気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●週末のキャンセル

2006-02-25 22:47:35 | weblog
仕事が忙しい日が続いています。実務の忙しさだけでなく、どうすれば結果がでるか、この先どうすべきか、ということを考えるのは会社を出てからです。寝る前だったり電車の中だったりと、ほんとは気分転換したり自分の時間のはずが、徐々に侵食されてきています。若いときの忙しさは実務の忙しさが中心でしたが、花の30代も後半にさしかかり、頭をひねらないといけない時間が増えて仕方ありません。

出張も多いです。今年に入って10日以上。来週、再来週も泊まりが入っています。洗濯物を二週間ぶりに今日しました。1ヶ月前にもらった書類を今日あけてみました、、、

今日は日光の中禅寺湖の温泉に行く予定でした。予定をキャンセルしたのは先週末。これは仕事とは全く関係ありません。でっちゃんに恋してくれていた人と約束していた温泉一泊旅行。当初は1月後半に行こうと考えていましたが、彼女がこの週末がいいとのことでした。恋することはあっても恋された経験が少ないでっちゃんなのですが、初冬から少し懇意になって数ヶ月でした。結婚と恋愛は別だと徐々に思ってきました。いくら好きでもやはり結婚する相手じゃないということは多いと思います。また生活するのに支障がでないような人で適度に居心地が良ければ結婚相手として悪くないと思えます。どんどん、こんな風に考えるようになってきました。僕は結婚否定派じゃないので。彼女はお嫁さんにするとうまくいくタイプだと思います。それにどちらの家もうまくいくような感じだと思います。生まれて初めて、"とりあえずつきあってみる”ということをしてみました。それと淋しくて淋しくて切なくて仕方ないときだったので、藁にもすがる思いもありました。

でも僕自身という人間の現実は違ったかもしれません。仲良くなっても、あるところ以上は心が近づかないという状況。頭では現実的な打算ができても心が先に動かない。付き合えば、どんどん好きになるんじゃないかと、自分で自分を試してみました。すぐに仲良くなりました。相手のことを飽きないように会う機会もほどほどにしながら、携帯メールも書き込みすぎず、毎日ではなくほどほどにしました。でも携帯電話の受信メールを見ると彼女からメールが並んできて、それは嬉しいというよりは、返信するのに文章を考えることに疲れや面倒臭さを感じていました。でも、でっちゃんに恋してくれる人なんでめったにいないので、大切にしないといけないとも思いました。「恋してもらう」と男として自信がつくものです。無理もせず、でもエチケットを考えて、デートして。車にのっていると長い時間一緒にいるので話すこともたくさん必要です。でも会話はとぎれず、運転できたし、トイレも遠慮なくいけるし。朝起きるとぐっと親しくなりました。

ただバレンタインデー、でっちゃんの誕生日、ホワイトデー、彼女の誕生日とイベントが続く中で、楽しいはずのイベントに対して気が重くなってきて、思い切って電話で直接言いました。

「泊まりはやめてドライブにしよう。土曜でも日曜でもいいから」
「あわせるよ。でもいいの?あたしと会いたくないんじゃないの?」

「ごめん。20代だったら気軽に付き合って楽しめるんだけど、歳が歳だから楽しいはずのイベントがだんだん気が重くなってきてるんだ。この週末は会うの見合わせよう。」
「わかった。、、、」

●17歳のカルテ

2006-02-25 02:42:52 | weblog
週末の大阪出張で疲れていたので、月曜日は早引きして家に帰りました。ケーブルテレビをつけると夕方6時から気になっていた映画がやっていました。「17歳のカルテ(原題 Girl, Interrupted)」。非常にシリアスな映画です。主演はウィノナ・ライダー、助演がアンジェリーナ・ジョリー。確か1996年の映画です。心の病気になった女性達の病院での出来事を綴った映画です。ウィノナ・ライダーの病気はボーダーライン(境界例)という名前です。アンジェリーナはもっと重い病気でした。非常に不安定な彼女達、ときに気性が荒くなり、ときに大きく落ち込んだり、咄嗟に予測不可能な行動をとったり、いらいらしたり、眠れなかったり、いろいおなことにとらわれたり、薬をたくさん隠し持っていたり、入院している仲間同士でそれぞれが隠し持っている薬を交換したり、夜、医師の部屋にもぐりこみカルテを探し出して自分の症状を声を出して読みあったり、、、、、
アンジェリーナは髪を金髪に染め、Tシャツにジーンズっぽいパンツ姿。汚い言葉をはいたり、読めない行動をとったりしていました。岡崎京子さんの漫画やジュード・ロウ主演映画の「アルフィー」のなかのシエンナ・ミラーが演じる女の子に通じる不安定な女の子の葛藤を描いていました。