▶日付を確認してください。本記事を早くご覧になった方でも8月28日のはずです。週末の興行成績ですが、先週末のデータですのでお間違いなく。次週はもっと早く公開します。
▶8月20~22日の興行成績ランキングで「人質」「シンクホール」「モガディシュ」の韓国映画3作品が1~3位を独占。いつ以来のことか記憶にありません。4位の「オールド」とも観客動員数に大きな差があります。
▶今回初登場の韓国映画の注目作は「パクカン・アルム結婚する」。82年生まれの女性監督パクカン・アルムさんによる<自伝的ドキュメンタリー>ということで、以前からフランスで生活している監督と、韓国から来た男性ソンマンさんとの結婚生活を撮ったものですが、フランス語を話せるアルムさんがいわば行政経済(?)を担当し、韓国ではシェフをしていたソンマンさんはフランス語を全く話せないこともあって家事(炊事・洗濯さらに育児等)を務めることに。・・・というわけで、伝統的なジェンダーの役割を愉快に(?)覆した夫婦の関係性。監督自身は韓国によくある自分より弟が優先されるという家庭で育ったそうで、そんな家父長制度には一貫して抗してきたはずなのに、自分が家長的な立場になるとジレンマに悩むこともあったとか。食事の時彼女が「ご飯もうちょっと」と言ったらソンマンさんが「俺はお手伝いさんか!」と抗議したこともあったりして・・・。
このようなキャラクターの女性監督は日本にいるかなあ? いかにも韓国という印象ですが・・・。映画誌「シネ21」のある記者は「自分の偏見を省みるが、同感は別問題」と評しつつ4/10の低評価。(←チョットだけわかる。) 他の記者・評論家の評点は7/10、6/10が2人ずつです。
ポスター(右画像)は「いかにも」の感あり。(後ろに座ってるソンマンさんが大した方だと思います。) ※後の記事も参照してください。
▶2つ目は、韓国映画でも新作でもないのですが、「藍色夏恋」。2002年の台湾・フランス合作の青春ドラマ&ラブロマンス(?)で、グイ・ルンメイとチェン・ボーリンのデビュー作です。2人とも当時19歳だったんですねー。今韓国版ポスター(右画像)を見ても、言われなければ誰かわかりません。韓国でも当然再上映と思っていたらなぜか一般公開は今回(8月18日)が初めてとは意外。(特別上映等はあった。) グイ・ルンメイ主演の「言えない秘密」(2007)は韓国ではとくに人気で2008年に公開され、再上映もされているのに・・・。
関連記事をいくつか見たら、どうも台湾についての認識が日本とズレているようで(まあそうでしょ)、その件についてはさらに調べて別立ての記事にしなくては、と思った次第です。(この頃一段と有言不実行が続いてますが・・・(汗)。
★★★ NAVERの人気順位(8月24日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(新) パウ・パトロール ザ・ムービー 9.74(46)
②(2) 学校に行く道(韓国) 9.58(155)
③(4) シャーマン・ロード(韓国) 9.50(16)
④(1) かもめ(韓国) 9.46(46)
⑤(新) パクカン・アルム結婚する(韓国) 9.44(16)
⑥(3) 銀魂 THE FINAL(日本) 9.43(248)
⑦(5) ブータン 山の教室 9.40(172)
⑧(6) 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(日本) 9.28(12,780)
⑨(7) 復活:その証拠(韓国) 9.27(422)
⑩(9) クルエラ 9.23(7,309)
①と⑤の2作品が新登場です。
①「パウ・パトロール ザ・ムービー」はカナダ・アメリカ合作の家族(向け)アニメシリーズ第2作。日本でも8月20日から公開されているので説明は省略します。韓国題は「퍼피 구조대 더 무비」です。
⑤「パクカン・アルム結婚する」は韓国のドキュメンタリー。<パクカン・アルム>とは82年生まれの女性監督自身の名前です。 (※おそらくご両親の姓が朴[パク]さんと姜[カン]さんなのでしょう。ここらへんに<男女平等>の意思が込められています。) 彼女が撮った最初の映画は15歳の時教会で上映した教会を批判する映画だったとか。初の長編はアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭新人のコンペ部門に招請された「パクカン・アルムの仮装舞踏会」(2016)。高校の芸術科講師もしていた彼女が仲間や教え子から「合コンでいつも失敗してるのは外見に無頓着だからだ」と言われたのを契機に自分をモデルに社会が期待する女性性について実験(?)したという作品でした。本作もその線に沿った<自伝的ドキュメンタリー>です。彼女は2015年以降フランスに移住し、韓国と行き来しつつ、社会の中での女性がどのように自分の声を政治に反映できるか考えながら映画・ビデオ作品を制作してきました。その彼女がフランスでの留学に際してチョン・ソンマンさんとフランスで結婚生活を送ることになります。
「仕事も愛も全部ほしい!」と意欲満々のアルム。「アルムがやりたいことはなんでもやって!」というロマンチストの男性ソンマンはひたすらやる気と愛だけを持ってフランスに向かいます。ところがソンマンさんは韓国ではシェフとして働いていた人でフランス語は全然話せないし、ほとんど家にこもってもっぱら家事専門の生活になります。
2人が直面した結婚生活の現実は、学業、生活費、家事労働(やがて育児も)。私たち、なぜ結婚したの? 結婚、一体何なの?・・・という疑問もわいてきます。監督はそんな自身の結婚生活を紹介すると共に、伝統的な家父長制の問題や、家事労働でのジェンダーの問題等を笑いの要素も交えて提起します。原題は「박강아름 결혼하다」です。
【記者・評論家による順位】
①(8) グリーン・ナイト 8.20(5)
②(2) マーティン・エデン 8.00(8)
②(2) ノマドランド 8.00(8)
④(4) 水を抱く女 8.00(6)
⑤(5) スパイの妻(日本) 8.00(5)
⑥(7) あの日のように抱きしめて 7.80(5)
⑦(9) イントロダクション(韓国) 7.67(3)
⑧(-) モガディシュ(韓国) 7.27(11)
⑨(-) 本当に遠いところ(韓国) 7.14(7)
⑩(-) ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 7.11(9)
新登場の作品はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績8月20日(金)~8月22日(日) ★★★
1位「人質」以下3位まで韓国映画が独占
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(8)・・人質(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/18 ・・・・454,191・・・・・・・・638,811・・・・・・6,347・・・・・1,287
2(1)・・シンクホール(韓国)・・・・・・・・・・8/11 ・・・・326,508・・・・・・1,657,967 ・・・・16,306・・・・・1,252
3(2)・・モガディシュ(韓国)・・・・・・・・・・7/28・・・・・222,303 ・・・・・2,781,182 ・・・・26,649・・・・・・・968
4(新)・・オールド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/18・・・・・・51,980・・・・・・・・・85,282・・・・・・・・838 ・・・・・・525
5(3)・・フリー・ガイ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/11 ・・・・・35,698・・・・・・・・251,948・・・・・・2,258・・・・・・・404
6(新)・・パウ・パトロール ザ・ムービー・・8/18・・・・27,583 ・・・・・・・・・33,724・・・・・・・・295 ・・・・・・355
7(4)・・ザ・スーサイド・スクワッド・・・・8/04 ・・・・・・7,742 ・・・・・・・・410,887・・・・・・4,319・・・・・・・132
“極”悪党、集結
8(5)・・ボス・ベイビー・・・・・・・・・・・・・・・7/21 ・・・・・・5,971・・・・・・・・・919,455・・・・・・8,252・・・・・・・138
ファミリー・ミッション
9(6)・・ブラック・ウィドウ・・・・・・・・・・・7/07 ・・・・・・4,180・・・・・・・2,955,481・・・・・29,927 ・・・・・・・59
10(新)・・パーム・スプリングス・・・・・・・8/19 ・・・・・・3,257 ・・・・・・・・・・・5,180・・・・・・・・・45 ・・・・・・・83
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
1~3位を韓国映画が独占というのは実に久しぶり。なお4~10位はすべてアメリカ映画です。
新登場は4・6・10位の3作品ですが、すべて日本でも公開済みか近日公開。これもめずらしいことです。
4位「オールド」はアメリカのサスペンス&スリラー。日本でも8月28日公開で諸情報が流されているので説明は省略します。韓国題は「올드」です。
6位「パウ・パトロール ザ・ムービー」は上述のように日本でも8月20日から公開されています。
10位「パーム・スプリングス」はアメリカのSFファンタジー&ラブロマンス。日本では4月9日に公開されています。韓国題は「팜 스프링스」です。
【独立・芸術映画】
順位・・・・題名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・パーム・スプリングス・・・・・・・・・・・8/19 ・・・・・・3,257・・・・・・・・・5,180 ・・・・・・・・・・45・・・・・・・・83
2(16)・・藍色夏恋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/18 ・・・・・・3,058 ・・・・・・・・6,050・・・・・・・・・・・53・・・・・・・・75
3(-)・・フラッシュバック・・・・・・・・・・・・・・・6/10・・・・・・・1,152 ・・・・・・・・7,196・・・・・・・・・・・51・・・・・・・・・3
4(67)・・パクカン・アルム結婚する(韓国)・・8/19 ・・・・・・・594 ・・・・・・・・1,660・・・・・・・・・・・13・・・・・・・・28
5(2)・・今度はうまくいくだろう(韓国)・・・7/08・・・・・・・・・582・・・・・・・・12,906・・・・・・・・・・・67・・・・・・・・・2
1・2・4位の3作品が新登場です。
1位「パーム・スプリングス」と4位「パクカン・アルム結婚する」については上述しました。
2位「藍色夏恋」は2002年制作の台湾・フランス合作の青春ドラマ&ラブロマンス。この作品については記事冒頭にいろいろ書いたので、コチラでは説明を省略します。韓国題は「남색대문(藍色大門)」です。
▶8月20~22日の興行成績ランキングで「人質」「シンクホール」「モガディシュ」の韓国映画3作品が1~3位を独占。いつ以来のことか記憶にありません。4位の「オールド」とも観客動員数に大きな差があります。
▶今回初登場の韓国映画の注目作は「パクカン・アルム結婚する」。82年生まれの女性監督パクカン・アルムさんによる<自伝的ドキュメンタリー>ということで、以前からフランスで生活している監督と、韓国から来た男性ソンマンさんとの結婚生活を撮ったものですが、フランス語を話せるアルムさんがいわば行政経済(?)を担当し、韓国ではシェフをしていたソンマンさんはフランス語を全く話せないこともあって家事(炊事・洗濯さらに育児等)を務めることに。・・・というわけで、伝統的なジェンダーの役割を愉快に(?)覆した夫婦の関係性。監督自身は韓国によくある自分より弟が優先されるという家庭で育ったそうで、そんな家父長制度には一貫して抗してきたはずなのに、自分が家長的な立場になるとジレンマに悩むこともあったとか。食事の時彼女が「ご飯もうちょっと」と言ったらソンマンさんが「俺はお手伝いさんか!」と抗議したこともあったりして・・・。
このようなキャラクターの女性監督は日本にいるかなあ? いかにも韓国という印象ですが・・・。映画誌「シネ21」のある記者は「自分の偏見を省みるが、同感は別問題」と評しつつ4/10の低評価。(←チョットだけわかる。) 他の記者・評論家の評点は7/10、6/10が2人ずつです。
ポスター(右画像)は「いかにも」の感あり。(後ろに座ってるソンマンさんが大した方だと思います。) ※後の記事も参照してください。
▶2つ目は、韓国映画でも新作でもないのですが、「藍色夏恋」。2002年の台湾・フランス合作の青春ドラマ&ラブロマンス(?)で、グイ・ルンメイとチェン・ボーリンのデビュー作です。2人とも当時19歳だったんですねー。今韓国版ポスター(右画像)を見ても、言われなければ誰かわかりません。韓国でも当然再上映と思っていたらなぜか一般公開は今回(8月18日)が初めてとは意外。(特別上映等はあった。) グイ・ルンメイ主演の「言えない秘密」(2007)は韓国ではとくに人気で2008年に公開され、再上映もされているのに・・・。
関連記事をいくつか見たら、どうも台湾についての認識が日本とズレているようで(まあそうでしょ)、その件についてはさらに調べて別立ての記事にしなくては、と思った次第です。(この頃一段と有言不実行が続いてますが・・・(汗)。
★★★ NAVERの人気順位(8月24日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(新) パウ・パトロール ザ・ムービー 9.74(46)
②(2) 学校に行く道(韓国) 9.58(155)
③(4) シャーマン・ロード(韓国) 9.50(16)
④(1) かもめ(韓国) 9.46(46)
⑤(新) パクカン・アルム結婚する(韓国) 9.44(16)
⑥(3) 銀魂 THE FINAL(日本) 9.43(248)
⑦(5) ブータン 山の教室 9.40(172)
⑧(6) 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(日本) 9.28(12,780)
⑨(7) 復活:その証拠(韓国) 9.27(422)
⑩(9) クルエラ 9.23(7,309)
①と⑤の2作品が新登場です。
①「パウ・パトロール ザ・ムービー」はカナダ・アメリカ合作の家族(向け)アニメシリーズ第2作。日本でも8月20日から公開されているので説明は省略します。韓国題は「퍼피 구조대 더 무비」です。
⑤「パクカン・アルム結婚する」は韓国のドキュメンタリー。<パクカン・アルム>とは82年生まれの女性監督自身の名前です。 (※おそらくご両親の姓が朴[パク]さんと姜[カン]さんなのでしょう。ここらへんに<男女平等>の意思が込められています。) 彼女が撮った最初の映画は15歳の時教会で上映した教会を批判する映画だったとか。初の長編はアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭新人のコンペ部門に招請された「パクカン・アルムの仮装舞踏会」(2016)。高校の芸術科講師もしていた彼女が仲間や教え子から「合コンでいつも失敗してるのは外見に無頓着だからだ」と言われたのを契機に自分をモデルに社会が期待する女性性について実験(?)したという作品でした。本作もその線に沿った<自伝的ドキュメンタリー>です。彼女は2015年以降フランスに移住し、韓国と行き来しつつ、社会の中での女性がどのように自分の声を政治に反映できるか考えながら映画・ビデオ作品を制作してきました。その彼女がフランスでの留学に際してチョン・ソンマンさんとフランスで結婚生活を送ることになります。
「仕事も愛も全部ほしい!」と意欲満々のアルム。「アルムがやりたいことはなんでもやって!」というロマンチストの男性ソンマンはひたすらやる気と愛だけを持ってフランスに向かいます。ところがソンマンさんは韓国ではシェフとして働いていた人でフランス語は全然話せないし、ほとんど家にこもってもっぱら家事専門の生活になります。
2人が直面した結婚生活の現実は、学業、生活費、家事労働(やがて育児も)。私たち、なぜ結婚したの? 結婚、一体何なの?・・・という疑問もわいてきます。監督はそんな自身の結婚生活を紹介すると共に、伝統的な家父長制の問題や、家事労働でのジェンダーの問題等を笑いの要素も交えて提起します。原題は「박강아름 결혼하다」です。
【記者・評論家による順位】
①(8) グリーン・ナイト 8.20(5)
②(2) マーティン・エデン 8.00(8)
②(2) ノマドランド 8.00(8)
④(4) 水を抱く女 8.00(6)
⑤(5) スパイの妻(日本) 8.00(5)
⑥(7) あの日のように抱きしめて 7.80(5)
⑦(9) イントロダクション(韓国) 7.67(3)
⑧(-) モガディシュ(韓国) 7.27(11)
⑨(-) 本当に遠いところ(韓国) 7.14(7)
⑩(-) ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 7.11(9)
新登場の作品はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績8月20日(金)~8月22日(日) ★★★
1位「人質」以下3位まで韓国映画が独占
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(8)・・人質(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/18 ・・・・454,191・・・・・・・・638,811・・・・・・6,347・・・・・1,287
2(1)・・シンクホール(韓国)・・・・・・・・・・8/11 ・・・・326,508・・・・・・1,657,967 ・・・・16,306・・・・・1,252
3(2)・・モガディシュ(韓国)・・・・・・・・・・7/28・・・・・222,303 ・・・・・2,781,182 ・・・・26,649・・・・・・・968
4(新)・・オールド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/18・・・・・・51,980・・・・・・・・・85,282・・・・・・・・838 ・・・・・・525
5(3)・・フリー・ガイ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/11 ・・・・・35,698・・・・・・・・251,948・・・・・・2,258・・・・・・・404
6(新)・・パウ・パトロール ザ・ムービー・・8/18・・・・27,583 ・・・・・・・・・33,724・・・・・・・・295 ・・・・・・355
7(4)・・ザ・スーサイド・スクワッド・・・・8/04 ・・・・・・7,742 ・・・・・・・・410,887・・・・・・4,319・・・・・・・132
“極”悪党、集結
8(5)・・ボス・ベイビー・・・・・・・・・・・・・・・7/21 ・・・・・・5,971・・・・・・・・・919,455・・・・・・8,252・・・・・・・138
ファミリー・ミッション
9(6)・・ブラック・ウィドウ・・・・・・・・・・・7/07 ・・・・・・4,180・・・・・・・2,955,481・・・・・29,927 ・・・・・・・59
10(新)・・パーム・スプリングス・・・・・・・8/19 ・・・・・・3,257 ・・・・・・・・・・・5,180・・・・・・・・・45 ・・・・・・・83
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
1~3位を韓国映画が独占というのは実に久しぶり。なお4~10位はすべてアメリカ映画です。
新登場は4・6・10位の3作品ですが、すべて日本でも公開済みか近日公開。これもめずらしいことです。
4位「オールド」はアメリカのサスペンス&スリラー。日本でも8月28日公開で諸情報が流されているので説明は省略します。韓国題は「올드」です。
6位「パウ・パトロール ザ・ムービー」は上述のように日本でも8月20日から公開されています。
10位「パーム・スプリングス」はアメリカのSFファンタジー&ラブロマンス。日本では4月9日に公開されています。韓国題は「팜 스프링스」です。
【独立・芸術映画】
順位・・・・題名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・パーム・スプリングス・・・・・・・・・・・8/19 ・・・・・・3,257・・・・・・・・・5,180 ・・・・・・・・・・45・・・・・・・・83
2(16)・・藍色夏恋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/18 ・・・・・・3,058 ・・・・・・・・6,050・・・・・・・・・・・53・・・・・・・・75
3(-)・・フラッシュバック・・・・・・・・・・・・・・・6/10・・・・・・・1,152 ・・・・・・・・7,196・・・・・・・・・・・51・・・・・・・・・3
4(67)・・パクカン・アルム結婚する(韓国)・・8/19 ・・・・・・・594 ・・・・・・・・1,660・・・・・・・・・・・13・・・・・・・・28
5(2)・・今度はうまくいくだろう(韓国)・・・7/08・・・・・・・・・582・・・・・・・・12,906・・・・・・・・・・・67・・・・・・・・・2
1・2・4位の3作品が新登場です。
1位「パーム・スプリングス」と4位「パクカン・アルム結婚する」については上述しました。
2位「藍色夏恋」は2002年制作の台湾・フランス合作の青春ドラマ&ラブロマンス。この作品については記事冒頭にいろいろ書いたので、コチラでは説明を省略します。韓国題は「남색대문(藍色大門)」です。