Berryz工房の新曲「ギャグ100回分愛してください」シングルV 過去へのタイムマシーン

Berryz工房「ギャグ１００回分愛してください」シングルVを見た。

　いい曲。つんくらしい。言葉遊び。耳に残るメロディ。たたみかけるテンポ。PVもいい。なんかBerryz工房の曲を聴くと、なつかしい、性的欲望に裏付けされていない小学生や中学生のころの初恋のあの感情がよみがえる。好きな子を待ち伏せしたり、知らず知らずに目で探していたり、友達を介してラブレターみたいなのを渡したり、その返事がそっけなかったりと、どきどき感というかちょっとした絶望感ややきもち感が一瞬にして思い出される（そいうのはモーニング娘では感じられない）。

　デスペア的見るポイント。

１，嗣永桃子のサビのソロパート。
　　　　なんかいいねあの声。うまいという基準でなくて、なんか桃子らしいキャラがしっかりでている声がいい。私が小学生高学年の男子なら、席の後ろから桃子に消しゴムの切れはしをなげて、からかったりするんだろうな。怒って振り返る桃子をさらにからかうんだろうなぁ。そして好きという感情がうまれる。生まれて初めてこの感情。振り返ってそれが初恋だったと気づく。

２、サビの「おじーいちゃんでも・・・おばーちゃんでもルージュひくわ」の所のフリ。
　　　ハロプロらしい。ちょっと変なフリ。背中の後ろでバスケットボールをバウンドさせているようなフリ、竹ほうきにまたがっておしりを振るようなフリ。なんだろう目がとまる。全体的にフリがかわいらしい。

３、夏焼の「ウーン」、徳永の「のにゅ、のにゅ」、「マロングラッセ　ラッセ」「ラッセラ」。
　　　色っぽいとは対極のかわいいのに、色っぽくウーンと言う夏焼。のにゅのにゅはつんくの真骨頂の言葉あそび。いいね。

４、メイキングの菅谷、熊井のへん顔。
　　　昔のアイドルは変顔はタブー。いまは解禁、ビジュアルというよりキャラクターやメンバーとの関係性重視なのだろう。特に熊井の変顔はブサイク。なんだろうこの無邪気というか無知というか、いとおしい（誰かに変な顔することって大人になると皆無）。

５，メイキングでラブレターを渡そうとするシーン。
　　　スタッフが「振り向いた！」。するとメンバーは壁に隠れてはずかしそうな顔。なんだこのなつかし感は。いいよ。

　初恋のころを思い出して、純粋だったあのころの自分にひたりたいあなた！。初恋の人がすっかりおじさんおばさんになってしまったあなた！。異性を性的対象としか見られなくなったあなた！初恋のあのころにもどりたいというあなた！。孫がぜんぜんよりつかないあなた！息子や娘が大きくなって昔のかわいらしを見せなくなったあなた！ぜひ買いましょう。タイムマシーンの乗車券。１５７５円（税込）。

iPodに要求する！

　iPodのもうちょっと・・・・な点。

１，リピート再生、シャッフル再生ボタンがない。いちいちメニューに戻って設定をしないとならぬ。面倒。（ソニーのMDウォークマンにあったのに）

２，iPodとタッチ操作部分（ドーナツ状のところ）寒くて手袋した手では反応無し。

３、iPodのパソコン用ソフトiTuneの初期設定、はじめにiPodのシリアル番号をキーボードで入力。このシリアル番号がiPodの背面にある、すっごい小さい字。OかQか０かが判別不能。虫眼鏡を探す私。

４、テキストファイルを読み込めるのだが、なんと読み込めるのに文字制限（容量制限）がある。憲法の条文を全部取り込んだら、表示されたのは１５条まで・・・・。（※分割して取り入れる必要がある、憲法は１５分割ぐらいか）。またその文字が小さい（拡大はできないよう・・・）。

５，バス通勤の私。iPodの画面大きくてきれいであかるい。座って操作していると、立ってる乗客にのぞかれる心配。３２歳の大の大人が「涙が止まらない放課後　　モーニング娘。　愛の第六感」と表示されたiPodで曲を聴いている。

６、冬はiPodの背面の金属部分が寒い寒い。

　総括して、デザイン重視のため、操作ボタンがすくない。ユニバーサルデザインとはかけ離れている。もうすこしボタンがあってもいいのではと思う私デスペア。