新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍政権の末期症状が噴出してきた

2019年12月18日 11時31分42秒 | 安倍晋三

「新語・流行語大賞」が発表され、「今年の漢字」が決まり、徐々に世の中は年末モードとなりつつ、来年は「五輪イヤー」で全国各地を走る聖火ランナーとコースが発表されるというニュースがテレビで報道されれば、忘れやすい多くの国民の目からは「桜」は消えかかっている。
 
昨日の「首相の一日」によると、「6時43分、東京・神田小川町の居酒屋「福の花神田小川町店」。報道各社の首相番記者と懇談」したらしいのだが、安倍晋三はいつもの割烹料亭や高級寿司店ではなく、高級居酒屋に若い身内の記者連中を集めたらしい。
 
首相番記者なので、どこの新聞社かはお互いに明らかにしていない。
 
おそらくは、「今年はもうお仕舞にしようや」とばかりに安倍晋三の地元山口県の高級酒を振る舞ったのであろう。 
 
そんな安倍晋三に呼応するかのように政府は「桜」をなかったことにし始めた。
 
桜質問 政府ゼロ回答 推薦枠「60番」など調査せず
 
     
              【東京新聞より】
  
さらに毎日新聞の調査によると、「『お答え控える』安倍政権の答弁、『悪夢の民主党政権』の4倍 12年105回が19年420回に」ということで、批判が殺到したという。


「安倍政権による答弁拒否って民主党政権時代の4倍に達するのか…。
都合が悪いからこそ国会での答弁を拒絶する。
安倍政権時代は悪夢を超えた「地獄の安倍政権時代」だな。」
 
さんざん税金や政治までもを「私物化」してきた政権なので、いまさら「国会軽視だ!」と騒いだところで「蛙の面にXXX」であろう。
 
もはや国民の負託を受けている野党の国会議員などは眼中にないと言わんばかりの横暴ぶりである。
 
もっとも、見方を変えれば野党側の質問に「まともに答えられない」ほどの悪事を重ねてきたので答えられるわけがないというのが本音であることは間違いない。
 
もはや「身の潔白」という言葉すら失った政権なのであろう。
 
そんな政権の中でも側近中の側近が「身の丈発言」以来、矢面に立たされている。
 
大学入学共通テストをめぐり、萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言をきっかけに英語民間試験の活用が見送られて2カ月足らずで、今度は、共通テストのもう一つの看板だった国語と数学の記述式問題が導入見送りになった。
 
改善策『荒唐無稽だ』 共通テスト、失われた二枚看板


こんなツイートをしていた「朝日嫌い」の読者もいる。


中には「今秋、初入閣を果たした安倍内閣の閣僚の中で、萩生田文科大臣にはMVPを与えたいと思う。(^^)とおちょくっていたブロガーもいる。
 
安倍内閣の肝いりであった教育改革も蓋を開けてみれば、怪しげな業者癒着型の「受験生を全く無視」した政策であった。
 
採点業務61億円受注 ベネッセ子会社はまるで“謎の秘密結社”」  
 
そして、ついに萩生田光一文科相の疑惑が発覚した。
 

<萩生田文科相 殺人事件を起こし、指名停止になった後援企業から献金 追及【第2弾】>
 2019.12.17 AERAdot.
 大学入学共通テストでの記述式問題の延期を発表した萩生田光一文部科学相については、「政治とカネ」を巡る問題も発生している。本誌は先週号で、萩生田氏が地元の有権者を対象にグラウンドゴルフ大会などスポーツイベントを開催し、赤字分を補てんしていた事実を報じた。その行為が公職選挙法や政治資金規正法に違反する可能性があることを指摘したが、さらなるカネ絡みの「疑惑」が浮上している。
 萩生田氏の地元・東京都八王子市にA社というビルメンテナンス会社がある。萩生田氏の後援者として地元では有名で、同社代表取締役会長が運営するブログを見ると、会長は萩生田氏の政治団体「はぎうだ光一後援会」の事務局長などを務めていることがわかる。17年12月27日のブログには、自民党本部で執務する萩生田氏の写真を添えて、次のように記している。
<久しぶりに自民党本部に行って来た。そして、自民党幹事長代行の萩生田光一衆議院議員と会ってきた。中々時間が合わなかったので、昼に合わせて打ち合わせをしてきたのだ>(肩書は当時)
 14年4月には「桜を見る会」に出席したことも報告している。そんな萩生田氏にとっての蜜月企業に“凶行”が起きたのは、同年6月のことである。A社の社員ら3人が、知人の男性(当時33)を市営プールの事務所に呼び出し、バットで殴打するなどして殺害。プール近くに遺体を埋めたとして、警視庁高尾署は出頭してきたA社社員を殺人と死体遺棄容疑で逮捕した。動機は交友関係のトラブルが原因で、現場となった市営プールは同社が市から指定管理業務を請け負っていた。
 元八王子市議の山口和男氏が事件当時を振り返る。
「八王子市の公共施設で起きた事件ですから、市議会でも取り上げられました」 特に問題になったのは、市の請負業務に係る指名停止処分が14年9月から12月までのわずか3カ月間だったことだ。山口氏は当時、この問題を議会で追及したという。
 「社員が重大事件を起こせば指名停止どころか自ら辞退するのがスジです。それをたった3カ月の指名停止で、市長以下が済ませてしまった。当時の市の幹部は『短すぎる』と怒っていましたが、A社の会長と萩生田氏が親しい関係にあるのは八王子では有名なので、忖度があったのか、それ以上、追及されなかった」
 また、萩生田氏の地元事務所のうち1室がA本社ビルに入居しており、毎月18万円が「事務所家賃」として支出されている。
 A社は、萩生田氏が代表を務める自民党東京都第24選挙区支部に14年1~11月、指名停止期間も含めて毎月5千円ずつ献金している。だが、ちょうど処分が明けた12月5日付で100万円も献金していた。もっとも14年12月には総選挙があったので、萩生田氏の政治資金収支報告書を見ると、他にも選挙月には献金額が増えている企業もあるのだが……。
 萩生田氏の事務所は文書で次のように答えるのみだった。
「政治資金は法令に従い適正に処理し、その収支を報告しているところです。ご指摘の寄付も法令に従った適正な寄付であることはご存じのとおりです。ご指摘の事実があったことを踏まえ、今後もさらにコンプライアンスを徹底し、政治活動に専念して参りたいと思います」
 指名停止処分業者から献金を受け、発覚後、道義的責任を考慮して大臣たちが献金を返金したというのはままある話。いまのうちに清廉さをアピールしておくのが身のためでは。(今西憲之 本誌 上田耕司)
※週刊朝日  2019年12月27日号より抜粋

 


お友達の下村博文元文科相が種をまいた教育改革も、安倍晋三と+加計孝太郎の橋渡しをしていたは萩生田光一になり見事に頓挫したわけである。


もはや何をやっても今後は内閣支持率は回復しないであろうし、支持率が40%を割れ始めれば明らかに安倍晋三はレームダックになるだろう、とオジサンは思う。
   

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