チョコとトリエステとロマンポルノ
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[501] Re:小百合さんにも、こういう人間的に、ほほえましいところがあるのかと思って、僕もほほえんでいますよう!うしししし。。。
Name: さゆり E-MAIL
Date: 2009/01/23 09:57
(バンクーバー時間: 1月22日 木曜日 午後4時57分)
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デンマンさんは、日本のインスタントラーメンが
一袋300グラムと思ってしまったようですけれど、
日本のインスタントラーメンも100gか90gですよ。
水を入れ野菜を入れて作ると どんぶり一杯 300g と言う訳です。
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明日から山小屋に行きます。
山小屋の冷蔵庫に トウガラシの付いた おせんべいがありました。
キャドバリーのデイリーミルクチョコも何枚も しまってあって
食べすぎないよう 気をつけて 食べます。
今 CHIPS とおせんべいは禁止なんですが・・・
『Re:僕もほほえんでいますよう!(2009年1月23日)』より
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キャドバリーデイリーミルクチョコレートが登場したのは1890年代の初頭だってぇ~。
明治20年代と言うことだよね。
チョコレートはもっと昔からあったのだろうけれど。。。
発売して間もなく、イギリスのチョコレート市場を押さえてしまったんだってよう。
まるでマイクロソフトのウィンドーズがパソコンのOS市場を押さえてしまったようだねぇ~。
うしししし。。。
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今では、キャドバリーデイリーミルクチョコレートはイギリス国内だけでなく、国際的なブランドとして30ヶ国以上で愛されているんだってぇ~
知らなかったなぁ~。
なぜ?
その理由はおいしさだけでなく、どの国でも同じイメージで親しまれているということ。
それは世界のどこでもキャドバリーチョコレートミルクのパッケージデザインが同じで、違うのは書かれてある言語だけだってぇ。
パッケージのチョコレートにミルクが注がれているデザインには、「チョコレート0.5ポンドにつきグラス1.5杯の生乳」というリードテキストが各国の言語で添えられているんだってよゥ。
たまげるねぇ~。。。
これはイギリスの広告史上に残る名作といわれているんだってぇ~。
知らなかったなあああぁ~
小百合さんはネットで調べたの?
いつ頃からキャドバリーデイリーミルクチョコのファンになったのォ~?
うん、うん、うん。。。
小百合さんは“舶来グルメ”にあこがれているのかな?
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僕は、子供の頃アーモンドの入ったチョコが好きでした。
その事をお袋が覚えていて、アーモンドチョコを買っておいたのでした。
小百合さんが三男の順一郎君を連れて僕の実家に初めてやって来た時に、
お袋が出したのが、そのアーモンドチョコでした。
順ちゃんは、アーモンドにアレルギーだとか言ってたねぇ~。。。?
ところで、デイリーミルクのシリーズは数を増やして、現在10種類あるんだってよゥ。
人気があるのは。。。?
フルーツ&ナッツだってぇ~
小百合さんは、もう食べたぁ~?
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トウガラシの付いた おせんべいは僕も好きですよう。
小百合さんと一緒に食べたいねぇ~。
でも、僕はトウガラシもいいけれど、海苔で巻いたせんべいの方がもっと好きだよう。
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トウガラシせんべいを海苔で巻いたものがあれば、これ以上結構なモノはないよね。
ぜひ、見つけておいてね。
たぶん、バンクーバーでは見つけることができないと思うよう。
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小百合さんはサワークリーム & オニオン チップが好きだったよね。
僕もこれを食べ始めると止まらなくなるんだよう!
でも、太った事はないよう。
小百合さんもあと10キロ太ってもいいけれど、
腰のクビレが無くなるほど食べちゃダメだよう!
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とにかく、風邪を引かないようにね。
山の家のコケはきれいな絨毯になった?
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じゃあね。
日本時間: 2009年1月23日 午後4時50分
バンクーバー時間: 2009年1月22日(木曜日)午後11時50分
『Cadburyのチョコの勉強 (2009年1月23日)』より
カッフェ・トリネーゼ・ディ・ヴェルムット
(ヴェルムットのトリノふうカフェ)
とてつもなく愛国的で、とてつもなく長ったらしい屋号のコーヒー店の看板に、一日中歩きとおした自分をねぎらう気持ちと、イタリア統一運動の中心地だったトリノへの夢と郷愁をこめたその名に惹かれ、入り口のドアを押して入って、私は目を瞠(みは)った。
未知の都市とはいっても、たかがコーヒー店であれほどのとまどいを覚えたことはなかった。
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間口の狭さに比して、中はひろびろとしていた。
奥の一段高くなったところには、壁面のすべてが鏡で囲まれた広間があり、そこにいたる通路の部分には、帝政時代様式というのか、絹を張った座席の固い長椅子をかこむようにして、マホガニー色の光沢のある椅子と、白地にイチゴをあしらった模様のクロスを掛けた小さな丸テーブルがならんでいる。
ヴェネツィアのガラスではなくバッカラ系のクリスタルのシャンデリアの下を、いずれも髪の銀色がめだつ、白い手袋をはめた給仕たちが、テーブルのあいだを優雅な身のこなしで縫って歩く。
だが、なによりも私をうならせたのは店にあふれる顧客たちの容姿だった。
そのすべてが、裕福、と定義してよい階層の人たちで、そのうえ、おおむねが老人だった。
七十代と思えるカップル、あるいは何人かの老婦人が、ひとり、あるいはふたりの老紳士をかこんで、声をひそめて話し合っている。
男たちの着ている背広の仕立てにも、女たちが身につけている毛皮も宝石も、彼らがみずからの手をよごして得たのではない、ひそやかな美しさが光を放っていた。
若者たちがこぞって参加したイタリア統一にちなむ少々大仰な屋号には似合わない黄金とピンクの光景をまえにして、私は、自分が幾時代かまえのウィーンにいるのではないかと錯覚しそうになりながら、父がこれを見たら、どんなによろこぶだろうと思った。
老人たちの多くは、じじつ、父が生きていたらそんな年頃だろうと思われる人たちだった。
トリエステに行ってみたいと、父が晩年よく口にしたのは、彼が若いころ、ウィーンからヴェネツィアに向けてオリエント急行で通過したこの港町で、かたちが美しいから、と愛していたロイド・トリエスティーノの大西洋航路の大型船を、自分の目で見たいからだった。
ここにいる老人たちの財産も、彼らの親、あるいは祖父の時代に、オーストリア宮廷と、その国の政府に支えられた金融資本と海運業によって築かれたものだろう。
過ぎ去った時代の、いまはわるさをしないくなった亡霊たちにかこまれて飲んだ、あたたかいミルク・ティーのカップには、ハプスブルク家の紋章であるピンクの薔薇が、小さな宝石のようにかがやいていた。
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pp.27-29 『トリエステの坂道』 著者・須賀敦子
なぜ、トリエステ?
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デンマンさんは、どんな気持ちでその老人たちの中でコーヒーを飲んだのでござ~♪~ますか?
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僕は全く場違いな所にやって来てしまったと、初め、ひどく後悔して、すぐにでも立ち去ろうと思ったほどですよう。
でも、立ち去らなかったのでござ~♪~ますか?
せっかく物珍しい場所にやってきたのですよう。こういう機会は二度とないと思ったから、もう僕はピエロに徹して、誰が僕に注目しようが、うす馬鹿笑いを浮かべようと心に決めましたよう。うしししし。。。
。。。んで実際に、うすばか笑いを浮かべたのでござ~♪~ますか?
やっぱりねぇ~、上流社会の人って、ちゃんとお行儀がいいのですよう。僕は明らかに観光客で、その場の雰囲気にそぐわない。誰が見たって僕は“異物”なんですよう。でもねぇ、おそらく、これまでにも僕のような場違いな男が間違って迷い込んできた事があって、その人たちは慣れていたのかもしれません。
デンマンさんをジロジロと眺めなかったのでござ~♪~ますか?
じろじろとは見なかった。でも、“どこからかハエが飛んできたようだなぁ~。。。”という感じで、一度だけ僕の方に視線を走らせると、もうそれ以上は無視していましたよう。ウへへへへ。。。
。。。んで、デンマンさんは、どうなさったのでござ~♪~ますか?
うす馬鹿笑いを浮かべる必要はなかったのですよう。とにかく、オーストリア・ハンガリー帝国時代がそこにあったのですよう。全く驚きましたよう。博物館の中でコーヒーを飲んでいる感じですよう。でも、僕の周りの人たちは、皆、生きているのですからねぇ。まるで3次元の立体映画を見ているような不思議な気分でしたよう。
ところで、デンマンさんは、どうしてウィーンへ行って、それからトリエステへ行く気になったのでござ~♪~ますか?
あのねぇ、僕は小学生の頃、外国にかぶれていたのですよう。主にアメリカだった。だから、テレビっ子の僕はアメリカのテレビドラマを飽きずに毎日毎日見ていたものですよう。
どういう番組でござ~♪~ますか?
「名犬ラッシー」、「名犬リンチンチン」、「ララミー牧場」、「ローハイド」、「ガンスモーク」。。。ほとんどがアメリカを舞台にしたシリーズ・モノでした。
アメリカの番組だけでござ~♪~ますか?
ところが、小学校5年生の頃だと思うのだけれど、『第三の男』をテレビで見たのですよう。
あのオーソン・ウェルズが出た映画でござ~♪~ますか?
そうですよう。卑弥子さんは良く知っていますねぇ~。
あたくしの父も、その映画にハマッタと言っておりましたわ。
ほおォ~。。。偶然ですねぇ~。
デンマンさんもハマッテしまったのでござ~♪~ますか?
そうなのですよう。でもねぇ~、どういうわけか僕には話の筋が分からなかった。高校生になるまでに4,5回見ていますよう。
話の筋が分からないのに、面白かったのでござ~♪~ますか?
あのテーマ音楽にハマッテてしまったのですよう。そのテーマを聴きながら見るスクリーンには、アメリカとは違った外国の雰囲気が漂っている。僕は、初めてウィーンの町をあの映画の中で見たのですよう。
それで、いつかウィーンに行ってみようと思ったのでござ~♪~ますか?
そうなのですよう。小百合さんが中学生の時に『エマニエル夫人』を観て、社会人になってからバンコクに行ったようなものですよう。
それで、デンマンさんは未だに『第三の男』のあらすじが分からないのでござ~♪~ますか?
社会人になってから、映画雑誌で“あらすじ”を読んで初めて話の筋が分かったのですよう。
。。。んで、『第三の男』のテーマって、それ程素晴しいものでござ~♪~ますか?
実にいいですよう。これまで聴いたことがない人は次のリンクをクリックして、ぜひ聴いてみてください。
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■ 『第三の男』のテーマ YouTube
デンマンさんがウィーンに関心を持ったのは分かりましたわ。『第三の男』を見たからですわね。。。んで、トリエステはどう言う訳で関心をもったのでござ~♪~ますか?
世界的に有名な二人の作家がトリエステで、ある時期暮らしていたのですよう。
その作家って誰でござ~♪~ますか?
『ユリシーズ(Ulysses)』を書いたジェームズ・ジョイス(James Joyce)と、『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』を英訳したリチャード・バートン(Richard Burton)ですよう。
そうだったのでござ~♪~ますか?知りませんでしたわ。
それで、僕は、いつかトリエステにも行ってみたいと思っていたのですよう。
『ウィーンの空の下 (2009年1月27日)』より
[507] Re:ウィーンの空の下で \(^_^)/キャハハハ。。。
Name: さゆり E-MAIL
Date: 2009/01/26 11:06 AM
(バンクーバー時間: 1月25日 日曜日 午後6時6分)
![](http://members.lycos.co.uk/kato1720/images/sayuri5.gif)
おはよう ございます
昨日 山小屋から戻りました。
寒かったけど 風邪もひかなくて、
ウイーンね。ギャスタウンも出てきたけど「古いヨーロッパ風」
なのかな~と 想像するしか分らない
デンマンさんはいろいろ旅して思い出がつまっているから
本一冊にも いろいろと感動できるんですね。
『Re:ウィーンの空の下で (2009年1月26日)』より
元気で、風邪引かなくって良かったね。
小百合さんのメールを読み返すと、風邪を引いたり
風邪のバイ菌が骨に入って激痛に悩まされて泣き出してしまったとか。。。
そう言う病気の話が多いよね。
小百合さんは平均的な40代の女性と違って動き回る事が多いからだよう!
それで、風邪のバイ菌だとか、骨にまで喰い込むタチの悪い風邪のバイ菌まで吸い込んでしまうんだよう!