「BRICS」とは元々は2000年代以降に著しい経済発展を遂げた4か国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の総称として、2001年に経済分析のなかで呼称されたものが始まりであった。 最近では、米国とEUが中心のNATOに対抗するかのように、「グローバルサウス」という呼称が8月の広島サミット以降脚光を浴びていた。 一方BRICSは各国の思惑から次第に変化しているようである。 「焦点:サウジ、BRICS . . . 本文を読む
4年ごとに行われる統一地方選挙の前半戦の投票日が明日に迫った。 しかし国政選挙と比べると格段と盛り上がりに欠けており、選挙期間も短いこともあり遊説のための選挙カーもほとんど見ることはなかった。それも当然で議席定数を上回る候補者がいない選挙区も多数あるかららしい。 実際には、939選挙区のうち348の選挙区、つまり37.1%の選挙区で、候補者が投票なしで当選するという。 「統一地方選挙の4割が無投 . . . 本文を読む
年が改まり「今年の抱負」をお互いに披露する若者たちの新年会ならば、少々背伸びした抱負を語っても特に問題にはされない。 年少の子供の場合は突拍子もない目標などを掲げたほうがむしろ大人から歓迎される場合が少なくはない。 これらは一般庶民の場合のことであり、国のトップリーリーダーの場合はその発言には大きな責任が生じることは言うまでもない。 どうやら岸田文雄にはそのような覚悟が希薄であるということが今年も . . . 本文を読む
岸田文雄が安倍晋三の国葬には「「諸外国から国家元首・首脳レベルを含め、多数の参列希望が寄せられている。礼節をもって応えることが必要だ」と言っていたが、国葬の日が近づくとともに参列希望者に変化が生じている。 「親日家のウルフ元独大統領出席 安倍氏国葬、メルケル氏は見送りへ」 「調整を進めてきたメルケル前首相は出席を見送る方向だ」まあ、カルトの、カルトによる、カルトのための葬儀 . . . 本文を読む
多くのメディアが米朝首脳会談の「歴史的な合意」を期待する報道が多かったにもかかわらず、2月の最終日から3月1日の未明にかけて、事態は急変化して共同記者会見すらなく、明らかに合意は成立せず、両首脳は自国に戻ってしまった。 大した期待をしていなかった側からみれば、「さもありなん」といった感想なのだが、期待を裏切られたメディアの心境が現れているタイトルが並んでいた。(全て朝日新聞) 「大誤算の米朝会談 . . . 本文を読む