タウンミーティングの問題がジワジワと燃え広がってきたようだ(笑)。しかもサクラ部隊のエキストラには「日当付き」ともなれば、これはちょっとマズかったよね。
何となく、昔の株主総会みたいなもんですかね。私は参加したことはないのですが、物語みたいなイメージでは「異議なーし!!」という感じのサクラ部隊が大量に動員されてたりするんですよね(笑)。今ではそういうこともなくなってきたのだろうけど。
開催担当側の心境を考えると、何となく理解できなくもない。総会とかタウンミーティングで、「段取り」通りに進行させることが求められるだろうし、適度に質問なんかが出るように小細工しておいたりするとか、シナリオに沿った「安定した進行」が一番安心だもんね。なので、運営・進行担当は細かく気を配り、粗相のないように細心の注意を払い、セッティングを準備してしまった、と。気持ち的には判らないでもないが、やはりマズイですよ、これは。
でもですね、一番マズイのは「特定個人」にその失当の責任を負わせるのは、ちょっと酷ではないか?犯罪行為とかならば勿論大問題なのだが、まず、組織的・システム的な問題であって、例えば株主総会の「総会屋担当総務部長」だけにその責任を押し付けるようなものなのではありませんかね。「報ステ」だったかで、その担当だったという当時の広報室長(今は内閣官房参事官)が実名で晒されていたが、これもちょっとどうなんだろう、とは思う。株主総会で「株主社員を動員指示する係りの人」とかだけに責任を負わせるか?普通。それは企業組織が問題なのであり、「総会屋」との関わりが問題であったりするわけでしょ?
所謂特ダネを取ろうと思って直接の当事者に取材する場合には、ソースを完全秘匿し、情報提供者を最後まで守り抜くことで「情報を引き出す」という取材は有り得ると思うのだが、個人そのものをいきなり晒してしまえば、やはり「徹底的にバッシング」するターゲットを「ロックオン」状態(笑)にするということにしかならないのではないかと思う。文科省もちょっと酷くないですか?何も、現段階で特定しなくてもいいんじゃないのかな。「会社」が守ってくれなくて、初めから「生贄」として捧げられる社員の身にもなってごらんなさいな。酷いよ、やっぱり。
少なくとも、現段階では「詳細を調査中です」とか、「正確な事実関係を調査中ですので、最終調査結果が出るまで関与した個人についての責任等の判断につきましては、予断を与える恐れもあることから差し控えさせて頂きます」とか、言えるように思えますがね。組織から人身御供のように切り捨てられるということなら、辛すぎるのでは。局長クラス?より上の判断では、「トカゲの尻尾切り」で終わらせようということなのかもしれないけど。
もしもこのような「仕込み」をしてないとどういう事態が想定されるでしょうか。ひょっとして、共産党員、日教組関連、人権・市民団体等の方たちが「大挙」して押しかけ、大臣を吊るし上げにするとか?(笑)もしもそういうのが本当に行われるとすれば、それはそれでちょっと見てみたい気もしますが(ゴメンナサイ、不謹慎ですか、やっぱり。悪乗りでした)。まるでNHKの「それから」シリーズものみたいな感じで(笑)、会場の参加者たちがヒートアップしていったりとか、過激な意見がバシバシ出されたりとか?ああ、そうだな積極的な賛成の立場の人たちはあんまり来ないか。「~~はんたーい」とか、「権力は悪だー、政府の横暴を許すなー」というような方々が積極的に参加しそうかも、やっぱり。ホラ、「弁護士 灰島秀樹」というドラマに出てきた「住民説明会」の会場の雰囲気みたいな。ドラマの影響を受け過ぎでしょうか(笑、現実もそうだと信じている訳ではありませんよ)。
<ちょっと寄り道:
灰島弁護士のドラマは結構気に入っていた。中々示唆に富んでいたですよ。あれも、住民集会に呼び寄せたメディアの「エキストラ」に日当を配ってたけどね。単なる偶然だろうと思いますので(笑)そんなことは別にいいですが、最終的に公共事業を住民側と行政側の双方の意見を取り入れて、「何でもダメ、全部ダメ、白黒どちらかじゃなけりゃダメ」という結論を抜け出したことが、良い終わり方だと思ったのですよね。やや大袈裟に描いていた(わざとだろう)のですけれど、象徴的に分りやすく表現されていました。できれば続編を希望したいですね。>
そういう心細さが主催側にはあるから、やっぱり「味方」をそれなりに動員していおかねばならないと考えたのかもしれないし、反対勢力を分断して、参加者の中で分散化させ、サクラ部隊で包囲網を敷いておこうということだったのかもね。
ところで、前に書いたように(肥大化する官邸?)、行政は本当に広告代理店を開けるくらいの「広報活動」を担っているんですね。文科省にも広報担当の専門部署があったようで。どうやらあちこちの広報部門にも、色々問題が隠れているのかもしれません。
何となく、昔の株主総会みたいなもんですかね。私は参加したことはないのですが、物語みたいなイメージでは「異議なーし!!」という感じのサクラ部隊が大量に動員されてたりするんですよね(笑)。今ではそういうこともなくなってきたのだろうけど。
開催担当側の心境を考えると、何となく理解できなくもない。総会とかタウンミーティングで、「段取り」通りに進行させることが求められるだろうし、適度に質問なんかが出るように小細工しておいたりするとか、シナリオに沿った「安定した進行」が一番安心だもんね。なので、運営・進行担当は細かく気を配り、粗相のないように細心の注意を払い、セッティングを準備してしまった、と。気持ち的には判らないでもないが、やはりマズイですよ、これは。
でもですね、一番マズイのは「特定個人」にその失当の責任を負わせるのは、ちょっと酷ではないか?犯罪行為とかならば勿論大問題なのだが、まず、組織的・システム的な問題であって、例えば株主総会の「総会屋担当総務部長」だけにその責任を押し付けるようなものなのではありませんかね。「報ステ」だったかで、その担当だったという当時の広報室長(今は内閣官房参事官)が実名で晒されていたが、これもちょっとどうなんだろう、とは思う。株主総会で「株主社員を動員指示する係りの人」とかだけに責任を負わせるか?普通。それは企業組織が問題なのであり、「総会屋」との関わりが問題であったりするわけでしょ?
所謂特ダネを取ろうと思って直接の当事者に取材する場合には、ソースを完全秘匿し、情報提供者を最後まで守り抜くことで「情報を引き出す」という取材は有り得ると思うのだが、個人そのものをいきなり晒してしまえば、やはり「徹底的にバッシング」するターゲットを「ロックオン」状態(笑)にするということにしかならないのではないかと思う。文科省もちょっと酷くないですか?何も、現段階で特定しなくてもいいんじゃないのかな。「会社」が守ってくれなくて、初めから「生贄」として捧げられる社員の身にもなってごらんなさいな。酷いよ、やっぱり。
少なくとも、現段階では「詳細を調査中です」とか、「正確な事実関係を調査中ですので、最終調査結果が出るまで関与した個人についての責任等の判断につきましては、予断を与える恐れもあることから差し控えさせて頂きます」とか、言えるように思えますがね。組織から人身御供のように切り捨てられるということなら、辛すぎるのでは。局長クラス?より上の判断では、「トカゲの尻尾切り」で終わらせようということなのかもしれないけど。
もしもこのような「仕込み」をしてないとどういう事態が想定されるでしょうか。ひょっとして、共産党員、日教組関連、人権・市民団体等の方たちが「大挙」して押しかけ、大臣を吊るし上げにするとか?(笑)もしもそういうのが本当に行われるとすれば、それはそれでちょっと見てみたい気もしますが(ゴメンナサイ、不謹慎ですか、やっぱり。悪乗りでした)。まるでNHKの「それから」シリーズものみたいな感じで(笑)、会場の参加者たちがヒートアップしていったりとか、過激な意見がバシバシ出されたりとか?ああ、そうだな積極的な賛成の立場の人たちはあんまり来ないか。「~~はんたーい」とか、「権力は悪だー、政府の横暴を許すなー」というような方々が積極的に参加しそうかも、やっぱり。ホラ、「弁護士 灰島秀樹」というドラマに出てきた「住民説明会」の会場の雰囲気みたいな。ドラマの影響を受け過ぎでしょうか(笑、現実もそうだと信じている訳ではありませんよ)。
<ちょっと寄り道:
灰島弁護士のドラマは結構気に入っていた。中々示唆に富んでいたですよ。あれも、住民集会に呼び寄せたメディアの「エキストラ」に日当を配ってたけどね。単なる偶然だろうと思いますので(笑)そんなことは別にいいですが、最終的に公共事業を住民側と行政側の双方の意見を取り入れて、「何でもダメ、全部ダメ、白黒どちらかじゃなけりゃダメ」という結論を抜け出したことが、良い終わり方だと思ったのですよね。やや大袈裟に描いていた(わざとだろう)のですけれど、象徴的に分りやすく表現されていました。できれば続編を希望したいですね。>
そういう心細さが主催側にはあるから、やっぱり「味方」をそれなりに動員していおかねばならないと考えたのかもしれないし、反対勢力を分断して、参加者の中で分散化させ、サクラ部隊で包囲網を敷いておこうということだったのかもね。
ところで、前に書いたように(肥大化する官邸?)、行政は本当に広告代理店を開けるくらいの「広報活動」を担っているんですね。文科省にも広報担当の専門部署があったようで。どうやらあちこちの広報部門にも、色々問題が隠れているのかもしれません。