2009 New Year!

謹賀新年
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明けまして
おめでとうございます


デンマンさん、明けましておめでとうござ~♪~ますゥ。今年もよろしくお願いいたしま~♪~す。

こちらこそ、よろしく。。。2008年の正月には卑弥子さんがバンクーバーに居たんですよねぇ~。
そうでござ~♪~ますわア!ポーラーベア・スウィム(バンクーバー寒中水泳)に参加して、とっても楽しかったのでござ~♪~ますわ。


2009年の元旦、バンクーバーに卑弥子さんが居なくて寂しいですよう。
だったら、今からバンクーバーに飛びますわ。これから支度(したく)をしてぇ。。。
ちょっと!。。。ちょっとォ~、待ってくださいよう!すぐにこられても困りますよう!
でしょう?。。。どうせ、デンマンさんはそう言うと思いましたわ。
やだなあああぁ~。。。思ってもいない事を言って僕をからかったのですね。悪い冗談ですよう。
。。。んで、元旦にはデンマンさんも寒中水泳するのでござ~♪~ますか?
ダメですよう。とても、その気分になりませんよう。。。僕は心臓が弱いですからね。寒中水泳したら、まず間違いなく心臓麻痺を起こしてあの世に行ってしまいますよう。2009年の秋、卑弥子さんと軽井沢に行くまでは、どうしても生きていたいのですよう。
あらっ。。。マジですのう?あたくしは軽井沢の万平ホテルのカフェテラスで、ジョンレノンがお気に入りのローヤルミルクティーをデンマンさんとご一緒にいただきたいのでござ~♪~ますわ。

滞在中のジョン・レノンは朝9時半ごろ、
このカフェテラスに下りてきたのですよ。
わたしたちに「おはようございます」と
日本語であいさつしたものですわ。
いつも庭に面した一番奥の席にすわって、
他のお客様には背を向けるような格好で
腰掛けていました。
ジョン・レノンのお気に入りは
ローヤルミルクティーでしたわ。


『幸福の谷 (2008年4月6日)』より


キャ~♪~
すてきィ~♪~


卑弥子さん。。。少し落ち着いてくださいよう。
ビートルズの写真を見たら、もう、1960年代のミーちゃんハーちゃんのようになってしまって。。。もう、あたくし、熱狂してしまうのでござ~♪~ますわア。
やっぱり。。。、やっぱり、僕は万平ホテルのカフェテラスで卑弥子さんと一緒にローヤルミルクティーを飲むのだけは止めにしようと思うのですよう。
どうしてでござ~♪~ますか?
ミルクティーを飲みながら、卑弥子さんが熱狂してハレンチな事をやりだすような気がするのですよう!。。。僕は、もう気が気ではないですよう。
ハレンチな事などいたしませんわ。。。あたくし、万平ホテルのカフェテラスで、デンマンさんとご一緒にローヤルミルクティーを飲むのが夢なのでござ~♪~ますから。。。
そう思われているのはうれしいけれど。。。なんだか薄氷の張っている湖に足を踏み出すような気持ちですよう。
あたくしの夢をかなえてくださらないのであれば。。。。あたくし、今年の『小百合物語』のホステス役を降りるつもりですわ。
ちょっと待ってくださいよう。。。急にそのような事を言われても困りますよう。
だったら。。。万平ホテルのカフェテラスでご一緒できますよね?
分かりました。。。仕方ないから一緒にミルクティーを飲みますよう。
。。。んで、今日は小百合さんのことは何も話題にしないのでござ~♪~ますか?
小百合さんの写真をこのページの冒頭に出したのだから、何も話さないわけにはゆきませんよう。
それで、何をお話しになるのですか?
やっぱり、室生犀星のことを持ち出したのは小百合さんだから、犀星について触れない訳にはゆきませんよね。
小百合さんは、どうして犀星さんに興味を持ったのでしょうかしら?
それはやっぱり小百合さんとお父さんの関係を犀星と朝子さんの関係に重ね合わせたのだと僕は思うのですよう。
具体的には、どのような事なのですか?
ちょっと次のメールを読んでみてください。

Subj: 12月19日 お世話様でした。
Date: 18/12/2007 6:52:02 PM
Pacific Standard Time
日本時間: 12月19日 午前11時52分
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com
FAX3枚届いてました。
お世話様でした。
少し 頭痛が残ってますが薬を飲むほどでなく
今日は母のところに行くつもりです。
日曜の納骨はとても遠いところでした。
朝はやく8時半に家をでて、
実家の仏壇に父の遺骨を迎えにいき、
群馬の榛名山まで午後の供養に間に合うよう
連れて行きました。
その日はとても風が冷たく
屋根に雪の積もった車がずいぶん走ってました。
帰りの途中 前橋、伊勢崎はここ佐野市より大きな町で
子供の好きな本屋 おもちゃ屋 かわったレストラン(外見)があり、
せっかく遠くまできたからあちこち寄り道して
家につくと夜7時。
1日中私の運転でずーっと つかれて
帰り道で頭痛がはじまって風邪をぶり返しました。
父はどんな風景を毎日をみていくのかな~?
と思い、墓石のうしろにまわり正面をみました。
何もさまたげる物もなく180度いっぱい
大地と空だけでした。
大地なんておおげさで 普段使わない言葉です。
榛名山の裾のように広がる だだっ広い高原です。
子供達も「ここに納骨するの?」と寂しそうでした。

父の好きだった、ビールや どらやき りんご 赤飯
手ずくりしたクッキー、すはま(ピンクのもち)を備えて
しばらく一緒に冷たい風の中にいたのです。
私の祖母、祖父も先にはいってます。
父はやっと病気に開放されて、親の元に戻っていきました。
来春、暖かい日にお弁当でも持っていきます。
風邪をぶり返してしまった小百合でした。
#´ー`) フッ

『榛名山の小百合さん (2007年12月20日)』より
小百合さんが佐野から館林にある実家の仏壇にお父さんの遺骨を迎えにゆき、それから榛名山の中腹のお墓まで行って納骨する。榛名山の中腹のお墓のイメージがまるで見たように僕の脳裏に焼きついているのですよう。
それ程、上のシーンがデンマンさんにとって印象的なのでござ~♪~ますか?
そうですよう。この時、小百合さんが榛名山の中腹に立って、冷たい風の中でだだっ広い裾野を見渡している姿。。。僕はその時の小百合さんのイメージを年上の憧れの女性を慕うような少年の心で思い浮かべているのですよう。

これがデンマンさんのオツムの中の小百合さんのイメージでござ~♪~ますか?
そうですよう。。。うしししし。。。
うしししじゃござ~♪~ませんわ。デンマンさんは、何が何でも小百合さんのことをロマンチックにイメージしようと思っているのでござ~♪~ますわ。
そういう訳ではありませんよう。妄想している訳ではありません。僕はこれまでの小百合さんのメールや投稿。。。それに、小百合さんと会って、いろいろと話したこと。。。そのような事を思い出すとき、小百合さんの懐かしい姿が僕のオツムのスクリーンに映し出されるのですよう。
それは、どのようなイメージなのでござ~♪~ますか?
僕は“新盆”という意味が分からなかった。だから初めて読んだ時、次のシーンは取り分け僕の興味を引かなかった。

雷の後 とても 気持ちの良い風が入ってきて、
そう 私が使っていた 2階の部屋はとても
風通しがいいのです。
何だか 帰るのが おっくうになり うたた寝 してしまい、
南の方で花火の音がしていたような、どこだろう?
朝方 下の台所で音が聞こえたけど だれもイナイ。
まだ 父と母が暮らしていて 私たちの為に おにぎりでも
作ってくれてる 錯覚をします。
『さまざまな愛 (2008年8月20日)』より
でも、“新盆”の意味を調べて、改めてこの場面を読むと、映画になるような素晴しいシーンなのですよう。
そうでしょうか?
お父さんが亡くなって初めて迎えたお盆に、小百合さんは実家の自分が使っていた部屋に居るのですよう。うたた寝している。どこかで花火の音がしているようだ。

お父さんとお母さんがまだ元気だった頃の映像が心に浮かんでくる。。。どうですか?。。。小百合さんの優しい心。。。小百合さんの子供の頃の、ほのぼのとした両親との心の触れ合い。。。なんだか名画を見るような気持ちになりませんか?
なりませんわ。
ん。。。?卑弥子さんは、名画を見るよな気持ちにならないの?。。。どうして。。。?
どうしても、こうしても、ござ~♪~ませんわ。このような些細な事でも、小百合さんの事となるとデンマンさんはロマンチックにしてしまうのでござ~♪~ますわ。ところが。。。、ところが、あたくしとはロマンチックな気分になるべきなのに、デンマンさんは、そうはならないのでござ~♪~ますう!それで、あたくしとは軽井沢の万平ホテルのカフェテラスでも一緒にミルクティーを飲みたくないとデンマンさんは言うのでござ~♪~ますわ。
あのォ~。。。それわねぇ~。。。それは、卑弥子さんがジョンレノンが愛したローヤルミルクティーを飲むと、ついつい熱狂して破廉恥な事をやらかすかと心配になるからですよう。
あたくしが万平ホテルのカフェテラスでハレンチな事をするはずが無いでしょう!んもお~♪~
とにかく、僕がこれまで引用してきたメールを読めば、小百合さんがお父さんを偲んでいる様子が、ほのぼのと伝わってくるのですよう。卑弥子さんも、そう思いませんか?
でも。。。、でも、あたくしとのロマンスはどうなるのでござ~♪~ますか?
あのねぇ~。。。今日は卑弥子さんと僕のロマンスを話す時間は無いのですよう。2009年の秋ですよう。まだまだ先の話ですよう。
分かりましたわ。それで、デンマンさんは何がおっしゃりたいのでござ~♪~ますか?
小百合さんは軽井沢の町立図書館で室生犀星の本を久しぶりに手にとって読んだのですよう。そして書いてくれたのが次のメールでした。