獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

モーニング娘の12期めんばー尾形春水が卒業し、芸能界を引退した。

2018-06-20 23:16:20 | モーニング娘。と私
 二十歳前の女の子は進路に悩む。特にアイドルはその傾向が強い。アイドルを続けていくべきか、普通の女の子にもどるべきか。元℃-uteのリーダー矢島舞美によると二十歳をこえればみんな悩まなくなるけど、二十歳前はだれしもが悩むとのこと。

 そのとおり、今日のモーニング娘。日本武道館コンサートで、19歳の小片春水がモーニング娘。、ハロープロジェクトを卒業し、芸能界を引退した。

 BSスカパーで生中継されたけど、予約録画しただけで、まだ見ていない私。というか去年の工藤遥卒業コンサートもBSスカパーで生中継されたけど、それもまだみていない私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私なので、映像をみてもあまりたのしくないというのもあるけど、そもそもモーニング娘。への興味がうすれているため。

 モーニング娘。はオーディション落選者、いわば落ちこぼれの女の子の集まりだったのが、いつしか、モーニング娘。自体がブランドになって、そこにはいることでエリートのようにハロプロ内ではあつかわれる。そんな娘にはまったくシンパシーを感じない。
 それに加えて、尾形は、フィギアスケート選手からの転向で娘になった個。一度オーデにおおちて、研修生になって、そこで下積みをつんでの娘入りではなく、いきなりの娘加入。そこでもあまりシンパシーを感じない。
 さらに、尾形の卒業理由は公式には、短大に進学するためとのこと。今の時代短大にはいりたくても入れない女の子はほとんどいないが、モーニングmす目に入りたいのにはいれない女の子はごまんといる。短大とくらべたときにモーニング娘。がそれよりも魅力がない、自分の青春をかけるほどのものではないという尾形の決断が実にさみしい。それならば、尾形ではなく、ハロp;ウロ研修生の堀江葵月や井上ひかる、金子りえなどをいれてあげればよかったと思う。価値をみいだせない人のもとにある石ころでも、価値を見いだせる人の手元にわたれば宝石になる。娘はそういうもの。実にかなしい。
 一方、今日の卒業コンサートがおわった直後に、事務所から発表があった。モーニング娘。13期めんばーの横山れなのお父さんが先日実はなくなっていたこと、それでも横山はハラオの舞台をやりきったこと、そしてコンサートにもでていたこと。

  ステージにあがるとはどういう意味か、たてなくてもたてない人の分までたつつということ、まってくれている人がいるステージに立つということ。

 横山と尾形。それぞれだね。

 さて、あと5か月ほどで二十歳になるJuice=Juiceのエース、ハロプロのエース宮本佳林。佳林にはまず二十歳の壁をこえてほしいな。強い信念をもっていてほしいな。自分がなぜステージにたつのか、その意味づけをしっかりしていてほしいな。ただ毎年毎年同じようにステージにたち、マンネリ化してしまい、心がただつかれていくだけにはなってほしくないな。なにか意味をみつけてほしい。
コメント
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