オバマさんはカナダを愛している PART 1 OF 3
![]() ![]() わたしのテーマ ![]() 2007-04-28 08:17 わたしの創作についても、そのことは言えるのです。 自分の書いたものは、どのようにも解釈していただくことも、まったく読者のみなさまの自由です。 しかしながら、完全なる戯作が多い恋愛詩から、わたしの精神が、性愛への渇望に悩まされているかのように、解釈されてしまい、それを事実として認識なさっておられるのだとすれば、少々残念なことです。 わたしのテーマは、あくまでも人生観,世界観であり、寓意的な言葉の中に、恋愛の陰喩はほとんどありません。 それは少女時代から今にいたるまで、性愛はわたしのテーマではないからなのです。 実生活での最大の関心事が、恋愛ではないからです。 例えば、どれほど好きな相手がいても、その気持ちを,詩にあらわすことはほとんどないのです。 人間とは、脳の発達しすぎた生物にすぎず、そのために生じる感情を、美しいものだとは思わないのです。 わたしが特に、追求したいものは、血なまぐさい生命の持つ、発達しすぎた頭脳が引き起こす醜い事件、戦争、葛藤などなのです。 わたしはロマンチストではないのだと思います。 恋愛を描くのは、あくまでも小説のための習作の延長なのです。 話がそれてしまって申し訳ありません。 デンマンさんを信じて、これからもおつきあいさせていただきたいことを、わかっていただきたくて、忌憚なく書かせていただきました。 どうか、この気持ちを察してください。 by レンゲ 『性愛と真心 (2007年5月11日)』より ![]() |

デンマンさん。。。オバマ大統領を話題にするのに、どうしてあたしが書いた手記をまた取り上げたのですか?

レンゲさんの心は、時々理解するのが難しくなるほどに複雑に見えることがあるのですよう。
あたしの上の手記がデンマンさんにはそれ程、不可解なものに見えるのですか?
そうですよう。僕はレンゲさんの“愛と心の乱れ”だと思って軽い気持ちで、それ程、気に留めることも無い、と思っていたのですよう。
でも、今になって上の手記が気にかかるのですか?
そうですよう。
■ 『愛と心の乱れ (2009年3月1日)』
おとといの記事で、僕はめれんげさんの“愛と心の乱れ”を見たと思ったのですよう。めれんげさんにとって、愛は重大な関心事ですよう。
それで。。。?
ところが、レンゲさんは次のように書いている。
実生活での最大の関心事が、
恋愛ではないからです。
例えば、どれほど好きな相手がいても、
その気持ちを,詩にあらわすことは
ほとんどないのです。
人間とは、脳の発達しすぎた生物にすぎず、
そのために生じる感情を、
美しいものだとは思わないのです。
わたしが特に、追求したいものは、
血なまぐさい生命の持つ、
発達しすぎた頭脳が引き起こす
醜い事件、戦争、葛藤などなのです。
僕もレンゲさんの言おうとしている事をある程度理解しているつもりです。現実世界をじっくりと見ると、脳の発達しすぎた生物が、常識では考えられないような事をやっている。
例えば。。。?
2月27日にネットにアクセスしたら、僕のプロバイダーのアメリカ・オンライン(AOL)のホームページで次のニュースが真っ先に目に入った。

オバマ大統領のカナダ訪問を前にして
ジェット機の行動が阻止された。
このタイトルを見て、僕は次のように直感したのですよう。
“おおおォ~。。。どこかのジェット機が
ハイジャックされて
オバマ大統領の専用機(エアフォース・ワン)に
体当たりしようとして待ち構えていたのだろうか?”
9.11事件が思い出されてきました。またテロリストの仕業(しわざ)だろうか?でも、すぐ下の小見出しを見たら次のように書いてある。
カナダ(空軍)はロシアの爆撃機を追っかけて
カナダ領空から追い払った。
一体どういう事なのだろうか?僕はそう思いながら小見出しのリンクをクリックしました。次のような記事が現れました。

この記事を読むと、これまでにもロシアの爆撃機がカナダの北極圏の上空をしばしば侵犯しているのですよね。
何が目的なのですか?
上空から写真を撮って、たぶん、北米の防衛システムを密かに調査しているのですよう。左のジェット機がカナダの戦闘機ですよう。右がロシアの爆撃機。これが撮影されたのが2007年9月5日。
カナダの戦闘機はロシアの爆撃機を撃ち落さないのですか?
カナダの領空に入っていれば、ロシアの爆撃機が撃ち落されても文句が言えないでしょうね。でも、戦争を回避するために、追いかけてカナダの領空から追い払う事にとどめているようですよう。かつて、ロシアの戦闘機が大韓航空の旅客機をロシアの領空を侵犯していると言って、撃ち落したことがありましたよう。
大韓航空機撃墜事件

大韓航空ボーイング747-200の同型機大韓航空機撃墜事件は、1983(昭和61)年9月1日に大韓航空のボーイング747が、慣性航法装置 (INS) への入力ミスが原因でソビエト連邦の領空を侵犯したために、ソ連防空軍の戦闘機により撃墜された事件。
乗員乗客合わせて269人全員が死亡した。
死者は多数の国籍に及び、ソウル経由で日本へ帰国する途上であった日本人乗客も28人おり、アメリカのラリー・マクドナルド下院議員も含まれていた。
大韓航空のKAL(大韓航空)007便(ボーイング747-230型機(HL7442))は、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港から、アンカレッジ空港を経由し、ソウルの金浦国際空港に向かう飛行計画となっていた。
なお、大韓航空はこの5年前にも航法ミスでソ連領空を侵犯し、ソ連軍機に迎撃されている(大韓航空機銃撃事件)。
ソ連防空軍機による007便に対しての認識
この事件の疑問点に、「民間機と認識した上で撃墜したのか」ということがあるが、ソ連崩壊後に行われた、撃墜した戦闘機のパイロットのゲンナジー・オシポビッチや地上の指揮官に対するその後のインタビューの中で、「007便が航行灯を点灯していた」ことと、「パイロットも地上も、007便を民間機を装ったスパイ機と認識していた」ことが明らかになった。
また、アメリカ軍が撃墜後のソビエト軍の地上基地同士の交信を傍受した中で、撃墜2時間後に「どうやら我々は民間機を撃墜してしまったらしい」という報告もなされていた。
これを裏付けるように、1976年に函館空港でのベレンコ中尉亡命事件でアメリカに亡命し、空軍顧問となっていたヴィクトル・ベレンコ元ソ連空軍中尉は、事件当時、アメリカ国防総省の依頼で交信を解読し「領空を侵犯すれば、民間機であろうと撃墜するのがソ連のやり方だ。ソ連の迎撃機は、最初から目標を撃墜するつもりで発進している。
地上の防空指令センターは、目標が民間機かどうか分からないまま、侵入機を迎撃できなかった責任を問われるのを恐れ、パイロットにミサイルの発射を指示した」と、1997年8月の北海道新聞のインタビューで証言している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
原因は。。。?
はっきりと究明されていないようだけれど、明らかに人間のミスですよう。レンゲさんが書いたように、脳の発達しすぎた生物が、常識では考えられないような事をやったのですよう。
具体的には。。。?
防空指令センターの担当者が侵入機を迎撃できなかった責任を問われるのを恐れ、パイロットにミサイルの発射を指示したのですよう。
つまり、愛や常識により行動するよりも、組織上の責任を問われるのを恐れたために大韓航空の旅客機は撃ち落されたとデンマンさんは推測するのですか?
その通りですよう。オバマ大統領は、当然、オタワ訪問前日にロシアの爆撃機がカナダ領空を侵犯したことを知らされたはずですよう。
。。。で、どうなったのですか?
オバマ大統領には何も起こりませんでした。でも、オタワに居たのはたったの6時間で、その日のうちにワシントン DC に帰ったのですよう。
それは予定の行動だったのですか?
僕は予定を短縮したのだと思いますよう。
なぜ。。。?
当日、僕はブログの記事を書きながらCNN のローカル・ラジオ放送を聴いていたのですよう。
。。。で、デンマンさんはオバマ大統領の演説でも聞いたのですか?
そうなのですよう。2000人程度の聴衆を前にしての演説だと言うことでしたが、オバマさんの話し振りが緊張していたような。。。なんとなく、ぎこちない印象を受けました。
どういうところがですか?
オバマ大統領は特にウケを狙って冗談を言うつもりではなかったのだろうけれど、CNNが録音したスピーチの中で、ラジオの聴衆にもウケると思った部分を流していましたよう。
それは、どのような冗談だったのですか?
冗談と言う程ではなく、その会場に訪れた人がオバマさんの話を聴いて笑ったところを流したものでした。
。。。で、どういう笑いだったのですか?
当日、オタワは雪が降ったようです。おそらく、オタワを離れる前に演説したのでしょう。次のような部分を放送していましたよう。