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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

台風一過の敦賀沖、夜釣りのマイカ

2017-09-19 23:58:02 | 釣りレポ 2017

先月のお盆あたりから爆釣中の若狭湾マイカ。
行きたいなぁ、、と機会を伺っていたのですが、所用が入ったり天気が悪かったりでのびのび。

9月に入って若干数は減りましたが、型が良くなって順調に釣れてます。
やっと今週に行けそう、しかし台風18号が日曜夜に通過し、時化の影響がどうでるか?
状況みてあれこれ悩むより、もう行けるときに行っちゃえ!出たとこ勝負でいいや、火曜は凪良いし、
と、思い立って急遽福井へ出発です。

ちなみに、マイカは福井の呼び名で和名ケンサキイカ、神奈川でいうところのマルイカです。

福井にはタルイカ(ソデイカ)釣りに来たことがあるけど、マイカ釣りは初めてですよ。

やってきたのは色ヶ浜港。

お世話になったのは泰丸さん。
マイカ船もたくさんあるので、どこにしようか迷ったのだけど、字が良いのでここに^^;;;

船長も女将さんも、とても気さくな人でフレンドリーな船宿でした。
船も綺麗な大型船でマイカは14人限定の出船。

この日は平日ながら14人が揃い、うち6名がイカメタル、他が胴付。
メタルの人はミヨシ側、胴付の人はトモ側とエリアが決まっていて、その中での席はくじ引き。
私は2番くじだったので、左のトモに入れてもらいました。

仕掛けは2.5号ダブルカンナの布巻きスッテ。
このスペックの浮きスッテは茨城と新潟くらいでしか使わないのに、コレクションが増えていくところがイカ釣りの怖いところ^^;

タックルはブリジットバルドーのH190にプレイズ1000。
先週金曜のタチウオタックルそのまま。
入れ替えが面倒なわけじゃないですよ^^;
オモリはこの日は80号で統一。

ロッドキーパー、ツノ掛けは標準装備です、これは嬉しいですね、荷物が減ります。

仕掛けは船上でちゃっちゃと作ります。
まずはこんな配色でいいですかね、結局この日は最後までこの配色で通しました。

イカを入れるコンテナには、買い物カゴがついてます。
これ便利ですよ、イカ仕舞うとき。
関東の船でも採用してくれないかな。

集魚灯はハロゲンランプとLEDのハイブリッド。
最近のイカ船はLEDが増えたようです。

現在は15:30集合の16:30出船。
港では女将さんと大船長がいつまでも見送ってくれています(^^)

夕暮れの日本海、風光明媚ですねー。
ポイントは港から40分くらい走ったかな、、水深90mくらいのところでパラシュートアンカー投入。

明るいうちはイカが浮いてこないので、底狙いのアナウンス。
みなさん、底からちょっと棚きって置き竿でじっと待ちますが、ヒマなので誘いかけたり巻き落とししたりしてると、「あまり仕掛け動かすとサゴシにメーターマークやられますよ」とのことなので、おとなしく置き竿に^^;
まあ、勝負は点灯してイカが浮いてきてからです。

日が水平線に沈む頃にライトオン。
底狙いから、徐々に上の棚を探っていきます。
中層(海面から30-40m)にベイト反応がつけば、その棚でイカもノリノリになる、はず。

こちらは底から10mできた初もの、マイカとスルメイカのダブル。

あたりを闇が覆う19時くらいからがゴールデンタイム。
しかし、この日は中層のベイト反応が出ないようです。
イカの触りは徐々にでてきたので、触りがあったところをネチネチと誘うとなんとか乗ってくるけど、次にまたその棚まで下ろしても触りなし。
また棚の探りなおし。

こりゃ難しいですよ^^;

中層に仕掛けをストーンとおろすと、すぐに竿先フワフワーで、リールを巻くとズシズシーで、手繰るとゾロゾローというイカ釣りを夢見ていましたが、夢なんて見るもんじゃない語るもんじゃない叶えるものだから、と頑張って探って乗せていきます。
今日はシビアです。相模湾のマルイカ釣りとあましかわんない^^;

手持ちで誘って触りを感知しますが、ブランコ仕掛けなので勝負が遅いです。触ってさよならも多発。

灯りには鳥や虫やらいろいろ集まってきます。
なかでも可愛かったのが、手の平サイズのカモメの赤ちゃん。
でかいカモメは首しめたくなりますが^^;、赤ちゃんカモメかわゆすぎる。
うまく写真を撮れなかったのが残念。

そして、22時になり、チークタイム、ではなくて減灯タイム。
煌煌と灯っていた集魚灯を落とし、手元が見えるくらいの明るさまで光量を落としました。
あちこちで夜イカやってるけど、減灯なんて初めての経験。
なんでも、減灯によってイカの群れがまとまり活性が上がるとのこと。

マジっすか?と思ったのだけど、減灯してからイカの活性上がってきました、あら不思議。
30-40mで、必ず触りがあるようになりました。
ここで頑張らナイト!と仕掛け止めて竿先の変化で合わせて、徐々に数を伸ばします。
けっきょく、23:30の沖あがりまで、この状態が続きました。

結局、マイカ20杯、スルメイカ1杯で終了。
なんとかお土産はできました。
サイズは、春先に相模湾深場で釣れるような感じで、小型も若干混じりました。クリオネサイズはいませんでした。
秋になって良型化してきたとのことです。

この日の船長コメントはこちら。
今日の半夜便マイカは簡単に釣れそうで釣れない難易度高めの釣行でした〜(^_^;)‼︎
いつもより棚がバラけていたので探索しながらポツリポツリ当たりを拾っていく感じでしたね…( ̄◇ ̄;)
しばらく我慢の時間帯が続いて…ラストワンチャン減灯してからやっとイカのやる気が出てくれました( ̄▽ ̄;)‼︎
少し盛り上がりには欠けましたが、何とかギリギリお土産キープは出来たので良かったです(*´∇`*)‼︎
台風明けで少しずつメタボサイズが混じってくるようになったので1パイ1パイがお値打ちですョ(*^ω^*)‼︎
最初からコンスタントに釣れてくれれば言うこと無しで有り難いですが、多少テクニカルな状況でもポジティブに捉えて頑張りましょう(^◇^;)‼︎
マイカ12〜30センチ 5〜48はい 船中251はい
マダイ60〜68センチ 船中3匹
スルメイカ少々

イカ泳がせた人はマダイ3枚を上げてました。トップ48杯の人はご当地独特の釣り方ですね。
こちらではみんなイカを入れるカゴを用意してきて、ノーモアジップロックで持ち帰ってました。私がみた限りでは袋にイカを入れてる人は皆無でした。

場合によっては連荘を考えていたのですが^^;、お土産とれたし、翌日は予報も悪かったので、帰港後はそのまま帰路へ。養老PAで仮眠して、ゆっくり走って2時頃帰宅。横浜からでも2日かければ釣行圏内ですね、また来よう(^^)

初めての釣り場で、いろいろな経験ができて実り多い釣行でした。
来シーズンきたときは、ちぎっては投げの爆乗りを期待したいです(^^)

 

[敦賀 色ヶ浜港 泰丸]
http://www.taimaru.jp/

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4 コメント

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なべさんゑ (calm)
2017-09-22 08:50:24
マルイカ釣り、面白くて美味しいですもんね(^^)
上越はそろそろシーズンオフですが、鳥取のシロイカ、呼子のブドウイカなどまだまだこれからのようです、どこもちょっと遠いですが^^;
返信する
Unknown (なべ)
2017-09-21 20:28:18
calmさん
ありがとうございます!
そうですよね。それぞれの釣り方を愉しむのも、釣りの面白さですよね(^^)
にしても、マルイカが恋しいですw
返信する
なべさんゑ (calm)
2017-09-21 10:24:46
週休二日の勤め人なら土曜の朝でて日曜の昼帰宅、というスケジュールで行けます、けっこう走りますが^^;
あと、21時頃出船の朝までコースを出している船もあります。ここらへんは駿河湾と似てます。

関東のマルイカタックルでも釣れないことはない、とは思いますが、私は基本的に郷に入れば郷に従えというポリシーなので、今回はあんまり考えなかったです。
返信する
遠いですね(^^;; (なべ)
2017-09-21 10:01:18
マルイカ釣りたいですが、遠いですね〜(^^;;
家族騙して一泊旅行がてら…ってのはアリですねw
一点質問です。
いわゆるマルイカタックルでは釣れないものなのでしょうか?
返信する

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