学生時代、夏休みのアルバイトで測量事務所の仕事をしたことがある。測量場所がかなり遠方なので乗用車に何人かが乗って移動するのだが、その時の車の運転手が関西出身の人間で、約1週間ほど行動を共にした所ですっかり関西弁に染まってしまった経験をした。 気が付いたら「ほな、いきましょか?!」という口調がしばらくは耳から離れなかった。 それ以降、関西弁には大きな拒否感があり、とりわけ関西の芸人の笑いには心底笑う . . . 本文を読む
最近は半世紀余り権力の座にしがみついていた自民党の劣化どころか腐敗ぶりが顕著になってきており、政界に腐臭が漂う毎日なのだが、国家の財政もかなり怪しくなってきており、財政健全化推進本部の如何わしさも指摘されている。 「自民党・財政健全化推進本部の『大いなる欺瞞』…馬車を前に進める気がない男が御者である限り日本は確実に地獄に落ちる」
■このままでは日本の衰退は止まらない岸 . . . 本文を読む
つくづく岸田文雄という人物は実体感の希薄な政治屋であることが、最近の言動からも明白になってきている。 「裏目裏目の岸田首相『やってます感』の政治刷新本部 メンバーに裏金疑惑でも黙認の開き直り」 危機感が漂うはずの取材の場で、不思議なほど緊張感が感じられなかった。安倍派の裏金事件など自民党派閥パーティーをめぐる政治資金事件を受け、再発防止策や派閥のあり方を検証するため、自民党本部で11日に開かれた「 . . . 本文を読む
大規模震災が起きればメディアは真っ先に被害状況の放映から必ず始める。 視聴者たちに被災者たちにあたかも寄り添っている共有間を植え付けることが狙いである。 そのうち時間の経過とともに避難者たちから必要物資をを要求する場面を発信する。 なんとなく「やってる感」だけがテレビの画面いっぱいになってくる。 本来の報道の仕方は、もっと別の所にもあるのではないだろうか。 「能登半島地震の衝撃に便乗するのでは… . . . 本文を読む
正月の約1週間ほどは地方の温泉地からのローカル局では満足なニュースを見ることができず、ましてやガラけーではネットニュースをほとんど見ることがなかった。 おまけに帰宅後はなぜか「インフルエンザ」まで一緒についてきてしまった。 高齢者としてインフルエンザの罹患後の後遺症はかなり厄介なものであると、あらためて感じている次第。 石川県の能登半島の大地震関連ニュースに隠れてしまった自民党の裏金疑惑について、 . . . 本文を読む
鶴 寿 千 歳 昨年も拙ブログへの皆さまの「訪問」に感謝します。 昨年は12月に入り、安倍派の多くの議員のパーティー券からみの派閥からの「キックバック」による裏金疑惑が発覚しました。 派閥の会計の収支報告書とキックバックを受けた議員側の入金の記録がなく、これが裏金となり、脱税に相当します。 通常国会が開会されれば、国会議員の不逮捕特権により、脱税疑惑の立件・逮捕 . . . 本文を読む
遂に、やっと東京高裁は再審開始を認めただけではなく、「衣類は第三者が隠した可能性が否定できず、事実上、捜査機関による可能性が極めて高い」と、警察による証拠の「捏造」にまで言及したのは画期的であった。 今まで検察当局は警察権力の体面を庇うあまり再審を認めなかったのだが、最高裁判断もあり今回の高裁の再審開始となったわけで これでも、検察は特別抗告するのであれば「捏造」で進退窮まった平気で嘘をつく高市早 . . . 本文を読む
現在、わが国の道路橋(橋長2m以上)は約70万橋。その内、長さが15m以上の橋梁は15万7000以上という膨大な数に達しており、その多くが1955年から1973年にかけての高度経済成長期以降に建設されているという。 橋梁の寿命は、一般に50年程度と言われているのだが、この寿命50年の出所は、「減価償却資産の耐用年数等に関する大蔵省令(昭和43年)」等を引用したものらしい。 それによれば、鉄筋コンク . . . 本文を読む
我が家のオバサンはオジサンに比べるとはるかに「多趣味」である。 とりわけ「趣味の園芸」はかなり年季がはいっている。 しかし一般の花好きの女性とは異なり、鉢植えの花などを買って飾るということはしない。 昨年の秋頃から花ではなくオジサンから見ればサボテンの「孫」みたいな小さな鉢に入っている得体のしれない植物を集めだした。 名前を聞くと「タニク植物よ」というのを、オジサンは早合点して「果肉植物」と思い込 . . . 本文を読む
日本だけではないかもしれないが、わが国ではどのような人間でも、どんな悪辣な者でも「死んだら仏になる」ということから、「死者に鞭打つな」と言われてきた。 そしてそんな輩が亡くなれば、多くのメディアが使う表現に、「功罪相半ばする」という無難な言葉がある。 これは、功績と罪過が同じ程度にあるため、善悪どちらとも決めかねるという意味なのだが、「功」に光を当てるのか、それとも「罪」に焦点を絞るのかといえば、 . . . 本文を読む
たまにテレビで自分の青春時代に活躍した歌手や男女の俳優たちを見る機会があった時、その変わりように驚いたり、自分より年上にも関わらず「やけに若く見えるな」と呟いたときに、隣でみていたオバサンが皆な金かけて苦労しているのよ、と何気なく言っていた。 先日も、かつて「御三家」と呼ばれていた呉服屋の9人兄弟の末っ子として生まれた歌手がテレビのインタビュー番組に出ていた。
オジサンより7歳も年上なのだが、 . . . 本文を読む
今でも、「朝まで生テレビ」なる番組が続いているとは驚いた。 そもそも、深夜から明け方まで「論客」らしき連中が自分勝手な理論ではなく「屁理屈」を並び立て、怒鳴り、時には相手を罵倒するようなパフォーマンスには全く興味がなかったので、たまにその番組内で「問題」が起きた時ぐらいしか関心がなかった。 そんな番組が新年早々放映されたらしい。 いつもとは変わった風景が生じたらしく、目玉政策として「新しい資本主義 . . . 本文を読む
昨日に続いて作家の適菜収の「それでもバカとは戦え」から、2021年の「バカ10人衆の今日はベスト10の中から、上位5人を晒してみる。
少々不愉快な顔もあるが、我慢して「来年は顔出すな」という気持ちで見てほしい。 【第5位】枝野幸男 自民党の暴走に抵抗するための野党共闘のお膳立てを散々周辺にやってもらいながら、それを . . . 本文を読む
今年も余すところ2日となった。 例年ならば今年亡くなった「墓碑名」を掲載したいところだが、それよりも現存する、決して日本にとっては好ましくない人物を列挙するほうが、忘れずに来年も監視する気持ちになるというもの。 作家の適菜収の「それでもバカとは戦え」から、2021年の「バカ10人衆を、今日と明日に分けて晒しておく。 今日はベスト10の中から、下位5人を晒してみる。 【第10位】小池百合 . . . 本文を読む
日本の多くの子供たちはコロナ禍により、今年も運動会とか修学旅行が中止になった。
それにもかかわらず一部の大人たちは世界中からアスリートたちを集めて「国際大運動会」をやっていた。
そんな大人の運動会のため、全国から派遣されたボランティアや警備にあたった警察官たちはそれぞれの地元に帰ったが、皮肉にも五輪終了前後から全国的に感染者が増加してしまった。
昼間だけの話ではない。 真夏の風物詩になってい . . . 本文を読む