おばさんパンツのレンゲさんが
誕生するまで
こんにちは。デンマンです。
今日はレンゲさんと対話ができないんですよ。
ん? どうしてかって。。。?
実は、レンゲさんは出張で香港のランジェリーフェアに出かけたのですよ。
日本に戻ってくるのは26日の日曜日です。
レンゲさんはラップトップを持って行ったので無理すればウェブカムをつけて対話ができない事は無いのだけれど、たまには僕とも対話抜きで仕事に打ち込みたいと言うのですよ。
つまり、たまにはのんびりとしたいと言う事のようです。
出張とは言え、ランジェリーフェアなんて物見遊山に行くようなものだと思うのですが、
でも、レンゲさんのブティックではランジェリーをメインの商品として扱っているから、遊び半分という訳ではないのかもしれません。
対話ができない埋め合わせに記事を書いてくれるそうです。
さっきレンゲさんからメールで原稿を送って来たので記事にしてさっそく載せました。
香港ランジェリーフェア報告第一弾です。
興味があったら次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
■ 『下着であなたのオーラを! 2007-08-23』
それで、今日、僕はどんな記事を書こうか?といろいろと考えたのですよ。
。。。で、今日のタイトルが思い浮かんできたのです。
僕はおばさんパンツが、とりわけ好きだという訳ではないのですよ。
でも、菊ちゃんとの思い出があるのですよ。
ちょっと読んでみてください。
菊ちゃんの愛の世界
僕は自分の部屋でこっそりと輸入品の“Playboy”を眺めていたんですよ。
デンマンさんがいくつの頃のお話なんですの?
中学1年か2年生の頃ですよ。僕の知り合いが引っ越すので欲しければやるけど持って行くか?と言ったので、もうワクワクしながら、10冊ほど持ち帰ってきたんですよ。当時は検閲があって“毛”は見せてはならなかった。だから、黒いインクであの部分が丸く塗りつぶされていたんですよ。僕はどうにかして、あのインクを取り除くことができないものかと、いろいろなもので試してみましたよ。
デンマンさんは研究熱心なんですのねェ~。
レンゲさん、半分呆れていますねェ~~?へへへ。。。とにかく、性に目覚めた頃で、好奇心が旺盛でしたからね。いろいろなもので試したけれど、どうにもインクを取り除くことが出来ないんですよ。僕は、どうしたらいいものか?。。。そう思いながら気に入ったページの(黒いインク以外に)一糸もまとわぬ女性の写真を眺めていたんですよ。
それで。。。
無我夢中だったんでしょうね。菊ちゃんが僕の部屋に入って来たことも僕は分からなかった。お袋だと思って、一瞬、びっくりして僕は肝をつぶしましたよ。お袋は買い物に出かけた、と言うんですよ。菊ちゃんは余りハッキリと言葉が話せないんですよね。僕の名前もハッキリとは言えない。アキラではなく“アキィ~ヤ”と言うんですよ。
その菊ちゃんの表情はどうなんですの?知能が遅れていることが分かりますの?
いや、普通の人と変わらないですよ。だから、いやなセールスマンが来たりすると、お袋は菊ちゃんだけを残して隠れてしまう事がありましたよ。初めての人は菊ちゃんを見ても知能が遅れているとは思わないから、まともな大人に向かうような話し方をしますよ。菊ちゃんもそのような話し方をされると、うれしいんですよね。それで、天気の事から始まって、世間話をし始めるのだけれど、とにかく、僕の名前がまともに言えないほどだから、10分もすると、この人は知能が遅れているというのが分かるんですよね。そう言う時のセールスマンの表情の変わり方を見る事はいつ見ても飽きないものでしたよ。へへへ。。。。
デンマンさんは、いやな趣味をお持ちですのね?
セールスマンの知能が分かって面白いですよ。中には、菊ちゃんの知能が遅れているのが分からない奴が居て、早々に品物の説明をする愚か者が居るんですよ。菊ちゃんは何を言われているのか分からないけれど、一生懸命相槌を打つ。セールスマンも売りたくって仕方ないから、一生懸命に説明する。。。この様子を眺めているのは、どんな漫才を聞くよりも面白かったですよ。。。へへへ。。。
分かりましたわ。それで、菊ちゃんとどのようなことが。。。?
そうですよね。へへへ。。。その話をしようとしたんですよね。僕は、ハッと思って菊ちゃんをじっくりと見ましたよ。インクを取り除かなくても、そこに実物の健康で成人した見ごたえのある女性の体を持った菊ちゃんが居るではないか!。。。“灯台下(もと)暗し!” そう思ったわけなんですよ。
それはデンマンさん、いけない事ですわ。
僕だって、いけない事だとは分かっていましたよ。でも、好奇心がムラムラと湧き上がってきてしまった。それで、“Playboy”のページを菊ちゃんに示して、いろいろと説明したんですよ。“どう、菊ちゃん、きれいな女の人が写っているでしょう。菊ちゃんだって、このようにきれいなんだよ。だから、菊ちゃんも裸になって見せてくれない?” 菊ちゃんは僕になついていて、僕の言う事なら、たいていの事は、“あい、。。。あい、。。。”と言って、聞いてくれるんですよ。むしろ、喜んで僕の言う事に従うんですよ。
それで、菊ちゃんは裸になったんですの?
ところが、この時ばかりは、僕が何と説得しても首を縦には振りませんでしたよ。あとで考えてみれば、お母さんからしっかりとした“家庭教育”を受けていたんでしょうね。菊ちゃんのお母さんはしっかりした人でしたから。。。菊ちゃんを特殊学校にはやらなかったけれど、必要最低限の教育はしていたようです。つまり、自分の体の中で見せてはならないモノは見せてはダメ。触れさせてはいけない所は触れさせてはいけない。そういう女として守らなければならない事はしっかりと教えていたんですよね。あとで僕は反省したんだけれど、しみじみとそう思いましたよ。
それで、デンマンさんはどうなさったんですの?
僕だって、そう思い立ったらぜひとも菊ちゃんの“桜の花”を見てみたい。もう何が何でも見てみたくなったわけですよ。
それで、。。。?
僕は精一杯説得したんですよ。僕が余りにも一生懸命になっているので、菊ちゃんも本当に困ってしまったようでしたよ。“ね、。。ねっ。。。菊ちゃん、いいよね?だから、脱ごうねェ。” 僕は本当に一生懸命になって説得している。お願いしているわけですよ。菊ちゃんにだって、僕の熱意が通じている。それで、菊ちゃんは、すっかり困ってしまっている。しかし、埒(らち)があかないんですよ。
それで、どうなさったんですか?
菊ちゃんは一向に脱ごうとしない。僕は、イライラしてきて菊ちゃんのスカートのすそをたくし上げたんです。そして見たのがこの写真のような“おばさんパンティー”だったんですよ。でも、まさにこのようにフィットした見ごたえのあるもので、思わず僕は生唾をごくりと飲み込みました。心臓が口元まで飛び上がってきたような息苦しさを感じて、目がくらくらしてきましたよ。でも、菊ちゃんだって、大変な思いをしていたんですよね。“もう、それ以上は止めてくれ、。。。あたしは死んでしまう。。。。” そういう感じで、オロオロしているんですよ。泣き顔になって、しゃくりあげているんですよね。体を震わせて、声を殺して泣いているんですよ。僕はバケツの水を頭から浴びせられたようにハッとなりました。やはり、良心があったんですよね。してはいけないことを無理やり菊ちゃんにやっていた。“悪かったよな。。。” 僕は謝りましたよ。
それでどうなったんですの?
僕だって、菊ちゃんと一線を越えようなんて思っても居なかった。ただ、菊ちゃんの“桜の花”を見たくなった。しかし、菊ちゃんが“家庭教育”を受けていた事までは僕は知らない。7歳の「女性」だから、僕になついている菊ちゃんに頼めば見せてくれると思った。中学生の浅はかな頭だったんですよね。“女の操”を初めて感じさせられましたよ。
菊ちゃんは、その後どうしたんですの?
僕は、菊ちゃんという人を改めて見直しましたよ。しかも、そのあとで、僕の部屋にお盆の上にお茶とおやつの“八橋(やつはし)”を載せて入って来たんですよ。時々、お袋に言われて、僕の部屋にそうやっておやつを持ってきてくれたんです。でも、その日は買い物に行ってお袋は居ませんでしたからね。菊ちゃんが自発的におやつを用意してくれたんですよ。僕は本当に菊ちゃんにすまない事をしてしまったと思ったのだけれど、菊ちゃんが根に持たないで、そうやっておやつを用意してくれたことに感激しましたね。“菊ちゃん、一緒に食べようね” “あい” そう言って、菊ちゃんとお茶を飲みながら八橋を食べた思い出がありますよ。
。。。(中略)。。。
菊ちゃんは字がほとんど読めないんですよ。読めるのはせいぜい平仮名ぐらいでしょうか。だから、買い物も一人では出来ないんですよ。計算が出来ませんからね。本当にオツムは7つぐらいなんですよ。
それで。。。?
菊ちゃんのお母さんだって、何とか菊ちゃんを自立させたいと思う気持ちがあるんでしょうね。だから、買い物にも慣れさせようとして肉屋さんや八百屋さんへ買い物に出すんですよ。でもね、メモ書きを持たせるんですよ。なるべくつり銭の面倒がないようにきっちりと商品代だけのお金が買い物籠に入れてあるんです。
デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?
つまり、菊ちゃんは自発的に物事を考えるような事が極めて苦手なんですよ。お母さんが言った事を守って生活する習慣が出来ている。だからね、僕と気まずい事があったあとで誰からも言われなくても、お盆の上にお茶とおやつの“八橋(やつはし)”を載せて僕の部屋に持ってきてくれた。。。分かりますか?。。。僕は本当に感動しましたよ。
菊ちゃんがデンマンさんに感じていた愛だと。。。?
そう言いたい所ですが、これだけでは不十分ですよね?
まだ他にあたしに話す事があるのですか?
このあとで、僕は『風とともに去りぬ』と言うあの名画をビデオで見たんですよ。
菊ちゃんと一緒にですか?
そうですよ。僕は英語の勉強のつもりでこのビデオを借りてきたんですよ。もちろん吹き替えなしで字幕ですよ。だから、字の読めない菊ちゃんには全く面白くはないはずなんですよ。もちろん英語が分かるはずもないですからね。
それで。。。?
この写真の名場面ですよ。僕はこの場面を何度も何度も繰り返してリプレーしたわけです。どのような事を言っているのか?このラブシーンもすばらしいけれど、この時のせりふに僕は妙に心惹かれるモノを感じたわけですよ。だから、英語の勉強もかねて何度も見たわけです。僕は菊ちゃんがそばに居るのも忘れるくらいに一生懸命に聴き取ろうとして見ているわけですよ。菊ちゃんはそのうちつまらなくなって部屋から出てゆくだろうと思っていたわけです。
それで、出て行ったのですか?
ところが僕と一緒になって一生懸命になって見ているんですよ。言っている事は何も分からないはずなんですよ。でも、僕と一緒になって一生懸命に、。。。僕と同じぐらい熱中して見ているんですよ。“菊ちゃん分かるの?” 僕がそう聞いたら、ニヤニヤってして、うなづくんですよ。しかも分かっているような表情を浮かべているんですよ。分かりっこないだろうに。。。僕はそう思っている。でも、どうなんだろうか?僕は、またムラムラっと。。。好奇心が頭をもたげてきたんですよ。
少年の頃のデンマンさんって、本当に好奇心が旺盛だったんですのね?
今だって旺盛ですよ。だから、僕はレンゲさんと。。。
なんですの。。。?
イヤ、この話をするとまた長くなるから、菊ちゃんの話だけにしておきましょうね。
言い出しておいて止めにしてしまうんですの?
だから、横道にそれると、またこの記事が長くなるでしょう?あとでゆっくりとレンゲさんに話しますよ。
分かりましたわ。それで菊ちゃんにどうしようとしたわけなんですの?
僕は、別にエッチな事をしようとした訳ではありませんよ。
だから、どうなさったのですか?
僕は菊ちゃんに尋ねたんですよ。“菊ちゃんは僕のお嫁さんになりたいんだよね?”
そしたら?
7つの女の子が大好きなお人形さんでも買ってもらえると思うように、にっこりして“あい”って返事をするんですよ。僕は言いました。“菊ちゃん、この映画の中の女の人もね、この男の人のお嫁さんになりたいんだよ。分かる?” そしたら、菊ちゃん、うなづくんですよ。
それで。。。?
僕は半信半疑ですよね。だから言ったんですよ。“じゃあ、この映画のようにキスしようか? ねっ?”
マジで。。。?
冗談で言ったわけではないんですよ。僕は菊ちゃんが本当に分かっているのかどうか?。。。マジで知りたいと思ったんですよ。
それで。。。?
そしたらね、上の写真のように眼をそっと瞑(つむ)って僕を見上げるようにしてキスを受けようとするしぐさをするんですよ。
それで。。。デンマンさんは、どうなさったんですの?
僕は、なんだか言葉にはならないような感動を覚えましたよ。7才の“女性の愛”なのだろうか?。。。菊ちゃんのキスを受け入れようとする表情を見ていたら僕はもう、誘い込まれるように唇を合わせましたよ。菊ちゃんのオツムは7才だとはいえ、菊ちゃんの体は立派な大人のものですよ。僕は菊ちゃんを抱きしめながらおっぱいの感触を胸に感じて無意識に右手でおっぱいを愛撫しようとしたんですよ。
で。。。?
そしたら、菊ちゃんは眼をガバっと見開いて、“それは絶対ダメ!”と言うような表情をして、僕から離れてしまいましたよ。まるでバネ仕掛けでしたね。キスを受け入れようとした時の期待に満ちた表情と、僕の手をおっぱいに感じて拒絶した時の表情の違いが、あまりにも対照的だったので僕には2度目の驚きでしたよ。
デンマンさんは、エッチな事をしようとしたではありませんか?
僕は、その先に進もうとは全く思っていませんでしたよ。
『愛は希薄になっていませんわ。セックスで埋め合わせてもいませんわ』より
すでに何度か読んだ人も居るかも知れませんが、僕にとって菊ちゃんは懐かしい人です。
もう、あの世の人になってしまいました。
46才の時に奇病を患って逝ってしまったのですよ。
何でも何十万人に一人という難病らしいのですよ。
病名は横文字か何かでした。
2,3度病名を聞いたけれど忘れてしまいました。
まだ完全に治療する方法が無いのだとか。。。
要するに体内のアンモニアを尿素に分解できなくて
自分の尿が毒素になって、それで急性中毒を起こして死んでしまうという病気らしいのですよ。
説明を聞いても良く分からないのですが、とにかく、そういう難病がもとで亡くなってしまいました。
一生独身で子供も持たず、
まだ46才という若さで亡くなってしまった。
でも、温かい家族に見守られて、菊ちゃんの生涯は決して不幸ではなかったと僕のお袋は言ってました。
僕もその通りだと思っています。
上のエピソードについてはお袋には話していません。
僕が菊ちゃんを思い出す時って、どうしても上のおばさんパンツが目の前にちらつくのですよ。
人の死を悼む時に、おばさんパンツなど持ち出すのは不謹慎かもしれませんが、
本音と建前を使い分ける事を嫌悪する僕は敢えて“おばさんパンツ”を思い浮かべながら菊ちゃんの冥福を祈るのですよ。
。。。で、なぜレンゲさんにおばさんパンツをはかせたのか?
実は、レンゲさんと次のようなハプニングがあったのですよ。