廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

激闘のドラマ

2007-12-02 22:57:20 | Weblog
 週末、レンタル屋で借りた映画『あなたを忘れない』を見た。 日韓合作の映画で、JR新大久保駅でホームから転落した酔っ払いを救おうとして同じく救出しようとホーム下に下りた日本人男性と一緒に事故で亡くなった韓国人留学生の物語です。 映像的には地味だけどいい作品でした。 趣味の音楽を通じ、韓国と日本の文化の違いを超えて心を通じ合わせて行く主人公の韓国人青年と、ヒロインの日本人女性との恋も心温まるものがありました。 個人的には冒頭に新大久保駅の事故の場面を持って来て、そこから過去に戻る形の演出にした方が印象に残って良かったのではと思いましたけど、これは個人の趣味の問題ですし、演出手法としてはかえってありきたりかも知れないので微妙なところなのですが...

             

 北京オリンピック出場を賭けた今日の日韓戦は大変な死闘だった。 先発はダルビッシュ投手(ファイターズ)かと思っていたら相手打線の兼ね合いもあって左腕の成瀬投手(マリーンズ)だった。 星野監督は本当に若いエース達に賭けて来た様だ。 成瀬投手は2点は取られたものの先発の役目は十分果たし、そして今回は中継ぎに回った”切り札”の川上投手を投入、終盤には岩瀬投手(ドラゴンズ)を異例の3イニング登板、何で藤川投手(どこかの球団)を使わないのかと疑問に思っていたが、点差が少ないので延長戦の場合に備えて待機させていたらしい。 中盤から点が取れずに苦しんだが、勝負強い稲葉選手(ファイターズ)のタイムリーヒットで大きな追加点、そして1点リードの9回には抑えの上原投手(ジャイアンツ)がきっちり3人で抑えて逃げ切った。 本当に両代表チームが死力を尽くしての激闘だった。 試合前には色々あったらしいが、試合自体は本当に良かった。 このまま日本がオリンピックに出る事になったとして、韓国も最終予選を勝ち抜いてまたオリンピックの場で戦いたい。 とにかく明日の台湾戦も必勝で行きたいものです。

                   

死んじゃだめだよ 埼玉のNPO自殺防止活動(産経新聞) - goo ニュース

 これはいい事だと思います。 以前あった携帯闇サイトでの自殺幇助事件以来、私は”自殺”で検索すると自殺を思い留まらせるサイトばかりがヒットする仕掛けがあればなと思っていましたから。 個人的には宗教界に期待しています。 仏教でもキリスト教でもイスラム教でも何でも、自殺を考えるほど苦しんでいる人達の悩みを聞いたり、場合によっては叱ったりして心の支えになればと思っています。 もちろん宗教家の方も心理学やカウンセリングの勉強をしたり、金銭問題などで苦しんでいる人の相談に乗る為に弁護士さんなどの専門家とも人脈を築いておく必要がありますが... でも本当にこれからの少子高齢化時代は檀家制度で寺の運営が安泰と言う時代では無いのですから。 仏教学校などもそう言う新時代に対応出来る人材を育てるべきでは。 ちなみに私は仏教徒ではなく天満宮を信仰していますが。

                   

藤田まこと 時代劇の減少「寂しい…」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 来年からNHKの木曜ドラマが無くなって土曜日に30分の枠で細々と時代劇をやるらしいですね。 一方で民放では時代劇自体がほとんど無くなってしまった状態で、このままでは時代劇の製作能力(撮影技術や演出、それに大道具や小道具など)が大幅に落ち込み、今後も時代劇が続くだろうNHK大河ドラマにも少なからず影響が出るだろうとの事。 私の子供の頃は月曜日は『水戸黄門』や『大岡越前』、水曜日には『銭形平次』や『鬼平犯科帳』、木曜日には『遠山の金さん』、金曜日には『必殺シリーズ』、土曜日には『暴れん坊将軍』、そして年末と言えば『忠臣蔵』...と毎日の様に時代劇をやっていて祖母が欠かさず見ていた記憶があります。 別にお年寄りじゃなくても時代劇好きな人はいると思うのですけど、少々定番物やワンパターンに走り過ぎたのが若者離れの原因なのでしょうか...

 これで時代劇復権になるとは思えませんが、私も来年は市民球場最終シーズン応援企画としてハードボイルド時代劇『筆殺仕立人』を広島市民球場、および広島ビッグアーチにて作って行きたいと思っています。 とりあえず予告編として今年一話だけでもやりたいと思っています。 ロケは今月8日、土曜日の16時より広島ビッグアーチにて決行します。 主人公・”駿河守”が最初に叩っ斬るのはJ2京都になりそうです。 京都には何の恨みも無いのですが、これも全ては広島の為です、恨みっこ無しと言う事で...「覚悟しな!」

                   

 昨日のJリーグは凄い事が起こってしまったな。 浦和の史上最速優勝なるかと言っていたのが鹿島の驚異的追い上げもあって最終節での大逆転優勝とは... 選手たちが劇的過ぎて映画が作れてしまうと冗談を言っていたそうだが、フィクションでここまで劇的だと逆に嘘臭く見えてしまうでしょうね。 まさに”事実は小説より奇なり”ですが。 翌日の新聞には優勝確実のはずだった浦和に忍び寄る過密日程の疲労蓄積が指摘されていました。 あのACL(アジアチャンピオンズリーグ)制覇の達成感で脱力した部分もあったのではと。 今回、劇的な逆転優勝をした鹿島も前回優勝クラブ枠の浦和と共に3クラブがACLに出場する(他に天皇杯優勝クラブも、ちなみに浦和は既に敗退している)事になりますが、来年は鹿島もJリーグ、ナビスコカップ、ACLを同時進行する日程をこなさないといけません。 今季は中堅クラブの川崎が一次リーグ突破の快挙を成し遂げましたが、鹿島もそれと比べられる事になります。 心して準備しておかないと...

                   

 明日は台湾戦の結果(”ダル様”が投げるのだし、多分オリンピック出場権を獲ってくれると思いますが)、それと今週末の地域リーグ決勝大会でJリーグに近付く大きな一歩を記したサッカークラブ『ファジアーノ岡山』について書きます。


 ...以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする