これも先月のソウル旅行で見つけたネタです。
地下鉄梧木橋(オモッキョ)駅のトイレ(個室の方)に次のような掲示物がありました。
[訳]
トイレにゴミ箱はありません。
●使用したペーパーは便器の中に入れてください。
●必ず備えつけのトイレットペーパーのみを適当量お使いください。
●その他のゴミは洗面台横または駅内に置かれているゴミ箱に捨ててください。
いやー、これは韓国トイレ史上画期的なお知らせですね。
韓国に旅行したことがある人には周知のことでしょうが、韓国ではトイレ(大)で使用した紙は便器に捨てず、個室内に置かれているゴミ箱に捨てることとされてきました。近年、空港内のトイレをはじめ、高級ホテルや百貨店等では便器にそのまま流せるトイレも見られるようになり、また一般家庭でもそんなトイレが増えてきているようですが、それでも一般の公共施設等のトイレは「紙を便器に捨ててはダメ!」で、外国人が多く利用するホテル等では注意書きも貼られています。
上の画像左はけっこう高級なホテルのトイレ。こんな目立つ場所に貼られているということは、こうでもしないとうっかり便器に捨ててしまう客が多いのでしょうね。右は便器の近くにゴミ箱か置かれている、ごくふつうの韓国のトイレ。もっとひどい状態のものもあります。ふつうのホテル等では毎日捨ててキレイな状態を保っています(と思います)。
便器に捨ちゃダメという理由はトイレが詰まるから。ではなぜ詰まるかというと、
①排水管が狭い。
②トイレットペーパーが溶けにくい。
③水圧が弱い。
・・・といった諸説があるようですが、どれが決定的かはよくわかりません。
わりと最近、韓国でも専門業者だかが「そのまま便器に流しても大丈夫」と公式に言ったものの、今までの習慣になじんだ人々はゴミ箱がないと怒ったり、周囲に捨てたりしているという記事を何かで読んだ記憶があります。
そんな韓国の人たちが自国の「常識」を保持したまま観光等で日本を訪れると当然困ったことになるわけで、日本各観光地やホテル等では次のような韓国人(&中国人)向けの注意書きが貼られることになります。
左は東京都庁、中は青森駅ビルのトイレの注意書き(韓国語と中国語)、右はあるホテルの韓国人客用注意メモ。「宿泊客の皆様へ 日本のトイレットペーパーは水に溶けます。便器に捨ててください」と書かれています。
しかし、韓国旅行に行って初めてそんなトイレ事情を知った時「韓国はなんて遅れているんだ!?」とアタマにきた人は多いでしょうが、地球レベルで考えると「紙を便器に流せるのが世界の常識」ということでもなさそうなんですね。
2002年の<教えて!goo>に「トイレットペーパーを流さない国はどこ?」という質問がありました。(→コチラ。)
何人もの人が回答を寄せていますが、そこであげられたあげられた国はというと・・・、
エジプト・ケニア・タンザニア・ブラジル・アルゼンチン・メキシコ・グァテマラ・ホンジュラス・パナマ等のアフリカや中南米の諸国。
アジアでは中国ではほとんどのトイレは流せない。香港・マレーシア・インドネシア・ベトナム・マレーシア・タイ・台湾・インド・トルコでは流せないところがあった。
ヨーロッパでも、建物の構造などにより捨てられないトイレがあるとのこと。イギリス・イタリア・スペイン・フランス・ギリシャ・ハンガリーなどでもそんなトイレがある。
・・・とのことで、ある人は「世界の大部分の国では紙は流さないのではないかと思います。水洗トイレなら当然紙も流せるという国は実はあまりないのかも」と記しています。
10年以上前のQ&Aなので、その後変化はあるかもしれません。ここでもまた日本の「常識」と韓国の「常識」の違いはわかるとしても、どちらが世界の常識に近いかというと即断は禁物のようです。まあ日本の方が「先進国」の常識のようには思えますが・・・。
★注意事項!
冒頭の画像のような掲示があるからといって、韓国のどこのトイレでも紙を便器に捨てていいことになったということではありません。地下鉄駅のトイレの場合はOKということです。
私ヌルボの身近にも、便器を詰まらせてしまったという人が2人います。少なくともゴミ箱が置いてあるトイレではこれまでと同様にゴミ箱に捨てるのが無難です。
※[参考] <カイカイ反応通信>の記事「韓国人「日本人が韓国人に残したメモ、トイレットペーパーは便器に…」 →コチラ。
地下鉄梧木橋(オモッキョ)駅のトイレ(個室の方)に次のような掲示物がありました。
[訳]
トイレにゴミ箱はありません。
●使用したペーパーは便器の中に入れてください。
●必ず備えつけのトイレットペーパーのみを適当量お使いください。
●その他のゴミは洗面台横または駅内に置かれているゴミ箱に捨ててください。
いやー、これは韓国トイレ史上画期的なお知らせですね。
韓国に旅行したことがある人には周知のことでしょうが、韓国ではトイレ(大)で使用した紙は便器に捨てず、個室内に置かれているゴミ箱に捨てることとされてきました。近年、空港内のトイレをはじめ、高級ホテルや百貨店等では便器にそのまま流せるトイレも見られるようになり、また一般家庭でもそんなトイレが増えてきているようですが、それでも一般の公共施設等のトイレは「紙を便器に捨ててはダメ!」で、外国人が多く利用するホテル等では注意書きも貼られています。
便器に捨ちゃダメという理由はトイレが詰まるから。ではなぜ詰まるかというと、
①排水管が狭い。
②トイレットペーパーが溶けにくい。
③水圧が弱い。
・・・といった諸説があるようですが、どれが決定的かはよくわかりません。
わりと最近、韓国でも専門業者だかが「そのまま便器に流しても大丈夫」と公式に言ったものの、今までの習慣になじんだ人々はゴミ箱がないと怒ったり、周囲に捨てたりしているという記事を何かで読んだ記憶があります。
そんな韓国の人たちが自国の「常識」を保持したまま観光等で日本を訪れると当然困ったことになるわけで、日本各観光地やホテル等では次のような韓国人(&中国人)向けの注意書きが貼られることになります。
左は東京都庁、中は青森駅ビルのトイレの注意書き(韓国語と中国語)、右はあるホテルの韓国人客用注意メモ。「宿泊客の皆様へ 日本のトイレットペーパーは水に溶けます。便器に捨ててください」と書かれています。
しかし、韓国旅行に行って初めてそんなトイレ事情を知った時「韓国はなんて遅れているんだ!?」とアタマにきた人は多いでしょうが、地球レベルで考えると「紙を便器に流せるのが世界の常識」ということでもなさそうなんですね。
2002年の<教えて!goo>に「トイレットペーパーを流さない国はどこ?」という質問がありました。(→コチラ。)
何人もの人が回答を寄せていますが、そこであげられたあげられた国はというと・・・、
エジプト・ケニア・タンザニア・ブラジル・アルゼンチン・メキシコ・グァテマラ・ホンジュラス・パナマ等のアフリカや中南米の諸国。
アジアでは中国ではほとんどのトイレは流せない。香港・マレーシア・インドネシア・ベトナム・マレーシア・タイ・台湾・インド・トルコでは流せないところがあった。
ヨーロッパでも、建物の構造などにより捨てられないトイレがあるとのこと。イギリス・イタリア・スペイン・フランス・ギリシャ・ハンガリーなどでもそんなトイレがある。
・・・とのことで、ある人は「世界の大部分の国では紙は流さないのではないかと思います。水洗トイレなら当然紙も流せるという国は実はあまりないのかも」と記しています。
10年以上前のQ&Aなので、その後変化はあるかもしれません。ここでもまた日本の「常識」と韓国の「常識」の違いはわかるとしても、どちらが世界の常識に近いかというと即断は禁物のようです。まあ日本の方が「先進国」の常識のようには思えますが・・・。
★注意事項!
冒頭の画像のような掲示があるからといって、韓国のどこのトイレでも紙を便器に捨てていいことになったということではありません。地下鉄駅のトイレの場合はOKということです。
私ヌルボの身近にも、便器を詰まらせてしまったという人が2人います。少なくともゴミ箱が置いてあるトイレではこれまでと同様にゴミ箱に捨てるのが無難です。
※[参考] <カイカイ反応通信>の記事「韓国人「日本人が韓国人に残したメモ、トイレットペーパーは便器に…」 →コチラ。