生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

不安感をどう発展させるか?

2006年08月27日 | 第1章:愛の領域
心理療法上の<不安感>とは、その人の<理想と現実のギャップ>を言います。不安感を消滅させるには<理想>を一時中断するか、<現実>をあるがままに、一旦受け入れてしまうか、その中間で妥協するかです。ここではこの人間の心の仕組みを理解した上で、理想をどう発展するかを思索します。健全で意欲的な人間は敢えて自分を叱咤激励する手法として人前で少々大きなホラを宣伝し、信用を保持する為に、必死で理想の実現に向かって血の出るような努力をする人が居ます。人生での、ここ一番という大勝負の折には、誰でもそうする事が必要なようです。一種の居直りで人生に勝負を賭けます。不安感に負けずに不安感を理想の実現へのエネルギーにしている人々の心理状態です。:<愛の発育:11-2>:

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