生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

万物流転と普遍的な愛

2006年08月29日 | 第1章:愛の領域
心理療法学の修士号や博士号を所持していても<愛についての思索>が出来ていない心理療法家は役に立ちません。<人類や国家>を愛しても隣のおばさんや可愛い子供を一番大切にしない心理療法家も駄目です。これは私の反省ですが。さて<あなたとわたし>の関係の中での愛情の深さを観察していると、面白い事に気づきます。深い愛情に生きている場合でも、人の世の儚さ、自然の移り変わり、宇宙全体の歴史から感じる万物流転の哀しさを十分に知れば知る程、二人の愛情は一段と深まります。互いに滅び行く人間の宿命を意識し、知覚すると益々二人の愛情は永遠不変のものに変質していく姿は何を悟らせようとしているのでしょう。:<愛の発育:11-4>:

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