石田亜佑美はいなかった
もう3年以上モーニング娘。のコンサートには行っていない私デスペア。もし今度行くことがあったらそれはJuice=Juiceのエース宮本佳林が電撃移籍したときぐらいだろうな。
そんな私でも、なぜか娘。の舞台ミュージカルは見に行っている。関西で娘。の舞台があるときは行っている。前回はたしか2年前京都劇場であった11人いるという娘。。舞台。それも原作は少女漫画だったようで、今回の大阪である娘。の舞台ファラオの墓蛇王スネフェェルも少女漫画が原作のよう。
会社終わって、バスにのって30分で大阪メルパルクホールへ。新大阪駅から徒歩5分ぐらいのところにあるアクセスのいい劇場。ホテルも併設されていて遠征にはいいかも。今日からこのメルパルクホールで3日間娘。の舞台。千秋楽は大阪なのね。
18時10分ごろにメルパルクホールの近くのバス停セインシティ南。に到着。セインシティーとはたしか10年ぐらい前に娘。がなにかイベントしてたな。なんだったかな。握手会だったかな?
18時30分開場、19時開演なのでまだ時間がある。2日前に下見にきた私。ガイドヘルパーさんに手引きされての下見。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者なのではじめての場所、ひさしぶりの場所は一人ではいけないので事前に下見。その時に、劇場の近くのお店もチェック、杵屋うどん屋とかもチェック。バス停の近くにすき家があったのもチェック。
夕飯がまだだったので、すき家へ。すき家といえば、スマイレージの前田憂佳がすき家のチーズ牛丼が好きだと言っていたなということを思い出して、私もはじめてのチーズ牛丼500円。サラダ味噌汁セットで650円。
よしの家の牛丼の器よりもすこし小さくて、そのため牛丼が器のなかにあふれんばかりよそってあるように感じる。ちょとt食べにくいね。もっと器は大きくてもいいとおもの。
牛丼の上にとろけるチーズが全面にのせてあって、すごいカロリー。おそらく1000キロカロリーはゆうに超えているんだろうな。なかなかおいしかたt。食べている途中、持ち帰りの親子客がきてて、りんごじゅーすをもちかえりしていた。そんなものがあるのね。あとめずらしいメニューとしてはこんにゃくうどんもあった。今度はこっちを食べてみたいな。
腹ごしらえもおわり18時30分。大阪メルパルクホールへ。2歩道から階段んをのぼって2階が入場口。そこは人がおおそうだったので、1階のホテルのエントランスから入って、そこにある呼び出しボタンをおす。おすとすぐに、というかホテルエントランスに入ってきた私をすぐさまみつけて、スタッフが私に声をかけてくれた。コンサート誘導スタッフ。私のことは知っているようで、名乗ってもないのに、デスペアさん今日は舞台ですか?と聞かれて、はいそうですと答え。エレベーターで2階の劇場ロビーへ。ロビーは女性客の声がよく聞こえた。スタッフに4割ぐらい女性いますか?ときいたらそうですね多いですねという回答。ただ終演後別の女性スタッフにきいたら、女性客は2割ぐらいですとのこと。人によって見方がちがうのね。
逆席に入る前に、トイレ。多目的トイレはきれいで、ウォシュレットもあり、ペーパータオルもあった。ただそのペーパータオルを使った後どこにすてればいいかわからなかった。すぐ下にあったらいいのにな。
トイレをすませて、客席へ。一番後方席の車いすスペースにパイプいすをだしてくれていたので、そこにとおされるも、今日はコンサートではなくスタンディングしないとおもうので、自分の席で見ます。14列10番。客席まんんなかの下手よりの席。終演後スタッフにきたら、私の隣の席の隣の通路を出演者が通って行ったとのこと。客席降臨あったのね。もう目がみえなくなって7年ぐらいたつので、通路を出演者がとおるところを見てみたい、ステージの出演者の表情を見てみたいという欲求はおさまっている私。そんな目の見えない私だけども、今日のモーニングm住めの舞台ファラオの墓は十分たのしめた。
開演前のアナウンスは、ハロプロ研修生の堀江、前田、野口。最後に名乗ったので、私はしっかり拍手をした。でもこれはどうやら録音みたいね。ちなみに終演後のアナウンスは演劇女子部の石井杏奈とだれだれさんだった。19時開演、おわったのは21時すこし前だった。2時間たっぷりのミュージカル。あっという間だった。
1、座長 石田亜佑美。
現在のモーニング娘。のリーダーはふくむらみずき、サブリーダーは生田と飯窪春菜。今回の舞台の主役は、それらの3人ではなく、なんと石田亜佑美。
配役は事前に調べていかなかった私。知り合いの人から、主役は石田で、座長石田だったということ、譜久村聖はストーリーテラーのような役。という2点だけの知識で観覧。もし石田が主役だと事前に知っていなかったら、だれが主役だかきづかなかったと思う。
というのも、いしだあゆみの演技が確変していた。確変とはパチンコ用語で、確率変動の略。普通400分の1ぐらいのパチンコのフィーバー確率なのに、確変モードにはいると確率がアップし40分の1ぐらいになる。そのぐらいの大きな変化が石田亜佑美におこっていた。
幕があがって、すぐに主役の蛇王すなふぇるが登場。反逆する敵や、部下も容赦なく剣でばっさばっさきっていく非常な若き王。目の見えない私。声だけで、これはだれだろう、これが主役のスネフェルか?と字っと考える。おそらくいま舞台にいるのは元宝塚の男役の人だろうな。演技がハローのレベルじゃないからね。
とおもっていたら、どうやら、それがsネフェル石田亜佑美。誰かがスネフェル様と言ったので、これが、今舞台の上にいるばっさばっさ人を切っているのが石田亜佑美だと知る。
今までの石田といえば、ちゃっきりの、元気の、おせっかいの、面倒見のいい町娘という役がほとんどだったとおもうが、今日のファラオの墓では、男役に挑戦していて、すばらしかった。
お今までもたくさんのハロプロメンバーが男役に挑戦してきた。高橋愛、安倍なつみ、松浦亜弥、石川梨華、リボンの騎士での男役。これらの男役もとっても上手だったけど、今日の石田の男役を見れば、それはあくまでハロプロの仲での男役だったなと気づく。
今日の石田の男役は、その発生、言葉のイントネーション、語尾や語頭の強弱など、すべてが、ザ宝塚だった。あの独特な宝塚の男役トップの演技そのものだった。
高足愛の影響で、私も過去に5回ぐらい宝塚のミュージカルを見ている。何人かのトップ男役をみてきたけど、そのトップ男役と遜色ない石田亜佑美のセリフまわしだった。宝塚っトップがよくやる、笑い方、あざけりの笑い方、悲嘆にくれる弱弱しさなど、まさに宝塚そのものだった。
娘。の舞台のレベルをあげたのは、鞘師里保であり工藤遥であった。特に工藤遥の男役が新規の女性ファンを獲得するうえでも重要だった。工藤の男役の演技もうまかったとおもうが、だけど工藤は、やっぱり工藤の演技。工藤が男役を演じているなという演技。
声も工藤のままだし、嘆き悲しむときの叫び声も工藤だった。目の見えない私でも、これは工藤の演技だな、工藤の声だなとわかる。
だけど、今日の舞台の石田の声、セリフまわしは、いつものいしだあゆみの声ではなかった。声の出し方からいつもの石田とはまったくちがっていた。もし舞台演技のうまさをはかる指標が、いかに違ったキャラクターを演じられるかだとすると、まさにいしだあゆみは、いしだあゆみではなく、スネフェルだった。暴君、残虐王を最後まで演じ切っていた。
このような石田の確変に衝撃をうけたのは、あまり娘のコンサートにはいかない私だからそう感じるのかとおもったけど、帰り道、白杖をついてよぼよぼ信号が青になるのをまっていたら、子供連れのままに声かけ手引きしてもらった、その人も娘。の舞台の帰り道。親子で観賞。
手引きしてもらっている道すがら、だれがだれの役をやっていたかをおしえてもらったり、JJにまなかん加入のことの驚きを共感しあったりしてお話し。
その中で、やはり、そのままも石田の演技には驚嘆していた。彼女いわく、だーいし感どこいったの?って感じでしたねということ。
私はいまいちだーいし感じ
というのはわからないが、おそらく貧乏キャラ、おせっかいキャラ、ちゃきちゃき感などを総合した石田のキャラクターの形容詞だと思う。そのダーイシ感がまったくなかったのね。
たしかに声の発声方法からして、いつものダーイシではなかった。
終演後、出演者がのカーテンコール。横一列にならんでのあいさつ。ここは主役の石田が感想をのべるのかとおもいきや。
そうではなく、だれか宝塚の男役の人が、それでは毎回ここでは1人に感想を聞いていますので、今日はそれじゃ、トキ役の譜久村聖さん。と前ふり。
その前振りのあと、譜久村聖が、楽屋裏話。研修生3人と仲良くなろうと、研修生楽屋にいって、お弁当を一緒にたべようとしたみずき、だけど研修生はもうごはんたべましたとのこと、それdめおみずきはあきらめずに、研修生楽屋でおベントをもくもくたべる。だれもはなしかけてくれない。ただ一人演劇女子部のの石井あんな「ちゃんだけが私の横にきてはなしてくれたうれしかったと譜久村聖。
最後に、譜久村聖が、ここは大阪なので、言わしてください。なにをいうのかとおもったら、
大阪にモーニング娘。がいるとき?と客席に呼びかける。なんのこっちゃと客席。シーンとしらける。
あれ?と譜久村聖。どうやら551の蓬莱のテレビCMをまねたいらしい。もうずいぶんテレビを見なくなった私551のテレビCMがどんなんだったかわすれてしまった。ある時ーと言われて何を言えばよかったかな?ない時ーだったかな?私はわからず、次の譜久村聖のセカンドトライを見守る。
譜久村聖があるときーというと、客席がわーーとうれしそうな声をあげる、次に譜久村聖がない時ーと呼びかけると、客席は元気をなくしてためいきまじりのうめき声。
そういうことだったのね。いちおう形になって譜久村聖のあいさつおわり。
そして、最後にもう一度前振りをした男役の人がしめくくる。譜久村聖のだだすべりについて、さらっとふれて、特にいじることもなかった。
でも最後に、譜久村聖の役名トキをからめて、みなさんと一緒のトキを過ごせるのがありがたい。こんな時をまた大阪でつくりたいとうまくまとめていた。
そこで、ようやく気付く私。これが石田亜佑美だ。最後のほうになって、ようやくいつものダーイシらのしゃべり声にもどっていた。いやもどりかけていた。
この終演後のあいさつの言い回し、ちょっとうまくまとめるまとめ方もまさに宝塚的。石田は最後まで男役として最後のMCをしていたし、座長として、来てくださった客に感謝をのべていた。大阪で娘。が舞台をやれることはとてもありがたいことです。そのありがたさを感じながら千秋楽までがんばりますみたいなことを言っていた。
最後の最後まで石田亜佑美は宝塚だった。これは工藤遥の男役よりも、さらに上をいく男役。ハローの舞台のレベルを大幅にあげてきたね。
これはもしかして、いしだあゆみエースありうるな。エースといわれている佐藤優樹は、ちょい役の佐藤らしいおちょくったようなへなへなな演技だった。砂糖のキャラだと、いしだのような男役の演技はできないだろうな。できたとしても、ハロー的な男役どまだろうな。
今までモーニング娘。のコンサートからは遠ざかっていたけど、いしだの男役の声がよかったので、いしだの歌もコンサートで聞いてみたくなった。3年ぶりに私デスペアがモーニング娘。コンサートに復帰するかも?それぐらい石田の演技はすばらしかった。声だけしか私はわからないがすばらしかたt。
2その他キャスト
石田が恋する乙女を小田さくらが演じていた。小田の変幻自在の声、今今回はとてもかわいらしいかよわい声を出していた。ただアニメ声というか、のどで声をあやつっている出し方だったので、宝塚的男役演技の石田亜佑美と比べると、不釣り合いだった。石田は宝塚的な演技をしているのに、小田はハロプロ的な演技のままだった。小田も宝塚の娘役の発声方法をもっと勉強して習得してほしかったな。歌声もウィスパーボイスでうたう歌い方だった。宝塚の演出家さんならきっとそんな歌い方じゃだめだっていう歌い方だろうね。もし宮本佳林がこののナイルキアの役をやったらどうなっただろうと考えていた私。
もう一人のお姫様を牧野真莉愛が演じていたけど、2年前の演技とさほどかわってなかった。牧野真莉愛は牧野真莉愛だった。
私が、声でわかったのは、牧野と小田と横山だけ。あとはだれがどの役をやっているのかわからなかった。石田世のライバルの王子はだれがやっているかあとで聞いたら、なんと加賀だった。大抜擢だね。とtめおうまく若い王子を演じていたかが、ただ相手が石田スネフェルということで、どうしても見劣りしてしまう。石田の声とくらべたら、厚みがなかった。ただとはいえ、今までのハロ舞台だとかなりの高得点だとはおもう。
あと私が声でいい演技だとおもったのは、奴隷頭のかっこよさ。だれだろうとあとでききいたらなんと野中だった。やるね野中。
あと、私の好きな演技というか、かわいらしい演技をしていたのが、トキの息子。ちょっとたよりないない演技。だれだろうそのたよりなさのセリフあmわしがとっても上手。あとできいたらそれは守利咲樹だった。
あと、毒薬をまぜてつくるときの歌をたのしげにコミカルにうたっているのがだれだろうなかなかいいなとおもった私。どうやらそれが佐藤優樹らしい。砂糖は出番はすくないがちゃんと記憶にのこっていくね。
神官は飯窪春菜かな、演技がうまくなったなとおもっていたら、それは清水佐紀だった。結局私の耳では生田衣梨奈は判別最後までできず、研修生3人も判別できなかった。
ストーリーは少女漫画にありがちな、なんでここで、なぜそうなるのというところはあったけど、泣けるところも何か所かあって、とてもいいミュージカルだった。幸せとは何か、母親の子供に対する愛、子供の母親をもとめる愛、涙がでてきた。
今回のモーニング娘。のミュージカルファラオの墓は、明日明後日大阪メルパルクホールであります。ヅカファンの人もきっと満足できるとおもうので、ぜひいってみてね。ヅカファンによる石田亜佑美の演技評価をきいてみたいな。
さて、ここまで娘。が演技のレベルをあげてきたので、9月末からの東京全労済ホールスペースゼロでの宮本佳林がおそらく主役をつとめるJuice=Juiceの舞台もがぜん期待がたかまるね。佳林が次はどんな円んぎをしてくるか、たのしみ。かといって、私が佳林にもとめるのは石田のような宝塚的男役の演技ではないんだけどな。
モーニング娘。'18主演舞台 演劇女子部「ファラオの墓 ~ 蛇王・スネフェル」 キャスト
スネフェル 石田亜佑美
サリオキス 加賀楓
ナイルキア 小田さくら
アンケスエン 牧野真莉愛
トキ 譜久村聖
イザイ 野中美希
アリ 森戸知沙希
パビ 羽賀朱音
ネルラ 飯窪春奈
ルー 横山玲奈
マリタ 生田衣梨奈
ジク 佐藤優樹
メネプ神官 清水佐紀
ケス宰相 扇けい
メリエト皇太后 汐月しゅう
サライ/アンサンブル 北林明日香
アンサンブル 石井杏奈・小野田暖優(演劇女子部) / 堀江葵月・前田こころ・野口胡桃(ハロプロ研修生)
もう3年以上モーニング娘。のコンサートには行っていない私デスペア。もし今度行くことがあったらそれはJuice=Juiceのエース宮本佳林が電撃移籍したときぐらいだろうな。
そんな私でも、なぜか娘。の舞台ミュージカルは見に行っている。関西で娘。の舞台があるときは行っている。前回はたしか2年前京都劇場であった11人いるという娘。。舞台。それも原作は少女漫画だったようで、今回の大阪である娘。の舞台ファラオの墓蛇王スネフェェルも少女漫画が原作のよう。
会社終わって、バスにのって30分で大阪メルパルクホールへ。新大阪駅から徒歩5分ぐらいのところにあるアクセスのいい劇場。ホテルも併設されていて遠征にはいいかも。今日からこのメルパルクホールで3日間娘。の舞台。千秋楽は大阪なのね。
18時10分ごろにメルパルクホールの近くのバス停セインシティ南。に到着。セインシティーとはたしか10年ぐらい前に娘。がなにかイベントしてたな。なんだったかな。握手会だったかな?
18時30分開場、19時開演なのでまだ時間がある。2日前に下見にきた私。ガイドヘルパーさんに手引きされての下見。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者なのではじめての場所、ひさしぶりの場所は一人ではいけないので事前に下見。その時に、劇場の近くのお店もチェック、杵屋うどん屋とかもチェック。バス停の近くにすき家があったのもチェック。
夕飯がまだだったので、すき家へ。すき家といえば、スマイレージの前田憂佳がすき家のチーズ牛丼が好きだと言っていたなということを思い出して、私もはじめてのチーズ牛丼500円。サラダ味噌汁セットで650円。
よしの家の牛丼の器よりもすこし小さくて、そのため牛丼が器のなかにあふれんばかりよそってあるように感じる。ちょとt食べにくいね。もっと器は大きくてもいいとおもの。
牛丼の上にとろけるチーズが全面にのせてあって、すごいカロリー。おそらく1000キロカロリーはゆうに超えているんだろうな。なかなかおいしかたt。食べている途中、持ち帰りの親子客がきてて、りんごじゅーすをもちかえりしていた。そんなものがあるのね。あとめずらしいメニューとしてはこんにゃくうどんもあった。今度はこっちを食べてみたいな。
腹ごしらえもおわり18時30分。大阪メルパルクホールへ。2歩道から階段んをのぼって2階が入場口。そこは人がおおそうだったので、1階のホテルのエントランスから入って、そこにある呼び出しボタンをおす。おすとすぐに、というかホテルエントランスに入ってきた私をすぐさまみつけて、スタッフが私に声をかけてくれた。コンサート誘導スタッフ。私のことは知っているようで、名乗ってもないのに、デスペアさん今日は舞台ですか?と聞かれて、はいそうですと答え。エレベーターで2階の劇場ロビーへ。ロビーは女性客の声がよく聞こえた。スタッフに4割ぐらい女性いますか?ときいたらそうですね多いですねという回答。ただ終演後別の女性スタッフにきいたら、女性客は2割ぐらいですとのこと。人によって見方がちがうのね。
逆席に入る前に、トイレ。多目的トイレはきれいで、ウォシュレットもあり、ペーパータオルもあった。ただそのペーパータオルを使った後どこにすてればいいかわからなかった。すぐ下にあったらいいのにな。
トイレをすませて、客席へ。一番後方席の車いすスペースにパイプいすをだしてくれていたので、そこにとおされるも、今日はコンサートではなくスタンディングしないとおもうので、自分の席で見ます。14列10番。客席まんんなかの下手よりの席。終演後スタッフにきたら、私の隣の席の隣の通路を出演者が通って行ったとのこと。客席降臨あったのね。もう目がみえなくなって7年ぐらいたつので、通路を出演者がとおるところを見てみたい、ステージの出演者の表情を見てみたいという欲求はおさまっている私。そんな目の見えない私だけども、今日のモーニングm住めの舞台ファラオの墓は十分たのしめた。
開演前のアナウンスは、ハロプロ研修生の堀江、前田、野口。最後に名乗ったので、私はしっかり拍手をした。でもこれはどうやら録音みたいね。ちなみに終演後のアナウンスは演劇女子部の石井杏奈とだれだれさんだった。19時開演、おわったのは21時すこし前だった。2時間たっぷりのミュージカル。あっという間だった。
1、座長 石田亜佑美。
現在のモーニング娘。のリーダーはふくむらみずき、サブリーダーは生田と飯窪春菜。今回の舞台の主役は、それらの3人ではなく、なんと石田亜佑美。
配役は事前に調べていかなかった私。知り合いの人から、主役は石田で、座長石田だったということ、譜久村聖はストーリーテラーのような役。という2点だけの知識で観覧。もし石田が主役だと事前に知っていなかったら、だれが主役だかきづかなかったと思う。
というのも、いしだあゆみの演技が確変していた。確変とはパチンコ用語で、確率変動の略。普通400分の1ぐらいのパチンコのフィーバー確率なのに、確変モードにはいると確率がアップし40分の1ぐらいになる。そのぐらいの大きな変化が石田亜佑美におこっていた。
幕があがって、すぐに主役の蛇王すなふぇるが登場。反逆する敵や、部下も容赦なく剣でばっさばっさきっていく非常な若き王。目の見えない私。声だけで、これはだれだろう、これが主役のスネフェルか?と字っと考える。おそらくいま舞台にいるのは元宝塚の男役の人だろうな。演技がハローのレベルじゃないからね。
とおもっていたら、どうやら、それがsネフェル石田亜佑美。誰かがスネフェル様と言ったので、これが、今舞台の上にいるばっさばっさ人を切っているのが石田亜佑美だと知る。
今までの石田といえば、ちゃっきりの、元気の、おせっかいの、面倒見のいい町娘という役がほとんどだったとおもうが、今日のファラオの墓では、男役に挑戦していて、すばらしかった。
お今までもたくさんのハロプロメンバーが男役に挑戦してきた。高橋愛、安倍なつみ、松浦亜弥、石川梨華、リボンの騎士での男役。これらの男役もとっても上手だったけど、今日の石田の男役を見れば、それはあくまでハロプロの仲での男役だったなと気づく。
今日の石田の男役は、その発生、言葉のイントネーション、語尾や語頭の強弱など、すべてが、ザ宝塚だった。あの独特な宝塚の男役トップの演技そのものだった。
高足愛の影響で、私も過去に5回ぐらい宝塚のミュージカルを見ている。何人かのトップ男役をみてきたけど、そのトップ男役と遜色ない石田亜佑美のセリフまわしだった。宝塚っトップがよくやる、笑い方、あざけりの笑い方、悲嘆にくれる弱弱しさなど、まさに宝塚そのものだった。
娘。の舞台のレベルをあげたのは、鞘師里保であり工藤遥であった。特に工藤遥の男役が新規の女性ファンを獲得するうえでも重要だった。工藤の男役の演技もうまかったとおもうが、だけど工藤は、やっぱり工藤の演技。工藤が男役を演じているなという演技。
声も工藤のままだし、嘆き悲しむときの叫び声も工藤だった。目の見えない私でも、これは工藤の演技だな、工藤の声だなとわかる。
だけど、今日の舞台の石田の声、セリフまわしは、いつものいしだあゆみの声ではなかった。声の出し方からいつもの石田とはまったくちがっていた。もし舞台演技のうまさをはかる指標が、いかに違ったキャラクターを演じられるかだとすると、まさにいしだあゆみは、いしだあゆみではなく、スネフェルだった。暴君、残虐王を最後まで演じ切っていた。
このような石田の確変に衝撃をうけたのは、あまり娘のコンサートにはいかない私だからそう感じるのかとおもったけど、帰り道、白杖をついてよぼよぼ信号が青になるのをまっていたら、子供連れのままに声かけ手引きしてもらった、その人も娘。の舞台の帰り道。親子で観賞。
手引きしてもらっている道すがら、だれがだれの役をやっていたかをおしえてもらったり、JJにまなかん加入のことの驚きを共感しあったりしてお話し。
その中で、やはり、そのままも石田の演技には驚嘆していた。彼女いわく、だーいし感どこいったの?って感じでしたねということ。
私はいまいちだーいし感じ
というのはわからないが、おそらく貧乏キャラ、おせっかいキャラ、ちゃきちゃき感などを総合した石田のキャラクターの形容詞だと思う。そのダーイシ感がまったくなかったのね。
たしかに声の発声方法からして、いつものダーイシではなかった。
終演後、出演者がのカーテンコール。横一列にならんでのあいさつ。ここは主役の石田が感想をのべるのかとおもいきや。
そうではなく、だれか宝塚の男役の人が、それでは毎回ここでは1人に感想を聞いていますので、今日はそれじゃ、トキ役の譜久村聖さん。と前ふり。
その前振りのあと、譜久村聖が、楽屋裏話。研修生3人と仲良くなろうと、研修生楽屋にいって、お弁当を一緒にたべようとしたみずき、だけど研修生はもうごはんたべましたとのこと、それdめおみずきはあきらめずに、研修生楽屋でおベントをもくもくたべる。だれもはなしかけてくれない。ただ一人演劇女子部のの石井あんな「ちゃんだけが私の横にきてはなしてくれたうれしかったと譜久村聖。
最後に、譜久村聖が、ここは大阪なので、言わしてください。なにをいうのかとおもったら、
大阪にモーニング娘。がいるとき?と客席に呼びかける。なんのこっちゃと客席。シーンとしらける。
あれ?と譜久村聖。どうやら551の蓬莱のテレビCMをまねたいらしい。もうずいぶんテレビを見なくなった私551のテレビCMがどんなんだったかわすれてしまった。ある時ーと言われて何を言えばよかったかな?ない時ーだったかな?私はわからず、次の譜久村聖のセカンドトライを見守る。
譜久村聖があるときーというと、客席がわーーとうれしそうな声をあげる、次に譜久村聖がない時ーと呼びかけると、客席は元気をなくしてためいきまじりのうめき声。
そういうことだったのね。いちおう形になって譜久村聖のあいさつおわり。
そして、最後にもう一度前振りをした男役の人がしめくくる。譜久村聖のだだすべりについて、さらっとふれて、特にいじることもなかった。
でも最後に、譜久村聖の役名トキをからめて、みなさんと一緒のトキを過ごせるのがありがたい。こんな時をまた大阪でつくりたいとうまくまとめていた。
そこで、ようやく気付く私。これが石田亜佑美だ。最後のほうになって、ようやくいつものダーイシらのしゃべり声にもどっていた。いやもどりかけていた。
この終演後のあいさつの言い回し、ちょっとうまくまとめるまとめ方もまさに宝塚的。石田は最後まで男役として最後のMCをしていたし、座長として、来てくださった客に感謝をのべていた。大阪で娘。が舞台をやれることはとてもありがたいことです。そのありがたさを感じながら千秋楽までがんばりますみたいなことを言っていた。
最後の最後まで石田亜佑美は宝塚だった。これは工藤遥の男役よりも、さらに上をいく男役。ハローの舞台のレベルを大幅にあげてきたね。
これはもしかして、いしだあゆみエースありうるな。エースといわれている佐藤優樹は、ちょい役の佐藤らしいおちょくったようなへなへなな演技だった。砂糖のキャラだと、いしだのような男役の演技はできないだろうな。できたとしても、ハロー的な男役どまだろうな。
今までモーニング娘。のコンサートからは遠ざかっていたけど、いしだの男役の声がよかったので、いしだの歌もコンサートで聞いてみたくなった。3年ぶりに私デスペアがモーニング娘。コンサートに復帰するかも?それぐらい石田の演技はすばらしかった。声だけしか私はわからないがすばらしかたt。
2その他キャスト
石田が恋する乙女を小田さくらが演じていた。小田の変幻自在の声、今今回はとてもかわいらしいかよわい声を出していた。ただアニメ声というか、のどで声をあやつっている出し方だったので、宝塚的男役演技の石田亜佑美と比べると、不釣り合いだった。石田は宝塚的な演技をしているのに、小田はハロプロ的な演技のままだった。小田も宝塚の娘役の発声方法をもっと勉強して習得してほしかったな。歌声もウィスパーボイスでうたう歌い方だった。宝塚の演出家さんならきっとそんな歌い方じゃだめだっていう歌い方だろうね。もし宮本佳林がこののナイルキアの役をやったらどうなっただろうと考えていた私。
もう一人のお姫様を牧野真莉愛が演じていたけど、2年前の演技とさほどかわってなかった。牧野真莉愛は牧野真莉愛だった。
私が、声でわかったのは、牧野と小田と横山だけ。あとはだれがどの役をやっているのかわからなかった。石田世のライバルの王子はだれがやっているかあとで聞いたら、なんと加賀だった。大抜擢だね。とtめおうまく若い王子を演じていたかが、ただ相手が石田スネフェルということで、どうしても見劣りしてしまう。石田の声とくらべたら、厚みがなかった。ただとはいえ、今までのハロ舞台だとかなりの高得点だとはおもう。
あと私が声でいい演技だとおもったのは、奴隷頭のかっこよさ。だれだろうとあとでききいたらなんと野中だった。やるね野中。
あと、私の好きな演技というか、かわいらしい演技をしていたのが、トキの息子。ちょっとたよりないない演技。だれだろうそのたよりなさのセリフあmわしがとっても上手。あとできいたらそれは守利咲樹だった。
あと、毒薬をまぜてつくるときの歌をたのしげにコミカルにうたっているのがだれだろうなかなかいいなとおもった私。どうやらそれが佐藤優樹らしい。砂糖は出番はすくないがちゃんと記憶にのこっていくね。
神官は飯窪春菜かな、演技がうまくなったなとおもっていたら、それは清水佐紀だった。結局私の耳では生田衣梨奈は判別最後までできず、研修生3人も判別できなかった。
ストーリーは少女漫画にありがちな、なんでここで、なぜそうなるのというところはあったけど、泣けるところも何か所かあって、とてもいいミュージカルだった。幸せとは何か、母親の子供に対する愛、子供の母親をもとめる愛、涙がでてきた。
今回のモーニング娘。のミュージカルファラオの墓は、明日明後日大阪メルパルクホールであります。ヅカファンの人もきっと満足できるとおもうので、ぜひいってみてね。ヅカファンによる石田亜佑美の演技評価をきいてみたいな。
さて、ここまで娘。が演技のレベルをあげてきたので、9月末からの東京全労済ホールスペースゼロでの宮本佳林がおそらく主役をつとめるJuice=Juiceの舞台もがぜん期待がたかまるね。佳林が次はどんな円んぎをしてくるか、たのしみ。かといって、私が佳林にもとめるのは石田のような宝塚的男役の演技ではないんだけどな。
モーニング娘。'18主演舞台 演劇女子部「ファラオの墓 ~ 蛇王・スネフェル」 キャスト
スネフェル 石田亜佑美
サリオキス 加賀楓
ナイルキア 小田さくら
アンケスエン 牧野真莉愛
トキ 譜久村聖
イザイ 野中美希
アリ 森戸知沙希
パビ 羽賀朱音
ネルラ 飯窪春奈
ルー 横山玲奈
マリタ 生田衣梨奈
ジク 佐藤優樹
メネプ神官 清水佐紀
ケス宰相 扇けい
メリエト皇太后 汐月しゅう
サライ/アンサンブル 北林明日香
アンサンブル 石井杏奈・小野田暖優(演劇女子部) / 堀江葵月・前田こころ・野口胡桃(ハロプロ研修生)