新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

ワクチンを巡る不安は尽きない

2021年08月31日 11時53分47秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

一時は5000人を超えていた都内の感染者数が、昨日はナント1915人と発表された。
 
1日の感染者が2000人を下回るのは先月26日以来なのだが、12人の死亡も確認され、30代と80代の男性は、自宅療養中に亡くなっていた。
 
来月から夏休み明けの学校が再開されると、とてもじゃないがピークアウトとは言えないのは当然である。
 
若者のワクチンに対する関心が高まったらしいのだが、2回目の接種を終えた高齢者数が8割超になっが、新規感染者に占める高齢者の割合が増え始めているという。
  
都内在住サラリーマンによると、「行きつけの喫茶店に高齢者が戻ってきて、マスクを外して大声で話す姿をよく見かけるようになりました。目を向けたら、〈オレはワクチン打ち終わったから〉と聞こえよがしに言われてムッとした」という光景が見られたという。
 
テレビでおなじみの昭和大医学部客員教授の二木芳人(臨床感染症学)は、
「ワクチンの感染防止効果は100%ではありません。十分な抗体を得られない人が一定数は出てしまうので、接種を完了したからといって安心はできない。デルタ株の猛威は続いていますから、とりわけ高齢者や基礎疾患のある人は注意が必要です。人混みでウレタンマスクはダメ。うつらない、うつさないためにも不織布マスクをつけましょう」と警鐘をならしていた。
 
あまりにも菅義偉が高齢者の感染率が低くなったことを強調しすぎたからかもしれない。
 
ワクチンは決して万能ではないのだが、2回接種すれば「安心」といった誤ったメッセージも拡散されていることも事実である。
 
その万能ではないワクチン自体が最近はモデルナ社製の製造工場レベルでの検査漏れなのかはいざ知らず入ってはならないものが混入し、それを接種した人がすでに2人死亡しているという事実と、さらには、厚労省が『病理解剖』をやらないということも問題になっている。
 
接種回数では国内ダントツのファイザー社製のワクチンに関しては、こんな記事がでていた。
 
ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味

ワクチン接種後の健康被害がやっと救済される──。厚生労働省の審査会は8月19日、新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーなどの健康被害を訴えた29人に対し、医療費や医療手当の補償を決定した。29人のうち28人が女性で、平均年齢は43才だった。
 国が新型コロナワクチンの副反応の救済を認めるのは初めてだ。しかし、ワクチン接種後に亡くなった約1000人は、「ワクチンとの因果関係は不明」とされたままだ(8月24日現在)。
 また、日本に先んじてイスラエルやアメリカなどが「3回目接種」を行うなどワクチンをめぐる話題はいまだ尽きない。
 そんな中、製造元の1つである米ファイザー社が7月28日に公表した英語の研究論文が静かに波紋を広げている。
 その研究には世界各国の4万人以上が参加。ファイザー製ワクチンの2回目接種から最大6か月間に及ぶ大規模な追跡調査を行った。
 その結果、ワクチン接種によって発症を防げた人の割合を示す「有効率」は91%をマークした。通常のインフルエンザワクチンの有効率は30~50%程度とされるので、かなり高い効果があるといえる。
 だが多くの研究者が驚いたのは有効率ではなく、ワクチン接種後の「死亡率」だった。
 研究では、16才以上の参加者約4万人を「ワクチン接種群(約2万人)」と、正式なワクチンではない偽薬を与えた「プラセボ群(約2万人)」に分けて、接種後の安全性を確認する追跡調査も行った。
 その結果、管理期間中に死亡したのは、ワクチン接種群が15人、プラセボ群が14人だった。つまり、ワクチンを打っても打たなくても、死亡する確率はほとんど変わらなかったのだ。医療経済ジャーナリストの室井一辰さんがこの結果の衝撃度を語る。
「その研究はファイザーの研究者と、ワクチンを共同開発した独ビオンテック社の研究者が行ったもので、4万人を追跡調査する世界最大規模の研究です。これほどの規模の研究はほかにありません。
 意外な発見として注目されたポイントは、ワクチン接種群とプラセボ群の死亡率に差がなかったことです。実際に研究者の間ではこの結果が議論の的になっていて、“一体どういうことなんだ"と戸惑う専門家がいるほどです」
 複数回答による死因を見ると、ワクチン接種群はコロナによる肺炎で1人が死亡、プラセボ群はコロナそのもので2人が死亡した。コロナと直接関連する死者は合わせて3人で、ここでも接種群とプラセボ群に差がなかった。
 その他の死因では「心肺機能停止」「動脈硬化症」「多臓器不全症候群」「肺炎」などが見られた。これにおいても、接種群でもプラセボ群でも特段の偏りはなかった。
 接種によって感染は予防できていることは明らかになった。しかし、打っても打たなくても、亡くなる人の数(死亡率)が変わらないなら、接種する必要性が揺らぐ。それだけに、大きなインパクトを持つ研究結果だったといえる。
ワクチン接種群とプラセボ群の死亡率に差はあまり見られない
ファイザーは不利なデータをよく公表した
 ワクチンを接種したのにコロナで死亡したケースについて、新中野耳鼻咽喉科クリニック院長の陣内賢さんは、「タイムラグがあったのかもしれない」と指摘する。
「ワクチンを2回接種してから充分な免疫ができるまでに2週間は必要とされます。亡くなったかたはその前の期間に感染したのかもしれません。ですので、ワクチンの接種会場でも感染しないように充分に注意することが必要です」(陣内さん)
 陣内さんは、ワクチン接種後に「心疾患」が散見されることにも注目する。
「死者数が少ないためはっきりしたことはわかりませんが、ワクチンを打った人に心疾患が見られるのが気になるところです。糖尿病や免疫不全などの人が接種後、免疫反応が逆に体の負担になったのかもしれないと推測します」
 室井さんも「ワクチンがきっかけとなった死者がいるのでは」と指摘する。
「最新の研究でも、ファイザー製のmRNAワクチンは、心筋系に悪影響を及ぼすと指摘されます。そのため接種群のうち心臓に関する病気で亡くなった人はワクチンが影響したことも考えられます」
 新潟大学名誉教授の岡田正彦さんは同研究の参加者のうち、コロナに感染した人が何人亡くなったかに着目する。
「その研究では、ワクチン接種群の感染者が77人で15人が死亡、プラセボ群の感染者が850人で14人が死亡しました。ここからそれぞれの感染者の『死亡率』を計算すると、ワクチン接種群が19%でプラセボ群が1.6%です。つまり、ワクチンを接種した人がコロナに感染すると、死亡する確率が異常に高くなることがわかります。原因や理由はわかりませんが、データはそう示しています。
 通常、ワクチンの製造元は自分たちが不利になるデータは公にしないものですが、ファイザーはこのデータをよく出してきたと思います。それほど驚きの研究結果であり、さらなる調査結果の公表が待たれます」(岡田さん)
 血液内科医の中村幸嗣さんは「年齢分布を考えるべき」と指摘する。
「私も正直、死者に差がなかったことには驚きました。ただし今回の調査の中核をなしたのは16才から55才までの参加者です。この年齢層はそもそもあまり死亡することがなく、4万人以上を6か月追跡調査した今回の調査でも、その間に死に至ったのはわずか29人でした。
 その年齢層はそもそもあまり死亡しないことに加えて、ワクチンにはさまざまな副反応があります。そのため、この研究期間ではその年齢層がワクチンを接種するメリットはそれほど高くなかったといえるでしょう」
 室井さんも「ワクチンの必要性は年代による」と言う。
「ワクチンにコロナ感染による重症化を抑制する効果があることは確かです。重症は呼吸困難で酸素吸入しないと死亡するレベルで、症状としてはかなりつらい。しかも重症者が多数出ると医療が逼迫して医療費も多くかかるので、ワクチンを打つべしというのがいまの世の中の流れです。
 ただし今回の研究でもわかるように、死亡抑制効果で見ると50代くらいまではワクチンを打っても打たなくてもそれほど変わりません。結局、亡くなっているのは高齢者ばかりで、若い世代ほどワクチンを打とうが打つまいが、ほとんど死亡しないわけです。
 若い世代で接種したくないという人がいるならば、その気持ちを尊重すべきです」(室井さん)
 デルタ株が蔓延するなか、ワクチンには重症化を予防するメリットがある一方、接種しても感染を完全に抑制できるわけではなく、冒頭で紹介したような健康被害が生じることもある。
 そうした知見を踏まえて、ワクチン接種の是非を改めて議論する必要がありそうだ。
※女性セブン2021年9月9日号


この結果には様々な見方の人がいた。


以前から現在の2種類のワクチンは国内基準では「第III相臨床試験」を行っていない製品で、政治的判断から厚労省が「特定承認」したものである。
 
したがって多くの期待と希望を託すことは、あくまでも自己責任の範疇といえる。
 
蛇足ながら、上記記事の読み方に対する過ちをただした人がいた。

【有効率の正しい計算方法】
 そもそも、『有効率』を正しく計算するのには、ワクチン接種者と、ワクチン未接種者とに区別して、それぞれの『回復率、感染率・発病率・重症率・死亡率』を計算します。
 その上で、比較検討し、始めて『ワクチンの有効率』を示すことができます。
本来、ワクチン接種者累計、ワクチン接種者の感染者累計、ワクチン接種者の発病する前に回復した人の累計、ワクチン接種者の発病者累計、ワクチン接種者の重症化する前に回復した人の累計、ワクチン接種者の重症者累計、ワクチン接種者の死亡する前に回復した人の累計、ワクチン接種者の死亡者累計のデータが必要です。
◆『しかしながら、この様なデータの公表は、一切ありません。』
◆◆◆
◆『ですから、今のレベルで『有効率』を語るのは、百万年早いのですよ!』
◆◆◆
★【百万年後の有効率の正しい計算方法】
◆★感染率=ワクチン接種者の感染者累計÷ワクチン接種者の累計
※『感染率』は、都度、都度違う値が出るので、ほとんど意味が無い。世界とか日本とかの大きな単位比較で傾向を見るだけのものです。
 また、現在『感染者累計』には洩れている『無症状者等の潜在感染者』の把握もしなければなりません。
 
それでもすでに医療崩壊している現状では、『無症状者等の潜在感染者』を把握したところで「自宅療養」という「自宅放置」政策があるので、むしろ自宅死亡者数を増やすだけになってしまう、とオジサンは思う。 
   
      

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