※日付を確認して下さい。1週間遅れのデータになってしまいました。
▶今回の記事中注目の韓国映画その1は「ポンミョン・ジュゴン」です。タイトル<ポンミョン・ジュゴン>の<ポンミョン>とは韓国忠清北道清州(チョンジュ)市興徳区の鳳鳴洞(ポンミョンドン)、そして<ジュゴン>とは、1980年代そこに建てられた低層アパートの名称です。それが再開発のため撤去されることとなり、人々の思い出やこのアパートの特色等を撮ったドキュメンタリーです。その特色というのが住民相互だけでなく住民が建物の周囲の動植物等と自然なふれあいが感じられること。ということで→本作の予告編をぜひ見てみて下さい。半世紀以上前の昭和時代のアパートが思い出されて、私ヌルボ、ちょっと懐かしさを覚えました(笑)。ただ韓国人は日本人のように住居周辺に繁った植物の枝葉をまめに刈り込んだり道の落葉やゴミの掃除をしたりはしないようなので実際の年数以上に古く感じられるのかもしれません。
▶韓国映画の注目作その2は「詩人の歌、チョン・テチュン」です。チョン・テチュン[鄭泰春.정태춘](1954~)は韓国のレジェンド級のフォーク歌手であり社会運動家です。しかし韓国フォークの草分け的歌手のソン・チャンシク(1947~)、キム・ミンギ(1951~)、ヤン・ヒウン(1952~)や、90年代のフォーク隆盛期最後の世代のキム・グァンソク(1964~96)やアン・チファン(1965~)等々に比して日本では高くないと思われます。
彼の歌は1978年の初アルバムのタイトル曲→「詩人の村(시인의 마을)」にしても84年の(それなりの)ヒット曲→「出て行く船(떠나가는 배)」にしても社会批判的な歌詞や訴えかけるような歌い方ではなく、むしろ韓国伝統の情緒が漂う穏やかな曲調の歌です。しかし韓国公演倫理委員会による検閲すなわちレコード事前審議制度に引っかかって前者の歌詞中の「私は孤独の友、さすらいの友(나는 고독의 친구 방황의 친구)」が「私は自然の友、生命の友(나는 자연의 친구 생명의 친구)」と変えられてしまいます。
「中央日報(日本語版)」の→コチラの記事にあるように、韓国の憲法裁判所が表現の自由に軍配を上げて公演倫理委員会のレコード事前審議制度を撤廃したのはやっと96年のことですが、その大きな契機になったのが90年のチョン・テチュンのレコード→「ああ!大韓民国」でした。
先に名前をあげた歌手はもちろん、このチョン・テチュン夫妻の音楽人生をたどってみるだけでも韓国のこの半世紀を超える政治・社会の重い歴史が感じられます。(ところが今世紀に入ってから音楽も文学もずいぶん変わってきたような・・・。)
★★★ NAVERの人気順位(5月25日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(1) 役割たち(韓国) 9.94(31)
②(新) 血は水より濃い(韓国) 9.65(23)
③(6) 犯罪都市2(韓国) 9.56(12,624)
④(3) しなやかに(韓国) 9.50(16)
⑤(5) SING/シング:ネクストステージ 9.39(2,665)
⑥(新) 詩人の歌、チョン・テチュン(韓国) 9.33(84)
⑦(7) マリムさんをよろしく(韓国) 9.27(124)
⑧(新) アンニョンハセヨ(韓国) 9.27(11)
⑨(8) 手紙と線路と小さな奇跡(韓国) 9.25(6,138)
⑩(9) 劇場版 呪術廻戦 0(日本) 9.25(1,505)
②⑥⑧の3作品が新登場です。
②「血は水より濃い」は韓国のアクション。最大請負暴力組織の白丁(ペクジョン)派は無慈悲で悪名高い解決師、ベールに包まれた<トッケビ>、実はドゥヒョン(チョ・ドンヒョク)を前面に出して一帯を掌握しています。しかし、ドゥヒョンは本当の兄弟のようだったヨンミン(イ・ワン)の罪をかぶり、10年の収監生活を送ることになります。一方、ドゥヒョンがいなくなった間トッケビのふりをして組織を占有したヨンミンはドゥヒョンの出所情報を聞いて不安に包まれます。そして彼はまずドンヒョンを叩くことにします。新しい人生を始めようとしていたドゥヒョンは結局本当の<トッケビ>の復活を宣言し、ヨンミンと組織を相手に戦いを始めるのですが…。原題は「피는 물보다 진하다」です。
⑥「詩人の歌、チョン・テチュン」については後述します。
⑧「アンニョンハセヨ」は韓国のドラマ。スミ(キム・ファニ)は19歳の女性ですが世の中にただ1人残されて頼る所もなく、孤独感に苛まれて死を決心します。そして死ぬ方法を教えてくれるという看護師長ユソン(チョン・ソジン)の提案に従って常春ホスピスの病棟を訪ねます。そこでスミは驚きます。「この人たちが人生の最後の時を迎えようとしているんですって !?」。思いもよらない愉快さと温かさがスミを歓迎し、一日一日を大切に生きている彼らに徐々になじんでいった彼女はやがて世界の温もりを感じ始めます・・・。原題は「안녕하세요」です。
【記者・評論家による順位】
①(2) ファースト・カウ 8.40(10)
②(3) 偶然と想像(日本) 8.29(7)
③(4) 小説家の映画(韓国) 8.00(3)
④(7) マス 7.67(3)
⑤(5) アフター・ラヴ 7.60(5)
⑥(6) ベルファスト 7.50(10)
⑦(10) スペンサー ダイアナの決意 7.38(8)
⑧(-) モガディシュ(韓国) 7.27(11)
⑨(新) パリ13区 7.00(6)
⑩(新) ポンミョン・ジュゴン(韓国) 7.00(5)
⑨⑩の2作品が新登場です。
⑨「パリ13区」は日本でも4月22日から公開されているので説明は省略します。韓国題は「파리, 13구」です。
⑩「ポンミョン・ジュゴン」は韓国のドキュメンタリー。冒頭に書いたように、清州(チョンジュ)市内の鳳鳴洞(ポンミョンドン)に1980年代に建てられた<ジュゴンアパート>という低層アパートの名称です。清州の第1世代マンションですが再開発のため撤去されることとなり、これを記憶しようとする人々の話や思いをキム・ギソン監督が長編第1作という本作に盛り込みました。この作品の最大の魅力は何と言ってもボンミョン・ジュゴン自体にあります。建物の周囲あちこちに深く根付いた木々、大勢で集まってキムチを漬ける住民たち、のんびりと昼寝をする野良猫、樹上で休んでいる鳥たちの静かな姿は今の高層マンション世代では見られない独特の魅力です。またそこに住んでいた人々に動植物も含めて、家の意味を生態学的な視点から描き出したドキュメンタリーでもあります。本作が<第18回ソウル環境映画祭>(2021)で大賞と観客審査団賞を受賞したのも当然の結果と言えそうです。原題は「봉명주공」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績5月20日(金)~5月22日(日) ★★★
「犯罪都市2」が400万人を超え1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・上映館数
1(2)・・犯罪都市2(韓国)・・・・・・・・・・5/18 ・・・2,534,158 ・・・・・3,550,834 ・・・・・37,258・・・・2,498
2(1)・・ドクター・ストレンジ ・・・・・・5/04 ・・・・・328,098 ・・・・・5,472,113 ・・・・・58,317・・・・1,113
/マルチバース・オブ・マッドネス
3(3)・・バッドガイズ ・・・・・・・・・・・・・5/04 ・・・・・・35,946 ・・・・・・・375,407・・・・・・・3,577・・・・・・404
4(5)・・映画おしりたんてい ・・・・・・・5/05・・・・・・・・8,007・・・・・・・・147,178 ・・・・・・1,363・・・・・・174
スフーレ島のひみつ(日本)
5(16)・・詩人の歌、チョン・テチュン(韓国)・・5/18・・6,798・・・・・・・・14,336 ・・・・・・・・140・・・・・・149
6(17)・・熱い血(韓国) ・・・・・・・・・・・・・3/23 ・・・・・・・5,499 ・・・・・・・390,772 ・・・・・・3,737・・・・・・・15
7(10)・・おんぶ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・5/11 ・・・・・・・3,173 ・・・・・・・・19,809 ・・・・・・・・164・・・・・・・30
8(29)・・マス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/18 ・・・・・・・2,712・・・・・・・・・・5,361・・・・・・・・・・50・・・・・・・61
9(13)・・劇場版 呪術廻戦 0(日本) ・・・2/17 ・・・・・・・2,573・・・・・・・635,802 ・・・・・・6,313・・・・・・・32
10(6)・・ファンタスティック・・・・・・・・4/13 ・・・・・・・2,559 ・・・・・1,191,661・・・・・12,276・・・・・・・46
・ビーストとダンブルドア
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
先週先行上映で2位に入った「犯罪都市2」が18日以降一気に上昇、24日には400万人を超え、27日には500万人を突破、25日には589万人に達して「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を追い抜きました。
入れ替わりは4作品ありましたが、新登場は5位「詩人の歌、チョン・テチュン」だけです。韓国のフォーク歌手チョン・テチュンのドキュメンタリー。彼は苦難の20世紀に妥協することなく時代を歌ってきたミュージシャンであり、また闘争の現場でいつも民衆と共にいた社会運動家でもありました。
本作はそんな彼のデビュー当時からの主なTV報道、歌謡事前審議の撤廃運動、小劇場公演ツアー等未公開アーカイブ映像を豊富に活用し、時代の質感をあらかじめ伝える。チョン・テチュンと(夫人の歌手)パク・ウノクのデビュー40周年を記念して28ヵ所で行われた全国ツアーコンサート実況(→YouTube.約30分)を4Kで撮影したものです。原題は「아치의 노래,정태춘」です。
【独立・芸術映画】
順位 ・・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(1)・・おんぶ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/11・・・・・・・・・3,173・・・・・・・19,809・・・・・・・・・164・・・・・・・・30
2(9)・・マス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/18 ・・・・・・・・2,712 ・・・・・・・・5,361・・・・・・・・・・50・・・・・・・・61
3(5)・・恋する惑星・・・・・・・・・・・・・・1995/4/20・・・・・・・・・2,301・・・・・・・96,760・・・・・・・・・907 ・・・・・・・・・9
4(2)・・偶然と想像(日本) ・・・・・・・・・・・・・・5/04 ・・・・・・・・1,826・・・・・・・18,480・・・・・・・・・184・・・・・・・・45
5(3)・・WALK WITH ME ・・・・・・・・・・・・・・5/12 ・・・・・・・・1,273 ・・・・・・・・5,116・・・・・・・・・・49・・・・・・・・24
マインドフルネスの教え
今回新登場の作品はありません。
▶今回の記事中注目の韓国映画その1は「ポンミョン・ジュゴン」です。タイトル<ポンミョン・ジュゴン>の<ポンミョン>とは韓国忠清北道清州(チョンジュ)市興徳区の鳳鳴洞(ポンミョンドン)、そして<ジュゴン>とは、1980年代そこに建てられた低層アパートの名称です。それが再開発のため撤去されることとなり、人々の思い出やこのアパートの特色等を撮ったドキュメンタリーです。その特色というのが住民相互だけでなく住民が建物の周囲の動植物等と自然なふれあいが感じられること。ということで→本作の予告編をぜひ見てみて下さい。半世紀以上前の昭和時代のアパートが思い出されて、私ヌルボ、ちょっと懐かしさを覚えました(笑)。ただ韓国人は日本人のように住居周辺に繁った植物の枝葉をまめに刈り込んだり道の落葉やゴミの掃除をしたりはしないようなので実際の年数以上に古く感じられるのかもしれません。
▶韓国映画の注目作その2は「詩人の歌、チョン・テチュン」です。チョン・テチュン[鄭泰春.정태춘](1954~)は韓国のレジェンド級のフォーク歌手であり社会運動家です。しかし韓国フォークの草分け的歌手のソン・チャンシク(1947~)、キム・ミンギ(1951~)、ヤン・ヒウン(1952~)や、90年代のフォーク隆盛期最後の世代のキム・グァンソク(1964~96)やアン・チファン(1965~)等々に比して日本では高くないと思われます。
彼の歌は1978年の初アルバムのタイトル曲→「詩人の村(시인의 마을)」にしても84年の(それなりの)ヒット曲→「出て行く船(떠나가는 배)」にしても社会批判的な歌詞や訴えかけるような歌い方ではなく、むしろ韓国伝統の情緒が漂う穏やかな曲調の歌です。しかし韓国公演倫理委員会による検閲すなわちレコード事前審議制度に引っかかって前者の歌詞中の「私は孤独の友、さすらいの友(나는 고독의 친구 방황의 친구)」が「私は自然の友、生命の友(나는 자연의 친구 생명의 친구)」と変えられてしまいます。
「中央日報(日本語版)」の→コチラの記事にあるように、韓国の憲法裁判所が表現の自由に軍配を上げて公演倫理委員会のレコード事前審議制度を撤廃したのはやっと96年のことですが、その大きな契機になったのが90年のチョン・テチュンのレコード→「ああ!大韓民国」でした。
先に名前をあげた歌手はもちろん、このチョン・テチュン夫妻の音楽人生をたどってみるだけでも韓国のこの半世紀を超える政治・社会の重い歴史が感じられます。(ところが今世紀に入ってから音楽も文学もずいぶん変わってきたような・・・。)
★★★ NAVERの人気順位(5月25日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(1) 役割たち(韓国) 9.94(31)
②(新) 血は水より濃い(韓国) 9.65(23)
③(6) 犯罪都市2(韓国) 9.56(12,624)
④(3) しなやかに(韓国) 9.50(16)
⑤(5) SING/シング:ネクストステージ 9.39(2,665)
⑥(新) 詩人の歌、チョン・テチュン(韓国) 9.33(84)
⑦(7) マリムさんをよろしく(韓国) 9.27(124)
⑧(新) アンニョンハセヨ(韓国) 9.27(11)
⑨(8) 手紙と線路と小さな奇跡(韓国) 9.25(6,138)
⑩(9) 劇場版 呪術廻戦 0(日本) 9.25(1,505)
②⑥⑧の3作品が新登場です。
②「血は水より濃い」は韓国のアクション。最大請負暴力組織の白丁(ペクジョン)派は無慈悲で悪名高い解決師、ベールに包まれた<トッケビ>、実はドゥヒョン(チョ・ドンヒョク)を前面に出して一帯を掌握しています。しかし、ドゥヒョンは本当の兄弟のようだったヨンミン(イ・ワン)の罪をかぶり、10年の収監生活を送ることになります。一方、ドゥヒョンがいなくなった間トッケビのふりをして組織を占有したヨンミンはドゥヒョンの出所情報を聞いて不安に包まれます。そして彼はまずドンヒョンを叩くことにします。新しい人生を始めようとしていたドゥヒョンは結局本当の<トッケビ>の復活を宣言し、ヨンミンと組織を相手に戦いを始めるのですが…。原題は「피는 물보다 진하다」です。
⑥「詩人の歌、チョン・テチュン」については後述します。
⑧「アンニョンハセヨ」は韓国のドラマ。スミ(キム・ファニ)は19歳の女性ですが世の中にただ1人残されて頼る所もなく、孤独感に苛まれて死を決心します。そして死ぬ方法を教えてくれるという看護師長ユソン(チョン・ソジン)の提案に従って常春ホスピスの病棟を訪ねます。そこでスミは驚きます。「この人たちが人生の最後の時を迎えようとしているんですって !?」。思いもよらない愉快さと温かさがスミを歓迎し、一日一日を大切に生きている彼らに徐々になじんでいった彼女はやがて世界の温もりを感じ始めます・・・。原題は「안녕하세요」です。
【記者・評論家による順位】
①(2) ファースト・カウ 8.40(10)
②(3) 偶然と想像(日本) 8.29(7)
③(4) 小説家の映画(韓国) 8.00(3)
④(7) マス 7.67(3)
⑤(5) アフター・ラヴ 7.60(5)
⑥(6) ベルファスト 7.50(10)
⑦(10) スペンサー ダイアナの決意 7.38(8)
⑧(-) モガディシュ(韓国) 7.27(11)
⑨(新) パリ13区 7.00(6)
⑩(新) ポンミョン・ジュゴン(韓国) 7.00(5)
⑨⑩の2作品が新登場です。
⑨「パリ13区」は日本でも4月22日から公開されているので説明は省略します。韓国題は「파리, 13구」です。
⑩「ポンミョン・ジュゴン」は韓国のドキュメンタリー。冒頭に書いたように、清州(チョンジュ)市内の鳳鳴洞(ポンミョンドン)に1980年代に建てられた<ジュゴンアパート>という低層アパートの名称です。清州の第1世代マンションですが再開発のため撤去されることとなり、これを記憶しようとする人々の話や思いをキム・ギソン監督が長編第1作という本作に盛り込みました。この作品の最大の魅力は何と言ってもボンミョン・ジュゴン自体にあります。建物の周囲あちこちに深く根付いた木々、大勢で集まってキムチを漬ける住民たち、のんびりと昼寝をする野良猫、樹上で休んでいる鳥たちの静かな姿は今の高層マンション世代では見られない独特の魅力です。またそこに住んでいた人々に動植物も含めて、家の意味を生態学的な視点から描き出したドキュメンタリーでもあります。本作が<第18回ソウル環境映画祭>(2021)で大賞と観客審査団賞を受賞したのも当然の結果と言えそうです。原題は「봉명주공」です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績5月20日(金)~5月22日(日) ★★★
「犯罪都市2」が400万人を超え1位に
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・上映館数
1(2)・・犯罪都市2(韓国)・・・・・・・・・・5/18 ・・・2,534,158 ・・・・・3,550,834 ・・・・・37,258・・・・2,498
2(1)・・ドクター・ストレンジ ・・・・・・5/04 ・・・・・328,098 ・・・・・5,472,113 ・・・・・58,317・・・・1,113
/マルチバース・オブ・マッドネス
3(3)・・バッドガイズ ・・・・・・・・・・・・・5/04 ・・・・・・35,946 ・・・・・・・375,407・・・・・・・3,577・・・・・・404
4(5)・・映画おしりたんてい ・・・・・・・5/05・・・・・・・・8,007・・・・・・・・147,178 ・・・・・・1,363・・・・・・174
スフーレ島のひみつ(日本)
5(16)・・詩人の歌、チョン・テチュン(韓国)・・5/18・・6,798・・・・・・・・14,336 ・・・・・・・・140・・・・・・149
6(17)・・熱い血(韓国) ・・・・・・・・・・・・・3/23 ・・・・・・・5,499 ・・・・・・・390,772 ・・・・・・3,737・・・・・・・15
7(10)・・おんぶ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・5/11 ・・・・・・・3,173 ・・・・・・・・19,809 ・・・・・・・・164・・・・・・・30
8(29)・・マス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/18 ・・・・・・・2,712・・・・・・・・・・5,361・・・・・・・・・・50・・・・・・・61
9(13)・・劇場版 呪術廻戦 0(日本) ・・・2/17 ・・・・・・・2,573・・・・・・・635,802 ・・・・・・6,313・・・・・・・32
10(6)・・ファンタスティック・・・・・・・・4/13 ・・・・・・・2,559 ・・・・・1,191,661・・・・・12,276・・・・・・・46
・ビーストとダンブルドア
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
先週先行上映で2位に入った「犯罪都市2」が18日以降一気に上昇、24日には400万人を超え、27日には500万人を突破、25日には589万人に達して「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を追い抜きました。
入れ替わりは4作品ありましたが、新登場は5位「詩人の歌、チョン・テチュン」だけです。韓国のフォーク歌手チョン・テチュンのドキュメンタリー。彼は苦難の20世紀に妥協することなく時代を歌ってきたミュージシャンであり、また闘争の現場でいつも民衆と共にいた社会運動家でもありました。
本作はそんな彼のデビュー当時からの主なTV報道、歌謡事前審議の撤廃運動、小劇場公演ツアー等未公開アーカイブ映像を豊富に活用し、時代の質感をあらかじめ伝える。チョン・テチュンと(夫人の歌手)パク・ウノクのデビュー40周年を記念して28ヵ所で行われた全国ツアーコンサート実況(→YouTube.約30分)を4Kで撮影したものです。原題は「아치의 노래,정태춘」です。
【独立・芸術映画】
順位 ・・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(1)・・おんぶ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/11・・・・・・・・・3,173・・・・・・・19,809・・・・・・・・・164・・・・・・・・30
2(9)・・マス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/18 ・・・・・・・・2,712 ・・・・・・・・5,361・・・・・・・・・・50・・・・・・・・61
3(5)・・恋する惑星・・・・・・・・・・・・・・1995/4/20・・・・・・・・・2,301・・・・・・・96,760・・・・・・・・・907 ・・・・・・・・・9
4(2)・・偶然と想像(日本) ・・・・・・・・・・・・・・5/04 ・・・・・・・・1,826・・・・・・・18,480・・・・・・・・・184・・・・・・・・45
5(3)・・WALK WITH ME ・・・・・・・・・・・・・・5/12 ・・・・・・・・1,273 ・・・・・・・・5,116・・・・・・・・・・49・・・・・・・・24
マインドフルネスの教え
今回新登場の作品はありません。