今年最初の映画鑑賞は1月2日イオンシネマ徳島で観た「ファースト・カウ」です。
唐突ですが、このブログ記事を今読み始めた方々にお尋ねします。お住まいの都道府県に映画館はいくつありますか?
ある詳細な映画&映画館関係のデータサイトによると高知県が2館て最少。徳島県は鳥取・島根と並び3館で全国2番目の少なさです。(※このデータ集の中の全国の1人当たり年間映画鑑賞回数を見ると2019年が1.5回、2021年が0.8回という数値には愕然!)
その県内3館の映画館中、徳島駅から歩いてすぐの商店街にある1館に行ってみると、(横浜基準では)ミニシアターほどの小ぢんまりとした映画館でした。
市内でもう1館のイオンシネマ徳島は私ヌルボにとってはよく知らない、徳島駅からは直線でも約2キロは離れた所にあるイオンモールの最上階(5F)にあるとか。で、とくに期待感もなく上映作品をPCで見てみると・・・。えっ!?まさか! 「ファースト・カウ」があるではないですか! (一部の?)映画オタクの間で注目のアメリカの女性監督ケリー・ライカートの注目作です。
この作品は、2021年11月10日の過去記事でも書いた通り韓国では2021年11月4日に公開されて記者・評論家が絶賛しています。私ヌルボも期待を込めて詳しく内容を紹介しました。
そんな作品が日本でも約2年後の12月22日ようやく公開されたことは知っていましたが、その時点での上映館は東京で4館、神奈川では1館のみ。そんな地味な(?)作品をイオンシネマ徳島では12月29日から上映しているのです。
「これは行かずばなるまいて!」と自動車専用道を行くと早いのでタクシーを張り込んで行くと、イオンモールの大きさと客の多さにビックリ!×2。(人口約25万の1%はいたかも・・・!?) そして5Fの映画館に行ったらスゴイすごいスゴイ!×3。とても広いし少し薄暗くて良いフンイキ。横浜で近所にあるブルク13も大きなシネコンで同じフロアにはレストラン等もありますが、イオンシネマ徳島は映画館を抜けると飲食店街があり映画の客よりもたくさんの客で(正月だからか?)ごった返している感じ。
「ファースト・カウ」には全72席で観客が7人。私ヌルボの前に3人組、後ろに1人×3。皆さんに「どんな経緯で観に来られたのですか?」と訊いてみたくなりました。
作品は期待通り! ややこしい部分もわりとあるので表紙から裏表紙まで牛の目玉の部分に穴が貫通しているパンフを買い、モールの前から出ている徳島駅前行きのバスに乗って帰りました。
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