◆伝説の営業マン“島田安浩”が明かす、売れる道程!
No25 )『 当たりました~!! 』
この話は、公に出来ない話なんだけど、・・・まあ、良いかな~?
若しかすると、微妙に訪問販売法に引っかかるかも知れないが、企業間取引には訪問販売法は適応外なので、セーフかも知れない?と言う非常に微妙な話を書こうか書くまいかと考えているが、もう、20年も昔の話なので、時効に成っているだろうから思い切って記載します!
『 当たりました~!! 』
これは何かと言うと、夜、飲みながら考えたセールストークである。
当時、高田馬場を回っていて、顧客が増えて来たが、S社は顧客営業は禁止だったので、やったことが無かった。
また、教えてくれる人も誰もいなかった。
ただ、俺はこう見えても細かいタイプなので、お客さんの情報は細かく集めていた。
電話機を導入したお客さんでは、FAXは何を使っていて、リース料金はいくらで、満了日はいつなのかという具合に、コピー機、ワープロと調べていた。(当時はまだパソコンを使っている会社は皆無だった。)
一番狙いやすかったのが、FAXなのだが、営業していてどうもおかしい。
それは、古いFAXを新しいFAXに入れ替えて、リース料金が同じなのに、契約を貰えない場合が結構あったことだった。
俺の感覚では、リース料金が一緒なら新しい機種が良いに決まっている!
それなのに、何で契約しないの?
??? 本当に?である。
どうにか、契約を貰う方法はないかと、日夜考えていた。
ある晩、仲間と飲みながら、この話に成った。
「なんか良い方法はないかな~」
「・・・。」
「そうだ!当たりました~!!って言ってみたら?」
ある社員が、その一言を言った時に、俺の頭の中でセールストークが出来上がっていた。
翌日さっそく使ってみた。
忘れもしない、あの灰皿社長に電話した!
「社、社長!! 大変です!」
『どうした島田君、落ち着いて。』
「当たるかも知んないんです。社長、運は良いですか~?」
社長は、なんのことやら分らない。
『一体どうしたんだ?』
「すみません、慌ててしまって。実は、社長のところでは○○と言うFAXを使われていましたよね~」
『そうだが、・・』
「それが、○社の新型機種に同じリース料金で交換できてしまうかもしれないんですよ!」
『どう言うこと?』
「実は、当社で限定10台特価で仕入れたんですが、お得意様対象にクジ引きを行い、当たったお客様には、今と同じリース料金で導入して差し上げようと言う大クジ引き大会を実施することに成ったんです。社長!クジ引きは強いですか?」
社長は、意味が良く分らないが、何か良い事が起きるかも知れないと言うそんなソワソワした感じが電話で感じられた。
「取り敢えず、くじ引きに参加されますか?」
『良いよ!』
これで、契約が決まったわけである。
実際には、その後、客先に訪問して、新しい機種のカタログで細かく説明して、リース契約書に今のリース料金と同じリース料金を書いて、今のリースの残債を処理する旨を受注伝票に書いて、
「当たると良いですね~!」
『そうだな、当たると良いな~。』
と言って、「当たっても当たらなくても、明日の朝9時に電話しますね!」と言って客先を後にするのである。
翌日の朝9時に会社から社長宛に「社長!おめでとうございます~!!」とやったのである。
このトークで、その月に10セットほど契約が取れた。
その後は、使わなくなったが、顧客営業をやり始めるきっかけに成った、非常にきわどいトークである。
良く、英会話などで「1万人の中で島田さん!あなたが選ばれました。」と電話で呼び出され、高額な契約をさせられることがある。
実は、大学生の時に、俺はそれで契約をした経験があった。
「営業マン営業に弱し!」
俺も騙されやすいタイプだった!?のかも知れない。
この、『 当たりました~!! 』がきっかけに成り、顧客営業を突き詰めて行くように成ったのである。
このセールストークはキワドイかも知れないが、要は、お客様にインパクトを与えられる言い回しと、そうでない言い回しでは、効果が全然違うと言う良い例なのであろう。
この後、何回かに渡って、顧客営業に関して書いていくが、この、インパクトを上手く営業トークの中に散りばめれる様に徐々に成って行った。
言葉は、言い回しや使い方によって、非常に武器に成る事が徐々に理解出来て来たのであった。
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アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
メルマガ http://www.mag2.com/m/0000246022.html
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No25 )『 当たりました~!! 』
この話は、公に出来ない話なんだけど、・・・まあ、良いかな~?
若しかすると、微妙に訪問販売法に引っかかるかも知れないが、企業間取引には訪問販売法は適応外なので、セーフかも知れない?と言う非常に微妙な話を書こうか書くまいかと考えているが、もう、20年も昔の話なので、時効に成っているだろうから思い切って記載します!
『 当たりました~!! 』
これは何かと言うと、夜、飲みながら考えたセールストークである。
当時、高田馬場を回っていて、顧客が増えて来たが、S社は顧客営業は禁止だったので、やったことが無かった。
また、教えてくれる人も誰もいなかった。
ただ、俺はこう見えても細かいタイプなので、お客さんの情報は細かく集めていた。
電話機を導入したお客さんでは、FAXは何を使っていて、リース料金はいくらで、満了日はいつなのかという具合に、コピー機、ワープロと調べていた。(当時はまだパソコンを使っている会社は皆無だった。)
一番狙いやすかったのが、FAXなのだが、営業していてどうもおかしい。
それは、古いFAXを新しいFAXに入れ替えて、リース料金が同じなのに、契約を貰えない場合が結構あったことだった。
俺の感覚では、リース料金が一緒なら新しい機種が良いに決まっている!
それなのに、何で契約しないの?
??? 本当に?である。
どうにか、契約を貰う方法はないかと、日夜考えていた。
ある晩、仲間と飲みながら、この話に成った。
「なんか良い方法はないかな~」
「・・・。」
「そうだ!当たりました~!!って言ってみたら?」
ある社員が、その一言を言った時に、俺の頭の中でセールストークが出来上がっていた。
翌日さっそく使ってみた。
忘れもしない、あの灰皿社長に電話した!
「社、社長!! 大変です!」
『どうした島田君、落ち着いて。』
「当たるかも知んないんです。社長、運は良いですか~?」
社長は、なんのことやら分らない。
『一体どうしたんだ?』
「すみません、慌ててしまって。実は、社長のところでは○○と言うFAXを使われていましたよね~」
『そうだが、・・』
「それが、○社の新型機種に同じリース料金で交換できてしまうかもしれないんですよ!」
『どう言うこと?』
「実は、当社で限定10台特価で仕入れたんですが、お得意様対象にクジ引きを行い、当たったお客様には、今と同じリース料金で導入して差し上げようと言う大クジ引き大会を実施することに成ったんです。社長!クジ引きは強いですか?」
社長は、意味が良く分らないが、何か良い事が起きるかも知れないと言うそんなソワソワした感じが電話で感じられた。
「取り敢えず、くじ引きに参加されますか?」
『良いよ!』
これで、契約が決まったわけである。
実際には、その後、客先に訪問して、新しい機種のカタログで細かく説明して、リース契約書に今のリース料金と同じリース料金を書いて、今のリースの残債を処理する旨を受注伝票に書いて、
「当たると良いですね~!」
『そうだな、当たると良いな~。』
と言って、「当たっても当たらなくても、明日の朝9時に電話しますね!」と言って客先を後にするのである。
翌日の朝9時に会社から社長宛に「社長!おめでとうございます~!!」とやったのである。
このトークで、その月に10セットほど契約が取れた。
その後は、使わなくなったが、顧客営業をやり始めるきっかけに成った、非常にきわどいトークである。
良く、英会話などで「1万人の中で島田さん!あなたが選ばれました。」と電話で呼び出され、高額な契約をさせられることがある。
実は、大学生の時に、俺はそれで契約をした経験があった。
「営業マン営業に弱し!」
俺も騙されやすいタイプだった!?のかも知れない。
この、『 当たりました~!! 』がきっかけに成り、顧客営業を突き詰めて行くように成ったのである。
このセールストークはキワドイかも知れないが、要は、お客様にインパクトを与えられる言い回しと、そうでない言い回しでは、効果が全然違うと言う良い例なのであろう。
この後、何回かに渡って、顧客営業に関して書いていくが、この、インパクトを上手く営業トークの中に散りばめれる様に徐々に成って行った。
言葉は、言い回しや使い方によって、非常に武器に成る事が徐々に理解出来て来たのであった。
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アクト株式会社 代表取締役 島 田 安 浩
電話049-256-9421 FAX049-256-9431
HP http://www.cotucotu.com
mail shimada@cotucotu.com
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