・きょう6月14日は満月だが、東京は朝から曇り空、あいにく見えそうも無い。
一昨日、2階の窓を開け何気なく南東の空を見れば見事なお月さん。下の方には色付いた雲がたなびき、
すぐカメラを取って撮影した。まごまごしてると雲は姿を変えるのが早い。眺めながらこの景を詠む。
満月の前日は「待宵月」その前は『十三夜月」先人の心は風雅で日本語の文化も素晴らしいと、つくづく感銘する。
・万物はあらゆる面で陰陽複雑に流れる。自然の災害は計り知れなく繰り返すが、陽の効用は人の心を和ませ、
希望を持たせて、豊かな時を与えてくれる。
<2022.06.12>
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・古人はよく月を愛でた。現世の人はどうだろうか。古くは中国盛唐の李白の詩、
前半の句を月の画像に載せてみました。「月を迎え一人酒を酌む」
*無情遊……月も影も命は無く感情も無いもの、しかしそんな感情の無いものでも愛着を感じ一緒に飲んでいる。
雲漢……天の河。
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