生きていく上で一番大切なこと。ボクはそれを「自分を主人公だと感じて」日々を送ることだと考えています。器の大小じゃないんだよね。器を奪われたからって途端におろおろするような生き方じゃないんだよ。
あなたが普段接している人々の中で、あなたに良い感じを与えてくれるのはどんな人たちですか? 笑顔の絶えない食堂のおばちゃん。抜群のスイーツを提供してくれるパティシェ。面白い本を書いてくれる作家。あなたにものごとを教えてくれた先生。もう一度言います。器じゃないんだよね。あなたを喜ばせたのは、どんな場でも、自分を主人公だと信じて生きている人たちの働く力です。
(明川哲也の俺が聞いちゃる!)
大手企業へのこだわりが捨てられないという女性からの転職相談に対する答え。
あいかわらず良いことを言うなあ。
見失ってしまいがちな大切なことをいつも思い出させてくれる。
私自身は自分を主人公だと感じて生きているかというと、自分の人生だけを見るとそう感じていると思うけれど(少なくとも他人の人生を生きているような感じはしていない)、他人との関係の中で自分を見たときはとても微妙・・・。
まだまだ世間のモノサシに影響を受けているなぁという感じがしています。
ところでそれと関係あるようなないようなだけど、そういえば生きるのが楽だと感じたことは今まで一度もなかったなぁと今ふと思った。
生きるのって大変、とおもいつづけて31年。
うわぁ・・・。
きっとこんなんであと40年くらいあっという間に過ぎちゃって、気づけば死ぬ直前ですよ・・・!
でもま、きっとそうやって色んなことを感じて学びつづけること自体が「生きる」ということなのでしょう。
生きるイコール大変なことなんです、きっと。誰にとっても。
でも大変なだけじゃない何かがそこにはある。
それをすこしでも多く意識できるかどうかが、幸せを感じられる鍵なのだと思います。
それは決して大層なものじゃなくて、それこそ行きつけの食堂の美味しいご飯だったり、大好きな本のフレーズであったり、自分がした些細なことで誰かを笑顔にさせることができたことだったり、お風呂に入った後におふとんにごろんと転がる瞬間であったり、自分と家族が今日も死ぬことなく無事一日を終えられたことだったり、きっとそんな些細な(けれど実はとても貴重な)ことなのです。