シートポストをオフセット1.5cmのPro vibe7からノンオフセットの現行Pro vibe(アルミ)に交換。それとともにサドルをアリオネからアリアンテに換装して、かなり前乗りセッティングに。当面の目標は、気が早いけど4月のヒルクライム。そのために、ローラー台でFTP上げる系のトレーニングを集中的にやりたい。とにかくパワー増したい。前乗りして、確かにローラー台でのパワーが出しやすくなったけど、実走に比べるとローラー台は前乗りになりやすくて、ローラー台だけで調整すると変なセッティングになってしまうから、ちゃんと実走で調整しなきゃなと。
そもそもの交換の理由はVibe7の塗装が剥げてきたからと、一昔前の後ろ乗りポジションから最近の前乗りポジションへの移行。ローラー台に乗っていてペダルからサドルが遠いような気はしていたのだ。
今年のセッティングのコンセプトとは、下ハンドルの持てるエアロポジション向けセッティングとともに、関節の可動は浅めの方が力が出るだろうという、シートポストがやたら高いセッティングだった。クリートも浅めにして、ペダルの下死点でつま先も伸び気味でぎりぎり届くくらいな。確かに、力がかけやすいような感触はあったのだけど、結局末端の小さな筋肉を使うことが多かったのかヒルクライムでシッティングを維持するのが苦手になった。
また、副作用として股とサドルが擦れるのか、股ずれとそれによるオデキが頻発した。栗村先生も、股ずれが起きるのは、サドルが高すぎるのを疑うべき、と言っていた。
だもので、むしろサドルは太ももが腹を突き上げない程度に下げ、太ももと大臀筋の筋力で走るように変更した。また、クリートも今までより深めにし、母指球と土踏まずの間くらいに変えた。この方が体幹付近で発生した踏力がダイレクトに伝わる気がする。もともと、SFRで高トルクのペダリングをした時にカカトがトルクに耐えられず下がってしまうのが気になっていたが、それもほぼなくなった。
なお、新型Vibeの固定方法は、旧型の分解型のようにめんどくさくシンプルだけど、微調整は旧型の方がやりやすかったかも。ネジを締めていくと、ちょっとサドルの鼻が上を向いてしまうので調整が必要。カーボン製がベターだけど、20gの違いに16,000円は出せなかったのでアルミ製。そのうち、ハンドルとステムも新型に変える予定。