夏季限定の金谷カマス。
入れたとたんにバリバリ食ってきて、竿先ガクガク、サビキにズラズラの釣りは快感です。
今年は長く続いていて、台風明けから絶好調。
久しぶりにカマスの干物も食べたいな、と、金谷のカマスアジリレー船へとGo!
と、やってきたのは金谷港、さえむ丸。
昨年のミッション以来、一年ぶり。
金谷港は久里浜フェリーの発着港。
出船時間前、待機中のフェリーです。
カマスはフラッシャーサビキで狙います。
いまの時期、アジもサビキ(魚皮サビキ)で狙ってるそうです。船長に聞くと、テンビンでもいいけど、サビキの方が数が出るとのこと。
アジも久しぶりにサビキでやろうかどうか迷ったのですが、まあ、テンビンでいきましょっか。
カマスタックルは、幻波ヒラメ255にオシアジガー1500P、道糸にはPE2号が巻いてあります。
カマスはちょっと長めの竿の方が、仕掛けを扱いやすいので。
カマスのオモリは60号。
ポイントは港を出てすぐのとこから。竿入れ時間は6時です。
昨日はでっかい反応が長い間でていたみたいなのだけど、今日は反応はいまいちのよう。
それでも、反応に乗っけて仕掛けを落とすとバリバリ食ってきます。
この釣りは手返し勝負、反応あるうちにバンバン釣りましょう。
鮮度落ちの早いカマスは釣ったすぐに潮氷するのも忘れずに。
カマスの型は8月に比べるとひとまわり大きくなってますね。ヤマトカマスが主体です。
台風後はトップが70-80台だったんで、ここは束を狙いたいところ。
やがて反応が薄くなったようで、船長は北寄りのポイントに移動。
移動中、サビキを新品に交換、気合を入れます。
しかし、移動後は群れの足が速いのか、空振り、あれれ、、、こりゃ朝一勝負のカマスにはちょとまずい。
何度か投入した後、「アジにいきまーす」と船長。
けっきょくカマス釣りの時間は体感的に30分ほどで、32尾で終了。
もうちょい食いが長く続いてくれれば数は伸びたのですが、船中釣果も18-32尾と昨日に比べて半減。
後半のアジでがんばりましょう、と朝ごはん。
この富津のわさび海苔おにぎり、美味しい。
アジはビシ80号なので竿を交換。なつかしのARスナイパー。
さて、アジの方は好調そのもの。
ほぼ空振りなしでアタってきます。
サビキ釣りの人は鈴なりでアジを上げるシーンもあり、隣のおじさんは80尾釣ったところでお昼寝タイム(^^)
風もなく、波もなく、日差しもなく涼しい快適な日でした。
大中小交じりで幅広アジが食ってきますよ。
途中、潮とまりでアタリが遠くなる時間帯もありましたが、アジの食いは持続したまま沖あがり。
アジは75尾でフィニッシュ。船中釣果は28-92尾と好調そのもの。
本日の最大くんと最小くんとレギュラーサイズくん。
どれも頭が小さくて尻尾が黄色い、モデル体型のアジさんです。
帰港時のフェリー。
朝との違いがわかるでしょうか。
さて、ラーメンでも食べて帰りますか。
家に戻って、お風呂に入って、いつものところにお魚配達、いろいろお返しをいただいてすみません。
じぶんちの分もちゃっちゃか捌きましょう。カマスとアジは数があっても下ごしらえが楽です。
カマスは開いて干物に。
三枚に下ろして炙りや天ぷらも美味しいんですけどね、今日は数があまりないから^^;全部干物。
小アジを選別して腹抜き。
刺身、空揚げに使います。
アジウィングもたっぷり。
中アジは開いて干物に。
ピンクの身、これは間違いなし。
シーズン中に一度は通いたい、金谷のカマスアジリレーでした。
[金谷港 さえむ丸]
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=saemumaru
走水ブランドも頭が小さくて尾が黄色いのですが、あそこのはちょっと美味しさの質が違うと思います。あそこのは大鯵だけど大味でないんですよね。締まっていて旨みも強い身質です。関アジをさらに調子を高くした感じ。
八景沖の小中アジと走水の大アジとどちらが好みかは分かれると思います。
八景アジも本牧アジも川崎アジも本当に美味しいと食べる度に感動していますけど、金谷と走水の二大ブランド・アジは未体験で、個人的にとても気になるターゲットなのです。