獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

東野圭吾の「人魚の眠る家」を読んだ。

2015-12-29 15:34:04 | 雑感
 最近朝快便じゃなくて便秘ぎみな私デスペア。あさお通じあったけどなんかにわとりがたまごポコポコってうむみたいなうんこがででて、にょきにょきにょきーっていうのはでなかった。

 そこで久しぶりにピンクの小粒コーラっくをのんでみた私デスペア。網膜色素変性症な私。薬箱から薬の小箱ををだがこれがなんの薬かわからない。点字シールをはってないのでわからない。箱を手でさわってっみたらICタグがあついていて、あそうだ音声タグをつけたんだとおもいだし、それを読み取る器械をとりだしてみたものの電池切れ。

 電源につないでも反応せず、しかたなく薬の小箱にはいっていた説明書スキャンして文字認識させて、やっとコーラっくであること、1日1回2粒のむことを知った。

 そのあとで、ICタグよみとり機器を電源からはずしてみると、電源がオンになってICタグにかざすと、2年前にガイドヘルパーさんが吹き込んでくれた声がながれた。

 電源にたよらない、点字シールのほうが薬箱にはいいね。

 その後、昨日の夜から読み始めた東野圭吾の小説「人形の眠る家」を読んだ。視覚障害者の私なので、目でよむんじゃなくて、耳で読む。サピエ図書館という視覚障害者用の録音図書データダウンロードホームページからテキストデイジーをダウンロードして聞く。

 中身は、プールでおぼれて、脳死状態になった小さな女の子の奇跡のお話。

 物語後半になって何度も涙がでてきた。そしてはじめと最後が同じ場所でおわるのもいいね。

 感動するだけでなく、今の日本における臓器移植とかの問題点かも指摘していて、勉強になる。

 朝井リョうにつづいて、今度は東野圭吾にアイドルを題材にした小説をかいてもらって、それが映画化ドラマ化されて、Juice=Juiceの宮本佳林が主役を演じたらいいのにな。
コメント
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