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前哨戦?の都議選で何を見るか

2009年06月22日 19時09分46秒 | 政治って?
前回05年選挙の時にも民主が大躍進の16議席増だったが、その後に行われた郵政選挙では自民の大勝だった。なので、選挙というのは何が起こるか判らない、という部分はあるのではないかと思うので、一概には言えないのかも。

都議選については毎回全くよく判らないのであるが、見るべき部分としてはいくつかあるかもしれない。


①民主が第一党に踊り出るか?

最大の注目ポイントはここだろう。自民が前回50割れで、地盤沈下が避けがたいということが明らかになっていったことと、民主の攻勢というのが都議選にまで及んできている、ということはあるだろう。今回、民主が普通に闘ったとしても、40以上の議席を確保する可能性は高いかもしれない。そうなると、自民惨敗の絵が思い浮かぶわけだが、自―民逆転、ということは十分考えられるであろう。例えば、他議席が変動がなくても、民主が+7、自民が-7で民主と自民ともに41議席となる。派遣切り問題などで共産に注目が集まったりしたので、ひょっとすると共産が議席を伸ばしてくる可能性も僅かながらにあるかもしれないし。そうなると、自民の第一党転落というのは「十分有り得るシナリオ」ということになるのではないか、と。


②公明の当選100%が崩れるか?

何故か東京での選挙では公明党の神通力が凄いらしい、ということだ。前回選挙では出た候補者が全員当選を果たしていたので、これはこれで凄いわけである。民主は議席を伸ばしたとはいえ、約7割の当選に留まっていたことを思えば、公明の固い結束力というのが光るわけである。これに驚かされるのだ。

しかし、である。
今回は果たして100%が達成できるのだろうか、ということになる。これは公明といえども、選挙戦での優位が崩れ去るかもしれない、ということを暗示することになるであろう。民主が第一党を確保した上に、公明の牙城が崩されるとなれば、衆院選での自公協力なんて吹き飛ばされる可能性が高くなる、ということになるからだ。特に都市部においては、脅威となるだろう。


③共産の動向は?

若年層を中心に共産党の存在感が増したかどうか、ということを占う意味では、共産党議席の動向が気になるところではある。衆院選で無党派層の票が民主や共産に多く流れてしまうということになれば、与党の勝ち目はなお一層薄くなるであろう。よりによって、少し前までは斜陽政党であった共産党に票を食われてしまうなんて、自公からすると「許し難い」と思うに違いない。それくらい地盤沈下は酷いのだ、ということの裏返しではあるけれど。


④自民党議員や公明党議員の忍耐力をテストする?

負け方によって、どんな対応が出されるか、ということの試金石となろう。さすがに、堪忍袋の緒が切れるということになってしまうかもしれないし、そこはグッと堪えて耐え忍べるかもしれないし、どうなるんだろうな、と。

酷いボロ負けを食らってしまった時、果たしてそれを耐えられるだろうか、ということはあるね。
例えば参院選の時のように、惨敗だったら?
それとも、自民の議席が40割れとかまで落ち込んだとしたら?
公明候補が5人以上落ちてしまったら?


ま、そんときゃ、なるようになるだろうね、きっと(笑)。

参考までに、私の選挙前の予想とかは、大体が「大ハズシ」であることが多いので、まるであてにはならないです。
郵政選挙の時の予想も全く外れていましたから。

少しばかり安心を得たい方々には朗報でしたでしょう?>与党議員の方々(笑)