じすい業者へ本を郵送し、それがPDF電子データ化されたので、さっそく音声読み上げソフト(PC-Talker7 MyRead7
)で読み上げさせてみた。読んだのは日本で3人目の全盲で司法試験に合格した大胡田誠弁護士の「全盲の僕が弁護士になった理由」
私も4年前までは毎年母の日には大阪の関西大学千里山キャッパスへ司法試験を受けにいっていた。10回うけて3回はうかったが、択一試験の次の論文試験ではどれも不合格。4年前から仕事が忙しい職場にに移動になったのをきっかけに司法試験を受験するのをやめた私
くわえて網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行してここ2年で髪の文書がそのままではよみとれなくなったさらにここ最近ではパソコン画面を白黒反転させた文字もぼやけてきている。この段階になったらもう司法試験は無理だな。私が受験していたときは視覚障害者への特別措置として、点字や拡大読書器、電気スタンドの使用が認められていたが、点字はよめないし拡大読書器も効果がなくなるいまの私だと受験すること自体がハードル。
そんな私だが、この本を読んで、もしかしたら受験ぐらいはできるんじゃないかなと思った。
デスペア的「全盲の僕が弁護士になった理由」のポイント
1、司法試験を音声読み上げパソコンで受験可能
この本を読んでびっくりしたのは、ひとつはいまだに大学受験ですら視覚障害者の点字受験を認めていないということ。点字受験をみとめるということは視覚障碍者の入学を認めるということなので、大学側は入学しても安全確保や勉強の環境を提供することができないから点字受験を認めない。もうひとつびっくりしたのは、司法試験を所管する法務省が、全盲の受験生のために音声読み上げパソコンの持ち込みと問題文のデータ提供を容認した点。大胡田さんが法務省とかけあってみとめさせたとのこと。
ただ音声読み上げパソコンの持ち込みにはいろいろな条件があるとのこと。まずパソコンの中は音声読み上げソフト意外のソフトはすべて消去したうえで、あらかじめ法務省にそのパソコンをあずけてチェックをうけなければならないとのこと。それでも点字を読めないあるいは点字を読むスピードがおそい中途視覚障害者には朗報。いくら点字受験なら健常者の2倍の受験時間をあたえられるとしても点字を読むのがおそい人はそれではたりない。この本を四dねしったのだが、点字を読むスピードはいつ失明したかによるらしい、先天盲の人と小学生で失明した人では点字を読むスピードに2倍の差があるとのこと。これが一般的のようだ。成人してから点字を学んでも仕事上で使い物になるレベルの人はほとんどいないのもうなづける。
そんな中途視覚障害者にはこの法務省の配慮は画期的。
この本は200ページ(表紙などもいれて)あるが、私のRPの目だと拡大読書器をつかって1日ぐらいかかるあろうけど、音声読み上げだと1時間30分で読了できた。ただ平易な文章はスラ薄ら聞くことができるが、法律文書だとそうはいかないんだろうけどね。
2、伊藤真の司法試験塾
作者は司法試験をじゅけんするために予備校に通うとおもったのだが、テキストをデータとして配布」してくれる予備校はなかったとのこおt。ただ唯一伊藤塾だけがその希望に答えてくれて、答練もパソコンで作成した文書を添削してくれたとのこと。さすがわれらが伊藤真だとおもったが、作者は伊藤塾の経営者の西肇がOKをだしてくれて物事がスムーズに運んだとのこと。
2、便利グッズ
作者は仕事上に役立つグッズを昇華ししている。音声読み上げパソコンだたり盲人用腕時計、らくらくホンなど。その中で私が興味をもったのは、点字電子辞書と文字を凸凹でうかびあがらせるペン。
3、涙が出た個所
作者が大学の哲学の授業で、点字をうっている音がうるさいので君はいちばんはしっこの席にすわりなさいののエピソードで泣けた。あと、病の母親が作者にかけた電話で泣けた。
これから弁護士にを目指す若い網膜色素変性症などの視覚障害者にはこの本はおすすめ。前例がないことはないことはなくて、前例があることはモチベーションあがる。
)で読み上げさせてみた。読んだのは日本で3人目の全盲で司法試験に合格した大胡田誠弁護士の「全盲の僕が弁護士になった理由」
私も4年前までは毎年母の日には大阪の関西大学千里山キャッパスへ司法試験を受けにいっていた。10回うけて3回はうかったが、択一試験の次の論文試験ではどれも不合格。4年前から仕事が忙しい職場にに移動になったのをきっかけに司法試験を受験するのをやめた私
くわえて網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行してここ2年で髪の文書がそのままではよみとれなくなったさらにここ最近ではパソコン画面を白黒反転させた文字もぼやけてきている。この段階になったらもう司法試験は無理だな。私が受験していたときは視覚障害者への特別措置として、点字や拡大読書器、電気スタンドの使用が認められていたが、点字はよめないし拡大読書器も効果がなくなるいまの私だと受験すること自体がハードル。
そんな私だが、この本を読んで、もしかしたら受験ぐらいはできるんじゃないかなと思った。
デスペア的「全盲の僕が弁護士になった理由」のポイント
1、司法試験を音声読み上げパソコンで受験可能
この本を読んでびっくりしたのは、ひとつはいまだに大学受験ですら視覚障害者の点字受験を認めていないということ。点字受験をみとめるということは視覚障碍者の入学を認めるということなので、大学側は入学しても安全確保や勉強の環境を提供することができないから点字受験を認めない。もうひとつびっくりしたのは、司法試験を所管する法務省が、全盲の受験生のために音声読み上げパソコンの持ち込みと問題文のデータ提供を容認した点。大胡田さんが法務省とかけあってみとめさせたとのこと。
ただ音声読み上げパソコンの持ち込みにはいろいろな条件があるとのこと。まずパソコンの中は音声読み上げソフト意外のソフトはすべて消去したうえで、あらかじめ法務省にそのパソコンをあずけてチェックをうけなければならないとのこと。それでも点字を読めないあるいは点字を読むスピードがおそい中途視覚障害者には朗報。いくら点字受験なら健常者の2倍の受験時間をあたえられるとしても点字を読むのがおそい人はそれではたりない。この本を四dねしったのだが、点字を読むスピードはいつ失明したかによるらしい、先天盲の人と小学生で失明した人では点字を読むスピードに2倍の差があるとのこと。これが一般的のようだ。成人してから点字を学んでも仕事上で使い物になるレベルの人はほとんどいないのもうなづける。
そんな中途視覚障害者にはこの法務省の配慮は画期的。
この本は200ページ(表紙などもいれて)あるが、私のRPの目だと拡大読書器をつかって1日ぐらいかかるあろうけど、音声読み上げだと1時間30分で読了できた。ただ平易な文章はスラ薄ら聞くことができるが、法律文書だとそうはいかないんだろうけどね。
2、伊藤真の司法試験塾
作者は司法試験をじゅけんするために予備校に通うとおもったのだが、テキストをデータとして配布」してくれる予備校はなかったとのこおt。ただ唯一伊藤塾だけがその希望に答えてくれて、答練もパソコンで作成した文書を添削してくれたとのこと。さすがわれらが伊藤真だとおもったが、作者は伊藤塾の経営者の西肇がOKをだしてくれて物事がスムーズに運んだとのこと。
2、便利グッズ
作者は仕事上に役立つグッズを昇華ししている。音声読み上げパソコンだたり盲人用腕時計、らくらくホンなど。その中で私が興味をもったのは、点字電子辞書と文字を凸凹でうかびあがらせるペン。
3、涙が出た個所
作者が大学の哲学の授業で、点字をうっている音がうるさいので君はいちばんはしっこの席にすわりなさいののエピソードで泣けた。あと、病の母親が作者にかけた電話で泣けた。
これから弁護士にを目指す若い網膜色素変性症などの視覚障害者にはこの本はおすすめ。前例がないことはないことはなくて、前例があることはモチベーションあがる。