相手の意見を最後まで聞くのは日本だけ?

ん?。。。まさかぁ~
そんな事はないよゥ!
30ヶ国近い国を放浪した僕の経験から
どこの国へ行ったって、相手の言うことは最後までよく聞いたものですよ。
言葉がよく通じない国へ行けば相手の態度から、顔の表情、指の動きまでも何一つ見逃さないようにと、僕は真剣になってジッと相手の動きを見ながら最後まで相手の言う事に耳を傾けたものですよ。
相手も僕が何を言おうとしているのか?最後まで聞こうとしましたね。
でも、言葉が良く話せないと分かって、
これでは埒が開きそうもないと判ると、
これじゃあどうしようもないと言う表情を浮かべて
どこかへ行ってしまいましたよ。
うへへへへ。。。
とにかく、このニュースレターを書いた人は
一体何を言おうとしているのだろうか?
そう思いながら次のニュースレターを読み始めたのですよ。
Subj: 【SSIニュースレター】
反発を受けそうなメッセージを上手に伝える方法
Date: 01/08/2007 4:21:07 PM Pacific Daylight Time
From: pma3@ssigrp.com
To: barclay1720@aol.com
反発を受けそうなメッセージを
上手に伝える方法
通常、私たちは会話をするうえで、相手の意見を最後まで聞かないことは失礼だとされています。
ところがこの考え方は万国共通というわけではなく、日本人特有の考え方なのだとか。
日本語は英語や中国語と違い、動詞が文章の最後にくる言語です。
すると当然、その文章が否定文なのか肯定文なのかは、文末の動詞をしっかりと聞き取らなければ判定できません。
つまり日本語とは、文章の最後のほうに重要な情報が含まれている言語ということ。
だからこそ、人の意見を最後まで聞くことが大切だとされているのですね。
うん、うん、うん・・・
言われてみれば確かにその通りなんですよね。
中国語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、。。。
そういう外国語では、たいてい動詞は主語の後に続きます。
否定する場合には否定語は話の始めに出てきますよね。
例えば英語ならば。。。
I don't mean that (....ここにメチャ長い文章が続く場合もあります。。。。).
私はそう言うつもりで言っているのじゃないけれど。。。(長い文章が続く)。
英語では、文章の構造から話し手が否定しているのか肯定しているのかが、
すぐ分かるようになっている。
日本語だって上のように話せば、
話し手が否定しているのか肯定しているのか話の初めに分かるのですよ。
でも、普通の日本人はこのような話し方をしないのですよね。
じゃあ、どういう話し方をするのか。
次のような話し方をします。

あたしね、近所のお菓子屋さんに入ったのよ。
そいでもって、最中(もなか)を買おうとしたのよね。
でも売切れてしまってないのよね。
それで仕方がないでしょう。
だから、最中じゃなくて大福(だいふく)を買う事にしたのよ。
でも、それもないじゃないの。んもお~~
あたし、思うのだけれど、やっぱり品揃えって大切だと思うのよね。
あのお店、絶対に繁盛するとは思わないわ。
典型的な日本の女性は、上のような話し方をするのですよ。
英語ならば次のように言いますよ。
I don't think that the corner store over there will make a lot of money in the future.
つまり、そう思わないわ、と言う句が初めに来ます。
それから、どうでもいい長い説明文が続きますよ。うへへへへ。。。
それで、忙しい人は、“あたし、ちょっと忙しいので。。。”と言って、つまらない話などに付き合っていられないわ、と内心思ってさっさと買い物に出かけてしまうのですよ。
ところが、典型的な日本の女性の話し方は、結論が分からない思わせぶりな話から始めるのですよ。
たとえば、次のような出だしから始まります。

あたしね、夕べ、ちょっといい男に声をかけられたのよ。
(何を言ってんだよ、オマエのようなブスに声をかける奴がいるかよ。
内心、僕はそう思うのですよ。

でも、“蓼食う虫も好き好き”と言う諺もありますからね。
僕はブスだと思っていても、他の男にとっては結構いい女だと思えるのかもしれない。
そう言う訳で、この女の話を聞いてみようと言う気になる。)
う~ん。。。それで、どうしたの?
特に急いでいると言う訳でもなかったから、あたし、ちょっとだけならば付き合ってもいいわと思ったのよ。
うん、うん、うん。。。。それで、どうしたの?
あたしをナンパするつもりなのかな?。。。なんて思っちゃって。。。うふふふふ。。。

(何を言ってんだよ。。。オマエのようなブスをナンパするようなアホな男がいるかよ!
僕は内心そう思っているわけですよね。
でも、それを言ったら角が立ちますよ。
僕だってその程度の事はよく理解していますよ。
だから、相手の女性の心を傷つけるような事は言いません。
。。。で、このブスをナンパするような奇特な男も実際に居るのだろうか?
そう思って、よせばいいのに!このブスの話を聞こうと言う興味が湧いてきてしまうのですよ。
んもお~~)
それで。。。それで。。。?
だからあたし、少しだけ警戒したのよね。
(何を言ってんだよ、オマエ。。。男に声をかけられる事なんて一生に一度あるかないかと言う貴重な経験なんだよ。
オマエが警戒するよりも男の方こそ警戒してオマエに近寄らないようにするんだよ。
内心では、僕はそのように思っているわけですよ。うへへへへ。。。
でも、本当にこのブスをナンパする奴が居るんだろうか?という興味があるから、
僕は余計な事を言わずに、この女の話をさらに聞こうとしますよ。)
それで。。。それで。。。どうしたの?
ちょっと立ち話もなんですから、そこの喫茶店にでも入りませんか?そう言うのよ。
うん、うん、うん。。。それで喫茶店に入ったわけね?

そうなのよ。でも、なんかぁ~話がかみ合わないのよ。
ん?かみ合わない。。。?どうして。。。?
だから、あたしもそう尋ねたのよ。そしたら、その男が言うのよね。“あなたは僕に電話かけてきて待ち合わせようと言った女性と違うのですか?”
人違いだったわけ。。。?
そうなのよ。初めにそういう事は確かめるべきよね。その男の人、常識がある人だとはあたしには思えないわ。
このような話を実際にする女性が居るのですよ。
何を言ってんだよ!オマエこそ初めに“人違いだったのだけれどこういう事があったのよ。全く常識はずれの男だったわ。”
そう初めに言えよ!
僕はそう思ったものですよ。
思わせぶりな話し方をするから、ラブホテルにでも入った面白い話が聞けるかと思う。
だから僕だって、貴重な時間を費やしてこの女の話を聞き始めたのですよ。
そうしたら、人違いだなんて言うのですよね。
そんな思わせぶりな話し方をするな!
僕は本当にそう思ったものですよ。
あなただって似たような経験があるでしょう?
最後の文を初めに言えばいいんですよね。
英語ならば、次のような出だしで言いますよ。
I don't think he has common sense.
この後に、長いどうでもいいような文章が続きます。
だから忙しい人は、初めの文で判断してどこかへ消えてしまうのですよ。
僕だって、できればそうしたかったのですよ。
。。。で、ニュースレターには他にどのような事が書いてあるのか?
そう思って読み進んでゆきました。

これはいい換えると、日本人は会話をする際に、
文章の終わりのほうに意識を集中させて聞き取る習慣があるということになります。
この、日本人の会話の特性を知っておくと、
自分の伝えたいメッセージを相手に効果的に伝えることができるのです。
たとえばお得意先まで届けなければならない書類があるけれど、
あなたは仕事が詰まっていて会社から離れられない状態だとします。
そんなときは誰かに代わりに書類を届けてもりたいものですが、
ほかの人たちもみな、自分の仕事でそれなりに忙しくしている様子。
そんなときは、こんなふうに頼んでみるのです。
「毎日暑いねぇ~。

じつは○○さんからこの書類を急遽届けてほしいっていわれていて、届けてもらえないかな?
あの会社といえば、近くに日本初上陸のジェラート屋さんができたみたいだけど、
そこのジェラートが食べたいよね? 帰りにみんなの分を買ってきてほしいな」
あなたにとって、大切なのは書類を届けてもらうことであり、
ジェラートを食べることではありません。
しかし頼まれたほうは、最後に聞かされたジェラートを買いに行くこと、
ジェラートをおごってもらえることに意識が集中してしまい、
最初に聞かされた書類を届けるおつかい自体は、
抵抗感なくすんなりと受け入れられる状態になっているのです。
相手から反発を受けてしまいそうな内容は会話の最初のほうで伝え、
会話の最後には別の話題を入れ込んでおく。
こうすることで相手を上手に同意させやすくなるのです。
確かにそうですよね。
重要な事、聞き手が得するような事を最後に言うべきですよ。
ところが上の女性は
聞き手ががっかりするような事を最後に言ったのですよ。
僕はラブホテルでの面白い話が聞けるかと思ったのに、
人違いだった、と言うようなつまらない事を言ったのですよ。
その女性は話し終わって
僕に聞かせて面白かったかもしれないけれど、
僕は下らない話を聴いて時間を無駄にしてしまったのですよ。
そうなんですよね。
ジェラートをおごってもらえる。
それが聞き手にとってうれしい事なんですよね。
だから、あなたも、聞き手が聞いてうれしい事を最後に話すべきですよね。
相手が聞いて、つまらない事を最後に話さない方がイイですよ。
そころで、ジェラートって何ですか?
僕は知りませんでしたよ。うへへへへ。。。
ジェラートって何?

ジェラートとはイタリア語でアイスクリームと定義され、凍ったお菓子(氷菓)を広義に指します。
しかし日本ではアイスクリームと呼べるものは法令で乳固形分15%以上その内8%は乳脂肪でなければならないと定義さています。
イタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的ですので、分類・規格ではアイスクリームではなくアイスミルクになります。
しかし、ジェラートは脂肪分が少ないことからヘルシーな食品であり、原料そのものの風味を生かした物と言えます。
『日本ジェラート協会のページ』より
じゃあ、あなたも、今年の夏、ジェラートを楽しんでくださいね。
では。。。