いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

下げ止まった鉱工業生産指数

2009年04月30日 17時46分54秒 | 経済関連
はいはい、これも大体想像した方向であっていたでしょう?

ま、事後的には何とでも言えるから(笑)。


下げ止まりの兆候どころか、プラス側に上振れていたので、ポジティブ・サプライズとして受け止められた模様。

NIKKEI NET(日経ネット):経済ニュース -マクロ経済の動向から金融政策、業界の動きまでカバー

で、本日の株式市場はこの前の230円超の下げ分を挽回しましたよ、というところでしょうか。


だから言ったでしょ?
3月初旬時点で、「下げ止まり」感があるよ、って。

いよいよ在庫調節は一巡か?


先月発表時点でも、止まりそうだというのは書いておいたよ。

製造業の底は見えたか?

下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、みたいなもんだと言われるのがオチかもしれませんがね(笑)。


4月は前月比で+2%とか3%とかを超えるかもしれませんよ。
どん底は底ですけれども、悪さの中で浮かび上がる方向に動いてきていますから、マシではありますよね。4月、5月と連続でプラスになれば、それはそれで「一息つけました」ということにはなりますからね。今のところ、そういう予想の方が上回っているんじゃないでしょうか。勿論、業種や個別企業ごとで、「まだら」な回復には違いないとは思いますがね。油断はできませんが、悪いニュースばかりよりは、マシです。

急には以前のような水準には戻せなくても、それこそ「希望の光」が見えてくれば、個人消費にもプラス効果が出るかもしれませんし。


ただ、今の状況では最もリスクを警戒されているのが「インフルエンザ」ですから、こればかりは予想がつきませんわな。ある程度、「被害は深刻ではない」というような状況が確認できれば、経済への影響は軽微で済むかもしれませんけれど、特に移動制限が厳しくなると打撃を受けるでしょう。

とりあえず今は、事態を静観するよりありませんね。



色目の使い方

2009年04月30日 17時18分46秒 | 経済関連
かなり酷い話がこれ。

NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース-企業の事業戦略、合併や提携から決算や人事まで速報

(一部引用)

丸井今井支援、三越伊勢丹で決着 高島屋から一転

民事再生手続き中の北海道の老舗百貨店、丸井今井(札幌市)は、再生支援企業(スポンサー)に三越伊勢丹ホールディングスを選定する。当初は高島屋との合意を目指したが、再建に伴う資金支援額を巡り折り合いが付かなかった。三越伊勢丹の示した支援額は高島屋を上回っており、債権者の支持を得やすいと判断した。

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わずか数日前には、支援企業が「高島屋に決定」みたいに報じられていたのだが、今度は「一転 三越伊勢丹」ということのようだ。何と何との南斗聖拳、いやいや、ナントの勅令。いちいちウザいぞ、オヤジのダジャレ。これは、いいか。


傍から見れば、丸井今井は早い話が「潰れた会社」というだけであり、今、営業していられるのも「支援しますよ」と手を挙げてくれる企業があるが故であって、そうじゃなけりゃ早々に店は閉店セールでもやって「長年のご愛顧ありがとうございました」ということで店長以下従業員が泣きの涙で整列して蛍の光でしょうが。

で、裏口には取立てに待ち構えている債権者たちが大勢押しかけて、債権者集会の怒号飛び交う中、経営陣は土下座どころでは済まないでしょうなってな話では。いや、そういう修羅場を見たことがあるわけじゃないから、現実にはどうなのかは知らないんですがね。多分、物語とかの中だとそういう感じになるわけで、そうした光景が目に浮かぶようですってなだけなんですが。


ところが、今の丸井今井の態度を見ていると、そういう悲壮な立場というものをまるで理解していないのではないのかな、と思わないでもない。何と言うか、暢気といいますか、ネットで定番だと「なにさまのつもり」ってな感じでは。大体、これまで支援を受けてきて、それでも「やっぱダメだね」ってことで、バンザイなわけでしょう?
だったら、「どこの何方でも、支援してくれるだけで大変有り難い話でございます、後は、煮るなり焼くなり好きにしておくんなまし」って覚悟を決めて、どのような処分も受ける所存ですってお任せするくらいしかないように思えるのですよね。

しかし、何か勘違いしているのか、思いあがりか、判りませんけれども、好きな方を選ぶので奮って良案を出してね、みたいに競合させているということですね。これもヘンな話で、大体、選ばせてくれ、なんていう立場なんですかね。そもそもは、「金が払えそうにもないので待って下さい、今すぐパトロンを見つけてまいりますので、ちょっと待って下さい」という、倹しい立場なはずなんですよ。なのに、こっちで選ぶぜ、なんて大きなことが言えるのか、と。

元々伊勢丹の支援を受けてきたにも関わらず、高島屋に色目を使って、「新しいダンナが現れたので、こっちに鞍替えしますから」と元のダンナを袖に振っておきながら、ダンナと話し合った結果、「やっぱり私たち、一緒に暮らしては行けないわ」と別れて、元鞘のダンナである三越伊勢丹に戻ってきたようなもんじゃないの。そんなことをするくらいなら、初めから「伊勢丹にお世話になってきたから、今後ともこちらのお世話にならせてもらいます」と丁重にお断りしておけば良かっただけでは。
高島屋の申し出は身に余る光栄であり、大変有り難いのだけれど、お気持ちだけで感謝感激、嬉しゅうございます、って、言っておけば良かったんじゃないでしょうかね。金を出して救ってもらう立場でありながら、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと、曖昧な態度をとるからこそ、事態が二転三転したようなものでは。


一度は自分の元を去って、向こうの男(高島屋)の方に行ってしまった女(丸井今井)は、男(伊勢丹)にとっては面白くないというか、かなり気分の悪いものではないかと思うが。それも、出戻りみたいに「やっぱり、アナタの方が高く買ってくれるというので、金目当てで戻って来たわ」と言われりゃ、余計に面白くないわけで。たとえ腹ん中でそう思っていたにせよ、口では「旦那さんのことが好きなので、旦那さんのもとを離れはしません、オヨヨヨヨヨ」と言ってくれてたのなら、旦那(伊勢丹)の男が下がるということもなかったんじゃなかろうか、と。

つまり、本件を見てみると、元の旦那(伊勢丹)は女(丸井今井)に振り回され、高島屋の旦那はぬか喜びしたもののフラれ、三越伊勢丹の株(男)が下げられたようなもんだ。だって、女に一度は出ていかれそうになったわけだから。で、丸井今井の不誠実な対応と腹の中が透けて見えたようで、元鞘に戻ってこられた三越伊勢丹の旦那にしてみれば、やっぱり「面白くない」と。みんなが不愉快な思いをさせられた、というわけだな。丸井今井にしても、得をしたというわけでもない。だって、元からの旦那(三越伊勢丹)に助けてもらうことには変わりないわけだから。

なので、酷い話だね、と。
誰一人として得をせず、全員の気分だけは悪くなるという、最も悪い結果となってしまったのでは。


出発点として、破綻した会社のくせに、いつまでも偉そうなご身分に浸ってるからこそ、こういうことになるんじゃないかな。ま、そんな会社だから潰れるんだろうね、ということなのかもしれないけど。


あと、支援する側としても、東京とかのような大都会でうまくいく手法や戦略というものが、北海道という特殊な環境でも通用するかというと、難しい部分があるのかもしれない。三越や伊勢丹というのは、基本的にはお金持ち相手でしか通じない部分があるし、大都会で成功しても地方では難しいかも、というようなことかな。お金持ちの数の問題。平均所得の低さ、ということも、考慮に入れておくべきかもね、と。

いや、私は小売とか、ファッションとか、そういうのは一切判らないので、全然アドバイスとかはできないんですけどね。でも、伊勢丹の支援を受けてきたにも関わらずこんな結果、ということは、何らかの失敗要因があったが故、ということなのかなーって素人考えなんですけど、チラっと思ったもので。



高齢者のマナーの悪さ

2009年04月30日 13時55分46秒 | 社会全般
やっぱりそうなのね、と思わずにはいられない。

「列割り込み」「信号無視」「暴言」 大反響!お年寄りの「やり放題」(J-CASTニュース) - Yahooニュース


同じように感じていた人たちは結構いるんだな、と。


だから「言ったでしょ?」って言いたくなるわけさ。

高齢者の犯罪増加

この記事中にもリンクを書いてあるけれど、指摘したのは06年のクリスマスだったのね。まあ、当時には話題にのぼるなんてことは、なかったけど。場末ブログだから、ま、しょうがないんですがね(笑)。


後からだと、何とでも言えるに過ぎませんから。