いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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『デトロイト・メタル・シティ』と『トランスフォーマー』

2009年06月28日 15時27分42秒 | 俺のそれ
家族にバカうけだったのが、『デトロイト・メタル・シティ』(DMC)だった。ウチの子の場合、流行りの音楽とかにはあまり興味がないようだし、特にメタル系には一切関係がないので、かなり笑えたみたい。

松山くんの演技力というのもあるだろうし、作品全体の出来上がりとかがうまくハマっていたんだな、という印象。噂通りに楽しめた一作。家族とかカップルにお勧め、かな。


『トランスフォーマー』はテレビで放映していたのを録画で拝見。
映画の公開は知っていたけれど、どうせ「子ども騙し」みたいなロボCGの駄作なんだろうな、とか勝手に思い込んでしまっていたが、案外面白かった。続編もそれなりに期待できるかもしれない。


ちょっと思ったのが、最近のヒーロー像がかなり変わってきているんじゃないかな、ということ。『ダイハード4.0』くらいから、日本のアニメ主人公にありがちな男子像みたいなのが、映画の中でもよく見られるようになったんじゃなかろうか、と。

シュワちゃんみたいなキャラとは対極にある、非力系なのだ。全然マッチョじゃない。喧嘩になれば、一発殴られて終わり、みたいな。それでいて、メカに強いか、IT系に強い。いわゆる頭脳系。

なので、昔みたいな「ボンド系」っぽい、男前で女にモテ、腕力に自信があり、怖いもの知らずで、アクション&ハードボイルド系統の人ではない。なおかつ、シュワちゃんでもなけりゃ、スタローンでもなく、どこにでも居そうなナヨっとした「ギーク」?系の普通の男、みたいな感じだな。いかにも「世界を救えそうになさそうな男子キャラ」が、どうやら人気らしい、と。