愛のメリーゴーラウンド
愛の回転木馬
僕は愛を“オツムで理解するタイプ”が劣っていると書いたつもりではないんですよ。むしろ、冷静さを失わない点でオツムで愛を理解する事も必要だと思っている。レンゲさんが余りにも“心で感じ取る”ために、情に流されて無闇にお金を用立ててしまう。それはレンゲさんがオツムで理解するというよりも、心で理解するタイプだからだと僕は思ったわけですよ。
分かりましたわ。でも、読み捨て出来ない事をデンマンさんは返信で書いていますわ。
どこですか?
レンゲさんのこれまでの恋愛の破綻を考える時に、
レンゲさんの悲劇とは、正に、レンゲさんが変わらないところにあるように思えたからです。
あたしは変わろうとしていますわ。少なくとも失敗を繰り返さないようにしていますわ。デンマンさんは、あたしと坂田さんの関係を良くは思ってくださらないけれど、あたしは坂田さんと不倫しているわけではありません。
分かっています。
だったら、どうして。。。?
先がないことに変わりがないでしょう?
つまり、あたしと坂田さんは将来の事も考えずに、刹那(せつな)の快楽をむさぼっているだけだとおっしゃるのですか?
レンゲさんは分かっているのですね?
あたしは。。。あたしは。。。デンマンさんのヤ~らしい心を読んだだけですわ。。。あたしは。。。あたしは坂田さんとの将来の事も考えているつもりです。んも~~
【ここだけの話しですけれどね、僕はレンゲさんと清水君がヨリを戻してくれることを願っているんですよ。できれば結婚してほしいと思っています。坂田さんが悪い人だとは思わないけれど、レンゲさんと落ち着いて生活できるタイプだとも思いませんよ。落ち着けるタイプならば、離婚などせずに、一家の主として家庭に収まっているはずです。ところが、レンゲさんと会っていない時には、相変わらず競輪競馬に夢中になっています。。。とにかくね、レンゲさんの話の続きは、ますます複雑になってゆきますよ。どうか期待して待っていてくださいね。】
【後記】
この記事は2006年10月15日に書いた次の記事を書き直しました。
■ 『恋愛至上主義について改めて考えてみました。(お願い、骨まで愛して)』
内容はほぼ同じです。画像は多少入れ替えてあります。
デッドリンクを現在参照可能なリンクに変えてあります。
レンゲさんが去年の10月当時の恋愛至上主義から180度転換しようと努力しているのが見えたので古い記事を持ち出してきたのです。
『萌えて悔やんで (2007年7月18日)』より
レンゲさん、どうですか?
デンマンさんは、ちょっとくどいですわ。
分かってますよ。僕は少しこだわりすぎるかもしれません。でもね、僕がどうしてレンゲさんが書いた去年の詩にこだわるのか?聡明なレンゲさんならば分かっていますよね?
ええ。。。、分かっているつもりですわ。あたしがヤ~らしいエロい女だと、この記事を読む世界のネット市民の皆様に印象付けるためですわぁ。
やだなあああぁ~。。。また、そうやって被害妄想に囚われてレンゲさんは悲劇のヒロインになろうとするのですね?
だって、そうじゃありませかぁ~。。。あたしが刹那の快楽をむさぼっている女だと。。。デンマンさんの記事を読んでいると、そのようなあたしの像が浮かんでくるのですわ。デンマンさんは、その事を充分に知りながら計算づくめで、あたしが去年の夏に書いた詩を何度も何度も持ち出しているのですわ。
違いますよ。僕はレンゲさんがヤ~らしいエロい女だとは思っていませんよ。それどころか、極めて知的な女性だと思っているのですよ。
ウソです。
ウソじゃありませんよ。だから、その証拠に次の手記を引用したのですよ。
そこまで人を駆り立てる物って
何なんだろう?
2005/01/08 01:28
わたしは「家畜人ヤプー」の
沼 正三氏を思い出す。
彼の思い描いた壮大なユートピア。
イマジネーションとリビドーが
彼を書かずにはおかせなかったのだろう。
彼は夜な夜な
そのイメージの世界へと旅立ち、
恍惚の笑みを浮かべ、
自分が創り出した女神たちに奉仕し、
虐げられていたのだろう。
表の顔とのギャップが大きいほど、
秘められた場所での彼の悦びも、強く、
刺激的になり、
仮想ユートピアも、あざやかに、
現実のものとなっただろう。
それは、彼の知性が高かったために、
そのような壮大な世界を
得ることができたのであって、
凡人ならば、実際に血の通った“女神”を必要とするのだ。
ユートピアといえば、トマス・モアを思い出すが、
彼は自分のおかれている現実にたいして
多くの不満を持ち、
そのうち想像と妄想を結実させ、あの作品を書いた。
人の欲望、不平、不満は、時に妄言などを生み出し、
何らかの「アンチ」な行動に向かわせる。
それが社会を動かす力となるか、
ただの変人呼ばわりで終わるかは、
本人の死後、評価が決まるかもしれない。
by レンゲ
『たれてるお尻ってなかなか直りませんよね?』より
この本を読んでみたい人は次のリンクをクリックすると紹介サイトへアクセスできます。
『「家畜人ヤプー」紹介ページ』
分かるでしょう?レンゲさんがエロいだけの女なら、このような文章は書けないものですよ。エロいだけの女は“トマス・モア”なんて知りませんよ。レンゲさんが知的で教養があり、思慮と分別を兼ね備えた熟女であるからこそ、上のような文章が書けるのですよ。
デンマンさんが本当にそう思ってくださるのであれば、あたしをこのような形で晒しませんわ。
やだなあああぁ~。。。僕はレンゲさんを晒しているのではありませんよ。むしろ逆ですよ。レンゲさんの素晴しさに僕は心を打たれたのですよ。
そうやって、取って付けたような言葉を並べて、あたしの矛先をかわそうとなさるのですわね?
違いますよ。ぼくはレンゲさんがいろいろな心の悩みを抱えながらも、真摯に人を愛し、真面目に自分の人生を切り開いてゆこうと必死に生きている姿に心を打たれるのですよ。だからこそ、僕が何度も引用した詩『お願い、もう一度抱きしめて』をレンゲさんは書けるのですよ。普通の女性ならば、詩など書く暇があったら鏡に向かってお化粧するでしょうね。あるいはエアロビクスするとか、ダイエットのためのジョギングをするとか。。。とにかく、レンゲさんが書いたような性愛むき出しの詩なんて書けませんよ。
ホラぁ~。。。そうやって、またあたしが性愛の渇望に悩んでいるかのような書き方をしているじゃありませんか?
違いますよ。普通の女性だって、レンゲさんのような気持ちになることはあると思いますよ。でも、詩には書かないのですよ。
どうしてですか?
そんな事を詩に書いたら、きっとヤ~らしい女に見られてしまうのではないか?エロい女に見られてしまうのではないか?そんな事にでもなったら、いい男が寄ってこないわ。。。そう考えて、詩など書くのが馬鹿馬鹿しくなって止めてしまうのですよ。
その馬鹿馬鹿しい事をあたしはやってしまうとおっしゃるのでしょう?
だから、そこがレンゲさんの素晴しいところですよ。つまり、自分の心に素直なんですよ。本音と建前で生きている多くの日本人の中で、レンゲさんほど素直な人は極めて少ないんですよ。あくまでも自分の心に素直に生きている。その姿が僕の心を打つのですよ。
でも、それは言い訳のように聞こえますわ。
だから、僕だけじゃないよ、と言う意味で僕はダ・ヴィンチさんのコメントも載せましたよ。もう一度読んでみてくださいよ。
レンゲさんは謙虚で
美しいわ
美しいわ
世の中、レンゲさんみたいに
不倫でも純粋に誰かを愛する
真摯な女性がいるのに、
私の知るブログでは、
恋愛なのか性欲処理なのか
無粋な女性がいて困っております。
レンゲさん
もっと自信持って下さい(`∀´)。
家庭を持って迄不倫して
ブログ公開迄して自身の生活を
赤裸々にして得意に成る女と比べたら
貴女は非常に謙虚で美しいのです。
恋愛に悩みは憑き物ですわ。
応援していますわ。
by ダ・ヴィンチ
2006/10/08 18:30
『まったり愛されたいの? PART 4』のコメント欄より
ダ・ヴィンチさんも僕と同じようにレンゲさんの素直で真摯に人を愛するところに心を打たれているのですよ。ヤ~らしいエロい女というのはダ・ヴィンチさんが非難しているような女のことですよ。つまり、家庭を持っているのに、家庭を顧(かえり)みずに、要するに夫や子供の事など考えず他の男と不倫して、そのことを得意になってブログで書いている。そういう実に下劣で愚鈍な女が居るとダ・ヴィンチさんは書いているのですよ。
分かりましたわ。
そうですよ。分かってくださいよゥ。レンゲさんがヤ~らしいエロい女だけの何の取り得も無い女だったら、3年近くもレンゲさんのことを“心の恋人”だと信じて愛することなどできませんよ。
分かりましたわ。
本当に分かっているのですか?。。。また、しばらく経つと僕の言葉を疑い始めるのではないのですか?
デンマンさん。。。少しくどいですわ。。。それで、何がおっしゃりたいのですか?
だからねぇ、レンゲさんが去年の10月当時の恋愛至上主義から180度転換しようと努力しているのが見えたから、僕はくどいようだけれど、またレンゲさんの詩を持ち出して恋愛至上主義の事を書いたのですよ。
あたしが恋愛至上主義から180度転換しようとしたって、どういうことですの?
レンゲさんは次のように書いていましたよ。
性愛への渇望 2007-04-28 08:17 わたしの創作についても、そのことは言えるのです。 自分の書いたものは、どのようにも解釈していただくことも、まったく読者のみなさまの自由です。 しかしながら、完全なる戯作が多い恋愛詩から、わたしの精神が、性愛への渇望に悩まされているかのように、解釈されてしまい、それを事実として認識なさっておられるのだとすれば、少々残念なことです。 わたしのテーマは、あくまでも人生観,世界観であり、寓意的な言葉の中に、恋愛の陰喩はほとんどありません。 それは少女時代から今にいたるまで、性愛はわたしのテーマではないからなのです。 実生活での最大の関心事が、恋愛ではないからです。 例えば、どれほど好きな相手がいても、その気持ちを,詩にあらわすことはほとんどないのです。 人間とは、脳の発達しすぎた生物にすぎず、そのために生じる感情を、美しいものだとは思わないのです。 わたしが特に、追求したいものは、血なまぐさい生命の持つ、発達しすぎた頭脳が引き起こす醜い事件、戦争、葛藤などなのです。 わたしはロマンチストではないのだと思います。 恋愛を描くのは、あくまでも小説のための習作の延長なのです。 話がそれてしまって申し訳ありません。 デンマンさんを信じて、これからもおつきあいさせていただきたいことを、わかっていただきたくて、忌憚なく書かせていただきました。 どうか、この気持ちを察してください。 by レンゲ 『性愛と真心』より |
レンゲさんがこれを書いたのは今年の4月28日ですよ。
そうですわ。
つまり、少女時代から今にいたるまで、性愛はレンゲさんのテーマではない、と言っている。実生活での最大の関心事は恋愛ではない、と言っているのですよ。
だって。。。そうなんですもの。
だから、それが恋愛至上主義から180度の転換だと僕は言っているのですよ。
180度の転換でしょうか?
やだなあああぁ~。。。レンゲさんほど頭のいい人がこれほど分かり易く説明しているのにとぼけている。
あたしはとぼけていませんわ。
だったら、次の手記をどう説明するのですか?
セックスとは、愛を基盤とした
自由なものであるべきだと、
わたしはずーっと信じてます!
2007-04-13 13:53
デンマンさん
わたしの言う「エロい」は、
やはり少々お下品だったかな?
この表現って、
わたしにとっては「ギャグ」に近いんですよ
わたしは関西人のなかでも特に?
ウケをねらう傾向が強すぎるものでして、
必要以上に自分をコミカルにデフォルメするという、
わるーい癖があるんですよね
で、回答へとまいりますね。。。
江戸川乱歩全集に関してですが、
とにかく横尾氏のイラストが、
エロチックだったのです。
幼いころから、女性の肉体の美しさに
強烈に魅了されていたわたしは、
偉大な画家たちの描く裸婦や、
女性のヌード写真を見て
「わたしも早くこんな風にキレイになりたいなあ!」
と、成熟へのあこがれを強く感じていました。
乱歩の作品自体については、
「エログロナンセンス」の時代特有の、
妖しげな表現に魅せられました。
「人間椅子」での、愛する女性のソファに、
自ら入り込み、悦楽にひたる男の異常な愛などは、
「家畜人ヤプー」に通じるものがあり、
それはむしろ、純粋なものすら感じました。
そういえば…
乱歩の時代のことが知りたくて、
おばあちゃんに
(今は亡き愛するおばあちゃんです!)
「見世物小屋行ったことある?」
「衛生博覧会って、どんなんやった?」
などと、聞きまくっていたものです
「チャタレイ夫人の恋人」ですが…
ぶっちゃけエロい箇所の拾い読み、
というのが事実です!
だってねえ…あの小説の大半は、
ロレンスの思想の
展開だと思いませんか?
小学生のわたしに、そんなものを理解できるような
知性も理解力もなかったっす…
で、大人になってから読み返したのですが、
森の番人の野卑でありながらも、
深い洞察力に満ちた性格に、
恋愛感情にも似た気持ちを感じました。
おまけに、セックスは上手ですしね(キャー!)
女性が自らの性欲を恥じる必要など
ないということを、
わたしは少女時代に、
あの小説によって知ったのかもしれませんね。
フロイトも、ヒステリーの原因は、
性的欲求不満であると、言ってましたよね?
セックスとは、
愛を基盤とした自由なものであるべきだと、
わたしはずーっと信じてます!
by レンゲ
『不変の愛』より
レンゲさんがこれを書いたのは4月13日ですよ。つまり、その上の手記を書いたのが4月28日だから、2週間ほど前に書いたものです。
そうですわ。
しかし、内容にはかなりの違いがありますよ。28日には“実生活での最大の関心事は恋愛ではない”と書いている。でも、13日には“セックスとは、愛を基盤とした自由なものであるべきだと、わたしはずーっと信じてます!”と書いている。要するに、レンゲさんにとって実生活の最大の関心事は恋愛ではないかもしれないけれど、愛とセックスはレンゲさんにとってずーっと大切なものなんですよ。しかも女性が自らの性欲を恥じる必要などないということを、レンゲさんは少女時代に、「チャタレイ夫人の恋人」を読んで知ったのかもしれませんね、と自分で認めていますよ。つまり、すぐ上の手記を読む限り、レンゲさんにとって愛と恋愛とセックスは少女時代からレンゲさんにとって重要なテーマだったと言う事が良く分かりますよ。
でも。。。、でも。。。
でも、何ですか?