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写真は再掲。
二度紹介したくなるほど、OGK-SFG2長指グローブを気に入っている。
とにかく、冬のトレーニング用グローブとしてフィット感と防寒性の両立が最高である(フィット感については、私がはめやすさを犠牲にしても比較的小さめのMサイズを使っていることもある)。ただし、身に付けるものなので、当然ながら人によって合う合わないはあると思うが。
その上で、春秋用くらいのグローブであるが、気温一桁台でも冷たく感じない、10度台後半でも熱くない。ブラケットに指が4本入るほどタイト。グリップも良く、多少は衝撃吸収もしてくれる。というところで、はめにくさ以外は文句のつけどころがない。
冬の坂でのインターバルトレーニングでは、それまで冬用の長指グローブから夏用のグローブにはき替えていたが、その必要がなくなったばかりか、古い(廃盤の)OGKの指切りグローブよりも、手の平のフィットが良く、ダンシング時のハンドルの追従が良いくらいだ。(ただし、バーテープはフィジークのタッキータイプを使い、レバーにはOtionグリップを使っていることを割り引いて考える必要はあるかも知れない。)
そんなわけで、人によっては握り心地のためにグローブを付けずにロードバイクに乗る人も多いが、むしろ私は握り心地のためにもこのグローブを付けてもいいくらい。
少し話は変わるが、ロードバイクという時速数十キロ出る乗り物を、特に夏場は防御力0の格好で乗っているわけだが、動きやすさや快適性を犠牲にしない範囲で、なるべく防御力を高める努力は必要ではないか、と考えている。その意味で、落車時に怪我をしやすい指を守る長指グローブは推奨しうるアイテムになり得るのではないか(最も操作性が落ちて、かえって落車しやすくなっても困るが)。
OGKの春夏用長指グローブPRG7が、SFG2と同じく操作性や快適性を備えるのであれば、真夏でも長指グローブを付けるのはアリかなあと考え始めている。珍しい奴と思われそうだけど。