いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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高野連はオカシイよ

2007年05月02日 23時04分53秒 | 教育問題
特待生制度は判明した分で334校、7千人以上の規模であった模様。

この前にも書いたが(奨学金や特待生制度は悪いことなのか?)、この制度そのものが「諸悪の根源」ではないであろう。夏の甲子園に出場できるのは、毎年900人くらいで、重複出場がないとして3年間で2700人くらいだ。春の選抜で1700人くらいなので、合計しても4400人にしかならない。つまり、奨学金を受けている生徒の4割くらいは出場できない。春夏とか、夏連続とか重複出場者がかなりいるから、制度利用者の半分かそれ以下の生徒しか出場できないのだ。


高野連は貧乏人のチャンスを潰すことが正しいことだと思っているらしい。貧乏人は野球を諦めろ、ということだ。


金で生徒を集めるのが悪いって?
だったら、アメリカの名門大学とか、みんな「あくどいことをやっている」ってことだね。「野球留学」がそんなに悪いことなのか?他のスポーツ選手だって、競技の指導者やトレーニング環境とか、色々な面を考慮して決めてるじゃないか。勉強できる人だって、「いい学校」に入ろうとあちこち行ってるじゃないか。それと何が違うのだ?受験に有利な進学校に、「堂々と」選んで行ってるじゃないか。


高野連のトンカチ頭は、どうかしてる。
トヨタが作った中高一貫だったかの私立学校があったと思うが、あれだって「あちこち」から集まってるんじゃないの?「勉学や人間形成や指導者やその他モロモロ」の条件を見て、行きたいと思う人が集まってくるんでしょ?高野連が盛んに批判している「野球留学」みたいなものと何が違うって言うんだ?

憧れの先生、監督、選手、そういう人たちのいる学校に行きたい、と願う生徒がいても不思議じゃないし、そこに奨学金制度があれば「貧乏人」であっても行けるチャンスが生まれるじゃないか。


もしも奨学制度があるから入学してきた「野球部員」がいて、入学前の約束として「授業料の免除があるからその高校に行ける」と思っていたのに、入学した後になってから、「やっぱり払ってくれ」なんていうのは、それこそ契約違反ということにはなりませんか?債務不履行なんじゃないの?高校が「授業料の全部、又は一部」を給付することは「不法原因給付」ということにはならないでしょ?きっと。入学予定の生徒が、高校野球では「特待制度や奨学金を受けた人は野球部員になれない」とか「対外試合や公式試合に出場できない」と正しく知っていたのにその制度を利用しようとした、というような特殊な場合じゃなけりゃ、生徒側に問題があったとは思われない。そうであるなら学校側は契約違反なのだから、その損害を弁償しなけりゃならないんじゃないの?すると、結局「金品を受取った」ということになってしまうのではないですか?

そういうのをどうするんだよ、高野連は。代わりに払ってくれるのか?

顧問弁護士とかにきちんと確かめるべきでは。
場合によっては、高野連を提訴することがあってもいいと思うが、どうなんだろうか。私立学校の団体とかで考えた方がいいと思う。野球憲章というのは、法律じゃないから、一種の慣習のようなものではないのでしょうか?その慣習にどれほどの正当性があるか、強制力が認められるのか、そこら辺は法的な問題でしょうから私には全然判りませんが、生徒側が余りに可哀想です。だって、過失は何もないんですもん。それを「何ら悪い事はしていない」のに、学校を信じて入学してきたら「試合に出られなくなりました」って、それはオカシイですよ。


高野連の役員たちは、自分たちが何か絶対的権力者のように振舞っているが、他団体の意見聴取もしないとかでいいのか?高野連の上部団体は何をやっているんだ?日本野球連盟みたいなのはなかった?そういうところは、何か言ってやれよ。8千人くらいの高校生が「お先真っ暗」のどん底の叩き落とされることになるかもしれないんだぞ?日本の野球を殺す気か?早急に何とかするべきだ。



地下には何が遺されているか

2007年05月02日 10時53分18秒 | 俺のそれ
何の脈絡もない話。因みに脈絡膜も無関係(笑)。

空は広くていいな、と思うが、地中は暗く限界が決まっている。ちょっと悲しい。

「屋上」や「消える飛行機雲」があるなら、「地下駐車場」とか「地下水脈」とか「燃えるマグマ」とかあると嬉しい。

深い、深ーい地層階の住人になってしまうと、永遠に日を浴びることはない。それが宿命。

シムシティでもそうなんだが、地上より上の高層部分に比べ地下は発展性が乏しいし。

恐らく、自分のいる階層が矢印よりずっと深いところなんだな、と思った。

確かにそうなのだ。

化石になるくらいしかないのかもしれない。