実家のまわりを散歩してみました。人生の半分以上は実家を離れているので、すでにほぼ東京のほうの人になっています。まったく変わらない家もあれば、新しく建てられた家もあります。町並みはほとんど変わりません。田んぼや畑もまだあります。少しマンションは増えています。東京で言えば、練馬あたりに似てるのではないかと思います。海までも歩いて10分かかりません。ほんの少しだけ歩くつもりが、懐かしい道に吸い込まれるように、いい小春日和と、のどかな道並にほだされてテクテクとちょっと遠くまで歩きました。左に曲がるところを、右に曲がって海のほうへ降りていきます。そうすれば小学校のときの通学路に出られます。
小学生時代に歩いたこの道は、長く道幅も広く、大きな景色に感じたはずが、今歩いてみると道幅は狭く、国道から一本海沿いに入った県道で、距離もさして長くありません。大きく感じた畑も今見てみると小さいです。小学校の頃、あんなに大きく感じたソフトボールの二号球が大人になると小さく感じられます。それと同じことなのかもしれません。大きいと感じていた建物とグラウンドだけは実際に今でもそこそこ大きい病院とそのグラウンドです。畑の一部には家もたっています。小さい頃はかって立ち寄ったり横切ったりしていた細い抜け道も、どちらかさんの家の裏道なので入っちゃいいけない感じが今ではしましたので、入っていくのを遠慮しました。でも小さい頃に通ったそういった細い抜け道の傍らの家は新しい家であって、恐らくですが、昔から住んでいた人の建て替えた家ではなく、でっちゃんのほうがこの当たりは詳しいのではないか、といったことも考えながら歩きました。
この通り沿いには、大きな犬が飼われていて、その家の扉を横切るときには大きく吠えるので怖くてしかたなかった道もあります。今はその犬はいませんでした。面影のある門も昔に比べると古くなっていました。畑にはレンゲのような花も咲いています。ネギが植えてありますが、ふと考えたのは、ネギは一回収穫しても、すぐ次の苗を植えて大きくなれば出荷し、それを春から夏くらいにかけて何度も行うのかなと思いました。昔は一回収穫したらそのシーズンはそれでおしまいと思っていました。
道を歩きながら思い出したことがあります。同級生の女の子が確か住んでいるあたりを歩いていました。すごく不思議な経験でした。でっちゃんとしては。なぜか一日だけすごく好きで仕方なくなったことがあるのです。それまでは全く興味がなく、むしろ嫌いだった女の子なのですが。図書の時間とやらで、別館校舎で過ごした授業のとき、なぜかその子が気になり始めそしてすごくボルテージがあがったのです。小学校4年生か、5年生のときでした。嫌いな女の子を好きになってしまい、どうすればいいかわからない状態でした。相手にも間違い無く嫌われていました。好き同士で意識していじめあうというものとは全く違います。しかし翌日、朝のだんかではなんとなく切ないというか、気になるというか、そういう余韻を持って自宅を出たのですが、学校についてからは「あれっ?そうでもないな」という感じで気持ちがおさまったように記憶しています。
こんな昔話を思い出しながら、のんびりと歩きました。
小学生時代に歩いたこの道は、長く道幅も広く、大きな景色に感じたはずが、今歩いてみると道幅は狭く、国道から一本海沿いに入った県道で、距離もさして長くありません。大きく感じた畑も今見てみると小さいです。小学校の頃、あんなに大きく感じたソフトボールの二号球が大人になると小さく感じられます。それと同じことなのかもしれません。大きいと感じていた建物とグラウンドだけは実際に今でもそこそこ大きい病院とそのグラウンドです。畑の一部には家もたっています。小さい頃はかって立ち寄ったり横切ったりしていた細い抜け道も、どちらかさんの家の裏道なので入っちゃいいけない感じが今ではしましたので、入っていくのを遠慮しました。でも小さい頃に通ったそういった細い抜け道の傍らの家は新しい家であって、恐らくですが、昔から住んでいた人の建て替えた家ではなく、でっちゃんのほうがこの当たりは詳しいのではないか、といったことも考えながら歩きました。
この通り沿いには、大きな犬が飼われていて、その家の扉を横切るときには大きく吠えるので怖くてしかたなかった道もあります。今はその犬はいませんでした。面影のある門も昔に比べると古くなっていました。畑にはレンゲのような花も咲いています。ネギが植えてありますが、ふと考えたのは、ネギは一回収穫しても、すぐ次の苗を植えて大きくなれば出荷し、それを春から夏くらいにかけて何度も行うのかなと思いました。昔は一回収穫したらそのシーズンはそれでおしまいと思っていました。
道を歩きながら思い出したことがあります。同級生の女の子が確か住んでいるあたりを歩いていました。すごく不思議な経験でした。でっちゃんとしては。なぜか一日だけすごく好きで仕方なくなったことがあるのです。それまでは全く興味がなく、むしろ嫌いだった女の子なのですが。図書の時間とやらで、別館校舎で過ごした授業のとき、なぜかその子が気になり始めそしてすごくボルテージがあがったのです。小学校4年生か、5年生のときでした。嫌いな女の子を好きになってしまい、どうすればいいかわからない状態でした。相手にも間違い無く嫌われていました。好き同士で意識していじめあうというものとは全く違います。しかし翌日、朝のだんかではなんとなく切ないというか、気になるというか、そういう余韻を持って自宅を出たのですが、学校についてからは「あれっ?そうでもないな」という感じで気持ちがおさまったように記憶しています。
こんな昔話を思い出しながら、のんびりと歩きました。