君は堪えられるか iPodで娘DOKYUを見る。

　iPod。動画をさっそく取り込んでみる。iPodではmpeg4の動画でないと見られない（他にもあるが無知な私）。そこでパソコンの動画ファイルをmpeg4に変換必要。ネット検索して「SUPER」というフリーソフトをダウンロード。ちょっとの試行錯誤。変換。そして取り込み。

　はじめてiPodに取り込んだ動画は「娘DOKYU。久住小春　けん玉」の動画。iPodの小さい画面でもかわらない小春のいとしおしいテンションと快活さ。道重のモノマネなんかは絶品だな。ただ、画素？解像度？ｋｂｐｓ？が低いせいか、ちょっと画面があらいというか、ちょっとだけかすみがかっているようであり、白っぽい。（網膜色素変性症な私、私の目もときどきこうなる）。
にしても大満足。でかしたiPod（ソニーのやつを買わなくてよかった）。

　次なる挑戦は、娘DOKYUの動画を外で、通勤途中見るということ（３．４分の番組なのでちょっとした待ち時間にもってこい）。さっそく寝る前に、まだ見てない娘DOKYUの藤本美貴、田中れいな、小川麻琴の回を変換しておく（変換には結構じかんがかかる３分番組で１０分かかる）。起きてそれらをiPodへ。

　通勤バスをまつベンチでの私。iPodを左ポケットから出す。３２歳のおっさんがiPodをぬっさと取り出す。そして再生。鑑賞。見ていて気づく。（あまり好きでないミキティの）娘DOKYUを見る私。なぜだか顔がにやついている。いつもは部屋でしか見ない私。いつも私はモーニング娘のテレビとかをにやついて見てたのか・・・。（にやついているとは、さわやかに言い換えれば、幸せな微笑みをうかべて　となる）。そして思う。端から見たらどうなのだろう。そこで私は眉間にシワをよせて見ることにする。

　数年前、携帯のハンズフリーでしゃっべてる歩行人を見て、驚く私。そして今、ちいさな画面に顔を近づけ凝視しながら変質的な（？いやいや「無邪気な」です）にやけ顔の３２歳のおっさんがバスを待っている。

　君は、そんなおっさんに堪えられるか？あるいは、モーニング娘の動画をiPodで見て、周りの変な目に堪えられるか？

　その答えは風に吹かれている。