獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

口頭弁論期日における視覚障害者原告に対する裁判所の合理的配慮の連絡があった。

2017-02-01 21:36:48 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
 今月大阪地方裁判所で、行政裁判の口頭弁論に出頭する私デスペア。網膜色素変性症な私デスペア。視覚障害者の外出支援サービス同行援護の支給量決定不服裁判。

 弁護士にお願いすると50万円以上かかるので、私自らが裁判をやる本人訴訟。視覚障害者の本人訴訟なので、裁判所には合理的配慮をあらかじめ文書で求めた。

 そしてその回答が今日電話であった。文書による回答をお願いしていたけど、裁判所は文書での回答はしないとのこと。これもおかしな話だけど、もし本人訴訟の原告が猛老舎だった場合は、おこういった回答も文書か点字でくるんだろうねきっと。

 私の要望とそれに対する回答は以下の通り

1、淀屋橋駅改札から大阪地方裁判所までの手引きをお願いしたい。
→それはできない。

2、裁判所の中の手引き、トイレや法廷までをしてほしい。
→行きかえりも、トイレ、法廷までの手引き、その√上の視覚情報の提供、代読はできる。裁判所の職員が対応する。

3、法廷内での視覚情報の伝達
→裁判所職員が法廷内で、視覚障害者原告に対して、状況説明やなどはできない。ただもちろん原告席までの手引きはする。また、裁判官の裁量により、裁判官が口頭弁論の進行において、視覚障害者でもわかるように進行する。

4、ガイドヘルパーの法廷内での同席
→原告席にガイドヘルパーも同席してもらってOK

5、口頭弁論中、ガイドヘルパーによる口頭による法廷内の状況説明、文書の読み上げなど
→法廷の秩序がみだれるので、それはだめ。裁判官が視覚障害者であることをふまえて審理進行をおこなう。

6、法廷内への音声よみあげパソコンのもちこみ
→イヤホンで音声をきくのなら、もちこみOK

7、音声よみあげパソコンから出力される人工音声での陳述
→それはみとめられな。つまりながらでも、ゆっくりでもいいので、自分の口で陳述するように。

8、 法廷内でのICレコーダーの使用
→法廷内では録音は認められない

 法廷内での訴訟指揮はその裁判官に全面的にゆだねられているので、今回私の事件を担当する裁判官はこういった対応ということだと思う。もしほかの裁判官だったらもっと別の対応だったかもしれない。
 
 
 さていよいよ裁判ががはじまる。そして明日からは宮本佳林がエースをつとめるJuice=Juiceのライブツアーもはじまる。佳林にまけず私もがんばっていこう!!。くじけそうになったらJuice=Juiceのライブ曲「ゴール 明日はあっちだよ」をきいてはげまされようっと。

 一人部屋の隅で、笑顔と涙を数えた
笑顔がちょっとでも多ければ 世界は輝くんだ!!

 いい歌詞だね。 
コメント
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