う~♪~ん
めれちゃんは室生犀星のおっちゃんを知らなかったんか。。。
ふ~♪~ん
もちろん、名前ぐらいは知っておったやろうけどなァ。
やっぱり、カフカとか、ラディゲとか、カミュとか。。。
目がヨーロッパやアメリカに向いているのかなァ~
もちろん、わてかて室生犀星の詩を読んだのは
小百合さんが室生犀星のことを持ち出してきたからや。
あの詩は文学碑に刻み込まれていたんやけれど、
軽井沢で小百合さんと一緒に文学碑を見たときには
よゥ判(わか)らへんかった。
なぜ?
コケが文学碑をうっすらと、おおっていたのやがなァ~
そやから、よゥ読みとれんかったんや。
それで、あとで調べてみたと言う訳や。
わてが中学生の頃やったかなァ~?
室生犀星が書いた『性に目覚める頃』という小説だか、詩集を元にして作ったドラマ(映画だったか?)をテレビで観たことがあった。
幻想的で、詩的で。。。思春期の男女の恋を描いたもんやった。。。
わても、中学生やったからからなァ~、
印象的だったでぇ~
その時の詩的映像が、未だにわいのオツムの裏に焼きついておるんやでぇ~
このことについては、あとで記事に書きたいと思っておるんやァ~
そう言う訳で、室生犀星という名前を聞くと、わてには、どういうわけか?ちょっとエロチックな響きがこもっている。
たぶん、その思春期ドラマを観たせいやでぇ~
それにしても、偶然の一致だったでぇ~
めれちゃんの短歌を読んで受けた印象が、
まるで文学碑の犀星の詩に、よ~けい似ていたんやがなァ~
だから、めれちゃんも、もしかして、あの詩を読んでいたのではないだろうか?
そう思ったわけやァ。
ちがっとったなァ~!うしししし。。。
そう言う事もあるでぇ~
それにしても、あの冷たい感じの短歌には、
めれちゃんの思索的な一面が、よく出ておったやないかいなぁ~。
これからも、調子が出てきたら、仰山書いてぇ~なァ。
たのむでぇ~
期待しているからなぁ~
ほんじゃまあ、さいなら。
\(^_^)/キャハハハ。。。
2009-01-10 07:25 AM
『即興の詩 音なき声』のコメント欄より
デンマンさん☆
おっしゃるとおり、わたしはどうも、
海外の文学のほうが好みですね。
でも、日本ならば、
谷崎潤一郎や、芥川龍之介などが好きです。
そして...
日本と言えば、家畜人ヤフーですね!
先日、わたしの大事な家畜人ヤフーの本を、
猫が、ビリビリにしてしまったのです!!
めちゃめちゃ悲しかったです~。
子供のころ、太宰治の本を読み耽りましたが、
今になると、まるで自分の醜い部分を、
突きつけられるようで、
とても、読むことができません。
2年ほど前、"人間失格"を開いたのですが、
あまりにも、激烈で読むことができませんでした。
めれんげ
2009/01/14 2:33 PM
『即興の詩 音なき声』のコメント欄より
めれんげさんが1月18日に書いた短い詩に答えて、デンマンさんも詩を詠んでいますけれど、その中でムルソーのことに触れていますよね。
ほおォ~。。。レンゲさんも気づきましたか?
めれんげさんがカミュにハマッテいることをデンマンさんは、ご存知だったのですね?
もちろんですよう。めれんげさんも、レンゲさんもカミュの『異邦人』について、しばしば書いていたからね。。。やっぱり、ムルソーが思い浮かんできましたよう。
そうだったのですか。。。
それにしても、めれんげさんが 「2年ほど前、"人間失格"を開いたのですが、あまりにも、激烈で読むことができませんでした」 と書いているのですよう。
それが、どうかしたのですか?
レンゲさんも同じような事を言っていたと思ってね。。。
デンマンさんは良く覚えていますわねぇ~。
僕も太宰治の『人間失格』を読みました。でもねぇ~、どう言う訳か僕の記憶に全く残っていない。考えてみると、太宰治のどの作品も僕の記憶から脱落しているのですよう。何冊か作品を読んでいるのだけれど、その内容を思い出せない。それなのに、めれんげさんも、レンゲさんも太宰の『人間失格』を読んで強烈な印象を持っている。それで、僕はレンゲさんが『人間失格』について感想めいた事を言ったのをよく覚えているのですよう。レンゲさんは、どうしてそれ程までに強烈な印象を持ったのだろうかと。。。
。。。で、あたしは何と言ったのですか?
「まるで自分の醜い部分を、突きつけられるようで」と、レンゲさんも、めれんげさんと同じような事を言ったのですよう。
そんな事を言いました?
言いましたよう。。。ところで、僕が初めて太宰治の作品を読んだのは中学2年生か3年生のときでした。太宰の作品が国語の教科書に載っていたのです。
どの作品ですか?
『走れメロス』という短編ですよう。
デンマンさんは、全く内容を覚えていないのですか?
覚えてないのですよう。ただ、高校生になった頃だったか、教科書に載った作品の最後のところが削除されていると書評か何かで読んだのですよう。
どうして『走れメロス』の最後が教科書では削除されたのですか?
18歳未満の生徒にはふさわしい内容ではない、と書いてあった。
つまり、18禁ですか?
そう言う事ですよう。それで僕は興味を持って、図書館で原作を読んでみたのですよう。
それで、どのような内容だったのですか?
削除するのが馬鹿馬鹿しいような。。。つまり、メロスが走ってきて、力尽きて倒れて、リンゴだか何かを誰かに手渡すのですよう。その相手が女性だったのか男だったのか?その事も僕は覚えていない。その時、メロスはマントのようなものを身にまとっていたけれど、その下には何も身につけていなかった。要するに性器を丸出しにしていたのですよう。ただ、それだけの事ですよう。
デンマンさんは、それだけしか覚えていないのですか?
そうですよう。自分でも呆れているのですよう。うへへへへ。。。
なぜですの?
なぜですのって。。。答えようがないなぁ~。。。しいて言えば、太宰治が書いた作品のどれも、僕が共感できるような印象的な場面が出てこなかったから、としか言いようがないのですよう。
。。。で、中学生の頃、読んだ他の作品は覚えているのですか?
芥川龍之介の『トロッコ』と言う作品が中学2年生の時の国語の教科書に載っていたのですよう。この内容は今でもはっきりと覚えています。芥川が4歳か5歳の頃の思い出を書いた作品で、家の近くで道路工事か何かをやっていて、土方が掘り起こした土をトロッコに載せて、それを遠くへ運んでゆくと言う話なのですよう。ある時、芥川は子供好きな土方と一緒にトロッコを押して遠くの方まで一緒に押して行ったのです。ところが、帰る時になって、土方は一緒についてきてくれずに、反対方向に歩いて行ってしまう。5歳の芥川は、一人だけ残されて、生まれて初めて見知らぬ土地から自分の家を目指して帰らなければならない。その心細さが克明に書かれていた。同じような経験をしたことがある僕は、自分が経験した時の事が思い出されてきて、僕以外にも同じような事を経験した人が居たものだと。。。しみじみと印象深く読んだものでした。
太宰治の作品には、そのような共感する部分がなかったのですか?
なかった。僕が太宰に関心を持ったのは彼が何度も心中しようとしたからですよう。
デンマンさんも心中しようと思った事があったのですか?
まさかぁ~。。。僕は自殺しようと思ったこともないのですよう。好きな女性と死ぬなんて。。。、そんな、もったいない事をするわけないでしょう!うしししし。。。
それなのに、なぜ太宰治に興味を持ったのですか?
だから、“怖いもの見たさ”ですよう。どういう訳で心中しようと言う気持ちになるのだろうか?また、なれるのだろうか?それが知りたくて作品を読み始めたようなものですよう。でも、答えが見つからなかった。作品を読んでもしようがないと思って、僕は太宰治の自伝や事件を伝える新聞記事などを読んで、その答えを見つけようとしたものですよう。
。。。で、見つかったのですか?
良く分からなかった。そのうち、僕は自殺したい訳でもないし、死ぬほど好きな女性が現れたとしても、心中する事など夢にも思わないし。。。馬鹿馬鹿しくなって太宰の作品を読む気がしなくなってしまったのですよう。
でも、『人間失格』は読んだのですか?
そのタイトルは有名だったから、高校生の頃、図書館で一度読んだ事がありますよう。
でも、全くその内容を覚えていないのですか?
全く覚えていないのですよう。ちょっと、レンゲさん、あらすじを言ってみてくださいよう。
『人間失格』 あらすじ
「自分」は人とは違う感覚を持っており、それに対して混乱し発狂しそうになる。
それゆえにまともに人と会話が出来ない「自分」は、人間に対する最後の求愛として道化を行う。
だが、その「自分」の本性は、女中や下男に犯されるという残酷な犯罪を語らず、力なく笑っている人間であった。
結果的に「自分」は欺きあう人間達に対する難解さの果てに孤独を選んでいた。
中学校時代、「自分」は道化という自らの技術が見抜かれそうになり、恐怖する。
その後、旧制高校において人間への恐怖を紛らわすために、悪友堀木により紹介された酒と煙草と淫売婦と左翼思想とに浸った。
これらはすべて、「自分」にとって醜悪にみえる人間の営みから、ひとときの解放をもたらす物だった。
しかし急激に環境が変わることにつれて様々なしがらみから逃れがたくなり、結果として人妻との暖かな一夜の後に、彼女と心中未遂事件を起こす。
しかし、「自分」一人生き残り、自殺幇助罪に問われる。
結局、父親と取引のある男を引受人として釈放されるが、混乱した精神状態は続く。
罪に問われたことをきっかけとして高等学校を放校になり、一時引受人の男の家に逗留することになるが、男に将来どうするのかと詰め寄られて「自分」は家出をする。
それをきっかけに子持ちの女性や、バーのマダム等との破壊的な女性関係にはまりこむことになり、「自分」はさらに深い絶望の淵に立つことになる。
その果てに最後に求めたはずの無垢な女性が、出入りの商人に犯されて、あまりの絶望にアルコールを浴びるように呑むようになり、ついにある晩、たまたま見つけた睡眠薬を用いて、発作的に再び自殺未遂を起こす。
なんとか助かったものの、その後は体が衰弱してさらに酒を呑むようになり、ある雪の晩ついに喀血する。
薬を求めて入った薬屋で処方されたモルヒネを使うと急激に調子が回復したため、それに味を占めて幾度となく使うようになり、ついにモルヒネ中毒にかかる。
モルヒネほしさのあまり何度も薬屋からツケで薬を買ううちにのっぴきならない額となり、ついに薬屋の奥さんと関係を結ぶに至る。
その、自分の罪の重さに耐えきれなくなり、「自分」は実家に状況を説明して金の無心の手紙を送る。
やがて、家族の連絡を受けたらしい引受人の男と堀木がやってきて、病院に行こうと言われる。
行き先はサナトリウムだと思っていたら、脳病院へ入院させられる。
そして他者より狂人としてのレッテルを貼られたことを自覚し、「自分」はもはや人間を失格したのだ、と確信するに至る。
数ヶ月の入院生活ののち、故郷に引き取られた「自分」は廃人同然となり、不幸も幸福もなく、ただ過ぎていくだけなのだと最後に語り自白は終わる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どうですか、デンマンさん。。。?思い出しました?
うん、うん、うん。。。朧(おぼろ)げながら思い出しましたよう。。。
どうして内容を忘れてしまったのか思い出せました?
あのねぇ~、「勝ち組」、「負け組」という言葉があるでしょう?
そうですね。結構、現在でも使われていますよね。
僕はその言葉の響きが好きになれないのだけれど、説明し易いので使わせてもらうなら、『人間失格』の主人公は、間違いなく「負け組」の人間ですよう。
確かに、そうですわ。本人も「自分はもはや人間を失格したのだ」 と確信するに至るのですから。。。
僕が『人間失格』を読んだのは受験を前にした高校生の時だったのですよう。
それで。。。?
僕は、これから青春の真っ只中に突き進んでゆく。。。人生は始まったばかりじゃないか!。。。それなのに、どうして僕は『人間失格』のような物語を読んで、人生を始めなければならないのか?
デンマンさんは、『人間失格』を読みながら、そのように自問したのですか?
そうですよう。今から思い返せば、僕は必ずそうした、と思うのですよう。一応最後まで読んだけれど、読んだ内容が僕の人生にとって全くネガティブなモノと断定して、記憶から削除するように僕は努力をしたようですよう。
それで太宰の作品の内容をほとんど覚えていないのですか?
たぶんねぇ~。。。
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。
デンマンさんは幸せな人に違いありません。
なぜなら、『人間失格』の主人公がたどったような、おぞましい人生経路を経験しなくても済んだ人に違いないからです。
でも、世の中の多くの人は、おそらく「負け組」の辛さを経験していると思うのですわ。
もちろん、あたしもそうです。
だからこそ、「まるで自分の醜い部分を、突きつけられるようで」『人間失格』を読めなくなるのです。
あなたは、どうですか?
とにかく、面白い話がまだ続きます。
あなたもどうか、また、あさって読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。
メチャ面白い、
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こんにちはジューンです。
アルベール・カミュの作品では
なんと言っても『異邦人』が有名ですよね。
わたしも読んだことがありますわ。
でも、それ程感動しませんでした。
やはり、時代背景を考えないと
イマイチ、作品の良さが
伝わらないのかもしれません。
ナチズムの時代背景が
もろに作品に影響しているもの。。。?
そう考えて、まず第一に挙げられるのは
『アンネの日記』ではないでしょうか?
感動的な作品ですよね?
この作品を読めば、
ナチズムがどういうものであったかが
伝わってきますよね。
あなたは読んだことがありますか?
いつでも、こんな風に写ってたらいいなぁ。
私のお気に入りの写真ですよ。
これだったらハリウッドも夢じゃないと思う。
1942年10月10日 アンネ・フランク
【ジューン意訳】
ところで、英語の面白いお話を集めてみました。
もし、時間があったら読んでみてくださいね。
■ 『あなたのための 楽しい英語』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。