●僕はアホ

お盆のせいかお休みしているお店も多く、目的地の食堂は閉まっており、二軒先のお店でランチしました。オフィスへ戻るときお金を下ろすために同僚と別れ、そのままビルの地下へエスカレーターで降り、地下通路を通って隣のビルに向かいました。無事お金を降ろして今度はそのビルのエスカレーターで地上に上がり、再びオフィスのある隣のビルに戻りました。ふと同じビルにいる奇麗な人に似ている後姿を発見したために、その人を追いかけて再びさきほど降りたエスカレーターに向かいそして地下に降りたのでした。けれども僕の気にしている人ではありませんでした。そこでそのまま地下にあるコンビニでチョコレートを買いました。

オフィスに戻るために再びエスカレーターのところに向かう途中、会ってしまったのです。《偶然に》彼女に。いい女でした。白のパンツはフィット感のあるもの。襟付きの黒のノースリーブ。僕好みのエロさのあるファッションです。気づいた瞬間、彼女はいつもながら笑って、大きくお辞儀しました。隣には今の会社の社員とおぼしき男一人。また男とランチしていた模様です。僕からも、

「あっ、《偶然》！」と軽く声をかけてそのまま別れました。やっぱりやりたいと思いました。すごく。彼女はお尻が素敵です。そのお尻のラインが強調される白のパンツ。極端ではないけれどいまどきの露出の程よい品のある上半身。艶があります。ほんとにほんとにほんとに彼女とやりたいです。こんなにやりたい人が恋人だったり奥さんだったらほんとどんなに幸せでしょうか。性格が不一致することがあっても当面は思いっきりいっぱい抱きたいです。日本人は忙しくよく働くのでフランス人のようには抱けないと思いますが。最低週一日に２～３回は抱けると思います。

でもまあよりによって男と一緒のところを見かけるなんて腹が立つ。特別、仲がいいというわけではないけれど、またいつものようにお誘いされてのツーショットランチなのでしょうよ。。。。

《偶然》と言ったのはただひょっこり出会ったという意味ではありません。それは昨日の今日という意味なんです。

昨日の夜、自宅から携帯電話で彼女の会社にメールしました。
「お元気ですか。どうしてるのかなって思っています。母の誕生日にお花を買いに行ったのだけれど、そこは3年前に貴方にプレゼントしたお花を買ったお店なんです。夏でもお花がそろっているんです。実は今住んでいるとことの近くなんです。、、、、」

というような文面。特にお誘いしたりはしませんでした。ただ彼女につながって欲しくて。そしてお花をほんと一生懸命探したとことをつたえたくて。今さらに。以前の自宅の近くのセンスのいいお店が夏休みで、本店のほうにいいお花があるとのことでわざわざ採りに行ったのでした。お花も自分でいろいろ選びました。そのお花を確か朝お願いしに行って、午後車で再度採りに行ってレストランに届け、いったん自宅に戻って夜レストランに行ったのでした。

そんな思い出を思い返してしまいメールした翌日にばったり会ったのです。偶然に。今日は返信は帰ってきませんでした。彼女と会っただけで、男といただけで午後は少し不安定になっていました。どうしても彼女とやりたい。征服したいです。また少し切ない