるかもしれない。
 これからは7〜9月の旅の計画、宿を予約する人は1週間前に台風発生の有無を確認してからにしないと
 どうなるかわからない。

・先月、9/25から27日まで、久しぶりに旅に出た。
 当初、宿は19日からの2泊の予約していたが台風14号が直撃の気配であった。こんな日に出かけたら
 悲劇である。5日前に連絡し25日からに延期してもらった。これは正解であった。
 行先は3年前の5月に行った群馬県の休暇村嬬恋鹿沢。北海道から九州まで35箇所のリゾートを運営す
 る休暇村。手頃な旅の宿である。
 東京から上田まで「はくたか」又は「あさま」新幹線で1時間20分程。駅から送迎バスで長野県を跨ぎ
 群馬県は標高1400mのホテルまで1時間。

<2022.09.25〜26、旅の記録その1>
・野草園からホテル近くを眺望。 標高1400mの9月と云う時期は中途半端、草花は黄昏て、野鳥は低地に
 移動し、紅葉には早い。しかし日本の高原、里山、林縁など逍遥すれば小さくとも一期一会の出会いは嬉しい。

・ホテル傍のテラスから見る。
  
・野草園に登り周囲をぐるり巡る。今はススキに覆われ野草の花はほとんど終った景色である。
 正面の山の名を聞くのを忘れていた。  


・雲と空と風とススキの四重奏。少し歩けば汗ばむほどの日和であった。
    

・刻々と変化する雲に引き込まれて、
 
・いつまで見ていても飽きないものである。

・アザミを図鑑で見ると5種類ほど似たようなものが載っているがこれは
 とげの形から見るとタイアザミ、別名トネアザミと観たが。

・アカツメグサは今頃咲くか。

・アキノキリンソウはこれだけ。

・アカタテハが黄昏たアザミに。
  
・エノコログサと赤い花をつけたイヌタデ。

・危うく踏みつけてしまいそうなカエルでした。

・これは図鑑によると蛾の仲間でヤガ科のキクキンウワバと云うものらしい。初見の昆虫でした。
   


・トリカブトが其処彼処に咲いていたが……、

・この標高で9月も下旬になると蝶の数もあまり見られず、花も蝶も黄昏て寂しくなってくる。


・足元の小さな秋模様。
 
・らっきょの花がポツンと。

・これは何の実か。

次回信濃路へ続きます。


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