ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

①韓国文学②韓国漫画③韓国のメディア観察④韓国語いろいろ⑤韓国映画⑥韓国の歴史・社会⑦韓国・朝鮮関係の本⑧韓国旅行の記録

韓国の「例の」トイレットペーパー事情 ★画期的な掲示物を見ました!

2015-05-18 23:47:03 | 韓国関係の雑情報
 これも先月のソウル旅行で見つけたネタです。
 地下鉄梧木橋(オモッキョ)駅のトイレ(個室の方)に次のような掲示物がありました。

    [訳]
        トイレにゴミ箱はありません。
    使用したペーパーは便器の中に入れてください。
    必ず備えつけのトイレットペーパーのみを適当量お使いください。
    その他のゴミは洗面台横または駅内に置かれているゴミ箱に捨ててください。


 いやー、これは韓国トイレ史上画期的なお知らせですね。
 韓国に旅行したことがある人には周知のことでしょうが、韓国ではトイレ(大)で使用した紙は便器に捨てず、個室内に置かれているゴミ箱に捨てることとされてきました。近年、空港内のトイレをはじめ、高級ホテルや百貨店等では便器にそのまま流せるトイレも見られるようになり、また一般家庭でもそんなトイレが増えてきているようですが、それでも一般の公共施設等のトイレは「紙を便器に捨ててはダメ!」で、外国人が多く利用するホテル等では注意書きも貼られています。
     
 上の画像左はけっこう高級なホテルのトイレ。こんな目立つ場所に貼られているということは、こうでもしないとうっかり便器に捨ててしまう客が多いのでしょうね。右は便器の近くにゴミ箱か置かれている、ごくふつうの韓国のトイレ。もっとひどい状態のものもあります。ふつうのホテル等では毎日捨ててキレイな状態を保っています(と思います)。
 便器に捨ちゃダメという理由はトイレが詰まるから。ではなぜ詰まるかというと、
 ①排水管が狭い。
 ②トイレットペーパーが溶けにくい。
 ③水圧が弱い。

 ・・・といった諸説があるようですが、どれが決定的かはよくわかりません。
 わりと最近、韓国でも専門業者だかが「そのまま便器に流しても大丈夫」と公式に言ったものの、今までの習慣になじんだ人々はゴミ箱がないと怒ったり、周囲に捨てたりしているという記事を何かで読んだ記憶があります。
 そんな韓国の人たちが自国の「常識」を保持したまま観光等で日本を訪れると当然困ったことになるわけで、日本各観光地やホテル等では次のような韓国人(&中国人)向けの注意書きが貼られることになります。
      

 左は東京都庁、中は青森駅ビルのトイレの注意書き(韓国語と中国語)、右はあるホテルの韓国人客用注意メモ。「宿泊客の皆様へ 日本のトイレットペーパーは水に溶けます。便器に捨ててください」と書かれています。

 しかし、韓国旅行に行って初めてそんなトイレ事情を知った時「韓国はなんて遅れているんだ!?」とアタマにきた人は多いでしょうが、地球レベルで考えると「紙を便器に流せるのが世界の常識」ということでもなさそうなんですね。
 2002年の<教えて!goo>に「トイレットペーパーを流さない国はどこ?」という質問がありました。(→コチラ。)
 何人もの人が回答を寄せていますが、そこであげられたあげられた国はというと・・・、
 エジプト・ケニア・タンザニア・ブラジル・アルゼンチン・メキシコ・グァテマラ・ホンジュラス・パナマ等のアフリカや中南米の諸国。
 アジアでは中国ではほとんどのトイレは流せない。香港・マレーシア・インドネシア・ベトナム・マレーシア・タイ・台湾・インド・トルコでは流せないところがあった。
 ヨーロッパでも、建物の構造などにより捨てられないトイレがあるとのこと。イギリス・イタリア・スペイン・フランス・ギリシャ・ハンガリーなどでもそんなトイレがある。
 ・・・とのことで、ある人は「世界の大部分の国では紙は流さないのではないかと思います。水洗トイレなら当然紙も流せるという国は実はあまりないのかも」と記しています。
 10年以上前のQ&Aなので、その後変化はあるかもしれません。ここでもまた日本の「常識」と韓国の「常識」の違いはわかるとしても、どちらが世界の常識に近いかというと即断は禁物のようです。まあ日本の方が「先進国」の常識のようには思えますが・・・。

★注意事項!
 冒頭の画像のような掲示があるからといって、韓国のどこのトイレでも紙を便器に捨てていいことになったということではありません。地下鉄駅のトイレの場合はOKということです。
 私ヌルボの身近にも、便器を詰まらせてしまったという人が2人います。少なくともゴミ箱が置いてあるトイレではこれまでと同様にゴミ箱に捨てるのが無難です。

※[参考] <カイカイ反応通信>の記事「韓国人「日本人が韓国人に残したメモ、トイレットペーパーは便器に…」 →コチラ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国でも「赤チン」は長い間愛用されてきた薬だった。言葉は今も使われている、かな?

2015-04-12 10:44:09 | 韓国関係の雑情報
 一昨日(4月10日)のカイカイ反応通信愛読者さんから、韓国映画「建築学概論」中に「2012年の屋外屋台でヒロインが転んで怪我をさて、主人公が『こんなの赤チン塗っとけばいい』というシーンがあった」とのコメントをいただきました。
 赤チンについては、本ブログでも過去記事(→コチラ)で、ドラマ「英雄時代」に「アカチンニナ バルラジュオ」(赤チンでも塗ってやれ)というセリフがあったこと、映画「僕が9歳だったころ」でも赤チンが出てきたことを書いたことがありました。

 また、たまたま今読んでいる金時鐘「朝鮮と日本に生きる」(岩波新書)の中にも次のようなくだりがありました。著者が国民学校の頃、つまり戦時中の話です。
 (「兵隊ごっこ」では)仰々しいまでに塗ってくれる「救護班」の赤チンキを勲章に、意気揚々夕やみ迫るなかを引き揚げたものです。

 このように戦前から韓国でも愛用されてきた赤チンですが、商品名は아까징끼(アッカチンキ)」でした。
 これは빨간약(パルガニャク.赤い薬)」ともよばれてきました。
 今google検索すると「아까징끼」は3万5千件、「빨간약」は22万5千件で、後者の方がずっと多く用いられてきたようです。上記の「建築学概論」中にセリフも→コチラを見ると「하아아... 이거 괜찮아 이거.. 빨간약 바르면 금방 나아 이거」でした。

 さて、このマーキュロクロム(商品名赤チン)ですが、大分前から日本では販売されていないと思っていましたが、今ウィキペディアを見ると次のような説明がありました。
 日本では、製造工程で水銀が発生するという理由から1973年頃に製造が中止されたが、常備薬として求める声は多く、海外で製造した原料を輸入することで現在も販売されている

 ・・・そうだったんですね。
 一方韓国ウィキペディアの「머큐로크롬(マーキュロクロム)」(→コチラ)の説明文では「現在は水銀が入っているという理由で市販されていない」とあります。エンハウィキミラーの記事(→コチラ)等、他の韓国サイトの記事を読むと、どうも1990年代になって発売禁止されたようです。
 その後アカチンキに代わって用いられているのが「ポビドン(포비돈)」(orポビドン ヨード)です。
     
 色から推定して、これも「赤い薬」の範疇なのかどうか? 「建築学概論」でも現代の場面で「バルガニャク」と言ってるし・・・。
 日本ではポビドンヨードといえば、イソジンのようなうがい薬がまず主な用途のようですが・・・。

 日本の場合、赤チンの後継といえばマキロンでしょうが、近年では湿潤療法というのが勧められているそうですね。
 しかし、私ヌルボの少年時代は子どもの数も多かったし、外で大勢で遊んでいたのでケガも多く、 肘や膝などに赤チンを塗った子はごくふつうに見かけたものですが、この頃はかなり子どものちょっとしたゲガは減っているように思います。実際のところはどうなんでしょうか?

 さて、韓国サイト等でアカチンキや赤い薬の用例を見ると、切り傷や擦り傷の場合だけでなく<心の癒し>の場合にも象徴的なものとしてこれらの言葉や図柄が用いられることがわりとあるようです。
 たとえば次のような本。
       
 「마음에 빨간약 바르기(心に赤い薬を塗る)」(左)は、波登かおり「1分間元気チャージ」(2005)の翻訳本。内容は原題でおよそわかりますね。右の書名は빨간약(赤い薬だけですが、内容は悩みを抱えた子どもにどんな話し方・接し方をするかというものです。
 また次のような画像もありました。
   
 左のイラストは一目でわかりますね。右は単に膝の傷に薬を塗っている絵かと思ったら、「心の傷を負った犯罪被害者のために、ソウル警察では犯罪被害者心理専門要員を置いています」という警察からのお知らせ記事のイラストです。
 こういう「心に赤チン」といった発想は日本でもあるかもしれませんが、どうも韓国っぽい感じがします。ことのついでですが、これと同様に「心に絆創膏」というのもあります。
   
 右の絆創膏だらけのハートは手術するしかないレベルだと思いますが・・・。そういえば、韓国映画「ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士」の原題も「반창꼬(絆創膏)」でした。(なぜか<膏>が濃音になってます。) 消防士と医師という主人公カップルが、互いの傷に絆創膏を貼ることができるのか、という意味ですが、原題のままだと日本人には全然意味不明だったでしょうね。

 そういえば私ヌルボ、この数十年間(?)まれに切り傷・擦り傷等があってもすべて自然治癒にまかせていたことに思い至りました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国のネット書店(yes24)で本の購入、やっとカード決済に成功 ★本人認証サービスの利用が必須だった!

2014-12-01 23:57:08 | 韓国関係の雑情報
 2つ前の記事で、(私ヌルボのような)外国人が韓国サイトで会員登録をする際の手続きがとても面倒だということを書きました。登録できないことも1度や2度ではありません。
 また韓国在住のイギリス人の書いた、韓国でのオンラインショッピングが困難であるという記事を紹介しました。

 その続きで、今回は私ヌルボが以前は面倒ながらもなんとか利用していた韓国の書店(教保文庫yes24)のネット通販が近年一層手続きがややこしくなって、利用できない状況にあることを具体的に書く予定でした。
 そのために再度(正確には再々々々・・・度)試みてみたところ、なんと奇跡的にyes24で決済完了までたどりつくことができました!

 本ブログでは、5年前(2009年)の過去記事<韓国の本を入手するには? 韓国本専門書店とネット通販の紹介(2)>(→コチラ)へのアクセスが恒常的に多く、そこで教保文庫やyes24の通販を紹介した手前、利用可能ならその具体的方法を示し、不可能ならその旨書くべきところ、自分自身でもよくわかっていなかった点がやっとわかって、とりあえずはほっとしました。

 そこで、その成功に至ったポイントを記します。
 で、以下ヌルボがこれまで分け入った袋小路は極力省いて、最短距離でゴールにたどりつくための手順を記します。
 なお、これは日本在住で、韓国のカードや銀行口座を持っていない日本人用のものです。あ、それからJCB・VISA・MasterCardのいずれかのカードを所持している必要があります。韓国語は中級レベルならまずOKだと思います。

①まずはyes24のサイト(→コチラ)を開くところからスタート。
 ※yes24と並ぶ大手ネット書店・教保文庫のサイトは→コチラ
 教保文庫は、大型店舗で知られる光化門店をはじめ全国で21の店舗を展開している書店です。

②会員登録してログイン。
 画面上部のバーに로그인(ログイン)、その右に회원가입(会員加入)のボタンが並んでいます。

 「会員加入」の手続きをしていない人は、この「회원가입」のボタンを押すと下の画面が表われます。

 なんだか以前よりも複雑になったような・・・。一応全文を読んで(or読んだことにして)2ヵ所の「동의합니다.(同意します)」の□にチェックを入れます。

 上の5つの中から、一番右の「해외거주 회원(海外居住会員)」を選びます。
  ※その左の외국인회원(外国人会員)を押すと外国人登録番号を求められます
 その下の欄には、上にハングル名、下は英文名(名/姓)を記入します。
 そして最下段の「회원가입」のボタンを押します。それで会員登録はOK。(・・・のはず。)

 すでに会員になっている場合は、上記の로그인(ログイン)ボタンを押します。

 上の欄に아이디(ID)と비밀번호(秘密番号=パスワード)を入力して右のボタンを押せばOK。

③本を選んでカート(카트)に入れる。(「すぐ購入(바로 구매하기)」もあり。)
 購入したい本は、それぞれの本の欄にある下の5つ並んだボタンの一番左の카트에 넣기(カートに入れる)を押します。あとで取り消せるので、とりあえず入れておいても問題はありません。
 なお、바로 구매하기は「すぐ購入」。これでもOKです。
  ※教保文庫の場合は、카트ではなく장바구니(買い物かご)という固有語を用いています。


④カート内の本を確認したら「주문하기」を押して決済画面へ。
 카트のボタンは、上部の会員加入の2つ右にあります。そこを押すとカートの中身がわかります。
 購入を取り消す場合は、本の枠の右端の欄にある삭제(削除)を押します。
 購入する本が確定したら주문하기を押します。次は決済画面です。

⑤決済画面がややこしくてめんどう。
 まずは배송주소(配送住所)。最上段の구분(区分)は해외배송(海外配送)を選びます。

 国名のリストからJAPANを選択。しかし、こんなにたくさんの国から注文があるのかな?(購入希望者がいても、皆さんタイヘンだろうな・・・。)
 そして次の배송지(配送地)は最初は새로입력(新しく入力)を選びます。2度目以降は최근배송지(最近配送地)にすると手間が省けます。

⑥最大の関門がカードによる決済の手順
 下の결제방법(決済方法)欄で、最上段は右端の해외발급신용카드(海外信用カード)を選びます。
 するとその下の카드사선택(カード社選択)の窓が開かれ、해외비자(海外VISA)・해외마스타카드(海外MasterCard)・해외JCB카드(海外JCB Card)の3つの選択肢が表示されます。
 私ヌルボの場合、해외JCB카드(海外JCB Card)を選択しました。

 そして카드사선택(カード社選択)窓の少し下の「동의합니다.(同意します)」の□と、画面右下の「결제하기」の上の「동의합니다.(同意します)」の□にチェックを入れ、「결제하기」を押していよいよ最終画面へ。

⑦ポイントは、事前にカードの本人認証サービス(3Dセキュア)手続きを済ませておくことだった!
 待つことしばし、現れたのが次の画面です。

 ここで、カードの番号を記入してNextを押すと・・・、アリャリャ!

 アララ!? 「この番号はカード会社が「安心クリックセキュア」のリストに入れてない」ってか?
 ・・・と、ほとんどこの最後の段階まで来て、虚しく溜め息をついて終わってしまったことが過去2、3回。しかし今回とひらめいたのが「3D認証 カード」で検索すること。すると→コチラのサイトがヒットしました。ここから(JCBカードの場合)「MyJCB」に登録すると、自動的に「J/Secure」すなわち本人認証サービスが受けられる(無料)ということです。
  ※VISAやMasterCardの場合は→コチラ等を参照してください。
 そこでさっそく登録し、再度yes24の決済画面へ・・・。
 すると、カード番号を入力したら、さっきと違う次の画面が現れました。

 ここで「MyJCBパスワード」を入力し、送信ボタンを押します。

⑧ヤッター! ついに完了!
 ついに완료(完了)画面に到達。

 いやー、巨大迷路をくぐり抜けた感じ。といっても、感動したというより、ただ疲れたというのが正直なところです。

 なお、決済完了後まもなく、yes24から「決済内訳」と「注文内容内訳」確認のメールが各1通届きました。もう1通韓国の大手決済会社KGイニシスから決済内訳確認のメールが届きましたが、ウイルスバスターの危険表示があったので開いていません。

 しかし、こんなに苦労してカード決済を済ませても、今は円安ということもあって、定価1万ウォンの本を購入すると、送料が1万2千ウォンにもなってしまうのです。まとめ買いしてもあまり関係ないみたい。少量の本なら韓国に行った時に買うのにこしたことはなさそうです。

[12月4日の追記]
 11月30日(日)の夜6時過ぎに注文(=決済完了)して、12月2日(火)午後にもう自宅に届きました! 国内と同じ(か、それ以上?)の早さです。
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の韓国書などの古書店・日之出書房、今里移転後も元気!

2014-01-09 13:31:11 | 韓国関係の雑情報
 1月4日。徳島からのバスが大阪(梅田)に着いたのが。昼頃。これはという映画が上映されていれば1本観てから横浜に向かおうと算段(←死語?)でしたが、とくにナシ。
 で、<阪急古書のまち>の店を一通り回り、さらに時間があったので久しぶりに日之出書房に行ってみようと思い立ちました。

 はたして4日で開いているかどうかを確認しようと、店のサイト(→コチラ)を見てみてアララと驚いたのは、南巽にあった本店は昨年10月に閉店して、11月から今里に本店を開店したとのことではないですか!

 大阪の地理にはうとい私ヌルボ、路線図を見ると近鉄今里は難波からそんなに遠くない所のようなので、さっそく行ってみました。

 近鉄今里駅の南、駅前商店街を5分ほど歩いて左に折れるとすぐ目に入ったのがこの店。

    
      【どこにもあるような古本屋さん。】

 入ってみると、南巽の店舗よりずっと小さいこともさることながら、並べられている本の大半はコミック本。韓国・朝鮮関係はとみると、1つの書架の1段分に一般的な本があるだけ。
 コミック本目当ての若い客はけっこう大勢いましたが、ヌルボはなんだか寂しい気持ちで外に出たのでした。

 と、そこで何かアタマに何かひらめいたのです。その道のさらに先になにやらもう1軒店があるような・・・。

     
    【ホントに、数十m先にチラッと見える程度。しかし気がついてよかったよかった!】

 近づいても、あまりそれらしいフンイキでもありませんが・・・

     
   【コチラも店舗自体はそんなに大きいというものでもありません。しかし・・・】

 中に入ってみると、「おー、これこそ!」と心の中で歓呼の声を上げたのでした。

   
  【ガラス戸棚には学術書や資料、貴重な文学書等の数々。】

   
     【この両側の書架がほとんど韓国・朝鮮関係。】

   
  【いちばん奥には、スライド式書架。これでたくさんの書物を収蔵できる。】

 今回ラッキーだったのは、社長の郭日出(クァク・イルチュル)さんがいらっしゃって、いろいろお話を伺うことができたこと。在日という立場を生かして、韓国と日本のそれぞれの文化の美を追求する等々、韓国語でいうところの보람(ポラム.やりがい)といったものを持っておられる方ということがわかりました。

 下は日韓・在日関係の総合雑誌「KOREA TODAY」の2013年11月号です。

        
     【<世界韓人の日>に際して郭日出社長が国務総理表彰を受けた、とあります。】

 また、「毎日新聞(大阪版)」の12月5日の<憂楽帳>には次のようなことが書かれています。

   

 ちゃんとした仕事をしている人はどこかでちゃんと注目されている、ということでしょうか。

 さて、日之出書房の品揃えについては2011年の過去記事(→コチラ)を参照されたし。
 基本的に古書店なので、<今>の韓国本を読みたいという方の希望には必ずしも沿わない面もありますが、絵本や児童書はそれなりにあるので、韓国語初級者の皆さんにはいいかも。

 一応地図を載せておきます。

      
\t
 で、私ヌルボ、ここで何を購入したかについては別記事で・・・。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そうだったのか! 韓国人のアタマの中の韓国地図

2013-10-25 21:48:25 | 韓国関係の雑情報
 何かの目的で新聞の過去記事を見ていたら、全然関係のない別のおもしろそうな記事が目に入って、つい読みふけったりすることがあります。

 インターネットでも同様で、今回の記事もそのたぐいです。

 <赤い鷹の日本のぞき見(붉은 매의 일본 엿보기)>という韓国ブログに、「日本人の友人が韓国の中学校で受けた衝撃(일본인 친구가 한국 중학교에서 받은 충격)」というタイトルの記事がありました。(→コチラ。自動翻訳→コチラ。)

 その内容はというと、韓国の中学校で「韓国の地図を描いてごらん」という先生の指示に対して、生徒たちは北朝鮮も含めた朝鮮半島全体の図を描くというのです。

 つまり、下の図ですね。

         

 それを見て、日本人(の生徒?)は驚いたとのこと。

 日本人だと、韓国の地図といえば下のような図をイメージするのではないでしょうか?

         

 あ、これは少しずいぶん雑ですが、私ヌルボによる略図です。
 描き方のコツ(笑)は、
  ①左向きにすわったウサギを思い浮かべながら一応朝鮮半島全体を描いておいて、(中国の山東半島・遼東半島から描くのがミソ。)
  ②真ん中へんで38度線を描いて、
  ③38度線と交叉させて左下から右上に現在の軍事分界線を描いて完成。
  ④少していねいに、済州島を描く場合もあります。鬱陵島は省略。
 ※朝鮮半島全体をウサギとみることについては以前から大きな問題(!?)とされている。「トラとみるべきだ!」との強い反論があるのですが、この件についてはまたいずれ。

 で、記事によると、ブログの管理人(韓国人)も同じく朝鮮半島全体を描くとのこと。
 友人の日本人が、今度は「韓国の人口はどのくらい?」と訊ねると、「以前は4千500万くらいだったが、最近5千万人を超えた」と答える。
 日本人が重ねて質問。「なぜ地図は北朝鮮まで描きながら、人口は北朝鮮を含めないのか?」

 これに対して、ブログ管理人氏は「なるほど、言われてみればそうだなー」という反応なんですね。
 人口の他にも「韓国の特産物」という場合も北朝鮮は含まれていないそうです。

 自動翻訳では、この「韓国の特産物」という部分がなぜか「韓国料理」と訳されています。
 しかし、私ヌルボ思うに、「韓国料理」「韓式店(韓国料理店)」の場合の「韓」は「韓服」「韓屋(韓国伝統家屋)」等々と同様朝鮮半島全体をイメージしているのではないでしょうか?

 このブログ記事、タイトルに「衝撃」とあるので見てみたのですが、そんなに衝撃的な内容ではありませんでした。
 しかし、韓国人自身の韓国イメージを知る上で、なかなか興味深い記事ではありました。

 あ、そういえば、以前韓国人ネイティブの先生から聞いた話を思い出した!

 韓国の天気予報で「中部地方」といえばどのあたりだと思いますか?
 韓国の真ん中辺といえば、私ヌルボが6月に行った聞慶(慶尚北道北西部)方面かな、と思ったら間違い。朝鮮半島全体からみての中部地方というわけで、具体的には「ソウル特別市、仁川広域市、京畿道、江原道、忠清北道、忠清南道」が該当します。
 国際結婚でソウル在住の方の<ソウルなう☆韓国生活ブログ>というブログにも関係記事がありました。(→コチラ。)
 これもやっぱり「朝鮮半島全体が韓国」というイメージが前提になっているんでしょうね。いや、イメージというより国としての理念の問題?

 今度韓国人にあったら「韓国の地図を描いてみて」と言ってみようかな?

 韓国とは直接関係ありませんが、ことのついでに日本の略図をヌルボなりに描いてみました。

       

 いやー、恥さらしですねー。(笑) 沖縄・佐渡・淡路等の皆さんゴメンナサイ。能登半島・伊豆半島等々の皆さんも。北海道の方が九州より大きいことは知っているんですが・・・。

 恥の上塗りで世界略図も。

       

 大体は一筆で描けますね。左上の赤丸からスタートして・・・。

 台湾・フィリピン・インドネシア・ニュージーランド等々の島国の皆さん、インドシナ半島・アラビア半島その他多くの半島で暮らしている皆さん本当にゴメンナサイ。
 ではこのへんで失礼します。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪・南巽の古書店・日之出書房  貴重な韓国・朝鮮関係本がどっさり! 

2011-08-13 23:46:07 | 韓国関係の雑情報
[2014年1月9日の追記] 日之出書房は2013年11月今里に本店を移転しました。最新の情報は→コチラの記事参照。

 いやあ、大阪にこんなにしっかりした韓国・朝鮮関係の書籍をそろえている古書店があるとは知りませんでした。
 店はずっと以前からあったそうですが、ネット通販は数年前からだそうで、それで気づくのが遅くなってしまったかも・・・。

 そのネット通販の書目リストの<格調高さ>から直接見てみたいと思い、地図をたよりに今日徳島への帰省の途中立ち寄ってみました。

 初めて下りた地下鉄千日前線の南巽駅は駅周辺もとくにどうということのない住宅地。お盆休みの店が多い中、大通りに面して日之出書房がちゃんと店を開いていました。

   
     【間口も狭くはありませんが、奥行きのある店です。】

 65坪という広い店舗の、入口に近い方半分はコミック等の並んだふつうの古本屋さんという感じですが、奥半分は「黒っぽい本」、すなわち古書としての価値が高い本がずらっとそろっていて、本格的な古書店という雰囲気になっています。
 その奥半分の、向かって左の通路の両側と、真ん中の通路の片側に韓国・朝鮮関係の棚がならんでいます。

   
      【この2枚の写真に写っている本の全部が朝鮮・韓国関係!】

 率直に言って、期待は裏切られませんでしたね。どんな点が良いか、具体的にあげると・・・・

①「朝鮮総督府施政年報」等々、日本の統治期の諸資料がいろいろあります。これまで私ヌルボが古書展目録等で見覚えがある「朝鮮専売史」「戦ふ朝鮮」等々も目にとまりました。(これは! ・・・という貴重書には、当然ですが相応のお値段がついていますよ。) 
②文学関係の、現在入手困難な本(在日作家や、解放前作家の小説等)が多数あります。

③「季刊 三千里」「季刊 青丘」等の雑誌のバックナンバーがそろっています。

④今は品切れ・絶版になっている文庫本・新書本がた~くさんあります。

⑤「群像」や「文學界」等の文芸誌で、たとえば小林勝などの朝鮮・韓国関係の作品を収めた号。(1960年代のものもありました。)

⑥「朝鮮学報」をはじめとする学会誌のバックナンバーがあります。

 あえてひとつ、残念な点をあげておくと、ハングルの書籍もあって、中には「独立新聞」所収の李光洙の文章等興味深いものも目に留まりましたが、全体的に最近のものが少なく、学問書が多いという印象を受けました。最近は、韓国語を読める人も増え、映画や音楽等、韓国文化に対する関心の幅が広がっているようなので、それに対応した韓国書がもっとあれば、と思いました。
 しかし、職安通りのように大勢の韓流ファンが来る所でもなく、基本的に古書店ですから、やむをえないとは思いますが・・・。

 ・・・ということで、気になった本の内容確認とかしているうちに、あっという間に時間が経ってしまいました。手持ちの鞄の容量の問題もあるので、数冊購入し、写真を撮らせていただいて出ましたが、これほどの品ぞろえの古書店をこれまで知らなかったことが悔やまれます。

 せめて今後、年1~2度は鶴橋の韓食もろもろとか、要チェックの映画館(第七藝術劇場、シネ・ヌーヴォ、神戸の元町映画館等)とかとの<おとくセット>を自ら企画して足を運ぼうと思いました。

    
        【日本の統治期の貴重な資料など。】

    
       【季刊「まだん」「青丘」等のバックナンバー、韓国地理風俗誌叢書(右下)など。】

    
        【一般的な本の中に未知の本も・・・。文芸誌に、RENKの刊行物に・・・。】
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国オタク・ヌルボの現況 & 韓国の現況(の、ごく一部分)

2011-06-22 23:57:16 | 韓国関係の雑情報
 以前に比べて、新記事upのペースが落ちてきているのは、ネタがないのではなく、ありすぎで、1つの記事がまとまりきらないうちにどんどん新ネタが溜まってくるからです。
 まあ、軽い記事にしてどんどん処理すればいいんですけどね。

 私ヌルボ、Twitterをやらないのは、1日単位の生活でもせわしないのに、分単位の情報発信となると心も身体もついていけないと思うからです。
 しかしこの際、最近気になっているネタの整理を兼ねて、Twitter風に私ヌルボ及び韓国の現況報告をします。

▼関内駅付近、足下にヤマモモの実(下写真)がたくさん落ちている。以前鎌倉プリンスHの前の道でも見たが、街路樹として首都圏でも時折見かける。郷里徳島では県の木。高知では県花。実は黒っぽくなるほど美味。食べられるということはあまり知られていない。徳島or高知の業者による通販価格はけっこういいお値段。

     

▼韓国語ではヤマモモを소귀나무(または속나무)という。韓国ウィキによると、済州島の漢拏山の南麓くらいしか見られないようだ。しかしウィキの写真のヤマモモは美味しそう。

▼渋谷イメージフォーラムで上映中のエチオピア映画テザ 慟哭の大地(ハイレ・ゲリマ監督)は圧倒的! プログラムにある佐藤忠男先生の文によれば、1984年のアフリカ映画祭の時、委員長だった佐藤先生は、ゲリマ監督の「三千年の収穫」を上映するとともに、彼を日本に招待したそうだ。イメージフォーラムでの上映は24日まで。

▼ヒューマントラストシネマ渋谷。見えないほどの遠くの空をは、20:50からの1回だけの上映だが、60席中の約8割が埋まっている。今どきの若者は人生の第1ハードルあたりでこんなにも右往左往してるのか、なんてことはあえて書かないが、って書いちゃったか。皮肉に非ず。上の世代(私ヌルボも含めて)がこんな世の中にしちゃったんだし・・・。しかし清新さが感じられる映画で○。榎本監督に対するQ&Aの記事もイチイチうなずける。(この映画の作り手やファンの若者たちは「テザ」を観てどう思うのかな? あるいは「鯨とり」等は?)

▼5月11日に初台の東京オペラシティ・アートギャラリーに<李禹煥と韓国の作家たち>を観に行く。「東洋的抽象」を体感。無機的な幾何学的な線や図形の構成でなく、HPにあるように、自然との交感を感じさせる。6月26日まで。徐京植「ディアスポラ紀行」(岩波新書)にも李禹煥(と文承根)のことが記されていた。

「現代詩手帖」3月号「日本・中国・韓国・台湾4誌共同企画 越境するアジア――東アジアの詩は、いま」について。90年代以降韓国の小説が大きく変化してきたように、詩も変わってきた、という当然のことに気づいてなかった・・・。以来、ブログ記事にまとめようと思いつつ、いつしか3ヵ月経過。

▼上の関連で金芝河の現況を調べ始めてつい深入り。日本での知名度1位(たぶん)の韓国詩人金芝河は、10年以上前から東学に没入してウルトラ民族主義者になってることはあまり知られてなさそう。上記「ディアスポラ紀行」に関連記事あり。延世大の金哲教授は金芝河を指してファシストとさえよんでいる

▼5月、「毎日新聞」の連載「戦後日本の青春」(?)で川村湊氏が1967年10月8日の羽田事件で死亡した京大生山崎博昭のことと、彼の大手前高校時代の同窓・佐々木幹郎の詩「死者の鞭」のことを記していた。ちょうど金芝河からの連想で彼のことを調べていた矢先。

▼佐々木幹郎の大手前高校時代、同じマル研に山崎博昭、三田誠広、岩脇正人、岡龍二らがいた。1967年10月8日の羽田事件で山崎博昭が死亡。「死者の鞭」が書かれたのはその1週間後。

▼1973年佐々木幹郎は国分寺市へ転居。近くに中上健次(1946~92)が住んでいて、2人は国立駅北口の白十字でよく会っていた。中上は10.8羽田事件の時弁天橋にいた。

▼中央公論社の元編集者、宮田毬栄(まりえ)は、金芝河が筆禍事件で拘束された時、国際救援活動に乗り出した。あるブログ記事によると、宮田が協力を要請した日本の文学者のうち、「やろう」と同意したのは小田実一人だったという。宮田は「戦友別盃の歌」で有名な詩人大木惇夫の娘。北九州市立松本清張記念館館長。

「傷痕に咲いた花」(2004.毎日新聞社)で金芝河は次のように書いている。
「二人の日本人男女が目の前にはっきりとクローズアップされてきている。」
私の命を救ってくれた恩人、宮田毬栄女史」と「悲しい反逆の生についての貴重な予感を私に与えてくれた小説家、故中上健次氏」。「美しさの極致である毬栄女史被差別民衆出身であり醜さの圧倒的活力である健次氏」。

▼在日の編集者・久保覚(1937~98)は、「中上健次は軽蔑に値する」とまで中上を痛罵している。

▼金芝河は、韓国を代表する大河小説「土地」で知られる女性作家朴景利の娘婿になっている。

▼4月26日午後10時15分頃、韓国KBS1ラジオの「シン・ソンウォンの文化読み」を聴いていたら、「アンケート調査によると、韓国人が一番会いたい国内作家は孔枝泳(コン・ジヨン)、外国作家はフランスのベルナール・ウェルベルだった」というニュースを報じていました。

「女性東亜」6月号は興味深い記事が一杯! 「カンプルの「善良な漫画」熱風 Webから映画へ広がる感動」「映画「トゥルー・マッ・ショー」キム・ジェハン監督」「「私は歌手だ」7人7色、天上の声にうっとり」「感動ヒューマンドキュメンタリー「愛」を制作したイ・モヒョン、キム・インスPD」「夫が願う妻のファッションスタイルは?」「チャン・ドンゴン&コ・ソヨン、三成洞へ引越し」等々。

▼「新東亜」6月号でもキム・ジェハン監督のインタビュー記事を掲載。

※キム・ジェハン監督&「トゥルー・マッ・ショー」、漫画家カンプルについてはそれぞれ別記事で詳述します。たぶん。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国北朝鮮情報一杯の「週刊文春」 不肖宮嶋の延坪島写真、金正男、少女時代等々

2010-12-02 17:43:57 | 韓国関係の雑情報
 今日(12月2日)発売の「週刊文春」12月9日号は興味深い韓国・北朝鮮ネタ満載の上、毎年恒例の「2010ミステリーベスト10」等もあって、それから「海老蔵の顔面粉砕」の記事もついつい読んだりして、結局2時間近く読み耽ってしまいました。

 まず冒頭に「狂気の砲弾が降った島」とのタイトルで8ページ分の延坪島の現地写真。撮ったのは<不肖・宮嶋>こと宮嶋茂樹と文春の田中茂カメラマン。
 宮嶋氏の文によると、「ハングルペラペラ」の田中カメラマンと2人、避難の島民と逆に渡し船で延坪島に行き、「メシは赤十字の炊き出しでしのげた」が、「電気、水道、ガスはなし」で、「夜は零下になる厳寒」を、防空壕で「海兵隊がバラまいた毛布にくるまり」、「カチューシャ・ロケットの一斉射撃もかくや」という中で「一睡もできんまんま朝を迎えた」そうです。
北朝鮮側を撮った2ページ分の写真には、北朝鮮内によくある山腹の大きなスローガンが写ってます。「위대한수령김일성동지혁명사상만세!(偉大なる首領金日成革命思想同志万歳!)」と読めます。(혁명사상は読みづらいからか「文春」には訳されてませんが・・・。)
 不肖・宮嶋氏の勇ましい(?)発言の数々には首をかしげることも多い私ヌルボですが、これまで世界各地の戦地・死地に突撃取材してきた彼の写真はさすがに迫力があります。(迫力が問題じゃないんですが・・・。) 以前東京写真美術館でナマ宮嶋氏を見たのですが、やっぱり見るからに頑丈そうなガタイでしたね。(山岳写真家の白籏史朗さんはもっとすごかったけど・・・。)
 この延坪島砲撃に際しての日本政府のありようは、本文記事を読むほどに心配度が増してきます・・・。

 つづいて「スクープ」と銘打たれた「「私を蔑ろにするのか」金正男が王朝批判」と題する記事。後継者問題でカヤの外におかれた金正男が「おばさま」こと金敬姫(金正日の妹で張成沢の妻)に言った怨みごと(肉声)を外交評論家・井野誠一氏が入手した、というのがスクープなのかな? イマイチ、驚くような内容でもないけど・・・。記事は「孤立感を深めた正男は、次にどう動くのか」と蒸す出いますが、ヌルボとしては、伝えられるところの金正男の身の安全を中国が北朝鮮に求めたとかいうその具体的な状況を知りたいところ。

 「61年目の紅白選考「全舞台裏」」、事前の報道では少女時代等々の出場が有力視されていただけに、あれっ?と思ったK-POPファンは多かったでしょう。この記事によると「『紅白は日本の音楽祭だ』と、日本の芸能プロが束になって、韓国勢の台頭に猛反発したのです」とありますねー。ただ「隠し玉といえるプラン」として「K-POPの四組(少女時代・KARA・BIGBANG・東方神起)を特別枠で一挙に出演させるという計画が進んでいます」とも。はたしてどうなるでせうか??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国関係のメルマガ

2010-08-22 23:00:55 | 韓国関係の雑情報
 毎日例外なく、と言っていいほど新聞の国際欄には韓国・北朝鮮関係の記事が載っています。それを追うだけでもヒイコラしている上、先月号も読みきっていないのに「文藝春秋」と「世界」の新刊が出てしまいます。ホントに年をとると1ヵ月なんてあっと言う間。
 さらに、図書館で「朝鮮日報」を読んだり、さらに月刊誌の「新東亜」を3ヵ月分くらいまとめ読みすると、アタマの中で諸情報がからまってどうしようもなくなってくる、・・・というか、まあ相当部分は自然消滅していくんですけどね。
 ブログのネタになるかも、とメモしておいたまま立ち消えになった例は山ほどあります。

 それから、望まずして飛び込んでくるのがメルマガ。まあ、最初は申し込んだんですけどね。あまりにウザいのは配信取り消して、残った中でこれはいいかも、というのを少し紹介します。

①村上龍が編集長の<JMM>のサイトで、海外レポート・エッセイ中の<アン・ヨンヒの韓国レポート>。
 アン・ヨンヒさんは韓国生まれですが、小4~高1まで大阪在住。現在は会議通訳、及び韓国梨花女子大で日本語の講師も務める、という人です。
 キム・ヨナやパク・ヨンハ、財閥ネタ、独島問題等々、芸能・流行・事件から政治・経済に至るまでの非常に幅広い事柄について、表面的なニュースの紹介にとどまらず、その背景まで当地での生活者目線で伝えるレポートで興味深く読めます。
 この海外レポート・エッセイでは、<USAレポート>の冷泉彰彦氏も近いところでは「謝罪要求外交から和解の外交へ、広島慰霊祭へのルース米大使出席に思う」や、その次の週の「朝鮮王朝儀軌」の韓国への引き渡しについて記した「文化財が国境を越えるとき」のような韓国関係のエッセイも書いています。
 韓国とは直接関係ないですが、ふるまいよしこさんの中国レポートもおもしろいです。

モーニング・コリア
 統一教会系の「世界日報社」発行ですが、週5回(火~土)韓国の主なニュースをすばやく伝えてくれます。これは、というニュースがあったら、他の新聞社等のサイトで確認するといいでしょう。

 とても役立っている◎、というのは上の2つだけかも・・・。
 次に、少しは役立っている○というレベル。

K-POPS
 毎週400KBを超えるボリュームでコンサートやCDの情報を送ってきます。私ヌルボは、もっぱら最近どんな歌手や歌が流行ってるのかな?という情報を仕入れる程度です。
 芸能関係ではInnolifeのメルマガもありますが、深みに欠ける情報をよくこれだけ集めたもんだ!という感じ。

韓国観光公社
韓国文化院
在日韓人歴史資料館
 これらは、メルマガというよりも会員登録した人に送られてくる催し物等の情報ですね。

 あと、実にまめに送信してくるのが教保文庫YES24という韓国の代表的書店&ネット書店。ベストセラー情報等は有益。

 韓国語関係のメルマガはいっぱいあって、Googleで「韓国 メルマガ」でサーチするといろいろ出てきます。しかし、これはいい!というものは本気で探索してないこともあってめぐりあってません。初級レベルのものは少し探せばそれなりに役立ちそうなものはあるようです。
 上述のようにすでにアタマが飽和状態のヌルボですが、それでも「これはオススメ!」というメルマガがあれば教えていただきたく存じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月10日(土)、どこに出かけようかな? 韓国関係の催しいろいろ

2010-07-09 23:53:20 | 韓国関係の雑情報
 私ヌルボ、このところ土日の方が忙しいようです。といっても、自分で忙しくしているだけですが・・・。あ、それと日頃仕事に専心していないとか(?)。

 先週の「週刊金曜日」の市民運動案内板のページをみると、7月10日(土)の東京都の催しで、韓国関係のものが3つも載っていました。

①「東アジアの太陽信仰にみる三本足のカラスと龍」
  講師:萩原法子(文化庁文化審議会専門委員)
  15時~17時、高麗博物館(新大久保駅)
  1000円(入館料含む)


 ・・・・<三本足のカラス>といえば、韓国ドラマファンには「朱蒙」でおなじみ。また時節柄の話題でいえば日本サッカー協会のシンボルマーク。さらにそのモトはヤタガラスですね。えっ、龍も関係があるんですか!? 

②「フォーラム 植民地主義と女性」
  問題提起者:津島佑子、朴裕河ほか。
  13時半~14時45分、江東区東大島文化センター(地下鉄東大島駅)
  500円


 ・・・・賛辞だけでなく日韓双方から批判もあり、話題となった「和解のために」の著者朴裕河先生の話は直接聞いてみたい。

③ドキュメンタリー映画「弁護士 布施辰治」上映会」
  14時半~16時半、あうる  すぽっと(豊島区立舞台芸術センター)会議室B(地下鉄東池袋駅)
  1000円


 ・・・・布施辰治については、以前高麗博物館で展示をやっていましたね。厳しい時代にあって、こういう気骨のある弁護士がいたんですねー。

 ①~③、どれも行ってみたいという気にはなりますが、あいにく時間も重なっているし、どうしたものか思案のしどころ。それ以外にも全然やるべきことがないわけでもないし・・・。

 この記事をご覧になった方で、ヒマな方で、時間的に間に合う方はぜひ行ってみてください!(もっと早く記事にすべきだったですね・・・。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国・朝鮮関係の本なら、やっぱり三中堂!

2010-03-18 23:50:33 | 韓国関係の雑情報
 岩波ホールで昔(1947年)のフランス映画「海の沈黙」を観に行ったら、平日の午後、地味な映画にもかかわらずほぼ満席状態。現役を引退した年配者が増えているとはいえ、東京は実にいろんな人たちが、実にいっぱいいるところです。

 神保町に行ったからには、お約束の古書店巡り。
 といっても、 16時過ぎスタートなので、そんなにたくさん回れません。韓国・朝鮮関係限定。
 ・・・とすると、たとえば、
①アジア文庫   千代田区神田神保町1-15 内山ビル3F
 すずらん通り。お気に入りの東京堂書店とセットでけっこう行っているので、今回はパス。
 一応紹介文は載せておこうかな、とホームページをたった今見てみたら、アリャリャ!です。
 「アジア文庫は2010年2月19日をもちまして経営権を(株)内山書店に譲渡いたしました」とのお知らせがあるではないですか。「また、内山ビル5階で営業しておりました店舗は内山ビル3階に移転し、内山書店内アジア文庫として引き続き営業していくこととなりました」ということなので、近いうちにようすがどう変わったか行ってこなければ・・・。

 ここの品ぞろえはHPでおおよそわかるように、古書というよりも、広くアジア各国に関する一般書(文化・社会・語学等々)や定期刊行物等を扱っています。(これまでは)狭い店舗のわりに、一般書店では置いてないような多様な本も多く、密度の高い書店です。韓国・朝鮮関係本コーナーも、品切れ・絶版文庫その他、いろいろお買得本が並んでいます。

②叢文閣(そうぶんかく)書店  千代田区神田神保町1-9大雲堂ビル2F 
 40年ばかりの神保町通いで今日初めて入った店です。2Fだとなんとなくフラッと入るということはないですから・・・。今回たまたまネット検索で韓国・朝鮮関係本がありそうな店のようだったので行ってみました。
 広くはない、というより狭い店内に年季の入っていそうな本がギッシリ! 2~3割方は未整理じゃないかな、という感じ。中国関係や宗教関係の本が多く、韓国・朝鮮関係の本は少し。しかし稀少な戦前発行の本がいくつもありました。
※私ヌルボは大正14年発行の政教社・編「観樹将軍回顧録」を購入。観樹将軍とは、閔妃虐殺事件当時の朝鮮公使・三浦梧楼のことです。

③三中堂  千代田区神田神保町1-22タカハシビル3F
 今日行って、あらためて「大したものだなー」と実感した店が三中堂。久しく足が遠のいていたことを後悔しました。

     (ケータイのピンボケカメラで撮影。スミマセン。)  
三省堂書店前から靖国通りを渡って少し先。ビルの3F。この奥にエレベーターがあります。
 私ヌルボが初めて三中堂に行ったのは20年ちょっと前。当時の店舗は京橋にありました。その後90年に阿佐ヶ谷に移転、そして2000年に神保町に移ったとのことです。
 店のホームページはありませんが、神保町のサイト<JIMBOU>中に三中堂の紹介ページがあります。そこにあるように開店は1973年。
 つまり、韓流ブームどころか、90年代の民主化どころか、ソウル五輪どころか、光州事件どころか、その前の朴正煕政権時代ですよ。多くの日本人にとって、韓国といっても、なんかよくわからない、軍事政権下で暗いイメージをもたれていた頃でした。
 ここの店の棚に並んだ本をみるだけで、この数十年の歴史がいろいろ想起されます。
[2013年6月30日の追記]
 2013年1月に、待望のホームページが開かれました。→コチラです。 
 また店長さんのブログ<韓国・北朝鮮・三中堂と私>も同月から始まっています。(→コチラ。)


   
  【たくさん本がありますが、けっこう整理されていて見やすいです。

 日本の本と韓国の本。新刊書と古書。学問的な本から一般書、文庫や新書、漫画等々。文化(衣食住、文学、美術・音楽・映画等)、政治・社会、歴史・・・。この店は韓国・朝鮮関係の、非常に多様な本をそろえています。
 珍しいビデオもあります。だいぶ前、ヌルボはここで北朝鮮の映画ビデオを買ったこともありました。
 「太陽」のような雑誌のバックナンバーで、韓国・朝鮮関係の特集が載っているものもあります。
 最近どんどん出ては消えしている韓国・朝鮮関係B級文庫本もたくさんあります。

 職安通りのコリアプラザには2ヵ月に1度くらいは行って最近の韓国書なども購入したりしてますが、場所柄韓流ドラマ等の人気がそのまま反映されてる品ぞろえで、飽き足らない感じが否めません。
 より深く、より広く韓国・朝鮮を知りたいという人にはやっぱり三中堂ですねー。

※今回、ヌルボのお買い物は渋田哲也「国鉄マンがつくった日韓航路」(日経ビジネス文庫)、阿奈井文彦「アホウドリの朝鮮料理入門」(新潮文庫)など。前者はビートル号のことです。あ、どちらもB級文庫本じゃなかったですね。その他の購入書籍(「季刊三千里」のバックナンバーとか・・・)についてはまたいずれ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「週刊文春」 ポンジュノ監督「母なる証明」に高評価 ほか、韓国ネタ2つ

2009-10-29 16:00:11 | 韓国関係の雑情報
 木曜日はイルボン・アジョシ(日本のオジサン)の愛読雑誌「週刊文春」と「週刊新潮」の発売日。
 私ヌルボが購読している「週刊文春」の今号(11月5日号)は、いつもに増して興味深い記事が多かったです。
 その中で、韓国ネタを3つ紹介しましょう。

   === 「母なる証明」は期待できそう! ===

 <シネマチャート>は、映画関係サイトの「映画生活」等とともに、映画選定の重要資料にしています。
 明後日公開の「母なる証明」は芝山幹郎・おすぎが★★★★★、品田雄吉・中野翠・齋藤綾子が★★★★で計22個。今年ではクリントイーストウッド監督の「グラン・トリノ」の計24個、同じく「チェンジリング」の23個につぐ3番目(だと思います)。
 私ヌルボは、あまりおすぎとは合わない感じなんですが、彼は「圧倒的な力に強いられて瞬きもしないでスクリーンを見つめつづけていました。ウォンビンの成長に驚き、感動しました」とコメント。

   === 安重根記念行事をめぐるいろいろ ===

 2つ目の韓国ネタは、重みのない言葉をメディアでタレ流し続けている(たまにマグレ当たりもある?)勝谷誠彦の<「安重根」に燃えるソウル・ルポ>。

 10月26日のソウル・南山の安重根記念館前で開かれた国主催の記念式典のようすを伝えているが、勝谷はこのイベントが彼の没後100年(来年の3月26日)でなく、伊藤博文暗殺成功100年の日であることを調べて知って、「椅子から転げ落ちそうになった」と記しています。(驚いた後、「なぜそうなのか?」まで追及しない点が週刊誌。)
 そして鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相のスピーチ中の「安重根は世界に平和を悟らせた光であります」「韓国人の精神を世界に知らしめたのです」という言葉を載せて、「しかし、史実では伊藤は実は日韓併合に否定的な立場であって、彼が殺されたことがむしろそれを進めたとも言われている」とコメントをつけています。(そうだとしても、「ではなぜ?」と続かない・・・。)

 さらに勝谷は、安重根の銅像の除幕式が開かれた富川市へ。
1 億7千万ウォンをかけた銅像は当初ハルビンに建てられたが、その後撤去されて、3年8ヵ月もお蔵入りしていたとか・・・。(この辺の詳細はヌルボも知りませんでした。)
 韓国の前国会議員が「周恩来がかつて演劇で安重根の役をやったこともあったというのに、どうして中国は私たちの望みをかなえないのか」と声を張り上げるのに対し、「周恩来もさぞかし泉下で苦笑していることだろう」と勝谷は揶揄してますが、多角的な視点が持てないのはみんな(勝谷氏も韓国の多くの人たちも・・・)あまりかわらないように思えます。
 国内の少数民族を抑圧している中国政府が、被抑圧民族の<テロリスト>=<民族独立運動の英雄>を称えるわけはないのにねー。

※他民族を<理解>することが、双方(日←→韓、日←→中、韓←→中等々)にとっていかに難しいか、最近「戦争文学を読む」(朝日文庫)中のイ・ヨンスク、川村湊、成田龍一の3人の対話を読んで痛感しました。このテーマについてはいずれ記事にします。

   === やっぱり冬はチゲでしょう! ===

 3つ目の韓国ネタは、巻末グラビアの「ソウル海鮮鍋天国」。
 ナクチヨンポタン(タコのスープ)、センテチゲ(タラ鍋)、コッゲチゲ(ワタリガニのチゲ)&アグメウンタン(アンコウスープ)、ポッシャブシャブ(フグのしゃぶしゃぶ)、トォクヘサンモドゥムチゲ(海鮮チゲ)、チョゲタン(アサリのスープ)の美味しそうな写真を6枚載せて、それが食べられるソウル市内の食堂を紹介しています。
 ヌルボとしては、やっぱりチョゲタンですね~。和食(=日食(イルシク.일식)のしゃぶしゃぶを除くと、辛くないのはこれだけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「韓国ライバル企業列伝」がおもしろい!

2009-09-28 21:53:03 | 韓国関係の雑情報
     
 たまたま職安通りのコリアプラザで、2ヵ月前(2009年7月)発行の「맞수기업열전(マッスキオプヨルチョン)」を購入し、読み始めたらすごくおもしろく大正解!
 今年はじめに読んだ小説「オンマをお願い」同様、自らの本を選ぶ<直観力>に自信をもった私ヌルボでございます。(たまたま運がよかっただけ?)

 一応分類するとビジネス書なんですが、内容は韓国の26の業界について、それぞれの代表的ライバル企業を2社ずつとりあげて、その創業から今に至るまでの浮き沈みやら、ライバル間の争闘やらを興味深いエピソードを豊富に交えつつ物語っているというものです。

 26業界中、ヌルボもよく知ってるということで例をあげると、

≪焼酎≫・・・・・・・<真露> vs <チョウムチョロム>、
≪百貨店≫・・・・・<ロッテ> vs <新世界>
≪コンビニ≫・・・<ファミリーマート> vs <GS25>
≪書店≫・・・・・・・・・<教保文庫> vs <YES24>
≪電器≫・・・・・・・・・<三星電子> vs <LG電子>
≪ポータルサイト≫・・<NAVER> vs <DAUM>
≪ラーメン≫・・・<農心> vs <三養>
≪自動車≫・・・・・<起亜自動車> vs <GM大宇>

・・・ということで、全体の3分の1程度ですが、今まで全然知らなかったり、あまり関心のなかった業界でも読んでみるとそれなりにいろんなことがわかっていいです。

 たとえば

≪化粧品≫・・・・・<アモーレパシフィック> vs <LG生活健康>
 
 それぞれどんなタレントを起用してどんな宣伝戦略を打ち出してきているとか・・・・。

≪海運≫・・・・・・・・・<韓進海運> vs <現代商船>

 ・・・・のような全然ヌルボが知らなかった業界でも、<現代>の鄭周永会長が造船に乗り出そうと決意して技術契約を結んだイギリスの会社と会って資金投資を求めた時、韓国の技術・能力水準に疑問を持つ相手会社会長に対して、鄭会長はポケットの中の500ウォン紙幣を出し、その図柄の(李舜臣の)亀甲船を見せて、「韓国の造船技術はイギリスよりも古くから歴史があるんだ」と言って説得し、資金借り入れに成功したというエピソードが載ってたりして、けっこうスイスイ読めました。

 ≪焼酎≫と≪コンビニ≫については、ホントにおもしろネタ満載なので、いずれ別立てで記事にしますね。

 予告編として各1つずつネタを出しておくと、

①焼酎1本は、盃7杯分になります。それにはわけがあります。どういうわけですか?
②韓国のコンビニで売っているドリンク中、不動の1位を占めるドリンクは何?

 正解は、
①盃7杯分だと、2人で飲んでも3人で飲んでも、何人で飲んでもビンに少し残るので「1本追加!」となる。(7人で飲んでも、1人は必ず飲み足りない人がいる。)
②バナナ牛乳。
 ※1992年、ヌルボは最初の韓国旅行で飲んで印象に残った飲み物。この頃日本でも売っているが、やっぱり韓国でないと・・・。

★この本のタイトルですが、<&#47582;&#49688;.マッス>は真正面(맞.マッ)の<敵手.&#51201;&#49688;.チョクス>の略でライバルのこと、<&#44592;&#50629;.キオプ>はもちろん企業。で、最後の<&#50676;&#51204;.ヨルチョン>なんですが、これが<列伝>なのか<熱戦>なのか、イマイチよくわかりません。ハングルだとまったく同じ。どっちでも意味は通じるようだし・・・。これだからハングルだけだと困るのよ~。大体<連覇>と<連敗>も同じ<&#50672;&#54056;>だったり、他にもっとヤバい例だってあるし・・・。(最後はやつあたり)

独り言:この本、翻訳すれば日本でもけっこう売れるんじゃないかな、と思いました。ビジネス書関係出版社の皆さん、そういう情報網はちゃんと張ってるのかな?

蛇足:「韓国ライバル企業列伝」はあくまでもヌルボによる<仮題>ですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする