21日の「毎日新聞」に、前日シリアで政府軍の銃撃により殺害された山本美香さんについての記事が載っていました。(→コチラ。)
彼女は早稲田大大学院で「ジャーナリズムの使命」の講師を務めていましたが、講義中に寄せられた質問に答える形で「講義後のメッセージ」を学生に配りました。山本さんは「報道で戦争は止められるのか?」という質問を一番に挙げ、「そういう願いがあるからこそ続けられる」と記したそうです。
・・・すごいなー、正直なところ、心打たれました。といっても、「では、おまえはあえて命を危険にさらせるか?」と問われたら、私ヌルボ、それはできませんとうつむくしかない・・・。
気骨あるジャーナリストといえば、昨日観たドキュメンタリー「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」。彼も、これまで彼が撮った写真も訴える力がある。しかしある専門家の評は「ドキュメンタリーは・・・時代性や、世間の求めるものとの幸運な一致があるかないかが大事な要素」という観点からこの映画に否定的な評価(40点)を下しています。うーむ、なんという「時代」なんだ。
「死刑弁護人」も、ぜひ多くの人に観てほしいドキュメンタリーです。安田好弘弁護士も、実に気骨のある弁護士です。マスコミに登場する彼が悪人面に見える(失礼!)のは、そのように撮られているのではないか、とこの映画を観て思いました。映画の中で、名古屋女子大生誘拐殺人事件(1981年)の犯人・木村修治のことが出てきました。以前読んだ彼の書いた手記は非常に痛切なものがありました。「自分の死刑を、最後の死刑にしてほしい」と言っていた彼が処刑されたのは95年でした。
★★★ Daumの人気順位(8月28日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①ヤコブへの手紙 9.4(28)
②サミーの冒険 2 9.1(144)
③どうぶつ会議 3D 8.9(38)
④ステップアップ・レヴォリューション 8.8(220)
⑤アイス・エイジ 4:大陸移動説 8.8(139)
⑥名探偵コナン 11人目のストライカー(日本) 8.7(99)
⑦ヒステリア 8.7(29)
⑧シスター 8.6(26)
⑨あの頃、君を追いかけた 8.6(136)
⑩ジェイニー・ジョーンズ 8.4(36)
⑦、⑨、⑩の3作品が初登場です。
⑦「ヒステリア」は、今年(2012年)3月の沖縄国際映画祭でも上映された英米合作映画。ビクトリア時代、若い医師が世界初のバイブレーターを作った背景を、爽やかに描いた物語、なんだそうです。ナヌナヌ? その当時、女性が抱えるストレスや、抑うつ・不安感など、いわゆる‘ヒステリアの症状’は、子宮内部の圧力が変調したからである、という迷信が信じられていた、ですと? それを治療するために、ですと? 韓国題は「히스테리아」。
⑨「あの頃、君を追いかけた」、コチラは2011年東京国際映画祭の上映作品。90年代の青春を描いた台湾映画。高校~大学生当時の甘酸っぱい思いを、そのほろ苦い思い出とともに提示している、・・・との感想がいつも詳しいyohnishi's blogにありました。「シンガポール、マレーシア、香港、マカオ、中国で公開されて、香港でもやはり大ヒットしている」とのことです。日本での一般公開が決定済みのようですが、いつになるのか・・・。さしあたっては9月15・16・21・23日に福岡国際映画祭で上映されます。韓国題の「그 시절, 우리가 좋아했던 소녀(あの頃、僕たちが好きだった少女」の方が日本題よりわかりやすいですね。
韓国版の予告編をYouTubeで観てたら、後ろの席の女の子が鉛筆の先で背中を突っつくシーンがあって、私ヌルボ、高校時代に同じようなことがあったのを懐かしく思い出しました。
⑩「ジェイニー・ジョーンズ」は、音楽をベースにしたアメリカのドラマ。酒にやつれて暮らす盛りを過ぎたロックバンドのボーカルの男。ある日、記憶にない女性がいきなり訪ねてきて13歳の女の子ジェイニーをあんたの娘だと言ってを残して去る。男はジェイニーとの関係にとまどうが、やがて音楽を通じて親子の絆を深めていき、ジェイニーもまた徐々に心を開いてゆく・・・。韓国題は「제이니 존스」。日本公開は未定かな。
【「あの頃、君を追いかけた」(韓国版)予告編】
【専門家による順位】
①ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
②少年は残酷な弓を射る 7.7(7)
③嵐が丘 7.7(4)
④二つの扉(韓国) 7.6(6)
⑤プロジェクト・ニム 7.5(2)
⑥ダークナイト ライジング 7.4(7)
⑦シスター 7.2(5)
⑧ぴちぴち(韓国) 7.0(6)
⑨ジョージ・ハリスン リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 7.0(2)
⑩名探偵コナン 11人目のストライカー(日本) 7.0(1)
新登場はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[8月24日(金)~26日(日)] ★★★
カンプル原作のスリラー「隣人」がトップに
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(29)・・隣人(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/22・・・・・・・・・・・・・・・782,219・・・・・・・・・1,095,739 ・・・・・・・・・8,178・・・・・・・600
2(2)・・風と共に去りぬ(韓国)・・・・・・・・・8/08・・・・・・・・・・・・・・・537,459・・・・・・・・・4,107,165 ・・・・・・・・29,046・・・・・・・515
3(1)・・泥棒たち(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・7/25 ・・・・・・・・・・・・・・513,819・・・・・・・・12,095,057 ・・・・・・・・87,340・・・・・・・544
4(4)・・R2B:リターン・トゥ・ベース(韓国)・・8/15 ・・・・・・・・・・・・・182,678 ・・・・・・・・1,059,493・・・・・・・・・・7,617・・・・・・・330
5(3)・・トータル・リコール・・・・・・・・・・・・・8/15・・・・・・・・・・・・・・・172,672・・・・・・・・・1,111,786・・・・・・・・・・8,197・・・・・・・321
6(5)・・ステップアップ・レヴォリューション・・8/15 ・・・・・・・・・・・165,116 ・・・・・・・・・・673,201 ・・・・・・・・・5,125・・・・・・・269
7(6)・・サミーの冒険 2・・・・・・・・・・・・・・・8/01・・・・・・・・・・・・・・・・71,939 ・・・・・・・・1,401,308 ・・・・・・・・10,487・・・・・・・244
8(10)・・どうぶつ会議 ・・・・・・・・・・・・・・・・8/08・・・・・・・・・・・・・・・・33,674 ・・・・・・・・・・275,373・・・・・・・・・1,808・・・・・・・115
9(8)・・ダークナイト ライジング・・・・・・・・・7/19 ・・・・・・・・・・・・・・・・29,519・・・・・・・・・6,359,455・・・・・・・・47,308・・・・・・・・81
10(新)・・レッドライト ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/23 ・・・・・・・・・・・・・・・・29,395 ・・・・・・・・・・・38,258・・・・・・・・・・・274・・・・・・・197
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「泥棒たち」が1,200万人を超え、韓国映画歴代3位に。歴代2位の「王の男」(1,230万人)超えも時間の問題で、あとは「グエムル 漢江の怪物」だけです。
今回は1~4位がすべて韓国映画。昨年の8月以来でしょう、たぶん。
新登場は1位と10位の2作品です。
1位「隣人」は、本ブログでも過去何度もとりあげた人気ウェブ漫画家カンプル原作のスリラー。202号室の少女の死から10日間隔で発生する連続殺人事件。犯人がごく近くに住んでいるという事実を知ったことで、同じマンション内の住人たちの間にまき起こるできごとを描いた作品です。平凡に生きる登場人物それぞれが、その傷を癒し再生するという、カンプル作品らしい群像劇ですが、映画ではどうなっているか? 原作の女の子はキム・セロンちゃんより数歳上の高校生だったですね。原題は「이웃사람」。
10位「レッドライツ」。引退していた伝説の霊能力者(ロバート・デ・ニーロ)が30年ぶりに復活するが、超常現象を調査し真偽の検証を続けている心理学者と弟子の女子学生が、その霊能力者の調査に乗り出すが、その2人が体験したものは、想像を超えた真実だった・・・って、それは何だ!? という心理サスペンス。韓国題は「레드라이트」。日本公開は年内?
カンプル「セロンちゃん、僕はほんとにオッパと呼ばれるのはいいんだけど。」 「シャロンちゃんだったら僕をアジョシと呼んでもいいよ。いや、そう呼んでよ。」「アジョシと1度呼んでくれる? アジョシ? アジョシ~」 ウォンビンさんにアジョシって言ってたじゃない。ん?ん? 僕もアジョシ。
キム・セロン「・・・・・・」
(「DAUM映画 隣人]より)
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・あの頃、君を追いかけた・・・・・・・・8/22 ・・・・・・・・・・・・・・12,693 ・・・・・・・・・・・・・20,320 ・・・・・・・141・・・・・・・・・113
2(1)・・少年は残酷な弓を射る・・・・・・・・・・7/26 ・・・・・・・・・・・・・・・2,642 ・・・・・・・・・・・・・35,522 ・・・・・・・283・・・・・・・・・・15
3(2)・・シスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/09 ・・・・・・・・・・・・・・・1,009 ・・・・・・・・・・・・・10,303・・・・・・・・・77・・・・・・・・・・17
4(9)・・第5クォーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/23・・・・・・・・・・・・・・・・・825 ・・・・・・・・・・・・・・1,530・・・・・・・・・11・・・・・・・・・・18
5(3)・・二つの扉(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・6/21・・・・・・・・・・・・・・・・・568 ・・・・・・・・・・・・・68,421・・・・・・・・471・・・・・・・・・・・9
新登場は4位「第5クォーター」。タイトルで見当がつく人は何割いるかな? アメフトすなわちアメリカンフットボールの映画です。大学のフットボール選手である兄に憧れていた弟は16歳の誕生日を前に交通事故に遭い、5人に臓器を提供して世を去る。その弟の遺志を継いで、フットボールを始めた兄が、弟の背番号5をつけて活躍する、という物語。韓国題は「5쿼터」。
彼女は早稲田大大学院で「ジャーナリズムの使命」の講師を務めていましたが、講義中に寄せられた質問に答える形で「講義後のメッセージ」を学生に配りました。山本さんは「報道で戦争は止められるのか?」という質問を一番に挙げ、「そういう願いがあるからこそ続けられる」と記したそうです。
・・・すごいなー、正直なところ、心打たれました。といっても、「では、おまえはあえて命を危険にさらせるか?」と問われたら、私ヌルボ、それはできませんとうつむくしかない・・・。
気骨あるジャーナリストといえば、昨日観たドキュメンタリー「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」。彼も、これまで彼が撮った写真も訴える力がある。しかしある専門家の評は「ドキュメンタリーは・・・時代性や、世間の求めるものとの幸運な一致があるかないかが大事な要素」という観点からこの映画に否定的な評価(40点)を下しています。うーむ、なんという「時代」なんだ。
「死刑弁護人」も、ぜひ多くの人に観てほしいドキュメンタリーです。安田好弘弁護士も、実に気骨のある弁護士です。マスコミに登場する彼が悪人面に見える(失礼!)のは、そのように撮られているのではないか、とこの映画を観て思いました。映画の中で、名古屋女子大生誘拐殺人事件(1981年)の犯人・木村修治のことが出てきました。以前読んだ彼の書いた手記は非常に痛切なものがありました。「自分の死刑を、最後の死刑にしてほしい」と言っていた彼が処刑されたのは95年でした。
★★★ Daumの人気順位(8月28日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①ヤコブへの手紙 9.4(28)
②サミーの冒険 2 9.1(144)
③どうぶつ会議 3D 8.9(38)
④ステップアップ・レヴォリューション 8.8(220)
⑤アイス・エイジ 4:大陸移動説 8.8(139)
⑥名探偵コナン 11人目のストライカー(日本) 8.7(99)
⑦ヒステリア 8.7(29)
⑧シスター 8.6(26)
⑨あの頃、君を追いかけた 8.6(136)
⑩ジェイニー・ジョーンズ 8.4(36)
⑦、⑨、⑩の3作品が初登場です。
⑦「ヒステリア」は、今年(2012年)3月の沖縄国際映画祭でも上映された英米合作映画。ビクトリア時代、若い医師が世界初のバイブレーターを作った背景を、爽やかに描いた物語、なんだそうです。ナヌナヌ? その当時、女性が抱えるストレスや、抑うつ・不安感など、いわゆる‘ヒステリアの症状’は、子宮内部の圧力が変調したからである、という迷信が信じられていた、ですと? それを治療するために、ですと? 韓国題は「히스테리아」。
⑨「あの頃、君を追いかけた」、コチラは2011年東京国際映画祭の上映作品。90年代の青春を描いた台湾映画。高校~大学生当時の甘酸っぱい思いを、そのほろ苦い思い出とともに提示している、・・・との感想がいつも詳しいyohnishi's blogにありました。「シンガポール、マレーシア、香港、マカオ、中国で公開されて、香港でもやはり大ヒットしている」とのことです。日本での一般公開が決定済みのようですが、いつになるのか・・・。さしあたっては9月15・16・21・23日に福岡国際映画祭で上映されます。韓国題の「그 시절, 우리가 좋아했던 소녀(あの頃、僕たちが好きだった少女」の方が日本題よりわかりやすいですね。
韓国版の予告編をYouTubeで観てたら、後ろの席の女の子が鉛筆の先で背中を突っつくシーンがあって、私ヌルボ、高校時代に同じようなことがあったのを懐かしく思い出しました。
⑩「ジェイニー・ジョーンズ」は、音楽をベースにしたアメリカのドラマ。酒にやつれて暮らす盛りを過ぎたロックバンドのボーカルの男。ある日、記憶にない女性がいきなり訪ねてきて13歳の女の子ジェイニーをあんたの娘だと言ってを残して去る。男はジェイニーとの関係にとまどうが、やがて音楽を通じて親子の絆を深めていき、ジェイニーもまた徐々に心を開いてゆく・・・。韓国題は「제이니 존스」。日本公開は未定かな。
【「あの頃、君を追いかけた」(韓国版)予告編】
【専門家による順位】
①ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
②少年は残酷な弓を射る 7.7(7)
③嵐が丘 7.7(4)
④二つの扉(韓国) 7.6(6)
⑤プロジェクト・ニム 7.5(2)
⑥ダークナイト ライジング 7.4(7)
⑦シスター 7.2(5)
⑧ぴちぴち(韓国) 7.0(6)
⑨ジョージ・ハリスン リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 7.0(2)
⑩名探偵コナン 11人目のストライカー(日本) 7.0(1)
新登場はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[8月24日(金)~26日(日)] ★★★
カンプル原作のスリラー「隣人」がトップに
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(29)・・隣人(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/22・・・・・・・・・・・・・・・782,219・・・・・・・・・1,095,739 ・・・・・・・・・8,178・・・・・・・600
2(2)・・風と共に去りぬ(韓国)・・・・・・・・・8/08・・・・・・・・・・・・・・・537,459・・・・・・・・・4,107,165 ・・・・・・・・29,046・・・・・・・515
3(1)・・泥棒たち(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・7/25 ・・・・・・・・・・・・・・513,819・・・・・・・・12,095,057 ・・・・・・・・87,340・・・・・・・544
4(4)・・R2B:リターン・トゥ・ベース(韓国)・・8/15 ・・・・・・・・・・・・・182,678 ・・・・・・・・1,059,493・・・・・・・・・・7,617・・・・・・・330
5(3)・・トータル・リコール・・・・・・・・・・・・・8/15・・・・・・・・・・・・・・・172,672・・・・・・・・・1,111,786・・・・・・・・・・8,197・・・・・・・321
6(5)・・ステップアップ・レヴォリューション・・8/15 ・・・・・・・・・・・165,116 ・・・・・・・・・・673,201 ・・・・・・・・・5,125・・・・・・・269
7(6)・・サミーの冒険 2・・・・・・・・・・・・・・・8/01・・・・・・・・・・・・・・・・71,939 ・・・・・・・・1,401,308 ・・・・・・・・10,487・・・・・・・244
8(10)・・どうぶつ会議 ・・・・・・・・・・・・・・・・8/08・・・・・・・・・・・・・・・・33,674 ・・・・・・・・・・275,373・・・・・・・・・1,808・・・・・・・115
9(8)・・ダークナイト ライジング・・・・・・・・・7/19 ・・・・・・・・・・・・・・・・29,519・・・・・・・・・6,359,455・・・・・・・・47,308・・・・・・・・81
10(新)・・レッドライト ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/23 ・・・・・・・・・・・・・・・・29,395 ・・・・・・・・・・・38,258・・・・・・・・・・・274・・・・・・・197
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「泥棒たち」が1,200万人を超え、韓国映画歴代3位に。歴代2位の「王の男」(1,230万人)超えも時間の問題で、あとは「グエムル 漢江の怪物」だけです。
今回は1~4位がすべて韓国映画。昨年の8月以来でしょう、たぶん。
新登場は1位と10位の2作品です。
1位「隣人」は、本ブログでも過去何度もとりあげた人気ウェブ漫画家カンプル原作のスリラー。202号室の少女の死から10日間隔で発生する連続殺人事件。犯人がごく近くに住んでいるという事実を知ったことで、同じマンション内の住人たちの間にまき起こるできごとを描いた作品です。平凡に生きる登場人物それぞれが、その傷を癒し再生するという、カンプル作品らしい群像劇ですが、映画ではどうなっているか? 原作の女の子はキム・セロンちゃんより数歳上の高校生だったですね。原題は「이웃사람」。
10位「レッドライツ」。引退していた伝説の霊能力者(ロバート・デ・ニーロ)が30年ぶりに復活するが、超常現象を調査し真偽の検証を続けている心理学者と弟子の女子学生が、その霊能力者の調査に乗り出すが、その2人が体験したものは、想像を超えた真実だった・・・って、それは何だ!? という心理サスペンス。韓国題は「레드라이트」。日本公開は年内?
カンプル「セロンちゃん、僕はほんとにオッパと呼ばれるのはいいんだけど。」 「シャロンちゃんだったら僕をアジョシと呼んでもいいよ。いや、そう呼んでよ。」「アジョシと1度呼んでくれる? アジョシ? アジョシ~」 ウォンビンさんにアジョシって言ってたじゃない。ん?ん? 僕もアジョシ。
キム・セロン「・・・・・・」
(「DAUM映画 隣人]より)
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・あの頃、君を追いかけた・・・・・・・・8/22 ・・・・・・・・・・・・・・12,693 ・・・・・・・・・・・・・20,320 ・・・・・・・141・・・・・・・・・113
2(1)・・少年は残酷な弓を射る・・・・・・・・・・7/26 ・・・・・・・・・・・・・・・2,642 ・・・・・・・・・・・・・35,522 ・・・・・・・283・・・・・・・・・・15
3(2)・・シスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/09 ・・・・・・・・・・・・・・・1,009 ・・・・・・・・・・・・・10,303・・・・・・・・・77・・・・・・・・・・17
4(9)・・第5クォーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/23・・・・・・・・・・・・・・・・・825 ・・・・・・・・・・・・・・1,530・・・・・・・・・11・・・・・・・・・・18
5(3)・・二つの扉(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・6/21・・・・・・・・・・・・・・・・・568 ・・・・・・・・・・・・・68,421・・・・・・・・471・・・・・・・・・・・9
新登場は4位「第5クォーター」。タイトルで見当がつく人は何割いるかな? アメフトすなわちアメリカンフットボールの映画です。大学のフットボール選手である兄に憧れていた弟は16歳の誕生日を前に交通事故に遭い、5人に臓器を提供して世を去る。その弟の遺志を継いで、フットボールを始めた兄が、弟の背番号5をつけて活躍する、という物語。韓国題は「5쿼터」。