先日対面朗読からの帰り道。バスにのる。バス停のバスの駐車位置がいまいちわからなくて一番最後にバスにのる。網膜色素変性症な私。最近はパソコンでの文字入力もすっかり音声だよりになったな。
最後にバスにのると、おばあさんがこっちすわりぃと席をゆずってくれた。私がバスの手すりにつかまろうとするまえん位すぐさま声をかけてくれた
席にすわるとそのおばあさんの友達らしき人が私の隣。しばらくすると、そのとなりのおばあさんが。
左のほうに盲導犬がいます。さっきからずっとあなたを見てますよ。と教えてくれた。
別におしえてくれといっていないのだが、盲導犬をつれた視覚障害者と白杖をついた視覚障害者が同じバスに2人なのでめずらしかったのだろう。それに飼い主の横にすわっている盲導犬が飼い主をみるのでなく、もうひとりの白杖をもった私をじっと見つめているとのこと。なんかおもしろいね。
こっち見てますか、変な人がいるからじっとみてるんでしょうね。と返答をする私。
じっとこっちを見つめている盲導犬、想像するだけでなんかかわいらしいね。無邪気さというか好奇心がいいね。
そして今日会社帰り、バスからおりていつもの住宅街の路地をあるく、家の玄関から子供が数人とびでてくる。じゃんけんしようといっている。こどもの声をよけるべく、道路の端から真ん中にルートを変更しその子供たちをやりすごす。
すると、私の後方からこんにちはと声がする。はぁはーん子供の知り合いのおばさんかだれかが通りがっ勝っているんだろうなと思う私。
だけどまたこどもたちは声をあわせて、こんにちは!
そしてまたこんにちは
3回目のこんにちはで気づいた。あぁそうか白杖をもった変な人である私にあいさつしてくれているのね。でももうこどもたちから10mぐらいはなれている私。ふりかえってこんにちがと言うべきかとおもったが、だまって白杖をついて歩いていく。
さらに、こんにちは
またこんいちは、5回目であきらめたらしくそのこどものひとりが目がわるいんだよといっていた。それからまたじゃんけんをする元気な声がきこえてきた。
興味津々のこどものまなざしっていうのはいいね。白杖をもった変なおじさんに声をかけてみようとする好奇心。愛おしいね。
こんどまたあいさつしてくれたら小さな声であいさつをしてみようと思った。
でももうこどもは一度あいてにされなかったら興味をうしなうんだろうな。もうあいさつはしてこないだろうな。申し訳ないことをしたな。
あいさつされたところで、もう遅いからおうちの人が心配するから早くおうちにかえりやというんだろうな私は。もうすっかりおっさんになったな。こんなことを小さいころ学校の先生やあそびにいった先の友達のお母さんによくいわれたことを思い出すな。そのときのおばさんの年齢になってきた私。あっと言う間だったな。
最後にバスにのると、おばあさんがこっちすわりぃと席をゆずってくれた。私がバスの手すりにつかまろうとするまえん位すぐさま声をかけてくれた
席にすわるとそのおばあさんの友達らしき人が私の隣。しばらくすると、そのとなりのおばあさんが。
左のほうに盲導犬がいます。さっきからずっとあなたを見てますよ。と教えてくれた。
別におしえてくれといっていないのだが、盲導犬をつれた視覚障害者と白杖をついた視覚障害者が同じバスに2人なのでめずらしかったのだろう。それに飼い主の横にすわっている盲導犬が飼い主をみるのでなく、もうひとりの白杖をもった私をじっと見つめているとのこと。なんかおもしろいね。
こっち見てますか、変な人がいるからじっとみてるんでしょうね。と返答をする私。
じっとこっちを見つめている盲導犬、想像するだけでなんかかわいらしいね。無邪気さというか好奇心がいいね。
そして今日会社帰り、バスからおりていつもの住宅街の路地をあるく、家の玄関から子供が数人とびでてくる。じゃんけんしようといっている。こどもの声をよけるべく、道路の端から真ん中にルートを変更しその子供たちをやりすごす。
すると、私の後方からこんにちはと声がする。はぁはーん子供の知り合いのおばさんかだれかが通りがっ勝っているんだろうなと思う私。
だけどまたこどもたちは声をあわせて、こんにちは!
そしてまたこんにちは
3回目のこんにちはで気づいた。あぁそうか白杖をもった変な人である私にあいさつしてくれているのね。でももうこどもたちから10mぐらいはなれている私。ふりかえってこんにちがと言うべきかとおもったが、だまって白杖をついて歩いていく。
さらに、こんにちは
またこんいちは、5回目であきらめたらしくそのこどものひとりが目がわるいんだよといっていた。それからまたじゃんけんをする元気な声がきこえてきた。
興味津々のこどものまなざしっていうのはいいね。白杖をもった変なおじさんに声をかけてみようとする好奇心。愛おしいね。
こんどまたあいさつしてくれたら小さな声であいさつをしてみようと思った。
でももうこどもは一度あいてにされなかったら興味をうしなうんだろうな。もうあいさつはしてこないだろうな。申し訳ないことをしたな。
あいさつされたところで、もう遅いからおうちの人が心配するから早くおうちにかえりやというんだろうな私は。もうすっかりおっさんになったな。こんなことを小さいころ学校の先生やあそびにいった先の友達のお母さんによくいわれたことを思い出すな。そのときのおばさんの年齢になってきた私。あっと言う間だったな。