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オール人力狙撃システム試作機

これからは、「肥満狩り」の時代?(笑)

2009年04月21日 17時55分08秒 | 俺のそれ
先日は、飛行機運賃の体重ネタを書いたのだが、その続編とも言うべきネタが新たに投入されました!


地球のために「スリムな体型」維持を=英研究者 世界のこぼれ話 Reuters

(一部引用)

[ロンドン 20日 ロイター] 英国の研究者が、体重過多の人々は痩せている人たちよりもより大量に食べ、車で移動する傾向があることから環境に良くない、などと指摘した。

 ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のフィル・エドワーズ氏とイアン・ロバーツ氏が国際疫学ジャーナルで発表した。2人の計算によると、過体重の人は痩せている人と比べて、平均で1人当たり年間約1トン多くの二酸化炭素を排出する原因となっている。

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な?
だから随分と前に書いておいたでしょ。

コレ>アメリカ凋落の日

この中で、
『極端な話をすれば、人間だって肥満体型とか体重の重い人達は、やせて小柄な人達よりも食糧や酸素を多く消費し熱エネルギーや二酸化炭素を多く放出するので、環境には悪いってことになってしまう。笑。』
と書いておいたのだが、あまり厳しく指摘すると「炎上」になっても嫌だなと思ったものだ(当時はブログ炎上は今よりも頻繁であり、盛んだった。いい具合に燃やしに逝くような人もいたしね。笑)。


けど、英国研究者は「デブ」とは一言も言ってない。私の以前の記事でも「肥満体型」とか「体重の重い人」とかは使っているけど、「デブ」とは言ってないですよ。今後は、研究者の使用例である「体重過多の人」と呼ぶことにします。

ま、これはいいですが、「エコ」が云々とか言う人たちは、今後まず自分の体型を改善してから「○○は環境に良くない」とか言うようにして下さい(笑)。自分を棚に上げておいて、「××工場の排出しているCO2が問題なんです!」とか言うのは説得力に欠ける、ということになるでしょう。

ここ暫くでよく見かけたのが、「喫煙狩り」「タバコ狩り」だったか、喫煙ファシズム?(どことなく違和感あり)だったか、そういうのがあったわけです。
今後はこれに変わって、「体重過多狩り」とか「肥満ファシズム」?とかのような運動が巻き起こるかもしれませんね。

そういや、ロハスとか何とかいう運動はどうなったんでしょうか?
牛肉ステーキをたんまり食って、体にいいとかいう、「自然って素晴らしい」賛美はどうなったのかな?

徹底すれば、デブにエコを語る資格なし、とか言い出す人が出てくるんじゃないかと心配しますね。ああ、デブって言っちゃいけないよね。体重過多の人だった。

怖いよ~「体重過多狩り」「肥満狩り」
オヤジ狩り、タバコ狩り、肥満狩り、どれもちょっと怖い。


けど、「イチゴ狩り」や「ブドウ狩り」は普通なのに。どうしてこんなに変わるんでしょうね。日本ではあまりないけど、「キツネ狩り」も普通の語感なのに。なぜか「体重過多狩り」は怖い。

よく見ると、「~狩り」って意味が異なるのね。
「イチゴ狩り」は自分が自ら狩ったものを頂きます、摂取します、ってな感じなのですが、「オヤジ狩り」はオヤジを摂取しないもんね。「喫煙狩り」や「タバコ狩り」も自分が頂きますってことにはならないね。

「オヤジ狩り」に対応するのは、最も近いイメージはやはり「キツネ狩り」でしょうか。オヤジをハンティングして、オラオラといたぶってる印象。狩猟の本来の意味合いが生かされてる語、と。

「タバコ狩り」に近いのは「刀狩り」でしょうかね。「取り上げてしまう」という狩りですね。

うーん、意外と深いな、「~狩り」も。
やっぱり、日本語は面白い。