「出前きつけ」 きもの美人に変身(*^-^*)

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着崩れしにくい浴衣の着付

2012年06月21日 | ゆかたの帯結び

Photo  今日の木青会館の着付教室は先生方がお休みで私一人だったので 

課外授業で【浴衣の他装】を昨年作ったテキストを元に勉強しました。(テキストは自装用です)

普通はだいたい自装からするのですが、今日は他装でチェックポイントを自分自身の目で確かめて頂くことにしました。(普段の着付けにも通じるので)

だいたい1年も経つと結構忘れているので、小紋と浴衣の着装ポイントの違いを復習ししました。

普段は従来の腰紐や伊達締めを使用している私も浴衣の時だけは、別です。

001河内音頭が大好きなので、結構激しく動きます。そんな時でも着付を教えている立場から見苦しくならない様に工夫しています。

☆外出着としての浴衣

  最近は湯上がりに浴衣を着るのではなく、外出着としての装いがほとんどです。

電車でつり革を持つ時など・・・浴衣って身八つ口から中が見えることがあるので浴衣用 の肌襦袢が売られていますが、それよりは和装用ブラジャー(スポーツブラ)にタンクトップ又は半襦袢)そしてクレープ地の和装用ステテコ(男性用でも良いですよ ) を着装することをお奨めします。

 ※ステテコをはくと汗で浴衣が足にまとわりつかないので本002_2当にお奨めです。(浴衣だけでなく夏の着物にはかかせません。)

襟のたたみ線が気になるので衿芯を襟に入れます。

浴衣ってウエストの補整ぐらいしか補整をあまりしないので、着崩れしやすく従来のお紐よりは、コーリンベルト・コーリン和装締め・金具付き伊達締め・コーリン腰紐など新しい小物を使った方が楽で着崩れしません。

※私はコーリンベルトの2本使いをしています。

衣紋は指3本から4本ぐらいです。

※私は髪を結っているので少し多目に抜いています。

003 裾線はかかとが隠れるくらいです。

あまり裾つぼまりを強調しません。(下前の裾は10㎝ほど上げ上前もその半分上げます)

着丈は既製品などで結構丈が長い分もありますので腰紐で調整します。従来の紐だと2本使ったりしますが、コーリン腰紐だと、こういう時は挟み込んだりできるので便利です。

襟合わせはあまり合せすぎないようにします。着崩れを見越して深く合せる様に書いてある本がありますが、合せすぎると暑苦しく感じます。

※従来の紐の場合は、着崩れしやすいので、この時にコーリンベルト・コーリン和装締め・金具付き伊達締めをします。

踊りを踊ったりして、身八つ口が、帯の上に被さってこないように、ここでコーリンベルトをもう1本使用します。

帯結びの時には、自装の場合、前板・後板・ピンチを使用します。

※前板を使用すると前で結んだ帯が廻りやすくなります。

※後板を使用すると帯が上に上がり後姿が綺麗です。

写真のテキストは浴衣の無料講習会のテキスト「浴衣の帯結び」とは少し違います。(ここをクリック)

帯締めを使う場合、前板は必ず使いましょう。テキスト「浴衣の帯結び」では前板はしようしていあせん。楽なことは楽です。

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