「ご飯とお酒の二者択一だったら、どちらを選ぶ?」
日本人の9割以上はご飯を選ぶと思います。たぶん。
ところが、よく一緒に韓国旅行に行く仲間の中で、「迷わずお酒を選ぶ!」という人が何人かいます。「お酒も米から作るから飯の代わりになるんだ」という暴論を聞いたこともありました(笑)。(自身本気で信じているのかは疑問ですが・・・。)
そういうわけで、韓国の夜の宿で1杯やるために、近くのコンビニにマッコリやスルアンジュ(ツマミ)の買い出しに行った時、「やっぱり1日1度は米の飯は食べたい」というフツーの日本人である私ヌルボは、個人用としておにぎりを1、2個買うことになります。
しかし、コンビニの棚におにぎりは何個もあって、種類もいろいろあるにもかかわらず、どれを選ぶかなかなか決められないのです。今回(6月16~21日)の旅でもそうでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/03/ebdc67eb0ff118310408fe460cca4ec3.jpg)
「베이컨 참치 마요네즈(ベイコン・チャムチ・マヨネジュ)」。すなわちベーコン・ツナマヨです。ツナマヨおにぎりについては一応日本でもおなじみですからね。・・・というのがこれを選んだ理由です。
日本のコンビニでのおにぎりの人気順位は、というと、→コチラの記事にあるローソン(2011年)の場合は、①シーチキンマヨネーズ ②焼さけハラミ ③日高昆布 ④胡麻さけ ⑤紀州南高梅 ⑥熟成生たらこ ⑦紅さけ ⑧塩にぎり ⑨わかめごはん ⑩辛子明太子 という順だそうです。
セブン-イレブンの同様の調査(2014年)(→コチラ)でも、ほぼ同じようなものです。(首都圏と関西を比較しています。)
つまり、今やツナマヨが人気ナンバー1なんですね。私ヌルボとしてはちょっと意外。2個買う場合、焼きタラコ(orイクラorシャケ)と、もう1つはおかか(or昆布)を選ぶのがふつうなもんで・・・。昔の小学校の遠足で定番の、ゴマをまぶした梅干しおにぎりこそが正統だっ!、という刷り込みが厳然としてある私ヌルボにとって、ツナマヨはなんか「邪道」感もあるし・・・。もちろん、邪道であろうが美味しいものは美味しいし、否定する理由は何らないことはわかってはいるんですけどね。
※なんのかの言っても、ツナマヨおにぎりを最初に考え出した人はエライ! (ちゃんと顕彰されているのだろうか?)
さて今回の旅で、韓国のコンビニでのおにぎり選びにはいつも苦労しているなー、ということにふと思い至ったのですが、それとともに、その理由として、日韓のおにぎりの種類の違い、ひいてはその背景の日韓の食文化の違いがここにも反映されているということが見えてきました。
おにぎりのことを韓国語では「주먹밥(チュモクパブ)」といいます。直訳すると「ゲンコツ飯」。ところが、コンビニの普及とともに「삼각김밥(サムガクキムパプ)」(三角のり巻き)という言葉も一般化してきました。今それぞれのハングルでgoogle検索すると、주먹밥が約751,000件であるのに対し、삼각김밥の方は約807,000件と数は上回っています。
意味的にはサムガクキムパプの方が文字通り「三角形」の「のり巻き」という点で、限定的といえるでしょう。
※画像検索結果を見ると、おおよそ違いがわかります。「삼각김밥」は→コチラ、「주먹밥」は→コチラ。日本では、家庭で作るおにぎりも三角形に握る場合が多いと思いますが、韓国では球形が相当多いようですね。
「삼각김밥」は→韓国ウィキペディアにも項目があります。
その他、<Eデイリー>の記事(→コチラ)等も見てみると、韓国のおにぎり文化の発展はコンビニと切っても切れない関係にあることがわかります。
1991年にセブン-イレブンで最初に発売され、ファミリーマートやGS25もこれに続きました。しかし90年代は認知度が低く、価格も当時としては高い900〜1000ウォンでした。
飛躍のきっかけは2001年のセブン-イレブンのTV広告で、価格も700ウォンに下げ、以後売り上げは急上昇。広告以来コンビニ業界のおにぎりの販売は100倍以上(!)に増えたそうです。
そして今や三角キムパプはコンビニの押しも押されぬ主力商品に! ある記事によると2位のパナナウユ(バナナ牛乳)を抑えて1位だとか。またコンビニの食料品売上げの約4割を占める(?)という記事(出所忘却!)もありました。
ところが韓国のコンビニおむすびの隆盛は、それが当然のことながら韓国人の嗜好に合わせて発展してきたということで、それが「韓国料理大好き!」とはお世辞にも言えない私ヌルボの好みからは遠いものになってしまった、というわけです。
では、具体的にその韓国のコンビニおにぎりの種類・傾向を見てみましょう。
・・・ということで韓国サイトをいくつか見てみたあと、ふと思いついて探してみたのが<ソウルナビ>のサイト内。
すると見つかりましたがな、それもスゴイ連続記事が・・・。なんと2001年から続いている<コンビニおにぎり大研究>という詳細な報告記事です。ホントに笑っちゃうほどスゴイ企画記事です(笑笑笑)。
シリーズ初回の<コンビニおにぎり大研究2001!>は→コチラ。
以後2013年までほぼ年1~2回、各コンビニで売られているおにぎりを写真入りでレポートしています。もちろん中身の写真もあり、実際食べた感想等々も全商品について記されています。(何という企画だ!?)
このシリーズの全記事をWordのA4にコピペしたら300ページにもなってしまいました。それを丹念に読んでいくと、この10数年の間のおにぎりの発展の歴史を読み取ることができます。
最初の2001年の記事では、「このサンカクキンパッ、韓国でもほぼ定着してきて、コンビニには必ずある定番商品となってます」という状況。
<2003~第1弾!>の記事では、「最近ではコンビニだけではなく、ふつうのスーパーで目にすることもめずらしくなくなったおにぎり。またデパ地下にもおにぎり専門店も登場。おにぎり(チュモッパッ)は韓国の食文化の中に確実に定着しつつある感があります」とあります。
そして<2004~第2弾!>では、「もうすっかりコンビニの必須アイテムとして定着したおにぎり、2004年も具をかえ品をかえ、次々に新商品が登場」と急成長のようすがうかがわれます。
<2005!>での見出しは「どんどん辛くなる韓国おにぎり…ネタは出尽くし?」と早くも飽和点に達したか?のレベルに。
<2007!>の見出しは「ブーム去る?生き残りをかけた韓国おにぎり大戦争の行方は?」と、飽和点以降の熾烈なシェア争いのようすがうかがわれます。
以後も、実に多くの新商品が続いています。
そのたくさんある種類の中で、定番おにぎりといえるのはどんなものか? ・・・について手っ取り早くまとめてくれているのが同じシリーズの<韓国コンビニおにぎり大研究~定番編!>(→コチラ。)
ここで、これこそ定番!としてあげられているのが次のおにぎりです。
○ツナマヨネーズ・・・これは辛くないので、辛いのが苦手な日本人もOK! 辛さ:0
○全州ビビン・・・ビビンバのおにぎり。もちろん混ざった状態になっています。「ただちょっと日本人には辛いかも」。辛さ:3
○ツナキムチ・・・韓国人はやっぱりキムチ。ちょっと辛い。辛さ:1
○コチュジャンプルコギ・・・辛さ:2
次はほぼ定番おにぎり。
○トッカルビ・・・떡갈비の떡(トク.餅)を見ると間違いなく餅だと思ってしまいます。しかし餅ではなく、韓国版ハンバーグ(?)なのだそうです。「肉系おにぎりの代表格」とのこと。辛さ:0
○からうまツナマヨ・・・ツナマヨの辛いバージョン。辛さ:2
次は定番どうしの組み合わせ。
○新プルコギとツナ・・・え、肉とツナを組み合わせるってか!? 辛さ:0
○キムチプルコギ・・・文字通りキムチ+プルコギ。辛さ:1
○ツナキムチ・・・え、キムチとツナを組み合わせるってか!? 辛さ:1
(※この頃、日本のコンビニでも具を組み合わせたおにぎりを見かけますが、「小松菜と鮭ハラス」とか「しらすとおかか」のような穏やかなもの(笑)ばかりです。)
なお、この記事の末尾に「★辛いおにぎりの見分け方!」が書かれています。「炎のイラストがあると要注意。ちなみ見た目が赤くて辛そうだからといって、必ずしも辛いわけでもありません」とのことです。そういえば、炎のイラスト見たことがあるなー。危ない危ない・・・。
私ヌルボ、さらに大きく分類すると①ツナマヨ系 ②ビビンバ系 ③プルコギ系 の3つになるのではないかと思います。
その②と③、つまり、全体の約7割方は「辛い」「赤い」系。それらが苦手な人(含むヌルボ)はこれでもう選択幅がかなり限定されてしまいます。結果的に、上述のベーコンツナマヨの選択は正しかったといっていいですね。(自己満足型。) ただ、とくに美味しいとも思わず。日本のツナマヨの味にも慣れてないし・・・。(ある人(日本人)から、韓国の缶詰のシーチキンはとても不味かった、という話を最近聞きましたが、自分自身は未確認です。)
次に日韓のおにぎりの大きな違いを考えてみると、日本では梅干し、シャケ、昆布、タラコ等の単品の具材が大半であるのに対し、韓国のおにぎりはそれに手を加え、具材をいろいろ組合せたり、料理をそのまま詰め込んだり、調味料等々に工夫を凝らしたりして多様な新製品を次々に出しているということ。
韓国人の目からすると、日本の単純な具だけのおにぎりは「何の手間も工夫もない」と見られるのかな? ・・・と思って韓国人の日本旅行記をいくつか見てみると、日本のコンビニおにぎりはなかなか好評のようなんですけどね。
日本人観光客の皆さんの多くは、わざわざ韓国に行ってまでコンビニ等てB級(~C級)グルメを買って食べるということはあまりないかもしれませんが、おにぎりやカップラーメンを買ってきて夜食にするのも時にはいいですよ。
日本人の9割以上はご飯を選ぶと思います。たぶん。
ところが、よく一緒に韓国旅行に行く仲間の中で、「迷わずお酒を選ぶ!」という人が何人かいます。「お酒も米から作るから飯の代わりになるんだ」という暴論を聞いたこともありました(笑)。(自身本気で信じているのかは疑問ですが・・・。)
そういうわけで、韓国の夜の宿で1杯やるために、近くのコンビニにマッコリやスルアンジュ(ツマミ)の買い出しに行った時、「やっぱり1日1度は米の飯は食べたい」というフツーの日本人である私ヌルボは、個人用としておにぎりを1、2個買うことになります。
しかし、コンビニの棚におにぎりは何個もあって、種類もいろいろあるにもかかわらず、どれを選ぶかなかなか決められないのです。今回(6月16~21日)の旅でもそうでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/bb/75a0f9bb827199ec22d733fb5bd0e349.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/03/ebdc67eb0ff118310408fe460cca4ec3.jpg)
【今回、なんとか選んだおにぎりが右のおにぎりです。】
「베이컨 참치 마요네즈(ベイコン・チャムチ・マヨネジュ)」。すなわちベーコン・ツナマヨです。ツナマヨおにぎりについては一応日本でもおなじみですからね。・・・というのがこれを選んだ理由です。
日本のコンビニでのおにぎりの人気順位は、というと、→コチラの記事にあるローソン(2011年)の場合は、①シーチキンマヨネーズ ②焼さけハラミ ③日高昆布 ④胡麻さけ ⑤紀州南高梅 ⑥熟成生たらこ ⑦紅さけ ⑧塩にぎり ⑨わかめごはん ⑩辛子明太子 という順だそうです。
セブン-イレブンの同様の調査(2014年)(→コチラ)でも、ほぼ同じようなものです。(首都圏と関西を比較しています。)
つまり、今やツナマヨが人気ナンバー1なんですね。私ヌルボとしてはちょっと意外。2個買う場合、焼きタラコ(orイクラorシャケ)と、もう1つはおかか(or昆布)を選ぶのがふつうなもんで・・・。昔の小学校の遠足で定番の、ゴマをまぶした梅干しおにぎりこそが正統だっ!、という刷り込みが厳然としてある私ヌルボにとって、ツナマヨはなんか「邪道」感もあるし・・・。もちろん、邪道であろうが美味しいものは美味しいし、否定する理由は何らないことはわかってはいるんですけどね。
※なんのかの言っても、ツナマヨおにぎりを最初に考え出した人はエライ! (ちゃんと顕彰されているのだろうか?)
さて今回の旅で、韓国のコンビニでのおにぎり選びにはいつも苦労しているなー、ということにふと思い至ったのですが、それとともに、その理由として、日韓のおにぎりの種類の違い、ひいてはその背景の日韓の食文化の違いがここにも反映されているということが見えてきました。
おにぎりのことを韓国語では「주먹밥(チュモクパブ)」といいます。直訳すると「ゲンコツ飯」。ところが、コンビニの普及とともに「삼각김밥(サムガクキムパプ)」(三角のり巻き)という言葉も一般化してきました。今それぞれのハングルでgoogle検索すると、주먹밥が約751,000件であるのに対し、삼각김밥の方は約807,000件と数は上回っています。
意味的にはサムガクキムパプの方が文字通り「三角形」の「のり巻き」という点で、限定的といえるでしょう。
※画像検索結果を見ると、おおよそ違いがわかります。「삼각김밥」は→コチラ、「주먹밥」は→コチラ。日本では、家庭で作るおにぎりも三角形に握る場合が多いと思いますが、韓国では球形が相当多いようですね。
「삼각김밥」は→韓国ウィキペディアにも項目があります。
その他、<Eデイリー>の記事(→コチラ)等も見てみると、韓国のおにぎり文化の発展はコンビニと切っても切れない関係にあることがわかります。
1991年にセブン-イレブンで最初に発売され、ファミリーマートやGS25もこれに続きました。しかし90年代は認知度が低く、価格も当時としては高い900〜1000ウォンでした。
飛躍のきっかけは2001年のセブン-イレブンのTV広告で、価格も700ウォンに下げ、以後売り上げは急上昇。広告以来コンビニ業界のおにぎりの販売は100倍以上(!)に増えたそうです。
そして今や三角キムパプはコンビニの押しも押されぬ主力商品に! ある記事によると2位のパナナウユ(バナナ牛乳)を抑えて1位だとか。またコンビニの食料品売上げの約4割を占める(?)という記事(出所忘却!)もありました。
ところが韓国のコンビニおむすびの隆盛は、それが当然のことながら韓国人の嗜好に合わせて発展してきたということで、それが「韓国料理大好き!」とはお世辞にも言えない私ヌルボの好みからは遠いものになってしまった、というわけです。
では、具体的にその韓国のコンビニおにぎりの種類・傾向を見てみましょう。
・・・ということで韓国サイトをいくつか見てみたあと、ふと思いついて探してみたのが<ソウルナビ>のサイト内。
すると見つかりましたがな、それもスゴイ連続記事が・・・。なんと2001年から続いている<コンビニおにぎり大研究>という詳細な報告記事です。ホントに笑っちゃうほどスゴイ企画記事です(笑笑笑)。
シリーズ初回の<コンビニおにぎり大研究2001!>は→コチラ。
以後2013年までほぼ年1~2回、各コンビニで売られているおにぎりを写真入りでレポートしています。もちろん中身の写真もあり、実際食べた感想等々も全商品について記されています。(何という企画だ!?)
このシリーズの全記事をWordのA4にコピペしたら300ページにもなってしまいました。それを丹念に読んでいくと、この10数年の間のおにぎりの発展の歴史を読み取ることができます。
最初の2001年の記事では、「このサンカクキンパッ、韓国でもほぼ定着してきて、コンビニには必ずある定番商品となってます」という状況。
<2003~第1弾!>の記事では、「最近ではコンビニだけではなく、ふつうのスーパーで目にすることもめずらしくなくなったおにぎり。またデパ地下にもおにぎり専門店も登場。おにぎり(チュモッパッ)は韓国の食文化の中に確実に定着しつつある感があります」とあります。
そして<2004~第2弾!>では、「もうすっかりコンビニの必須アイテムとして定着したおにぎり、2004年も具をかえ品をかえ、次々に新商品が登場」と急成長のようすがうかがわれます。
<2005!>での見出しは「どんどん辛くなる韓国おにぎり…ネタは出尽くし?」と早くも飽和点に達したか?のレベルに。
<2007!>の見出しは「ブーム去る?生き残りをかけた韓国おにぎり大戦争の行方は?」と、飽和点以降の熾烈なシェア争いのようすがうかがわれます。
以後も、実に多くの新商品が続いています。
そのたくさんある種類の中で、定番おにぎりといえるのはどんなものか? ・・・について手っ取り早くまとめてくれているのが同じシリーズの<韓国コンビニおにぎり大研究~定番編!>(→コチラ。)
ここで、これこそ定番!としてあげられているのが次のおにぎりです。
○ツナマヨネーズ・・・これは辛くないので、辛いのが苦手な日本人もOK! 辛さ:0
○全州ビビン・・・ビビンバのおにぎり。もちろん混ざった状態になっています。「ただちょっと日本人には辛いかも」。辛さ:3
○ツナキムチ・・・韓国人はやっぱりキムチ。ちょっと辛い。辛さ:1
○コチュジャンプルコギ・・・辛さ:2
次はほぼ定番おにぎり。
○トッカルビ・・・떡갈비の떡(トク.餅)を見ると間違いなく餅だと思ってしまいます。しかし餅ではなく、韓国版ハンバーグ(?)なのだそうです。「肉系おにぎりの代表格」とのこと。辛さ:0
○からうまツナマヨ・・・ツナマヨの辛いバージョン。辛さ:2
次は定番どうしの組み合わせ。
○新プルコギとツナ・・・え、肉とツナを組み合わせるってか!? 辛さ:0
○キムチプルコギ・・・文字通りキムチ+プルコギ。辛さ:1
○ツナキムチ・・・え、キムチとツナを組み合わせるってか!? 辛さ:1
(※この頃、日本のコンビニでも具を組み合わせたおにぎりを見かけますが、「小松菜と鮭ハラス」とか「しらすとおかか」のような穏やかなもの(笑)ばかりです。)
なお、この記事の末尾に「★辛いおにぎりの見分け方!」が書かれています。「炎のイラストがあると要注意。ちなみ見た目が赤くて辛そうだからといって、必ずしも辛いわけでもありません」とのことです。そういえば、炎のイラスト見たことがあるなー。危ない危ない・・・。
私ヌルボ、さらに大きく分類すると①ツナマヨ系 ②ビビンバ系 ③プルコギ系 の3つになるのではないかと思います。
その②と③、つまり、全体の約7割方は「辛い」「赤い」系。それらが苦手な人(含むヌルボ)はこれでもう選択幅がかなり限定されてしまいます。結果的に、上述のベーコンツナマヨの選択は正しかったといっていいですね。(自己満足型。) ただ、とくに美味しいとも思わず。日本のツナマヨの味にも慣れてないし・・・。(ある人(日本人)から、韓国の缶詰のシーチキンはとても不味かった、という話を最近聞きましたが、自分自身は未確認です。)
次に日韓のおにぎりの大きな違いを考えてみると、日本では梅干し、シャケ、昆布、タラコ等の単品の具材が大半であるのに対し、韓国のおにぎりはそれに手を加え、具材をいろいろ組合せたり、料理をそのまま詰め込んだり、調味料等々に工夫を凝らしたりして多様な新製品を次々に出しているということ。
韓国人の目からすると、日本の単純な具だけのおにぎりは「何の手間も工夫もない」と見られるのかな? ・・・と思って韓国人の日本旅行記をいくつか見てみると、日本のコンビニおにぎりはなかなか好評のようなんですけどね。
日本人観光客の皆さんの多くは、わざわざ韓国に行ってまでコンビニ等てB級(~C級)グルメを買って食べるということはあまりないかもしれませんが、おにぎりやカップラーメンを買ってきて夜食にするのも時にはいいですよ。