今日の無料着付講習会は、谷先生が発熱の為にお休みされ、新型インフルエンザが流行っているので、検査に行かれました。
しばらく家庭の事情でお休みだった嶋岡先生が教室に来て下さったので、木曜教室を嶋岡先生にお願いして無料着付教室を私が受け持ちました。木曜教室の出席はKさん、Sさん、Nさん、Kさん、Iさんの5名でした。皆さん振袖の他装を勉強中です。
無料着付教室も3人中、2人がお休みだったので、装道の美容ランジェリー他を使われ講習を受けておられるYさんには、美容ランジェリーや美容衿の付け方のコツなどをお伝えしました。
「出前の着付」の仕事に行くと、装道の美容衿やランジェリーを持っている方が結構おられます。百貨店の実演販売を見て購入されたと思うのですが、使い方を覚えておられません。
せっかくのランジェリーや美容衿が宝の持ち腐れにならないように美容衿の付け方のツを覚えて欲しいと思います。★あまり下を向かない★ランジェリーの衣紋をしっかり抜く★後ろの紐はしっかり引いておく、前で結ぶ時はきつく締めなくても良い。★前の細い紐を締めてからもう一度後ろのたるみを確認して、たるみがあれば引いて結びなおす
前回、初めて名古屋帯を結ばれてみて、帯を織り上げ、仮紐をするところがわかりに難いという事でした。 (ホントに最初は難しいと思います。手結びは後ろでするので訳が解りませんからね。でも、慣れると着物のほうが難しいのですよ)名古屋帯は結ばない織上げ方式なので、そののコツも教えました。
帯を体に二巻き半したら、手先を抜きます。手先は背中心より抜き、そのまま下ろして胴回りの輪を持ちます。(このとき左では親指が外で人差し指が胴回りの下線を持っています。右手は持ち替えて、手先と交差する位置で受ける様にもち、織り上げます。
仮紐がチャントできないと帯が緩むのでここは大事ですよ!
右手で押せている所(帯の上線)を仮紐で押さえ、前は帯幅の中心で結びます
このとき仮紐は脇から下げ、前は真ん中で結びます。脇から下げる時に力を抜かない事が下線が締まって上線がゆったりできるコツです。)